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研究資料の検索結果1 - 40 件 / 245件

  • WEB会議などで使える背景画像 - 古典に親しむ | 国文学研究資料館

    在宅勤務やテレワーク、遠隔授業などでWeb・TV会議アプリケーション等の背景としてご利用いただける画像です。すべて国文学研究資料館が所蔵する資料から作成しています。ご活用いただければ幸いです。 「データベース」をクリックすると、使用している作品の書誌情報や他の画像をご覧いただくこともできます。

      WEB会議などで使える背景画像 - 古典に親しむ | 国文学研究資料館
    • 「ntt.co.jp」から新ドメインへのリダイレクト終了、研究資料にアクセスできず 「人類にとって損失では」と物議

      リダイレクトの終了について投稿したゆやりん(@yuyarin)さんは「group.ntt/jp/ にすれば参照できる」と解決方法を紹介。しかし「リダイレクトしていないため、新しいURLでリンクされてないものはインデックス化されない。古いURLはエラーでインデックスから消されて、そのうち検索エンジンで探せなくなって存在しないのと同義になるので全くよくない」と問題点を訴えた。 なぜNTTはリダイレクトをやめたのか。同社に問い合わせたところ「12月までの旧URLへのアクセス数を見たところ、数がかなり減っていたため、影響はないと判断した。また、継続することでコストもそれに応じてかかっていくことも踏まえて、総合的な判断からリダイレクトの終了を決めた」と話した。 NTTは「新URLに変更したことをあらためて周知することで、ご迷惑をおかけしないように対応させていただきたい」と話したが、再びリダイレクトを

        「ntt.co.jp」から新ドメインへのリダイレクト終了、研究資料にアクセスできず 「人類にとって損失では」と物議
      • 合計特殊出生率の計算式の1971年変更について - remcat: 研究資料集

        今日の東京新聞ウェブサイト (TOKYO Web) にこんな記事が載っていた: 少子化対策の重要な指標の一つ「合計特殊出生率」の公表値が、実態より過大であることが分かった。基となる厚生労働省の統計の対象が「日本における日本人」で、外国人の女性は計算に入らないのに、国際結婚で生まれた日本人の子は入っているためだ。 ――――― 東京新聞「合計特殊出生率 実態は公表値よりもっと低かった…専門家が「信じられない」統計手法とは」(TOKYO Web 2023年7月2日 06時00分) https://www.tokyo-np.co.jp/article/260366 うん。まあそれは専門家なら誰でも知ってる話である。そういう計算式であることは以前から公表されていて、この50年間一貫してるのだから、それで計算した結果が何を意味してるかについてちゃんと議論すればよかろう。 これ自体はそういうことなのだが

          合計特殊出生率の計算式の1971年変更について - remcat: 研究資料集
        • 貴重な資料を含んだ研究資料を母親に処分されてしまった人→事情を知った祖母と弟が回収業者に連絡し、焼却処分直前に無事回収することに成功!

          むらさき @ukifune0343 母「あんな古い本、積み重ねてあったら捨てていいって思うに決まってるでしょ!」 私「積読って言葉を知らんのか!」 母「ツンドクって読み方があるの?そんなのただの片付けない言い訳でしょ、あんな古い本捨てて新しい本を買いなさいよ」 これが文学に関わらない人の思考です。 2020-09-11 22:14:18

            貴重な資料を含んだ研究資料を母親に処分されてしまった人→事情を知った祖母と弟が回収業者に連絡し、焼却処分直前に無事回収することに成功!
          • クラスター分類は自由自在?: 分科会 (第12, 19回) 資料にみる数値操作 - remcat: 研究資料集

            要旨 「飲食店でのクラスターが多い」という議論の論拠となっている新型コロナウイルス感染症対策分科会第19回会議 (12月23日) 資料のグラフが不審であり、数値が操作されている疑いがある。第12回会議 (10月23日) の資料と比較した結果、クラスター分類の恣意的な変更によって「飲食店」クラスター数を増やし、他のカテゴリーのクラスター数を減らしたものであると推測できる。 目次 緊急事態宣言に向けた分科会の提言 「飲食店」クラスターの状況分析 (12/23) 10月当時のデータ どこがちがうのか 議論 緊急事態宣言に向けた分科会の提言 1月5日、新型コロナウイルス感染症対策分科会は第20回会議を持ち回りで開き、「緊急事態宣言についての提言」を取りまとめた。 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/yusikisyakaigi.html#3 から入手できる。「

              クラスター分類は自由自在?: 分科会 (第12, 19回) 資料にみる数値操作 - remcat: 研究資料集
            • 「10歳の壁」の虚妄:箕面市「子ども成長見守りシステム」データから読みとるべきこと - remcat: 研究資料集

