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中国に拠点を置くオーディオメーカー「Nobsound」が販売する真空管アンプ「MS-10D MKII」を購入したユーザーが、中身の伴わない粗悪品だったと報告しています。 Exposure of fake Chinese tube amplifier Nobsound MS-10D MKII. - Stereo Amplifiers & Pre-Amps - StereoNET International https://www.stereonet.com/forums/topic/246417-exposure-of-fake-chinese-tube-amplifier-nobsound-ms-10d-mkii/ Exposure of a fake Chinese tube amplifier Nobsound MS-10D MKII - YouTube MS-10D MKIIを購入し
技術の進歩によってコンピューターの論理回路はナノスケールにまで小さくなり、もはや手のひらサイズのスマートフォンですら一昔前のPCをしのぐ性能を有しています。そんな中、あえて50年前に使われていた真空管を使って新しく設計されたコンピューターがElectron tube New Automatic Computer、通称「Ena.Computer」です。 Ena.Computer https://www.ena.computer/ Mr. Contact's Ena.Computer Is a Modern, Miniature Vacuum Tube Computer — and It Plays Pong - Hackster.io https://www.hackster.io/news/mr-contact-s-ena-computer-is-a-modern-miniature-va
わが国初の国産電子計算機です。レンズの設計計算のために、富士写真フイルム株式会社の岡崎文次が 7年の歳月をかけ、1956(昭和31)年に完成させました。真空管を1700本使用しています。 レンズの設計には何千回もの計算が必要です。当時は、多くの女性が対数表を片手に二人一組で、手回し計算機を使って行っていました。FUJICは平均して人手の2000倍の速さで計算ができました。 約2年間、レンズの設計計算に使用された後、早稲田大学を経由して科博に寄託されました。正面左手が算術装置、右手が制御装置です。入力はパンチカード、論理回路のクロックは30kHz、消費電力は7kWで、加算は0.1m秒、除算は2.1m秒です。
Tweet 初老の夫婦が切り盛りしているお店でした。 神戸センター街から一本奥に入った、ブティックやカフェが軒を連ねる道にあるお店。 昔ながらの洋食屋さん、といった佇まいです。 お店の中はあまりにも静かで、三ノ宮の雑踏が嘘のよう。 真空管アンプから流れるゆったりとした音楽は、お店の奥さま曰く「癒しのピアノ音楽」何だとか。 お店の名前は「ビストロ ジロー」。 友人の紹介でやってきたこのお店は、驚くべき「ビーフカツレツ」を味あわせてくれたのでした。 人気ブログランキングへ にほんブログ村 ------------------------------------ 「もう37年になるんですよ。」 三ノ宮でそれほどの長きにわたりお店を続けるのは、並大抵のことではないと思います。 近所にあったステーキの名店もつい先頃お店を閉めてしまったのだとか。 ジャックが店内にいる間、他のお客様は来られなかったほど
ロシアが真空管の輸出を禁止したことがわかりました。ロシアに真空管の製造工場を持つエレクトロハーモニクスによると、同国は2022年3月10日に、約200品目において輸出を禁止すると宣言。その中に真空管も含まれているとのことです。期間は2022年末まで。 エレハモが製造している真空管ブランドは以下の7つ。少なくとも年内はこれらすべてが入手できなくなります。 Electro-HarmonixElectro-Harmonix GoldSovtekTung-SolMullardSvetlanaGenalex Gold Lion エレハモ以外に真空管の大規模な製造設備を所有しているのは、スロバキアのJJ Electronic と中国の曙光電子(Shuguang)の2つ。 この2社でエレハモの不足分をまかなえるかは不透明なうえ、JJ の本社があるスロバキアはウクライナと国境を接する隣国です。 そのため今
