世に不祥事騒動の種は尽きまじ。 それにともない、やらかした当事者によるゴメンナサイも様々に行われるわけですが。 「これ謝ってないような……」「なんかイラッとくる言い方やな」「何があかんかったか分かってへんやろ」みたいな、はた目に下手くそな謝罪の文面や会見をしばしば見かけますね。 そこで本稿では、主にいっぱしの企業や大物個人のオフィシャルでおこなわれる謝罪のなかで「このフレーズがあると/このやりかただと謝罪としては悪手」という言葉づかいやアプローチ等についてまとめてみたいと思います。 これを読むことで上手な謝罪ができるようになるとは限りませんが、ひとまず「謝罪が謝罪になってない」機能不全を防ぐ確率は上がるんじゃないでしょうか。 (※記事最後の有料部分は全体を短くまとめた概要です。ぱっと手早く要点だけつかみたい場合に、投げ銭がてらご覧ください) ■部分保留をつけてやわらげようとする 以下のフレ