              昨年12月25日、 読売新聞社サイト YOMIURI ONLINE 「深読みチャンネル」に「「10歳の壁」から貧困家庭の子どもを救え」と題する記事が掲載された。 小学校4年(10歳ごろ)時に、家庭の貧富の差による「学力格差」が急拡大する傾向があることが、日本財団などの調査でわかった。貧困家庭の子どもが大人になっても貧しさから脱することができない「負の連鎖」の一因とも指摘される。分析調査を行った日本財団職員の栗田萌希さんが解説する。 ----- 栗田萌希 (2017) 「日本財団「子どもの貧困対策プロジェクト」: 「10歳の壁」から貧困家庭の子どもを救え」『YOMIURI ONLINE』2017-12-25 05:20 http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20171222-OYT8T50029.html 「Yahoo! ニュース」でも、年明けの

                「10歳の壁」の虚妄:箕面市「子ども成長見守りシステム」データから読みとるべきこと - remcat: 研究資料集
              • 毎月勤労統計調査、抽出率逆数の扱いを2018年1月から改悪していたことが判明 - remcat: 研究資料集

                毎月勤労統計調査の抽出率逆数の扱いがおかしいことについて、10月に「毎月勤労統計調査の改善に関するワーキンググループ」参加者にあてて情報提供していた。その内容が、11月5日の第3回会議 で言及されたようである。 この件についてこれまで書いてきた記事は、つぎの5本。 毎月勤労統計調査、今後のベンチマーク更新で大きなギャップ発生のおそれ https://remcat.hatenadiary.jp/entry/20210911/gap (9月11日) 母集団労働者数推計の謎:毎月勤労統計調査とセンサスはなぜ乖離しているのか https://remcat.hatenadiary.jp/entry/20210920/workerpop (9月20日) 毎月勤労統計調査、2018年の集計方法変更で何か間違えた模様 https://remcat.hatenadiary.jp/entry/20211009

                  毎月勤労統計調査、抽出率逆数の扱いを2018年1月から改悪していたことが判明 - remcat: 研究資料集
                • データ改ざんに甘い社会で統計の信頼性を云々することの無意味さについて - remcat: 研究資料集

                  毎月勤労統計調査のサンプルが不正に減らされていた問題について、『wezzy』 に記事を書きました: 「毎月勤労統計調査」は90年代以前から改ざんされていた?: データ改ざんに甘い社会 田中重人 (2019-02-07) https://wezz-y.com/archives/63479 記事の基本的な観点は、リード文に書いてある通り: この事件の別の側面として、対象事業所数や誤差率など、調査精度をあらわす数値の偽装という問題があります。この観点からみたときに何が見えてくるのか、これまでにわかっている情報から整理してみました。 https://wezz-y.com/archives/63479 とりあげている具体的な問題は、大きくつぎの3つにわかれます。 1990年代以前からの調査対象削減 2002年以降の抽出率データ改ざん 2004年以降の誤差率データ改ざん このなかでいちばん規模が大きい

                    データ改ざんに甘い社会で統計の信頼性を云々することの無意味さについて - remcat: 研究資料集
                  • 「平均的な者」の「1日の法定時間外労働の実績」平均とは何か - remcat: 研究資料集

                    (※この記事執筆後に公開された「労働時間等総合実態調査」電子データを分析したところ、この記事の主要な主張である「一般労働者の1日の労働時間は、階級わけされた法定時間外労働時間数の表に階級値をあてはめて計算したものである」との推理ははずれていたことがわかりました。記事末尾の追記をごらんください。(2018-02-24)) 厚生労働省「労働時間等総合実態調査」(2013) データとされる「1日の法定時間外労働の実績 (一般労働者) (平均的な者)」の表が国会で使われている問題について。 2月9日の国会 (衆議院予算委員会) で質問した山井和則代議士 (希望の党) のツイートで当該表の写真が公開されている。 今日の予算委員会で、長妻議員、今井議員が指摘した疑惑の厚労省調査のデータ(添付)。裁量労働制のほうが一般の労働者より労働時間が短い、と安倍総理が答弁した調査では、1日に平均23時間超、働いて

                      「平均的な者」の「1日の法定時間外労働の実績」平均とは何か - remcat: 研究資料集
                    • 1500人を80年間追跡調査 米国研究資料「長寿と性格」(週刊現代) @gendai_biz

                      1500人を80年間追跡調査 米国研究資料「長寿と性格」 陽気で楽観的な人は短命/離婚、妻と死別した男性も短命/ オーガズムを多く体験した女性は長生き 今まで「長生きできる方法」ばかりが議論されてきた。結論は出ていない。だからある科学者は、「長生きする生き方」を検証した。それはあらゆる常識を覆すものだった。「性格を変えれば、寿命も変わる」。 「真面目」な人ほど長生きする 人はどうすれば長生きできるのか。適度な運動が必要だ、食事は腹八分がいい、ストレスや心配事は病気を誘発する—様々な研究が繰り返されてきた。 そういった医学界の「常識」に一石を投じる、ある医学ノンフィクションがアメリカで話題になっている。その書籍のタイトルは、『The Longevity Project』。直訳すれば『長寿計画』となる。 抗加齢医学を専門とする高輪メディカルクリニックの久保明院長(東海大医学部教授)は、この本に

