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町田樹の検索結果1 - 29 件 / 29件

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町田樹に関するエントリは29件あります。 毎日新聞スポーツインタビュー などが関連タグです。 人気エントリには 『「スポーツで感動を与える」という言葉を聞くたび、元フィギュアスケート選手・町田樹さんの語る「スポーツにおける感動の意味」を思い出したい』などがあります。
  • 「スポーツで感動を与える」という言葉を聞くたび、元フィギュアスケート選手・町田樹さんの語る「スポーツにおける感動の意味」を思い出したい

    武田砂鉄 @takedasatetsu 「感動を与える」という言葉が飛び交うたびに読み返したくなる町田樹さんの語り。 「スポーツを「観る」側、「語る」側の人たちも、アスリートからそのような言葉を引き出そうとすることを自制する必要があるのではないでしょうか」 nhk.or.jp/kaisetsu-blog/… 2023-08-24 09:30:36 武田砂鉄 @takedasatetsu 1982年生・ライター 【著書】『なんかいやな感じ』他【ラジオ】TBS『武田砂鉄のプレ金ナイト』(金)/文化放送『ゴールデンラジオ』(火)【連載】AERA/女性自身/日経MJ/群像/すばる/暮しの手帖/SPUR/Tarzan他【連絡先】info@t-satetsu.com ※「砂鉄」名義の別アカウントとは無関係。 とても読み応えがある良い内容なので全文をぜひ読んで欲しいのですが、ざっくりと概要だけ説明すると

      「スポーツで感動を与える」という言葉を聞くたび、元フィギュアスケート選手・町田樹さんの語る「スポーツにおける感動の意味」を思い出したい
    • 研究者・町田樹32歳が語る“フィギュア界への警告”「(シニア年齢引き上げ案)そんなに甘い問題でもない」「非常に歪な産業構造になっている」(松原孝臣)

      健康問題は今や「女性スケーターだけの問題ではない」 「フィギュアスケートは2003年にジャッジングシステムが大きく変わりました。試験運用されて、2004年から今の方式になっています。それからおおよそ20年経って、新採点法が抱える問題や歪みが爆発した印象があります。 1つひとつの技に明確な点数がついたことで、選手たちは高難度の技に積極的に取り組みました。ただその一方で、過度に身体に負担がかかる状態が続いたり、あるいはより跳びやすくするために過度なダイエットにも励むようにもなった。すると、食事から摂取するエネルギーを消費エネルギーが上回って低エネルギー状態になる選手が続出し、女性であれば、女性ホルモンの分泌が抑えられて無月経になり、骨が弱体化して疲労骨折を起こすという負の循環が始まったわけです。もちろんそれは女性だけでなく、男性でも相対的エネルギー不足による弊害はあります。性別的な問題から無月

        研究者・町田樹32歳が語る“フィギュア界への警告”「(シニア年齢引き上げ案)そんなに甘い問題でもない」「非常に歪な産業構造になっている」(松原孝臣)
      • フィギュアスケート:フィギュア選手のリアルな実態を本に 「マスメディアはタレント像消費」 町田樹さんインタビュー(上) | 毎日新聞

        フィギュアスケート男子シングルで、ソチ冬季五輪5位、2014年世界選手権銀メダリストの町田樹(たつき)さん(29)。同年末に競技から退いた後も、プロスケーターとして、バレエ作品などから着想を得た芸術的なプログラムで人気を博した。今回、プロからの引退を記念し、集大成として「決定版作品集 そこに音楽がある限り―フィギュアスケーター・町田樹の軌跡―」(新書館、1万2000円+税、公式サイト)を刊行。作品集や引退後の活動について話を聞いた。フィギュアスケートはテレビや雑誌、アイスショーなどで人気のコンテンツだが、町田さんは、スケーターがタレントのように扱われ、消費されるさまに異を唱える。「本来はアスリートであり、アーティスト。裏側には、マスメディアに報道されない軌跡がある。リアルな実像を知ってほしくて、スケーター町田樹の軌跡を本書に収めた」と話す。【聞き手・高橋咲子】 制作者集団 「芸術面でサポー

          フィギュアスケート:フィギュア選手のリアルな実態を本に 「マスメディアはタレント像消費」 町田樹さんインタビュー(上) | 毎日新聞
        • 「実技でバレエやヒップホップも教えています」町田樹32歳に聞く“なぜ大学の研究者に?”「動機の1つは女性選手の健康問題でした」(松原孝臣)

