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結晶構造の検索結果201 - 240 件 / 275件

  • 炎(15):アセチレン炎の利用 - 化学と歴史のネタ帳

    アセチレンを燃やした炎は,かなり高温で明るく輝くことが知られ,照明や溶接,分析技術などに幅広く使われました. アセチレン炎今回はアセチレンの用途を中心に,その歴史をみていきましょう. 炎(1):アルカリ金属 炎(2):アルカリ土類金属,銅 炎(3):炎の温度の計算? 炎(4):ガスバーナーの炎の色 炎(5):ロウソクの炎の色 炎(6):Mgの白色光? 炎(7):ロウソクのはじまり 炎(8):近代的なロウソク 炎(9):天然ガスの発見 炎(10):石炭ガス 炎(11):ガス灯の普及 炎(12):石炭から天然ガスへ 炎(13):ブンゼンバーナー 炎(14):アセチレンの発見 炎(15):アセチレン炎の利用 1.アセチレン製造法の開発 2.アセチレンの利用 3.アセチレン炎と分析化学 4.まとめ 参考文献 1.アセチレン製造法の開発 ベルテロ(Marcellin Pierre Eugene Be

      炎(15):アセチレン炎の利用 - 化学と歴史のネタ帳
    • 全固体電池向け次世代電解質、パナソニックと中国勢が先陣争い

      ハライド系材料とその結晶構造の例を示した。2020年7月に名古屋工業大学が焼成なしで作製したLiAlCl4の第1原理計算による結晶構造の推定結果(a)。Al原子、またはLi原子をCl原子が取り囲んで四面体や八面体になった構造が基本単位となっているのが特徴である。黄色の領域はLiイオンの伝導経路である。京都大学によるLi3InCl6の結晶構造の推定例(b)。空隙サイト(vacancy site)の存在がLiイオン伝導率を高めているもようだ。C2/mは結晶の空間群のタイプを指す(出所:(a)は名古屋工業大学大学院、(b)は京都大学大学院工学研究科 固体型電池システムデザイン産学共同講座) 「中国全固体電池産学研協同創新平台(China All-Solid-State Battery Collaborative Innovation Platform:CASIP)」の設立大会で基調講演に登壇した

        全固体電池向け次世代電解質、パナソニックと中国勢が先陣争い
      • 求肥(ぎゅうひ)と餅の違いとは?

        求肥とは大福の皮に使われたりあんみつに使われたりする和菓子だ。 餅と同じような食感だけど餅とは作り方が違う 餅に似ているけど作り方が全く違うし求肥の方が長持ちします。 餅はもち米を蒸して臼と杵でついて作るのに対して求肥はどうでしょうか? お餅とは? お餅とはもち米を蒸してから臼と杵でこねてから突いたもの もちもちしていてよく伸びる食べ物。 お正月などによく食べられる。 なぜもちというのか? もちというのかは諸説ある。 餅飯(もちいひ)がもちひに略されもちと呼ばれるようになった 長持ちする携帯する飯という意味 モチノキのトリモチからきている 求肥の作り方 求肥はもち米の粉を水と砂糖で練って作ります。 もち粉と言われる粉を水と砂糖を混ぜて作ります。 作り方もいろいろあって 水練り ゆで練り 蒸し練り 大福やうぐいす餅、練り切りなどのお菓子に使われる。 水練り 水練りはもち粉に水を加えて砂糖、ま

          求肥(ぎゅうひ)と餅の違いとは?
        • 拡散モデルによる分子デザイン①: 同変グラフ拡散モデルの実装 - どこから見てもメンダコ

          同変グラフ畳み込み拡散モデル(EDM: E(3) Equivariant Diffusion Model)による分子生成をtf2で実装します。 同変グラフ拡散モデルによる分子生成 拡散モデルによる分子デザイン 拡散モデルの優位性 ① 学習安定性が高く、大きく複雑な構造生成が可能 ② 高精度な条件付け生成により、実務的な分子デザインが可能 創薬・材料科学分野で広がる応用 EDM:同変グラフ畳み込み拡散分子生成モデル 同変グラフ畳み込みネットワーク 並進・回転同変性の獲得 拡散モデルとの組み合わせ TF2での実装 QM9データセットの入手 分子構造をネットワーク入力用にフォーマット 同変グラフ畳み込みネットワーク 拡散モデルのトレーニング 生成結果 参考文献 拡散モデルによる分子デザイン 拡散モデル(Diffusion Model)を利用した画像生成が、GPTなど大規模言語モデル(LLM)と並