                        1500人を80年間追跡調査 米国研究資料「長寿と性格」(週刊現代) @gendai_biz
                      • 九大の研究資料が散逸危機 750万点、財源不足 [福岡県] - 西日本新聞

                        九大の研究資料が散逸危機 750万点、財源不足 [福岡県] 2015年09月17日 03時00分 希少な昆虫の標本などを所蔵している九州大総合研究博物館。資料散逸の危機に直面している=福岡市東区写真を見る常設展示では世界的に希少なアンモナイト化石も一般公開している写真を見る 福岡市東区の九州大箱崎キャンパスで管理している、世界的に希少なアンモナイトの化石や昆虫など約750万点の研究資料が、散逸の危機に直面している。キャンパスは2018年度までに同市西区に移転予定だが、新たな保存施設を建設する費用のめどが立たないためだ。古生物学、鉱物学など幅広い分野の資料がそろい、国内外の研究者に広く活用されているだけに、大学関係者は危機感を募らせている。 研究資料を管理しているのは、00年に発足した同大総合研究博物館。各学部が所蔵する資料を分類してデータベース化したり、数十万点の資料を館内に置き、一部は旧

                          九大の研究資料が散逸危機 750万点、財源不足 [福岡県] - 西日本新聞
                        • 「妊娠のしやすさ」をめぐるデータ・ロンダリングの過程 - remcat: 研究資料集

                          http://togetter.com/li/863911 あたりで問題になっていることについて、そもそもの「Apparent fecundability」データがどういう来歴のものか、現時点 (2015-08-28 08:15) で見当がついている情報を並べてみた。なお、私が読んでいるのは、下記にあげた文献のうち、Wood (1989), Wood (1994), O'connor et al. (1998), 吉村 (2013), 日本家族計画協会 (2015), 吉村 (2015), 有村 (2015), 文部科学省 (2015) だけ。不確定な情報もあるので、今後修正する可能性あり。 [この問題に関する私のツイート →https://twitter.com/twremcat/status/634999819711283200 から会話を辿る] [Togetter http://to

                            「妊娠のしやすさ」をめぐるデータ・ロンダリングの過程 - remcat: 研究資料集
                          • 毎月勤労統計調査における「母集団」の「復元」 - remcat: 研究資料集

                            厚生労働省「毎月勤労統計調査」のサンプリングがおかしかった問題について。標本調査で得た統計量をどうあつかうかの理屈自体がややこしいのに加えて、毎月勤労統計調査に固有の課題がいろいろあるので、理解するのがけっこう面倒である。以下、私の理解の範囲内で簡単な説明。 なお、この記事を書くにあたっての情報源は、ほぼ https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/30-1.html からたどれる文書だけである。私自身は毎月勤労統計調査に関わったことはなく、この調査データを使った分析もしたことがない。何かかんちがいしている可能性はあるので、お気づきの点があれば、ご指摘いたたけると幸いである。 前提条件 まず、毎月勤労統計調査というのは、 日本全体の状況について リアルタイムで 超高精度の推計を おこなわないといけないという、きわめて条件のきびしい調査である。 この調査の結果は、た

                              毎月勤労統計調査における「母集団」の「復元」 - remcat: 研究資料集
                            • 歴史人物画像(古典キャラクター)データベース | 国文学研究資料館

                              国文研データベースは2023年4月1日に下記のように再編成されました The databases operated by the National Institute for Japanese Literature have been reorganized on April 1, 2023 as follows. データベース新URL表 (リンク) / Chart: NIJL Databases New URLs(Links)

                              • 国文学研究資料館 : 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構

                                古典の扉を開くと、様々な世界が広がっています。 「古典って難しそう......」と感じる人もいるかもしれませんが、教科書に載っている「文学作品」ばかりが古典ではありません。 様々な古典の世界に触れてみませんか?

                                  国文学研究資料館 : 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
                                • 「ウィメンズヘルスリテラシー協会」とは - remcat: 研究資料集

                                  ウィメンズヘルスリテラシー協会は、2017年7月設立の一般社団法人。しかし、現在のところ、ウェブサイト http://www.womenshealthliteracy.website にはほとんど情報がなく、「協会概要」のページなど「ただいま、テキストを準備中です」と書いてあるだけの状態である。 http://www.womenshealthliteracy.website/pages/1222280/aboutus 2017年5月30日に岩永直子が BuzzFeed に書いた記事 ホルモン・冷え・骨盤 その健康情報は正確ですか? 「体の平和ボケ」憂う医師らが立ち上がる で、陣容があるていどわかるので、そちらをてがかりにさぐってみよう。それによると、役員等はつぎのような感じである。 「一般社団法人ウィメンズヘルスリテラシー協会」とは 宋美玄さんが代表理事に、国立成育医療研究センター周産期・

                                    「ウィメンズヘルスリテラシー協会」とは - remcat: 研究資料集
                                  • 「8割は人にうつさない」は嘘? (1): Nishiura et al (2020) 論文をどう読むか - remcat: 研究資料集