          「ゼミは学部の3、4年生が所属しています。定員が10名なので、合計20名です。今年も10人に卒論を書かせて卒業させます」 町田のもとにはどのような学生が集まってくるのだろうか。 「私が所属するのは人間開発学部健康体育学科です。ともすれば分かりにくいネーミングかもしれませんが、要は主に『教育』について探究する学部で、その中にあるスポーツや体育に関わる学科に私は所属しています。私が専門とするスポーツ科学はユニークで幅広い分野です。スポーツ科学と一口に言っても、例えば、スポーツ社会学、スポーツ法学、スポーツ経済学などの、あらゆる分野が含まれています。そういう意味でスポーツ科学は、『学際』領域と言われています。ですから、元来健康体育学科にはいろいろな興味関心を抱いている学生が多いのですが、私のゼミには、主にスポーツ社会学系の問題意識をもった学生が集まってきます」 生徒との交流「研究指導を行って、す

            「実技でバレエやヒップホップも教えています」町田樹32歳に聞く“なぜ大学の研究者に?”「動機の1つは女性選手の健康問題でした」(松原孝臣)
          • アスリートが「感動を与えたい」という違和感──元フィギュアスケーター・町田樹がいま伝えたいこと #ニュースその後(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

            競技者を引退して今年で10年が経とうとしている。五輪、世界選手権でも活躍した元フィギュアスケーターの町田樹さん(34)。 現在、振付家や解説者としてフィギュアと関わり続ける一方、国学院大学准教授の肩書を持つ研究者として第2の人生を歩んでいる。 「アスリートが『感動を与えたい』と言うのはおかしい」。独特の世界観とワードセンスで「氷上の哲学者」ともいわれた元人気スケーターが繰り出す言葉は、研究者となった今なお、強めの刺激と深い洞察に満ちていた。(取材・文:山口大介/撮影:近藤俊哉/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) ただそこに立つだけで往時の姿を思い起こさせる。背筋のぴんと伸びた美しい姿勢、落ち着きと気品を感じさせる表情は、現役時代と変わらぬままだ。プロスケーターも6年前に引退した。もうリンクに立つことはないが、4月27、28日には上野の東京文化会館でバレエ公演に出演する。 「そう

              アスリートが「感動を与えたい」という違和感──元フィギュアスケーター・町田樹がいま伝えたいこと #ニュースその後(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
            • 町田樹さんインタビュー:「生態系が一気に崩れる」 町田樹さんが学生街・高田馬場で鳴らす警鐘 | 毎日新聞

              早稲田大生らでにぎわう東京都新宿区高田馬場。その学生街で、一つのスケートリンクが45年の歴史に終止符を打とうとしている。元フィギュアスケート選手で、10月から国学院大の助教に就任する町田樹さん(30)が取材に応じ、独特の言い回しで「生態系が一気に崩れる」と警鐘を鳴らした。【倉沢仁志】 来年1月末で閉鎖されるこのリンクは「シチズンプラザ」。ボウリング場として1972年に開業し、75年にスケートリンクができた。出資・運営するシチズン時計によると、ボウリングとスケートを合わせた来場客は、80年前後をピークに年々減少。閉館の理由について、同社広報IR室は「建物の老朽化とアミューズメントの多様化による経営難」としている。閉鎖後の跡地の利用方法については未定という。 都内のリンクは「パンパン」 これ以上は破裂 空前のフィギュアスケート人気を背景に、近年のスケート競技人口は増加傾向が続く。特に東京都と神

                町田樹さんインタビュー:「生態系が一気に崩れる」 町田樹さんが学生街・高田馬場で鳴らす警鐘 | 毎日新聞
              • 全部でいくら?町田樹が語る、演技映像アーカイブにおける「著作権」の現実 フィギュアスケートを彩る人々(第34回) | JBpress autograph

                音楽著作権だけでも1曲数十万円 町田樹は2021年5月、自身の作品を収めたブルーレイ『氷上の舞踊芸術 町田樹 振付自演フィギュアスケート作品プリンスアイスワールド映像集2013―2018』(新書館刊)を発売した。現役時代からプロスケーターとして活躍していた期間の、自身が振り付けて演じた6作品9公演が収録されている。 制作の過程で、町田はアーカイブにあたっての障壁の存在を、身をもって知った。 「音楽に関しては基本的にJASRAC等の著作権の一括管理業者との交渉が多くなります。ただ、例えば放送とかカフェで流したり競技会で使用する場合と違い、専門用語で『固定』と言うんですけれどもDVDのように再生可能な形で固定される著作権は権利処理のハードルが極めて高い。つまり、著作権のクリアランスが難しくなります。しかもJASRAC等が管轄していないケースもあり、音楽家に直接交渉ということになる。著作権自体も