            拡散モデルによる分子デザイン①: 同変グラフ拡散モデルの実装 - どこから見てもメンダコ
          • 大阪公大、安価で資源量豊富な元素で全固体ナトリウム電池の正極材料を開発

            大阪公立大学(大阪公大)は9月20日、安価で豊富な資源量の元素を用いて、高い容量と可逆性を持つ全固体ナトリウム電池の正極材料「Na2FeS2」の開発に成功したと発表した。 同成果は、大阪公大大学院 工学研究科の奈須滉大学院生(大阪府立大学 大学院生)、同・作田敦准教授、大阪公大の辰巳砂昌弘学長、同・大学院 工学研究科の林晃敏教授を中心に、東京大学、早稲田大学の研究者も参加した共同研究チームによるもの。詳細は、ナノ/マイクロスケールのサイエンスに関する学際的な分野を扱う学術誌「Small」に掲載された。 リチウムイオン電池(LIB)の需要は近年、急拡大を続けており、リチウムやコバルトなど必要とするレアメタルの需要が、2030年頃には供給を上回ってしまうと懸念されている。そのため、リチウムのような希少性の高い元素を利用するのではなく、資源量の豊富な元素の利用が重視されるようになってきており、日

              大阪公大、安価で資源量豊富な元素で全固体ナトリウム電池の正極材料を開発
            • AlphaFold - Wikipedia

              AlphaFold(アルファフォールド)は、タンパク質の構造予測を実行するGoogleのDeepMindによって開発された人工知能プログラムである[1]。このプログラムは、タンパク質の折り畳み構造を原子の幅に合わせて予測する深層学習システムとして設計されている[2]。 AIソフトウェア「AlphaFold」は、2つの主要バージョンで注目されている。研究者チームはAlphaFold 1 (2018年) を使用して、2018年12月に開催された「第13回 タンパク質構造予測精密評価 (CASP)」の総合ランキングで1位を獲得した。このプログラムは、部分的に類似した配列を持つタンパク質から既存のテンプレート構造(英語版)が利用できない、競技会主催者によって最も難しいと評価されたターゲットの最も正確な構造を予測することに特に成功した。チームは、AlphaFold 2 (2020年) を使用して、2

              • オウムアムアの“謎の加速”をシンプルに説明する新たな仮説 正体は小さな彗星だった?

                【▲ 観測史上初の恒星間天体「オウムアムア」の想像図(Credit: NASA, ESA, and J. Olmsted and F. Summers (STScI))】カリフォルニア大学バークレー校のJennifer Bergner准教授とコーネル大学の博士研究員Darryl Seligmanさんは、恒星間天体「オウムアムア(’Oumuamua)」で観測された重力だけでは説明できない“謎の加速”について、内部から放出された水素ガスによるものだったとする研究成果を発表しました。 研究チームはオウムアムアのように「物質の放出が観測されないのに加速している天体」が太陽系にも存在すると考えており、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」の拡張ミッションに期待を寄せています。 ■加速の原因は宇宙線によって生成・蓄積されていた水素ガスだった可能性2017年10月に発見された観測史

                  オウムアムアの“謎の加速”をシンプルに説明する新たな仮説 正体は小さな彗星だった?
                • 数学セミナー2021年9月号|日本評論社

                  正多面体は3次元では5つ存在することが知られているが、高次元化すると何種類、どのような図形が現れるだろうか。今回は高次元正多面体の基礎から応用までを概観する。 __________________________ 特集= 高次元の正多面体 __________________________ *4次元正多面体入門――正多胞体の内訳と構成……平澤美可三 8 *図説 4次元多胞体ヒストリア……宮崎興二 16 *高次元の正多面体の対称性とコクセター図形……小林正典 23 *ゾムツールによる4 次元立体ワークショップ……立木秀樹 28 *高次元立方体の断面としてみた結晶構造……石原慶一 32 *4次元正多面体の皮むき展開図……海野啓明 36 *正24胞体とオクタバグ……奈良知惠 44 __________________________ 誰も知らない多面体の秘密 変形する多面体としない多面体……伊

                    数学セミナー2021年9月号|日本評論社
                  • なぜメダルは「金・銀・銅」の順番なのか? ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                    金属の三兄弟 金・銀・銅 オリンピックでは、1位から3位までの競技者に金・銀・銅のメダルが授与されます。世界的な大イベントなだけに、各国がそれぞれのメダル数を競い合うのもオリンピックならではの醍醐味ですね。ところで、どうして、金・銀・銅がオリンピックメダルに使用されて、その順番が金・銀・銅なのでしょうか? その理由について考えてみます。 1つ目の理由は、人類の金・銀・銅との出会いにあります。人類が金・銀・銅に出会った時期は、いずれも古代でおおよそ紀元前数千年と言われています。人類が早くから金・銀・銅に出会うことができた理由は、いずれも純金属に近い、自然金、自然銀、自然銅として地球上に存在するためと思われます。人類が後に手にする鉱石から金属を抽出する製錬技術を経ることなく、人類は金・銀・銅を手にすることができたのです。 2つ目の理由は、その色調と輝きにあります。数ある金属の中で、色調を有する