                                    新型コロナウイルス感染者の8割は人にうつさない、という言説とその根拠とされる論文についての検討。 目次 厚生労働省の謎情報とメディア言説 Nishiura et al (2020) 3月3日版 改訂版 感染例のデータ構造 なぜデータ上の2次感染数がすくないのか 議論 厚生労働省の謎情報とメディア言説 新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) について、感染者の8割は人にうつさない、という言説が広まっている。 これまでの研究で、新型コロナウイルスでは、感染した人のおよそ8割は、誰にも感染を広げていなかったことが分かっています。 ―――― 「【記者解説】東京での急増「爆発的な感染拡大」の兆しなのか?」 NHKニュース 2020年3月26日 7時52分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012350801000.html このような主

                                      「8割は人にうつさない」は嘘? (1): Nishiura et al (2020) 論文をどう読むか - remcat: 研究資料集
                                    • “くずし字”ジェネレーター、国文学研究資料館などが開発、文章を変換して古典籍風の画像として生成、Twitterでシェアも可能

                                        “くずし字”ジェネレーター、国文学研究資料館などが開発、文章を変換して古典籍風の画像として生成、Twitterでシェアも可能 
                                      • 「家制度」をめぐる奇妙な言説 - remcat: 研究資料集

                                        3月9日の『日本経済新聞』サイトに、「夫婦別姓は家制度を壊すか」というコラムが載った。 吾妻橋「夫婦別姓は家制度を壊すか」(大機小機) 日本経済新聞 2021年3月9日 2:00 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69781280Y1A300C2EN2000/ このコラム、「家制度」というものの理解があまりにデタラメなので、どこがおかしいのかを指摘しておきたい。 目次 「制度」とは何か 「家」とは何か 明治民法における「家」 経営体としての「家」 家名を存続させるには何が必要か 夫婦別氏反対の論理 「制度」とは何か まず、下記の部分。「家」がどうこういう以前に、「制度」とは何かがわかっていないようである。 ここで夫婦別姓を望むのは、家制度を壊したいウーマンリブ運動家という誤解がある。しかし、少子化が進む中で一人っ子同士が結婚すると、いずれかの家が絶え

                                          「家制度」をめぐる奇妙な言説 - remcat: 研究資料集
                                        • 「3密」とは何だったのか - remcat: 研究資料集

                                          日本の新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 対策において重要な概念である「3密」あるいは「3つの密」について、政府文書、報道等でどのようにあつかわれてきたかの資料。適宜加筆します。 目次 前史 「よどんだ」環境 3月3日プレプリント 厚生労働省Q&A 2月29日 3月21日 3月26日 4月16日 「ミングる」 NHK報道 (3月3日) 「ミングる」使用例 専門家会議の「見解」 3月2日 3月9日 「3(つの)密」 首相官邸「3つの「密」を避けて外出しましょう」 (3月18日) 「3つの密」から「3密」あるいは「三密」へ 専門家会議の「状況分析・提言」 3月19日 4月1日 4月22日 政府による「基本的対処方針」の制定過程 3月28日「基本的対処方針」 4月1日 対策本部会議 4月7日 諮問委員会会議 4月7日 「基本的対処方針」改正 4月7日「新型コロナウイルス感染症緊急経済

                                            「3密」とは何だったのか - remcat: 研究資料集
                                          • メディアと専門家が修正する歴史 (2): 尾身茂「飛行機の中で感染したという例は、今のところ一件も報告がありません」(文藝春秋9月号) - remcat: 研究資料集

                                            3月23日神戸-那覇便クラスター 10月23日、国立感染症研究所の雑誌『病原微生物検出情報』に、神戸空港から那覇空港への飛行機 (3月23日) で発生したとみられるCOVID-19集団感染の報告が掲載された。 2020年3月26日, 〔那覇市保健所〕管内の医療機関からCOVID-19確定例(#1)が届けられた。症例は管内在住, 発症日は3月23日であった。3月20日から空路で関西地方へ渡航し, 3月23日に帰宅した。 〔……〕 #1に対して, 「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要綱(令和2年3月12日版)」に基づき調査した結果, 濃厚接触者を, 同居家族と復路(関西地方A空港から那覇空港へのB便, 飛行時間約2時間)の搭乗者とした。#1の同居家族の1名が26日に熱発しPCR検査を実施したところ, 28日に陽性と判明した。B便の搭乗者(客席数177席, #1を含め乗客乗

                                              メディアと専門家が修正する歴史 (2): 尾身茂「飛行機の中で感染したという例は、今のところ一件も報告がありません」(文藝春秋9月号) - remcat: 研究資料集
                                            • 日本統計学会の文書管理がデタラメな件 - remcat: 研究資料集