                  全部でいくら?町田樹が語る、演技映像アーカイブにおける「著作権」の現実 フィギュアスケートを彩る人々(第34回) | JBpress autograph
                • 「悲恋の極北です」氷上の哲学者・町田樹32歳の今…“強烈すぎる個性派スケーター”はなぜ生まれた?「私はちょっとひねくれているので」(松原孝臣)

                  競技から退いて7年以上が経つ今日も、その名と演技はフィギュアスケート界に強く刻まれている。 大会の1年前には「代表候補の6番手」と評価される位置にいながらそれを覆し、2014年のソチ五輪に出場した。5位入賞を果たすと同シーズンの世界選手権では銀メダルを獲得した。鮮烈な1年を過ごし、翌シーズン、4位となった全日本選手権の会場で引退を発表した。 その後、アイスショーで活躍するかたわら研究者の道へと進み、現在は國學院大学で助教を務める。 2018年10月6日にプロを引退して以来、アイスショーのリンクには立っていない。それでもスケーターとして残してきた演技の記憶は風化することがない。町田ならではの表現とともに築かれた世界があった。それを思えば、「自己表現がまったくできなかった」というのは意外な感があった。 「学校でも手を挙げられない、何か発言をしようとすると心臓ばくばくで倒れそうになってしまうくら

                    「悲恋の極北です」氷上の哲学者・町田樹32歳の今…“強烈すぎる個性派スケーター”はなぜ生まれた?「私はちょっとひねくれているので」(松原孝臣)
                  • 町田樹さん 「著作権の壁」乗り越えて、映像作品集を14日発売 | 毎日新聞

                    元フィギュアスケーターで、国学院大助教の町田樹さん(31)にとって初めての映像作品集「氷上の舞踊芸術」(新書館、税込み2万4000円)が14日に発売される。「継承プロジェクト」の一環として田中刑事選手が演じて話題になった「Je te veux(ジュ・トゥ・ヴ)」をはじめ、選手時代からプロスケーター時代にかけて滑った自作をブルーレイに収録した。この間演じたのは10作品だが、今回収録できたのは6作品。町田さんは、発売に至るまでにいくつもの高いハードルがあったと振り返る。【高橋咲子/学芸部】 アーカイブ化と著作権料 町田さんは2014年、ソチ冬季五輪で5位入賞し、同年の世界選手権で銀メダルを獲得。現役引退後の15年に早大大学院に進学し、プロスケーターとして活動した。18年にはプロを引退し、芸術的スポーツが持つ課題と可能性について多角的に研究を続けている。そんな町田さんが研究を通して訴えていること

                      町田樹さん 「著作権の壁」乗り越えて、映像作品集を14日発売 | 毎日新聞
                    • 今を生きる、今を書く:競技映像は誰のものか?=町田樹 /36 | 毎日新聞

                      今年2月、朝日新聞に「テレビ70年 アーカイブを社会の宝に」と題した社説が掲載された。この社説では、1953年2月1日のテレビ放送開始から今年で70年の節目を迎えたが、我が国においてはいまだにテレビ番組のアーカイブが一向に進んでいないという問題が提起されている。 本というメディアが図書館に連綿とアーカイブされているように、テレビ番組もまた後世に継承すべき貴重な資料と言える。ところが、テレビ番組に関する日本随一のアーカイブ機関である「NHKアーカイブス」(埼玉県川口市)と「放送ライブラリー」(横浜市)において一般公開されている番組の数は、延べ3万点ほどに過ぎず、ほとんどが活用されないでいるのである。 上記の社説は、こうした現状を浮き彫りにした上で、視聴者の受信料で成り立っているNHKはもちろんのこと、民放も貴重な資料であるテレビ番組の「保存と公開を着実に進め、放送局としての責務を果たしてほし

                        今を生きる、今を書く:競技映像は誰のものか?=町田樹 /36 | 毎日新聞
                      • 「日本のスポーツ界は結果が出てしまったらもうおしまい」。町田樹が募らせる危機感、スポーツアーカイブの現状とは?