By Doodybutch 真空管に敗北してほぼ使われなくなるもドイツが突如としてV2ロケットに採用して復権を果したものの、今度はトランジスタに敗北してまた使われなくなった……という増幅回路の一種「磁気増幅器」の栄枯盛衰について、アメリカ電気電子学会の学会誌であるIEEE Spectrumが解説しています。 The Vacuum Tube’s Forgotten Rival - IEEE Spectrum https://spectrum.ieee.org/the-vacuum-tubes-forgotten-rival 入力信号のエネルギーを増幅して出力する増幅回路は、古くは三極真空管、現代では電界効果トランジスタ(FET)が主流です。信号の増幅機構については、三極真空管は陽極と陰極の間に挿入された第三の極に電圧をかけて信号を増幅させている一方、FETもソースとドレインという端子2種の間
こんばんは。 数ヶ月前に開店したレコードショップ、Boogie Maru Sounds。 mata1.hatenablog.com それ以来、ほぼ毎週遊びに行って、ひたすら音楽の話を楽しんでいます。 曜日も時間もほぼ決まっているので、マスターも待ち構えていてくださいます(笑。 よくもまぁ毎週毎週飽きずに音楽の話をし続けられるなぁ、と気がついたのは、自分は音楽が好きなのは知っていたけど、自分で思っているよりも音楽が好きだったみたい ということです。 なかなか何時間も夢中で音楽のことだけを話せる人は周りには余り居ないので、ほんと楽しい♪ さて、レコードショップだけに、いつも店内では音楽が流れています。 スピーカーはJBLのビンテージが何種類か並んでいて、いい音が出ているのです。 その音の事を話ていたら、マスターが「ここの音はスピーカーが良いのもありますけど、アンプの個性が一番重要かも」と言うよ
☆この記事から分かること! アンプの内部構造の違いによる種類 トランジスタアンプとは 真空管アンプとは トランジスタアンプと真空管アンプの違いと見分け方 アンプのW数の見方 目次 アンプの内部構造の違いによる種類 トランジスタアンプ(ソリッド・ステートアンプ)とは トランジスタアンプの特徴 真空管アンプ(バルブ・ステートアンプ)(チューブアンプ)とは 真空管アンプの特徴 トランジスタアンプと真空管アンプの違いと見分け方 アンプのW(ワット)数とは? W数~トランジスタアンプ(ソリッド・ステート)~ W数~真空管アンプ(バルブ・ステート)(チューブアンプ)~ アンプの内部構造の違いによる種類 ギターやベースのアンプには内部構造によっても種類が分かれています。 ここで言う内部構造とは、プリアンプ/パワーアンプ内にある音の増幅装置が2種類存在していと言うことです。 それは音の増幅装置に『トランジ
オーディオは実に奥深く、様々な要素が音に影響してくる。だからこそ楽しい趣味なのだが、初心者のうちは分からないことも多く、また熟練したファンであっても、詳しいことは意外と知らないなんてことがあるのではないだろうか。 そこで、オーディオ買取専門店「オーディオランド」のご協力のもと、オーディオにまつわる改めて知りたい基礎知識を炭山アキラ氏が解説する。本項では根強いファンの多い「真空管アンプ」について、その成り立ちから特徴、魅力など掘り下げていきたい。 ■現代へと続くオーディオ技術を可能とした「三極管」 オーディオでいうところのアンプ(Amplifier)というのは、「増幅器」という意味である。プレーヤーなどから出力される微弱な信号を、スピーカーが駆動できる大電力へ増幅することが使命のコンポーネントといって差し支えないだろう。 もっとも、これはいわゆる「パワーアンプ」の働きで、上流機器の選択と音量
ステイホームでも室内で過ごす時間が増えたいまこそ、自宅で簡単に工作できるヘッドホンアンプ制作に挑戦してみませんか。「ハンダ付けは敷居が高い」という方へ、ドライバーとレンチがあれば30分で組み立て可能な「Nu:tekt HA-S」キットをご紹介します。電池で動作する真空管を使ったユニークなアンプで、キットでしか手に入りません。 ↑真空管の音がモバイル環境でも楽しめる電池駆動のヘッドホンアンプキットです 次世代真空管Nutubeを搭載音だけでなくほのかに光るガラス管が魅力の真空管アンプは、動作させるには数百ボルトの電圧が必要で、プリント基板を使わないディスクリート回路のキットが多いとビギナーには手の出しにくい面がありました。さらに電池駆動のモバイル用のヘッドホンアンプに真空管を搭載することは困難とされていたのです。 これらの問題を解決したのがNutubeという次世代真空管です。これは、オーディ
今年1月から製作を手掛けてきた真空管ステレオアンプが完成しました。 今回使用した真空管は、往年のオーディオマニアなら誰もが知っている憧れの2A3と言う直熱式の真空管で、1933年RCA社によって開発されたオーディオ用の真空管で、再生される音の良さから今でも人気のある真空管です。 アンプの製作は、納めるケースや物品を固定するシャーシーの加工から始まり、部品の取付、配線作業と細かく忍耐の居る作業の連続でした。 約2カ月の製作期間を経て完成したアンプにスピーカーやCDデッキを接続し電源を入れると10秒ほど時間が経って静かに音が出始め次第にきれいな音となってオーディオルームに鳴り響きました。 オーディオマニア憧れの真空管2A3を使ったステレオアンプが完成しました。中央の2本が2A3です。 この2本は、ソブテック製で比較的新しい真空管です。 ◆製作工程をさかのぼってみます。 これは、2月初旬シャーシ