                                              日本統計学会「公的統計に関する臨時委員会報告書」について文句を書きつづる連載 を書いていて、先ほど気付いたのだけれど、この学会は公開文書管理のやりかたがおかしい。 この報告書「公的統計に関する臨時委員会報告書 第一部:毎月勤労統計調査の不正をめぐる事案に関する見解」は今年6月5日に学会に提出されたもので、それを今回 (http://archive.is/9mmH8 によれば6月25日) 一般向けに公開したものということのようである。 『公的統計に関する臨時委員会報告書 第一部 毎月勤労統計調査の不正をめぐる事案に関する見解』が、2019年6月5日に日本統計学会の赤平会長(当時)と西郷理事長(当時)に提出され、2019年6月8日に開催された社員総会で報告されました。「公的統計に関する臨時委員会」(2019年4月1日付で日本統計学会に設置)における検討結果を踏まえ、本報告書は、第一部として「日

                                                日本統計学会の文書管理がデタラメな件 - remcat: 研究資料集
                                              • 自動音声のみの電話調査に答えてはならない - remcat: 研究資料集

                                                衆議院議員選挙期間中に、「ミヤギテレビ」を名乗る自動音声調査の電話がかかってきた。「ミヤギテレビ」というのは 宮城テレビ放送 が使っている通称なので、同社に問い合わせてみたところ、本当にそういう調査をやっているという答えだった。これは大変な事態だと判断して、警告を発するためにこの記事を書いている。 電話は、冒頭で「ミヤギテレビ」と名乗り、衆議院議員選挙に関する特定の選挙区の調査であること、その選挙区の有権者でなければ電話を切ってください、データは匿名化して統計的分析結果だけを使います、というような説明をつづけたあと、具体的な質問項目を読み上げ、プッシュホンで番号を回答させる内容だった。質問がはじまったところで電話を切ったので、そこから先はわからない。質問項目に入るまでの部分 (冒頭の20秒程度?) に調査の目的やデータの使用範囲の説明はなく、連絡先の電話番号等も言わなかった。いそがしいとき

                                                  自動音声のみの電話調査に答えてはならない - remcat: 研究資料集
                                                • 新山祐介 (Yusuke Shinyama) on Twitter: "個人のGoogle Driveに「装甲車の歴史」に関する研究資料を置いておいたら、自動的にテロリストと判定されbanされた研究者の話。アカウントごと削除されているため、サポートすら受けられないらしい。個人的なメールや写真も削除され… https://t.co/2sDEOnI8lN"

                                                  個人のGoogle Driveに「装甲車の歴史」に関する研究資料を置いておいたら、自動的にテロリストと判定されbanされた研究者の話。アカウントごと削除されているため、サポートすら受けられないらしい。個人的なメールや写真も削除され… https://t.co/2sDEOnI8lN

                                                    新山祐介 (Yusuke Shinyama) on Twitter: "個人のGoogle Driveに「装甲車の歴史」に関する研究資料を置いておいたら、自動的にテロリストと判定されbanされた研究者の話。アカウントごと削除されているため、サポートすら受けられないらしい。個人的なメールや写真も削除され… https://t.co/2sDEOnI8lN"
                                                  • 2003年以前の毎月勤労統計調査抽出率偽装問題 - remcat: 研究資料集

                                                    2019年1月22日、厚生労働省「毎月勤労統計調査等に関する特別監察委員会」の報告書が提出された。 厚生労働省のウエブサイトで概要と全文が読める。 毎月勤労統計調査を巡る不適切な取扱いに係る事実関係とその評価等に関する報告書について: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03321.html 本文: https://www.mhlw.go.jp/content/10108000/000472506.pdf 概要: https://www.mhlw.go.jp/content/10108000/000472509.pdf いろんなことが書いてあるなか、いちばん衝撃的なのは、東京都大規模事業所不正抽出がはじまった2004年よりも前から、同様の手法を全国でとっていたという新事実である。 2003年まで使われていたという「これまでの集計方法」について この話が載っ

                                                      2003年以前の毎月勤労統計調査抽出率偽装問題 - remcat: 研究資料集
                                                    • 「妊娠のしやすさ」改竄グラフ作成者は吉村泰典氏であることを内閣府が確認 (高校保健副教材「健康な生活を送るために」国会質疑) - remcat: 研究資料集

                                                      5月25日(水) 参議院行政監視委員会で、高校保健副教材「健康な生活を送るために」(2015年版) についての質疑がありました。委員会の動画は http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=3704&type=recorded でみられます (委員会開始後38分20秒あたりから)。質問者は神本美恵子委員(民進党)。副教材全体の改訂のいきさつのほか、38ページの「子供はどのような存在か」のグラフと、40ページの「女性の妊娠のしやすさの年齢による変化」のグラフを取り上げています。 「健康な生活を送るために(高校生用)」http://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/hoken/08111805.htm 問題のグラフが載っていた p. 38-41 部分のPDFファイル (掲載当初のもの) http://web.arc

                                                        「妊娠のしやすさ」改竄グラフ作成者は吉村泰典氏であることを内閣府が確認 (高校保健副教材「健康な生活を送るために」国会質疑) - remcat: 研究資料集
                                                      • 日経「新型コロナ「正しく恐れて」 わかってきた特徴と対策:チャートで見る感染再拡大」記事に関する質問書 - remcat: 研究資料集