                        「日本のスポーツ界は結果が出てしまったらもうおしまい」。町田樹が募らせる危機感、スポーツアーカイブの現状とは? 元フィギュアスケーターの町田樹さんが現役時代に見せた数々の名演技は、今も色あせぬ記憶とともに胸に刻まれている。自らの演技で運命を切り拓いてきた“氷上の哲学者”は現在、スポーツ科学の研究者として日本のスポーツ界の未来を切り拓く旅路を歩んでいる。 日本スポーツ界の枢要施設が、機能不全に陥っている――。 そう危機感を募らせる町田さんが、「日本のスポーツアーカイブを取り巻く現状」を話し始めた。 (インタビュー・構成=沢田聡子、撮影=浦正弘) 町田樹がスポーツ科学の研究者として抱く危機感。「スポーツアーカイブ」とは? 7月某日、千葉県船橋市のとある倉庫に、町田樹さんの姿があった。 自身が企画・構成・出演を務めるスポーツ教養番組『町田樹のスポーツアカデミア』(J SPORTS)の収録のため、

                          「日本のスポーツ界は結果が出てしまったらもうおしまい」。町田樹が募らせる危機感、スポーツアーカイブの現状とは?
                        • 研究者・町田樹32歳が語る“フィギュア界への警告”「(シニア年齢引き上げ案)そんなに甘い問題でもない」「非常に歪な産業構造になっている」(松原孝臣)

                          健康問題は今や「女性スケーターだけの問題ではない」 「フィギュアスケートは2003年にジャッジングシステムが大きく変わりました。試験運用されて、2004年から今の方式になっています。それからおおよそ20年経って、新採点法が抱える問題や歪みが爆発した印象があります。 1つひとつの技に明確な点数がついたことで、選手たちは高難度の技に積極的に取り組みました。ただその一方で、過度に身体に負担がかかる状態が続いたり、あるいはより跳びやすくするために過度なダイエットにも励むようにもなった。すると、食事から摂取するエネルギーを消費エネルギーが上回って低エネルギー状態になる選手が続出し、女性であれば、女性ホルモンの分泌が抑えられて無月経になり、骨が弱体化して疲労骨折を起こすという負の循環が始まったわけです。もちろんそれは女性だけでなく、男性でも相対的エネルギー不足による弊害はあります。性別的な問題から無月

                            研究者・町田樹32歳が語る“フィギュア界への警告”「(シニア年齢引き上げ案)そんなに甘い問題でもない」「非常に歪な産業構造になっている」(松原孝臣)
                          • 今を生きる、今を書く:1日休むと何日かかる?=町田樹 /3 | 毎日新聞

                            1日休めば、取り戻すのに3日かかる――これは、高度な身体運動を発揮することが求められるアスリートやアーティストが、練習を休んだ時によく言われる言説である。基本的にアスリートは、己の身体を鍛え、運動技術を磨くために、毎日休まず鍛錬し続ける。たとえ「休みなさい」「練習するな」と指示されたとしても、練習せずにはいられない。それがアスリートの性(さが)である。 しかし、なぜアスリートは過酷な練習を毎日繰り返しているにもかかわらず、こうもかたくなに休もうとしないのか。きっと彼ら/彼女らは「少しでもうまくなりたいから」と答えるだろう。だが、それは建前にしか過ぎない。その答えの裏には、…

                              今を生きる、今を書く:1日休むと何日かかる?=町田樹 /3 | 毎日新聞
                            • 今を生きる、今を書く:芸術的スポーツ界への緊急提言(上)=町田樹 /16 | 毎日新聞

                              連続テーマの趣旨 スポーツ界全体が東京オリンピックというビッグイベントに奔走した2021年が幕を閉じ、また新たな一年がはじまりのときを迎えた。ちょうど節目のタイミングということで、本連載では今月から新しく連続テーマに取り組んでいきたいと思う。というのも、フィギュアスケートや新体操をはじめとするアーティスティックスポーツ(以降「AS」と略記)の業界に対して、急ぎ提言しておいた方がいいと思われる事案があるからだ。1回では到底説明しきれないため、全3回にわけて連載する次第である。 さて、はじめに結論から述べることにしよう。私が本連載を通じて提言したいことは、「ASの各競技団体は、早急に演技の①デジタルアーカイブと②著作権集中管理システムを構築すべきだ」ということである。正直に言うと、この提言内容の実現は相当困難なことではある。しかし、…

                                今を生きる、今を書く:芸術的スポーツ界への緊急提言(上)=町田樹 /16 | 毎日新聞
                              • 鼎談 町田樹×青柳呂武×小幡華子 〈前編〉|許諾フリーで滑れるフィギュア作品のためにつくりあげた、口笛とハープによる珠玉の音源