                      なぜメダルは「金・銀・銅」の順番なのか? ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                    • 常温超伝導について:常温超伝導が実現すると何が可能になるのか?(ChatGPT著)|IT navi

                      2023年7月22日、韓国のQuantum Energy Research Centreの研究者たちは、室温かつ常圧で超電導状態になる物質「LK-99」を開発したとする論文を公開しました。 これを受けて、ChatGPTに記事を書いてもらいました。 第1章 常温超伝導とは何か?第1節 超伝導の基本超伝導は物質がある特定の低温以下(臨界温度)に冷却されたときに電気抵抗がゼロになる現象を指します。つまり、この状態では電気エネルギーが全く損失せずに伝導されます。これは通常の導体とは違い、電流が無限に流れ続けることが可能です。 第2節 常温超伝導の特徴通常、超伝導状態を実現するためには極低温が必要となります。しかし、「常温超伝導」とは名の通り、常温(室温)でも超伝導状態を実現できる物質のことを指します。これまでの科学技術では実現が困難とされてきましたが、近年の研究で注目されています。 第3節 常温超

                        常温超伝導について:常温超伝導が実現すると何が可能になるのか?(ChatGPT著)|IT navi
                      • 変わった形の炭素結晶を「チェリャビンスク隕石」から発見

                        2013年2月15日、ロシアのチェリャビンスク州上空を隕石が通過しました。隕石は昼間にも関わらず太陽よりも明るくなり、空中分解によって発生した衝撃波により数千棟の建物の窓ガラスが割れ、1500人近くの人々がケガをしました。隕石はその後地面まで落下し、現在では「チェリャビンスク隕石」という名前が付けられています。 チェリャビンスク隕石がもたらした災厄は、初めて確実な記録が残された大規模な隕石災害として名を残しています (厳密には、隕石は地面に落下した天体の破片のみを指す用語であり、落下中の天体は隕石とは呼ばれませんが、ここでは分かりやすさを優先して「隕石」と表記します) 。 【▲ 図1: チェリャビンスク隕石の塵は、大気中をしばらく漂い、やがて地面に落下しました(Credit: Uragan. TT)】さて、地上ではチェリャビンスク隕石の大小さまざまなかけらが見つかっていますが、他にもユニー

                          変わった形の炭素結晶を「チェリャビンスク隕石」から発見
                        • 豊橋技科大、Na全固体電池用の固体電解質の性能を3倍に向上

                          豊橋技術科学大学(豊橋技科大)は7月9日、全固体ナトリウムイオン二次電池用の固体電解質として、硫黄の一部を塩素に置換した「Na3SbS4」を開発し、置換なしの試料と比較して、室温におけるイオン伝導率が3倍向上したことを確認したと発表した。 同成果は、豊橋技科大 電気・電子情報工学系 材料エレクトロニクス分野の蒲生浩忠大学院生、同・Nguyen Huu Huy Phucポスドク、同・武藤浩行教授、同・松田厚範教授らの研究チームによるもの。詳細は、エネルギー変換と貯蔵に関連する材料、工学、化学、物理学、生物学などを扱う学術誌「ACS Applied Energy Materials」に掲載された。 リチウムイオン電池(LIB)は、希少金属を使用していること、構造的に発火の危険性を抱えていることの2つが将来の活用に向けた課題として知られている。 そこでリチウムイオン電池に代わる入手しやすい材料で

                            豊橋技科大、Na全固体電池用の固体電解質の性能を3倍に向上
                          • ヒトの硬質化も凄い......「歯のエナメル質はなぜ硬いのか」解明される