こんばんは。 今日は久しぶりにオーディオ関連です。 (注)毎度の事ですが、この記事の内容はオーディオの達人が関連機器の事を詳しく説明する様なタメになる物では無く、家でレコードを聴きたい!と言う初心者で知識もない私がちょっとしたことで いちいち喜んだり驚いたりしてる模様をお届けするものです。 少し前に、行きつけのレコードショップのマスターから旧い真空管アンプを貸りて、その音にびびったお話を書きました。 mata1.hatenablog.com それ以来、どうしてもその音が耳に残ってしまって、今までは満足していた自宅の音だったのですが、Ampexから出てくる生命力が溢れるような音をまた聴きたくなってしまいます。 まぁ、そのアンプが欲しくなってしまったのです。 それ以来、地道にネットオークションやクラシファイドをチェックするのですが、1950~60年代のモノで、しかもそんなにメジャーで人気のある
ほのかに灯る光とともに、柔らかな響きが立ち上る——そんな時間を過ごさせてくれるのが真空管アンプです。……とは言ってみたものの、そもそも真空管アンプってどんな仕組みなの? 球にもアンプにも、いろんな種類があるようだけどどう違うの? マニアックな情報は多いけれど、入門者にやさしい入り口になるような情報がなかなか見当たらない! というわけで、ここではイチ、いやゼロから真空管アンプについて学び、アンプ選びに最低限必要な知識をまとめてみました。 ご協力いただいたのは、数々の真空管アンプのヒット作を世に送り出しているメーカー「トライオード」の社長・山崎順一さん。何もわかっていない超ド初心者の筆者でもわかるように、辛抱強くいろいろな質問にお答えいただきました。 ■真空管ってなに? CDプレーヤーやレコードプレーヤー自体が発する音の信号はとても弱いため、そのままではスピーカーを鳴らすだけの力がありません。
今週のお題「わたしのコレクション」 50年間以上集め続けた真空管です。 中学生のころから、ラジオやステレオアンプを作るために、近所の人や学校の教師などから真空管を貰って電子工作を始めました。 会社員になってからも知り合いや趣味の人の繋がり、断捨離をしている人生の先輩などたくさんの人から真空管を譲り受け、大切に保管し、この中から、無線機やオーディオアンプを製作して楽しんでいます。 真空管は、別名「電子管」とも呼ばれます。エジソンの電球発明から電子流の流れを巧みに使った「真空管」があみ出され、時代ごとの産業の発展と、文化の向上に寄与してきました。今では真空管を使う電子機器はありませんが、唯一家電製品の電子レンジはマグネトロンと言う真空管が使われ、調理に欠かせない生活家電で居続けています。 収集した真空管は、3,000本以上になりました。主要な真空管を種類別にご紹介します。 中学生から、今日まで
こんばんは。 少し前に、我が家に古い真空管アンプがやってきました。 mata1.hatenablog.com Ampexというメーカーのアンプで、多分1950年代の代物です。 性能はとても気に入ってますが、見た目がなかなか個性的です。 この記事を書いている現時点で見ると、これはこれでビンテージ感がムリムリあって、なかなか良いのですが、、、 せっかく真空管を積んでいるので、光り物が好きな私としては、そこをもうちょっと見たいのです。 なんなら薄暗い部屋の雰囲気をアップしてくれる照明器具としても使えたらなお良し。 ということで、ちょっと改造することにしました。 改造といっても、電気的に手を入れて音質アップ とかそういうのではありません。 ただ見た目を変える工作です。 真空管はいい具合に電球色に光るので、夜の古い工場をイメージして手を加えました。 どんな風に変わるのかは最後のお楽しみです。 最初に
音楽之友社は、付録として真空管FMチューナー・キットが付いたムック本「電波受信が面白い!FMラジオの深層へ」を発売した。 本書は、付録の真空管FMチューナー・キットによって電波を受信してラジオを聴くという昔ながらのアナログなラジオの楽しみ方を再提示するものだ。 テレビが普及したことで徐々にラジオ離れが進んでいたが、ここに来てリアルタイム感を楽しめるラジオが少しずつ人気となっている。スマホやPCで聴けるデジタル放送「radiko」の利用者が増えているが、本書付録の真空管FMチューナーを使えば、「温かみのある音のFM放送」が聴けるという。 真空管FMチューナーは、日本でラジオ放送が始まった1925年に創業した音響機器メーカーであるラックスマン製。ワイドFMに対応しており、廃止予定のAM放送もFMの高周波数帯域である90.0~94.9MHzで楽しめるようにした。組み立てに必要な工具は、プラスドラ