                                ——まずは作品制作のいきさつについて教えてください。 青柳 ある日、僕の公式サイト経由で突然メールをいただいて。どこかで見たことのある名前だなと思いつつ読み進めたら「フィギュアスケートの振付をしつつ大学で教えている者ですが……」と書いてあるので、えっ、あの町田さん!?とびっくりしたのが率直な感想です。口笛とのコラボ作品をつくりたいというお話で、戸惑いと驚きと嬉しさが入り混じって、ものすごくビビりながら返信しました。 町田 制作陣と共にさまざまな口笛の演奏を聴き比べたのですが、(青柳)呂武さんの演奏はメロディアスで情感がこもり、フィギュアスケートにいちばん合うと感じてご連絡しました。すぐにお返事をいただけて嬉しかったです。直接お会いしたのは今年の初めでしたね。 青柳 はい。カフェで待ち合わせて、企画を説明していただきました。 町田 アイディアのもとになったスヌーピーのアニメでは、口笛の伴奏と

                                  鼎談 町田樹×青柳呂武×小幡華子 〈前編〉|許諾フリーで滑れるフィギュア作品のためにつくりあげた、口笛とハープによる珠玉の音源
                                • スポーツか、アートか 元フィギュア選手の町田樹さんが論考集を刊行 | 毎日新聞

                                  テレビ放送では高視聴率を獲得し、オフシーズンにはいくつものアイスショーが多くの人でにぎわう。こうしたフィギュアスケート人気は、今後も自明なものなのか――。芸術的スポーツが持つ課題と可能性について多角的に研究した「アーティスティックスポーツ研究序説」(白水社・5500円)が刊行された。著者の元フィギュアスケーターで、慶応義塾大学や法政大学で非常勤講師を務める町田樹さんは「スポーツ文化のあり方について多くの方々と議論するきっかけにしてほしい」と語る。【高橋咲子】 新しい批評のあり方を提示 著者はフィギュアスケートや新体操、アーティスティックスイミングなど音楽を使う身体運動を「アーティスティックスポーツ」と定義。スポーツ科学に軸足を置きつつ、経済学や芸術学、法学などの視点から多角的に論じた。ともすれば、散漫になりがちな手法だが、各章が有機的に連動することで一つの問いを投げかけている。 著者は、フ

                                    スポーツか、アートか 元フィギュア選手の町田樹さんが論考集を刊行 | 毎日新聞
                                  • フィギュアスケーターからの転身。町田樹が第二のキャリアに「研究者」を選んだ理由 | ライフハッカー・ジャパン

                                    町田樹がフィギュアスケートに抱いた危機感ソチ五輪5位、世界選手権銀メダルと、まさに世界のトップフィギュアスケーターであった町田さん。第二のキャリアとしては、解説者や指導者など多くの選択肢があったはずですが、あえて研究者を選んだ理由として、フィギュアスケートが持つある問題を指摘しています。 多くの選手の活躍によって人気を集め、メディアバリューの高いスポーツとなったフィギュアスケート。しかしその競技人口は約8000人(2019年)と少なく、たとえばサッカーの約90万人(2019年)と比較すると遠く及びません。 この現状を、町田さんは「見る」市場だけが拡大し「する」市場が小さい、トップ選手のハイパフォーマンスだけが求められるバランスの悪い状態と指摘。スポーツ競技における「底上げ」の重要性を語ります。 Image: Mugendai(無限大)スポーツの発展には「学際」こそが鍵になるフィギュアスケー

                                      フィギュアスケーターからの転身。町田樹が第二のキャリアに「研究者」を選んだ理由 | ライフハッカー・ジャパン
                                    • 橋本阿友子さん×町田樹さん特別対談 フィギュアスケートと音楽著作権の関係を語る! #1

                                      2024.06.10 ONTOMOの連載「インターネットと音楽についての法律相談室」「ミュンヘンからの音楽だより」でおなじみの弁護士・橋本阿友子さんと、元フィギュアスケートオリンピック選手でアーティスティックスポーツの著作権研究を行なっている國學院大學准教授の町田樹さん。おふたりに、フィギュアスケートに欠かせない音楽と著作権の関係を中心に、振付の著作権やSNS、AIの問題まで、幅広く語っていただきました。 取材・文 取材・文 坂口香野 ライター・編集者。東京都八王子市在住。早稲田大学第一文学部美術史専修卒、(株)ベネッセコーポレーションを経てフリーに。ダンス関係を中心に執筆。盆踊りからフラメンコまで... 詳しく見る 表現の世界に直結する「著作権法」の面白さ 橋本 町田さんはさまざまなメディアで、著作権に関する啓蒙活動を行なっていらっしゃいます。そもそも、なぜ著作権に興味を持たれたのですか