                                                        『日本経済新聞』電子版に掲載された表記記事 https://www.nikkei.com/article/DGXZZO62684590V10C20A8000000/ がいろいろおかしいので、下記の質問書を同社に送りました。 (https://support.nikkei.com のフォームから 2020-08-15 14:47 送信。インシデント番号:#200815-000210) 8/15記事「新型コロナ「正しく恐れて」 わかってきた特徴と対策:チャートで見る感染再拡大」について この記事は重大な事実誤認を複数ふくんでいます。記事の訂正をお願いいたします。 (1) 「厚生労働省クラスター(感染者集団)対策班が米疾病対策センター(CDC)の科学誌に公表した論文は、1~4月に国内で発生した61のクラスターを分析した。その結果、病院や介護施設を除いて感染を広げた事例はレストランやバー、職場、コ

                                                          日経「新型コロナ「正しく恐れて」 わかってきた特徴と対策:チャートで見る感染再拡大」記事に関する質問書 - remcat: 研究資料集
                                                        • 裁量労働制と長時間労働 - remcat: 研究資料集

                                                          厚生労働省「労働時間等総合実態調査」(2013) について、さまざまな疑念が指摘されているところである。しかし一方で、この調査は全国から抽出された1万以上の数の事業場で労働基準監督署の監督官が賃金台帳などの根拠資料を参照して記録をとったという、貴重なものである。単なる平均値や産業別のクロス表などだけをみて特定の政策にお墨付きをあたえるというような使いかたで終わらせるのはもったいない。そこで、目下の議論の焦点である裁量労働制と長時間労働の関係について分析を試みた。 データ 使用したデータは、「働き方改革虚偽データ疑惑」野党6党合同ヒアリング第4回 において厚生労働省から提示された、「労働時間等総合実態調査」(2013) の素データの一部である。全ケース (11,575事業場) がふくまれているが、変数はつぎのものだけである: 業種 (大分類、中分類、小分類の3変数) 事業場規模 (人) 企業

                                                            裁量労働制と長時間労働 - remcat: 研究資料集
                                                          • 「「3密」概念の誕生と変遷: 日本のCOVID-19対策とコミュニケーションの問題」出版のお知らせ - remcat: 研究資料集

                                                            『東北大学文学研究科研究年報』70号に論文「「3密」概念の誕生と変遷: 日本のCOVID-19対策とコミュニケーションの問題」を掲載した。もう2か月近く前の話になってしまったのだが、現物を受け取って写真を撮ったので、ご報告。 田中 重人 (2021)「「3密」概念の誕生と変遷: 日本のCOVID-19対策とコミュニケーションの問題」『東北大学文学研究科研究年報』70: 140-116. http://tsigeto.info/21a 論文本文は、3月15日に http://hdl.handle.net/10097/00130599 で公開されている。文中で参照した資料については http://tsigeto.info/21a#gov からリンクをたどれるようにしてある。 この論文は「3つの密」「3密」という概念 (の元になった発想) の出現から昨年4月までの経過を追ったもの。昨年10月には

                                                              「「3密」概念の誕生と変遷: 日本のCOVID-19対策とコミュニケーションの問題」出版のお知らせ - remcat: 研究資料集
                                                            • 「8割は人にうつさない」は嘘? (2): 専門家の情報操作 - remcat: 研究資料集

                                                              2月末~3月頭の政府情報と報道 前回記事 「「8割は人にうつさない」は嘘? (1): Nishiura et al (2020) 論文をどう読むか」 でとりあげた厚生労働省Q&Aのグラフが公表されたのは、2月29日のようである。厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」履歴を The Internet Archive からたどると、つぎのようになっている。 令和2年2月27日時点版 http://web.archive.org/web/20200229024526/https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html 令和2年2月29日時点版 http://web.archive.org/web/20200229174116/https://www

                                                                「8割は人にうつさない」は嘘? (2): 専門家の情報操作 - remcat: 研究資料集
                                                              • 「セックスレスの解消」をうたう宋美玄プロデュースの補正下着「締めキュット」、クラウドワークスで口コミを量産:「想像でOK」 - remcat: 研究資料集

                                                                9月20日の記事「ウィメンズヘルスリテラシー協会」とは にコメントをいただいた 以下のクラウドソーシングの募集に「締めキュット」があります。「想像でOK」「使用したことがない方」と書いてあります。 【想像でOK】骨盤を引き締めて、膣圧を上げるインナー「締めキュット」を使ってみた感想【口コミ200文字】 レビュー・口コミの仕事の依頼 https://crowdworks.jp/public/jobs/938663 ----- https://remcat.hatenadiary.jp/entry/20170920/whla#c1506180997 クラウドワークスの当該ページを訪れてみた 【想像でOK】骨盤を引き締めて、膣圧を上げるインナー「締めキュット」を使ってみた感想【口コミ200文字】 ----- https://crowdworks.jp/public/jobs/938663 のスク