高槻電器工業(株)は、オーディオ用真空管ブランドTAKATSUKIの真空管について、4月1日よりの価格改定を発表した。価格改定の対象は「TA-300B」ほか4モデル。昨今の物価高騰の煽りを受けて、クオリティを落とさずに生産ラインを維持し続けていくためと説明している。 価格改定の詳細は以下の通り。カッコ内が旧価格で、いずれも税込表記。 TA-300B 209,000円/ペア(←181,500円) TA-274B 110,000円/1本(←99,000円) TA-274A 110,000円/1本(←99,000円) TA-2A3 187,000円/ペア(←165,000円) 高槻電器は、2007年に創業50周年プロジェクトとして「国産オーディオ用真空管」を復活。2010年に発売された「TA-300B」は日本のみならず世界のオーディオファンから愛されている。一方で、真空管に必要なさまざまなパーツ
新年の一日は、穏やかに暖かく、美味しいおせち料理をたくさん食べて楽しく過ごしました。「一年計は元旦にあり」今年も一日一日を大切に、健康にも気を付けて有意義に過ごしていきたいと思います。 さて、今から50年前の中学生のころに製作したオーディオアンプについてご紹介します。当時、電子機器に興味を持っていたので、近所の方から壊れたラジオなどを色々頂いていました。修理したり、分解して有効な部品を取ったりしていました。 これらの部品を合わせて真空管式のオーディオアンプを作りました。 当時でも古い古典的なダルマ型をしたST管と言う真空管を使って製作しました。月日は流れて、35年前にリニューアルして今でもBGMのアンプとして使っています。 中学3年の時に製作した真空管式オーディオアンプ。35年前に組み立て直しましたが、真空管やトランスは、そのまま使ったので思い出の品として今でも大切に使っています。 アンプ
Prosound SOS 真空管アンプ修理専門店 真空管アンプの修理・改造は当店にお任せください! 楽器・音響一筋38年間の経験が豊富です。 Fender・Marshall・VOXなどのヴィンテージアンプ、DumbleやMatchlessに代表されるBoutique Amp、 Mesa/BoogieやSoldanoなどのハイゲインアンプまで、様々なアンプの修理実績があります。 極上の修理を目指して! 独立後の修理実績 Fender 1,215台 Marshall 1,000台 Ampeg 290台 Mesa/Boogie 220台 Soldano 131台 Peavey 96台 Matchless 91台 SWR 90台 Acoustic 89台 Hiwatt(系含む)82台 Musicman 58台 Peaterson 43台 Gibson、Orange、VHT、Polytone 217
往年のオーディオマニアなら必ず知っている魅力の真空管があります。昭和8年に開発・発売が開始され、今でも音質の良い真空管として名高い管の「2A3」です。 こんちゃんもオーディオを始めた中学生のころからの憧れ真空管でした。今年に入って保管している「2A3」を使ってオーディオアンプを製作することにしました。 組み立てる部品を揃えて製作を開始しました。 オーディオファンなら誰もが知っている真空管「2A3」です。直熱型ヒーターの三極出力管で、3Wの出力が得られます。 類似品も併せて代表的な物を4本、並べてみました。 これは、戦前に製造された「2A3」で、ダブルプレート構造です。 ※製造社は、マツダ(現在の東芝)です。80年以上経過していますが、動作品です。 これは、オーディオマニアのために設計された「2A3」で、20年くらい前に作られた新しい真空管で、シングルプレートです。 製造社は、ロシアのソブテ
PCからスマホまで、そしてハイレゾ音源からストリーミングサービスまで。幅広いソースと繋がり、バランス接続にも対応し、さまざまなヘッドホンを鳴らし切るオーディオテクニカの新作、真空管アンプとDACを、開発陣の声とともに徹底解剖していこう。 ■オーディオテクニカから待望のヘッドホンアンプ&DACが登場 ハイレゾ音源の普及もあってか、ここ数年のイヤホン&ヘッドホンの音質進化は著しく、結果として魅力的な製品が多数登場している。当然のごとく、イヤホン、ヘッドホンの雄といえるオーディオテクニカからもプレミアムクラスのヘッドホンが次々と登場し、ラインアップの拡充が推し進められている。 そのいっぽうで、新しいヘッドホンアンプの登場はほとんどといっていいほどなく、ウッドハウジング採用の「ATH-AWKT」「ATH-AWAS」やオープンエアー型のフラグシップ「ATH-ADX5000」など、ハイレゾ対応の新世代