                                        橋本阿友子さん×町田樹さん特別対談 フィギュアスケートと音楽著作権の関係を語る! #1
                                      • 町田樹さんの世界:「スポーツ界の枢要施設が機能不全」町田樹さんが抱く危機感 | 毎日新聞

                                        東京オリンピックの開幕から23日で1年が経過した。そんな時に、国学院大助教の町田樹さん(32)から「日本にとって非常に重要なメガスポーツイベントであった東京五輪の前後10年間、イコール計20年の間、日本スポーツ界の枢要施設が機能不全に陥っている」とのメールが届き、ドキリとした。町田さんが“取材”すると聞き、千葉県船橋市にある「枢要施設」を訪ねた。【芳賀竜也】 新国立競技場に移設されず メールに添付された地図には「『JBS物流センタービル』という名称の倉庫を目指して来ていただくとよいです」と書かれていた。倉庫が日本スポーツ界の枢要施設なのか。JR京葉線二俣新町駅から歩くこと約10分。たどり着いた倉庫の5階は「秩父宮記念スポーツ博物館・図書館」の仮事務所だった。 「私はスポーツアーカイブの研究もしています。日本のスポーツアーカイブの状況を調査する中で、秩父宮記念スポーツ博物館という存在を知り、

                                          町田樹さんの世界:「スポーツ界の枢要施設が機能不全」町田樹さんが抱く危機感 | 毎日新聞
                                        • 今を生きる、今を書く:ダンス必修化の理想と現実=町田樹 /5 | 毎日新聞

                                          2008年に中学校の学習指導要領が改定され、中学の保健体育科目でダンスが必修化された。これによって現在、日本の義務教育課程におけるほぼすべての学年(小学1年〜中学2年)で、ダンスの必修授業が導入されている。ダンスには、健康と体力の増進はもとより、創造性の向上や自己表現力の養成なども期待でき、教育的価値が非常に高い。ところが一方で、実はいま、体育教員を目指す学生にとっては、このダンスが大きな負担となってしまっているのである。 私が助教を務める学部では、…

                                            今を生きる、今を書く:ダンス必修化の理想と現実=町田樹 /5 | 毎日新聞
                                          • 町田樹さんインタビュー:「26時? 何時、それ?」 町田樹さんインタビュー全文公開 | 毎日新聞

                                            東京都新宿区高田馬場のスケートリンク「シチズンプラザ」が来年1月末で閉鎖されることを巡り、元フィギュアスケート選手の町田樹さん(30)が「スケート界の生態系が一気に崩れる」と警鐘を鳴らしたインタビューは大きな反響を呼んだ。だが、町田さんの懸念はフィギュアにとどまらない。今回は、既に紹介した部分も含めてインタビューの内容を余すことなくお届けする。題して「26時? 何時、それ?」。【聞き手・倉沢仁志】 ――シチズンプラザの閉鎖は大きな影響が予想されます。 ◆日本のスケート競技者数は年々増えており、都内ではスケートクラブに入るのも1年、2年待ちです。シチズンプラザは、クラブ員らの競技スポーツはもちろん、生涯スポーツや高田馬場周辺の体育活動などの場でもあります。閉鎖はその場が失われてしまうことになります。約200人のクラブ員に加え、都内の20大学のスケート部が150人くらい。それに、これから始めた

                                              町田樹さんインタビュー:「26時? 何時、それ?」 町田樹さんインタビュー全文公開 | 毎日新聞
                                            • フィギュアスケート:「他者の著作物、尊重を」「舞踊は一生続けたい」 町田樹さんインタビュー(下) | 毎日新聞

                                              フィギュアスケートで選手としても、プロスケーターとしても活躍した町田樹(たつき)さん(29)が、25年間のスケーター人生の集大成として、「決定版作品集 そこに音楽がある限り―フィギュアスケーター・町田樹の軌跡―」(Atelier t.e.r.m編著、新書館、1万2000円+税。公式サイト)を刊行した。現在は慶応大、法政大で非常勤講師を務める傍ら、早稲田大大学院で研究者(スポーツマネジメント・身体芸術論)生活を送り、スポーツと著作権法の関係を研究テーマの一つとしている。フィギュアスケートのプログラムは、音楽など他者の著作物の上に成り立っているが、町田さんは「他者の著作物を利用するからには、創作者の作意と著作権を尊重しなければならない」と注意をうながす。【聞き手・高橋咲子】 「白夜行」主人公に強く共感 ――町田さん個人の心情として、プログラム作りにコミットしたいと思うようになった経緯を教えてく