                                                                  「セックスレスの解消」をうたう宋美玄プロデュースの補正下着「締めキュット」、クラウドワークスで口コミを量産:「想像でOK」 - remcat: 研究資料集
                                                                • 大澤昇平🇺🇳 on Twitter: "1時間前、東大で論文を書いていた所、突然教員達が押しかけてきて、強制的に部屋から追い出された。曰く、  「大澤を本郷キャンパスに入れぬよう教授会で命令された。」 研究資料は後で自宅に郵送するらしい。 同時にツイートの発信停止も… https://t.co/YPhcZwcQiV"

                                                                  1時間前、東大で論文を書いていた所、突然教員達が押しかけてきて、強制的に部屋から追い出された。曰く、  「大澤を本郷キャンパスに入れぬよう教授会で命令された。」 研究資料は後で自宅に郵送するらしい。 同時にツイートの発信停止も… https://t.co/YPhcZwcQiV

                                                                    大澤昇平🇺🇳 on Twitter: "1時間前、東大で論文を書いていた所、突然教員達が押しかけてきて、強制的に部屋から追い出された。曰く、  「大澤を本郷キャンパスに入れぬよう教授会で命令された。」 研究資料は後で自宅に郵送するらしい。 同時にツイートの発信停止も… https://t.co/YPhcZwcQiV"
                                                                  • メディアと専門家が修正する歴史:4月の感染拡大は帰国者のせいか - remcat: 研究資料集

                                                                    東京新聞の記事とその疑問点 東京新聞が「検証・コロナ対策」という特集をはじめている。新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 対策について、「その歩みを振り返り、危機への備えに何が必要かをあらためて考える」のだという。 その第1回、「水際対策強化に時間かけすぎ、流入許す」(7月14日) につぎのようなことが書いてあった。「脇田」は、専門家会議の座長であった脇田隆字のことである。 「これはまずい」。3月10日ごろ、脇田は手元に届いたデータを見て思った。イタリア、フランス、スペイン…。国内で感染が確認された人の中に、欧州からの帰国者が出始めていた。 中国からのウイルス対策に力を注ぎ、9日の会見で「何とか持ちこたえている」と述べたばかりだった。ところが欧州で感染爆発が起き、世界保健機関(WHO)事務局長のテドロス・アダノム(55)は11日にパンデミック(世界的大流行)を宣言。局面が変わりつ

                                                                      メディアと専門家が修正する歴史:4月の感染拡大は帰国者のせいか - remcat: 研究資料集
                                                                    • 【解題】高校保健副教材「妊娠しやすさ」グラフの適切さ検証: 人口学データ研究史を精査 - remcat: 研究資料集

                                                                      2016年3月30日 東北大学から下記論文に関するプレスリリースを発表: 田中重人 (2016)「「妊娠・出産に関する正しい知識」が意味するもの: プロパガンダのための科学?」『生活経済政策』230: 13-18. http://tsigeto.info/16a 以下、内容について解題。最初にポイントをならべておくと、つぎのとおり: 「妊娠のしやすさ」グラフの原典は早婚女性限定の「受胎確率」の変化を推定したもので、結婚からの時間経過による性行動変化と加齢の効果を混同している 論文出版の翌年(1979年)にすでに批判があり、それへの反論はおこなわれていない 「22歳ピーク」は原典のグラフにはなかったものであり、その後(1989年以降)のグラフ操作で作られた 副教材公表当初の改竄グラフは吉村泰典内閣官房参与が作成したもの 訂正後も、原典を不正確に写した別論文からの曾孫引きで不正確 問題の所在

                                                                        【解題】高校保健副教材「妊娠しやすさ」グラフの適切さ検証: 人口学データ研究史を精査 - remcat: 研究資料集
                                                                      • データに基づいて「クラスター対策」を評価する - remcat: 研究資料集

                                                                        昨日の記事 で「現在では、政府やそれに関係する専門家が口にする「クラスター」は、「2人以上の集団感染」である。「多数の感染」という意味は完全に消失している」と書いたところ、そうじゃない情報がいきなり出てきた。 政府の新型コロナウイルス対策の分科会が8日開かれ、昨年12月に発生した807件のクラスター(感染者集団)を分析した結果が報告された。医療機関や福祉施設での発生が45%を占めた。飲食に関連したものは約2割で、このうち約半数は接待を伴う飲食店だった。 報道された情報にもとづき、5人以上の感染者が出たクラスターを分析したもので、分科会メンバーの押谷仁・東北大教授から報告された。 ――――― 土肥修一 (2021-01-09)「クラスター発生、医療・福祉施設で45% 12月分析」朝日新聞DIGITAL 5時00分 https://www.asahi.com/articles/ASP187RJ

                                                                          データに基づいて「クラスター対策」を評価する - remcat: 研究資料集
                                                                        • 捨てられていたサンプル: 毎月勤労統計調査2001-2003データの検証 - remcat: 研究資料集