戦前のラジオに使われていた真空管を4本抽出し、ミニ出力のステレオアンプを製作しました。最新の部品と回路を導入して80年超の時を超えて鮮烈な音を奏でています。 戦前の真空管は、カソードの無い直熱管であり、蓄電池で動作していたなごりがあるため、電灯線からのブーンと言うハム音が完全に除去できないまま使っていたようです。近年では、半導体を使った電源回路を使うと完全に除去することが出来ます。 今回のステレオアンプでは、ヒーターの回路に三端子レギュレータと言うICを使って製作し、全段直熱管のアンプが出来上がりました。 戦前のラジオから抽出した真空管4本です。 UX-12Aと、UX-26Bで全てヒーターが直熱式の物でステレオアンプを製作することにしました。 戦前は、達成することが出来なかった電灯線からの電源ハムは、近年の半導体を使うと完全に除去することが出来ます。 今回使用したのは、三端子レギュレータ(
私、業界随一の"事実派"ですので…事実しか書きません。 昔から、「真空管アンプの音量はトランジスタの3倍あるんだよ」というような言説が存在していました。要は、真空管アンプのほうが音が大きいということでしょう。大きいでしょうね。何故でしょうか? ■1.音量 簡略化のため引用します。先ずは以下、Yahoo知恵袋の投稿と回答をご覧下さい。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13115141783 以下の部分まではおおむね正しいです。 要は電圧の振幅が√2倍(=+3dB)になれば、電力は2倍(=+6dB)になります。 音として出力されるためには、スピーカーの能率が重要となります。 ギターアンプで一般的な12inchの場合、能率の高いものは100dBmWを超えます。が、低いものは97に満たないものもあります。この場合、
真空管の動作原理を説明するにあたって、まずは電気に関する重要な事柄を2つ確認しておきましょう。1つ目は「電気とは何か?」という点です。そもそも電気にはいくつかのルールがあります。流れた電気(の量)を「電流」、電池が電気を流そうとする力を「電圧」と呼び、電流は電池のプラスから流れてひと回りしてマイナスに戻ってきます。このように、電気はぐるりと一周するので「電気回路」と呼ばれているわけです。 図1aをチェックしてみてください。これは電池と電球を繋いだ様子を示した図です。電池から電球に電気が供給されて、灯りが点くことを表しています。もちろん、仮に電球(の中の線)が切れた場合、回路が断たれてしまい、電流が流れなくなります。但しその際にも、電池からは電気を流そうとする力が働き続けているという点を把握しておいてください。切れた電球の両端には電圧が働いている状態になっています。 次に回路に電気が流れ
メディアの発達で、ひとは1日中誰とも会話をする事無く暮らせますが、 実はメディアを構成する電子部品自体、非常に多くの科学者や物理学者が送るメッセージなのです。 この別冊では代表的な真空管とトランジスタのイメージを、感じていただきます。 「 真空管とトランジスタのイメージ 」 真空管もトランジスタも電圧や電流を増幅するためにあります。増幅とは小さな力で大きな動きをコントロールすることです。 例えば業務用水道管の水は勢いが強く、とても手で止められませんが、バルブ(蛇口)をつければ手で止められます。 通常バルブは手で操作しますが、これを水で操作できるようにしたら、大きな水の動きを小さな水の力でコントロールした、 つまり水の流れの増幅になります。 ちなみに真空管を英語で「バキュームチューブ」とは別に「バルブ」と呼ぶのは、こうした動作から来ているのです。 真空管やトランジスタも同じような機能があって
憧れの真空管アンプに手が届くとき 部屋でほのかに灯る真空管を眺めながら自分の好きな音楽を聴くことは魅力的だと思う。 ましてやオーディオを趣味にしていると、いちどは真空管アンプに憧れを抱くのではないだろうか? しかし、見た目にも美しいビンテージ300Bなどは1本で3万円もする。 シングルアンプでもステレオで2本必要なので球代だけで6万円。 それに見合ったプリ管や電源トランス、チョークやコンデンサに出力トランスと外観で見えるパーツだけでも相当な額になるのが容易に想像がつく。 沢山の球が挿してあり、大型のトランスを積んでいる市販の真空管アンプの値段が40万円代や100万円超えになるのもうなずける。 そんな見た目にも美しい真空管アンプは手の届かない憧れに思えてくる。 しかし300Bでなくても、リーズナブルな多極管でも真空管アンプの良さは十分に味わえる。 小音量時の音の抑揚は、真空管アンプならでの良
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