                                                フィギュアスケート:「他者の著作物、尊重を」「舞踊は一生続けたい」 町田樹さんインタビュー(下) | 毎日新聞
                                              • 【町田樹解説】フィギュア競技年齢の若年化に危機感「選手人生が長く続かぬ競技に希望ない」/2 - フィギュアスケート - 北京オリンピック2022 : 日刊スポーツ

                                                14年ソチ五輪代表で国学院大助教の町田樹さん(31)に、フィギュアスケート界の今を解説してもらうインタビュー。第2回のテーマは「競技年齢」。若年層の活躍が続く現状から見えることは。【聞き手=阿部健吾】 ◇   ◇ 【町田樹解説】フィギュア五輪シーズンに王道曲有利?ワリエワ「ボレロ」に過去超えの自信か/1【北京五輪】フィギュアスケートの日程「フィギュアスケートは昔から若年スポーツではありますが、現在その傾向がより一層強まっていることは確かでしょう。加えて、私の予感ですけれども、今後男子にもその傾向が現れてくるのではないかと危惧しています」 質問の念頭にあったのは女子。14年ソチのソトニコワは17歳、18年平昌のザギトワは15歳で金メダリストになった。現在もロシア勢を中心に10代が目立ち、逆に20歳前後で引退する選手も多い。その傾向を認めた上で、話は男子にも。 「羽生さんの世代、つまりいま25

                                                  【町田樹解説】フィギュア競技年齢の若年化に危機感「選手人生が長く続かぬ競技に希望ない」/2 - フィギュアスケート - 北京オリンピック2022 : 日刊スポーツ
                                                • 「勝利至上主義よりむしろ、その奥に潜んでいる根源的問題を見極める」。町田樹と考える、日本フィギュアの未来と衰退危機

                                                  「勝利至上主義よりむしろ、その奥に潜んでいる根源的問題を見極める」。町田樹と考える、日本フィギュアの未来と衰退危機 次から次へと優れたスケーターが生まれ、オリンピックや世界選手権といった国際大会では常に好成績を残す。競技会からアイスショーに至るまで、多くのファンが現地に足を運び、各テレビ局がこぞって放映する。今や日本のフィギュアスケート界は、これ以上ないほどの繁栄を見せているように思える。だが、元フィギュアスケーターで現在はスポーツ科学の研究者である町田樹さんは、このままの状況が続けば、衰退していく可能性は十分にあると危機感を募らせている――。 (インタビュー・構成=沢田聡子、撮影=浦正弘) 前編はこちら 「見るスポーツ」として隆盛を誇るも…フィギュアスケート界の危うい産業基盤 ――フィギュアスケートは「見るスポーツ」としての人気はある反面、全国的にリンクが減少しているという問題があります

                                                    「勝利至上主義よりむしろ、その奥に潜んでいる根源的問題を見極める」。町田樹と考える、日本フィギュアの未来と衰退危機
                                                  • /5 ダンス必修化の理想と現実=町田樹 | 毎日新聞

                                                    2008年に中学校の学習指導要領が改定され、中学の保健体育科目でダンスが必修化された。これによって現在、日本の義務教育課程におけるほぼすべての学年(小学1年~中学2年)で、ダンスの必修授業が導入されている。ダンスには、健康と体力の増進はもとより、創造性の向上や自己表現力の養成なども期待でき、教育的価値が非常に高い。ところが一方で、実はいま、体育教員を目指す学生にとっては、このダンスが大きな負担となってしまっているのである。 私が助教を務める学部では、毎年多くの学生が体育教員(保健体育の教員免許取得)を目指している。そうした学生に、ダンスの実技と教授方法を教えることが、私に課せられた任務の一つだ。昨年の秋に大学にてダンスの授業を開講する際、私はダンスの必修化に対応できる教員の育成を目的とした授業計画を立てようと、小中高校の学習指導要領を確認したのだが、保健体育科目のページを開いて驚いた。なぜ

                                                      /5 ダンス必修化の理想と現実=町田樹 | 毎日新聞
                                                    • 町田樹の「ちょい読み」│ちょい読みで、わたしが広がる。│朝日新聞