                                                                          前回の記事 https://remcat.hatenadiary.jp/entry/20190123/1548237122 で、2002-2003年の毎月勤労統計調査では、調査対象として選んだはずの事業所のうち一部しか調査していなかったこと、そしておそらくそのために調査の精度が大幅に下がっていたことを紹介した。 この記事では、この不正な調査手法によってどのくらいの割合でサンプルが捨てられていたかを推計する。対象となるのは、おそらく不正開始前である2001年調査と、標本誤差率が最高を記録した2003年調査である。「第一種事業所」のうちこの不正の対象である30-99人規模と100-499人規模の事業所の標本誤差率をもとに、2003年調査の真の抽出率を推定する。 分析結果から、100-499人規模事業所では、抽出したサンプルの約半分しか調査していなかったと推測できる。30-99人規模事業所では、

                                                                            捨てられていたサンプル: 毎月勤労統計調査2001-2003データの検証 - remcat: 研究資料集
                                                                          • スケッチや画像から古典籍画像を検索できる最新AIシステムを開発/国立情報学研究所と国文学研究資料館による共同研究 - 国立情報学研究所 / National Institute of Informatics

                                                                            大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII、所長:喜連川 優、東京都千代田区)コンテンツ科学研究系教授、佐藤 真一と同研究系特任研究員、松井 勇佑は、国文学研究資料館(国文研)(*1)の山本 和明 特任教授と松田 訓典 特任助教との共同研究で、深層学習などの最新の人工知能(AI)手法により手描きのスケッチや画像から類似の古典籍画像を検索できるシステムを開発しました。本システムは6月9日(金)、10日(土)に開催する「国立情報学研究所 オープンハウス2017」でデモンストレーションを行います。 図 1 古典籍画像データに対する画像検索機能 本システムは、国文研との共同研究「画像検索のための構造化問い合わせ言語による歴史的典籍画像検索システム」の研究成果です。本共同研究は、国文研がNIIとの協働で公開を進めている歴史的典籍の画像データなどのオープンデータセット「日本

                                                                              スケッチや画像から古典籍画像を検索できる最新AIシステムを開発/国立情報学研究所と国文学研究資料館による共同研究 - 国立情報学研究所 / National Institute of Informatics
                                                                            • 重症者を検知器とするクラスター対策およびその帰結について - remcat: 研究資料集

                                                                              クラスター対策の基本的性質 Science のサイトに Japan ends its COVID-19 state of emergency という記事が掲載されていました。 Then, whereas much of the rest of the world built its response to the pandemic on widespread contact tracing, isolation, and testing, Japan adopted a “quite different” strategy, Oshitani says. “We try to identify the clusters and [determine] their common characteristics.” ...... They also concluded that most of

                                                                                重症者を検知器とするクラスター対策およびその帰結について - remcat: 研究資料集
                                                                              • 日本古典と感染症 - 古典に親しむ | 国文学研究資料館

                                                                                新型コロナウイルス感染症に際して、当館館長 ロバート キャンベルから皆様へメッセージをお届けします。 国文学研究資料館は、たくさんの古典文学を原本とそのデジタルイメージの形で所蔵しています。そのなかには、江戸時代にたくさん書かれた日本で流行した疫病に関する物語や詩歌、医学書なども含まれ、当時の人々がどのように厄災と向き合い、乗り越えていったのか、今に役立つ有益な情報が、美しく豊かな絵とともに記されています。今回は、その一端を紹介する動画を作りましたので、ぜひ自由にご覧ください。 江戸時代、日本列島の人々が疫病などの厄災を乗り越えてきたように、私たちも今の状況を乗り越える時が必ず来ます。その過程で、日本の歴史文化、古の文学の中から、コロナウイルスと戦う希望の種を見つけられるのかもしれません。 【館長 ロバート キャンベル メッセージ全文】 (国文学研究資料館とは?) こんにちは。国文学研究資

                                                                                  日本古典と感染症 - 古典に親しむ | 国文学研究資料館
                                                                                • 森を見なかったのは誰か:「積極的疫学調査要領」をちゃんと読む - remcat: 研究資料集

                                                                                  要約 厚生労働省「クラスター対策班」設置以来、日本のCOVID-19対策は、小規模な感染の見逃しを許容しながら大規模な集団感染を重点的に発見する「クラスター対策」を中心に据える所に特徴があると公式に説明されてきた。しかし、実際の「積極的疫学調査」の方法を指示する調査マニュアルを読むかぎり、小規模な感染より大規模な感染の発見を優先せよというような指示はない。むしろ、調査をおこなってきた現場では、小規模であるか大規模であるかにかかわらず、すべての感染連鎖を管理下におくことを目標とする建前で「クラスター対策」を展開してきた。もっとも、実際にすべての感染連鎖を調査することは不可能であるため、調査の現場では、対象となる「濃厚接触者」の範囲をきわめてせまく限定することにより、調査を実行可能な範囲におさえてきた。この調査対象の抑制策は、感染の規模にかかわらず適用される。このように、現場の「クラスター対策

                                                                                    森を見なかったのは誰か:「積極的疫学調査要領」をちゃんと読む - remcat: 研究資料集