                                                      スケーターから研究者へ。 情報の“雑食”が変革を生む 博士(スポーツ科学)・元フィギュアスケーター/町田樹さん PROFILE 1990年、神奈川県生まれ。3歳からフィギュアスケートを始める。2014年、ソチ五輪で5位入賞、世界選手権で銀メダル獲得。全日本選手権の最終日、競技引退を電撃発表。15年、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に進みながら、アイスショーでは自ら振り付けたプログラムで人気を博す。18年から慶応義塾大学と法政大学で非常勤講師。同年10月、プロスケーターを引退。20年3月、早稲田大学にて博士(スポーツ科学)を取得。 「する」立場から「支える」側へ 28歳で引退するまでの25年間、スケートリンクから離れずに生きてきました。大学院に進学して研究の道に入り、当然のことながら環境は大きく変わりました。学会など所属する組織が圧倒的に増えましたが、一番大きな変化は、取材される側から自ら

                                                        町田樹の「ちょい読み」│ちょい読みで、わたしが広がる。│朝日新聞
                                                      • 今を生きる、今を書く:必需財としてのスポーツ=町田樹 /2 | 毎日新聞

                                                        2020年4月7日、パンデミック(世界的大流行)が起きている新型コロナウイルスの感染の脅威を抑え込む目的で、政府が緊急事態宣言を発令した。これに伴い多くの経済活動や教育活動が停止、さらには日常生活のさまざまな場面で自粛が要求され、私たちはいや応なく新生活様式に順応せざるを得ない状況に追い込まれた。 こうした前代未聞の状況を受けて、いち早く業務のリモートワーク化に踏み切った業種の一つに、「大学教育事業」が挙げられるだろう。新学期の開始直後に緊急事態宣言が発令されたこともあり、全国的に多くの大学が一時、業務を完全に停止させたが、…

                                                          今を生きる、今を書く:必需財としてのスポーツ=町田樹 /2 | 毎日新聞
                                                        • 社告:町田樹さんコラム「今を生きる 今を書く」 10月5日連載スタート | 毎日新聞

                                                          毎日新聞のニュースサイトでは、元フィギュアスケート選手で10月から国学院大の助教を務める町田樹さん(30)のコラム「今を生きる 今を書く」を連載します。初回は10月5日午前に公開予定。その後は原則として第1月曜にコラムをアップしていきます。ニュースサイトでは、紙面に先立って記事を読むことができます。 2014年ソチ冬季五輪に出場し、同年に行われた世界選手権男子では銀メダルに輝いた町田さんは、この年末の全日本選手権をもって現役を引退。大学院生として研究者の道を歩む一方でプロスケーターの活動も続けてきましたが、18年にはプロとしてのスケート人生にもピリオドを打ちました。20年3月には早大大学院で博士号(スポーツ科学)を取得し、10月には大学教員のキャリアをスタートさせます。 毎日新聞のインタビュー「沈黙は『アスリート町田樹を殺すため』 真意は?」(https://mainichi.jp/art

                                                            社告:町田樹さんコラム「今を生きる 今を書く」 10月5日連載スタート | 毎日新聞
                                                          • 鼎談 町田樹×青柳呂武×小幡華子 〈後編〉|口笛、ハープ、スケートが奏でる極上のエチュード

                                                            ——小幡さんは、幼少期からずっとハープを学ばれていたのでしょうか? 小幡 実は、私も呂武くんと同じくヴァイオリンを先に習い始めました。幼稚園の頃に桐朋学園の音楽教室でヴァイオリンを始めて、ハープは中学1年から。母がハープ奏者で、家に楽器があったので自然な流れで弾き始めました。ヴァイオリンは伴奏者がいないと音楽として完成しない部分がありますが、ハープはピアノなどと同じで、ひとりで演奏できます。ハープを選んだのは、そこに魅力を感じたからかもしれません。 町田 ハープの音の魅力はどんなところですか? 小幡 やはり、グリッサンド(伊glissando/音階的な走句を滑るように急速に奏すること)でしょうか。弦の上に指を滑らせるハープならではの奏法で、スケール(音階)だけでなく、ペダルを使うことでコード(和音)のグリッサンドも演奏できるところが魅力ですね。 町田 グリッサンド奏法にはとても幻想的な響き

                                                              鼎談 町田樹×青柳呂武×小幡華子 〈後編〉|口笛、ハープ、スケートが奏でる極上のエチュード
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