                            ヒトの体の中で最も硬い組織、エナメル質の謎が解明される...... ChrisChrisW-iStock <歯がこれほど丈夫なのはなぜか。エナメル質のユニークな構造にその秘密が潜んでいることが明らかとなった......> 歯冠の最表層にあるエナメル質はヒトの体の中で最も硬い組織で、モース硬度でダイヤモンドを10とした時の6-7の値で、水晶くらいの硬さがある。また、歯のエナメル質は、骨のように見えるが、生体組織ではなく、自己修復する能力もない。 そして、私たちは日々噛むたびにエナメル質に圧力をかけているが、生涯にわたって丈夫に保たれる。では、エナメル質がこれほど丈夫なのはなぜなのだろうか。エナメル質のユニークな構造にその秘密が潜んでいることが明らかとなった。 エナメル質結晶はきれいに整列していると考えられてきたが...... 米ウィスコンシン大学マディソン校のプーパ・ギルバート教授らの研究チ

                              ヒトの硬質化も凄い......「歯のエナメル質はなぜ硬いのか」解明される
                            • 次世代太陽電池「ペロブスカイト」、東急田園都市線・青葉台駅で先行実証実験へ

                              桐蔭学園、東急、東急電鉄、横浜市の4者は、2月11日に、ペロブスカイト太陽電池の先行実証実験を東急田園都市線・青葉台駅正面口改札前自由通路にて実施する。商用化に向けて開発が進められている同電池が、駅という公共空間において実証実験が行なわれるのは日本で初めてとしている。 ペロブスカイト太陽電池は、桐蔭横浜大学特任教授 宮坂力氏が開発した、ペロブスカイトと呼ばれる結晶構造の材料を用いた新しいタイプの太陽電池。アメリカ国立再生可能エネルギー研究所の最新データでは、シリコン太陽電池に匹敵する25.7%という高い変換効率が報告されているという。 既存の太陽電池よりも低いコストで製造が可能で、薄型・軽量で、建造物の曲面や垂直面といったシリコン太陽電池では困難なところにも設置できるという特徴がある。また、シリコン太陽電池と異なり、曇天や雨天時、室内光のような弱い光のもとでも発電が可能。 本実験では、青葉

                                次世代太陽電池「ペロブスカイト」、東急田園都市線・青葉台駅で先行実証実験へ
                              • 白色矮星「HD 190412 C」はダイヤモンドになりつつある? 結晶化の観測的証拠を初めて発見!

                                「白色矮星」は “宇宙最大のダイヤモンド” と例えられることがあります。現在の宇宙に存在する白色矮星は全体がダイヤモンドのように結晶化しているわけではないため、厳密に言えば誤りなのですが、サザンクイーンズランド大学のAlexander Venner氏らの研究チームは、地球から約104光年の距離にある白色矮星「HD 190412 C」で結晶化が始まっている証拠を観測しました。白色矮星の結晶化が直接の観測結果から確かめられたのは今回が初めてです (※1) 。 ※1…2004年に「BPM 37093(ケンタウルス座V886星)」という白色矮星について、全体の約90%が結晶化していると推定した研究結果が発表されていますが、これは星震のデータをモデル化した研究であり、間接的な証拠に基づいています。これに対し、HD 190412 Cを対象とした今回の研究は、白色矮星から放出される光を直接観測して推定し

                                  白色矮星「HD 190412 C」はダイヤモンドになりつつある? 結晶化の観測的証拠を初めて発見!
                                • イカリジン - Wikipedia

                                  イカリジン (Icaridin) 、またはピカリジン(picaridin) は、昆虫などの忌避剤(虫よけ剤)として用いられる化合物である。sec-butyl 2-(2-hydroxyethyl)piperidine-1-carboxylate、2-(2-hydroxyethyl)-1-piperidinecarboxylic acid 1-methylpropyl esterのほかに、1-(1-methylpropoxycarbonyl)-2-(2-hydroxyethyl)piperidine、Bayrepel、Saltidin、KBR 3023とも呼ばれる。分子量 229.32。融点 −170 ℃以下、沸点 296 ℃で、常温では無色液体である。水には溶けにくく(8.2 g/L)、アセトンなどの有機溶媒によく溶ける。CAS登録番号 [119515-38-7]。 西ドイツのバイエルが、デ

                                  • 「フォース」を感知するタンパク質を求めて | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

                                    細胞が接触や圧力を感知する仕組みは数十年にわたって謎に包まれていたが、近年になって、そこに関与するタンパク質の解明が大きく進んだ。 一部の動物では、 羽根状のタンパク質が3個集まって Piezo1チャネルを形成しており、 細胞の触刺激の感知に役立っている。 Credit: DAVID S. GOODSELL/RCSB PDB その少女は懸命に、自分の腕や手を動かさずにいようとしたが、指はねじれるような動きをした。彼女が目を閉じると、状態はもっとひどくなった。彼女は、手足をじっと動かさずに保つ力がないのではなく、手足をコントロールできないだけのように見えた。 Carsten Bönnemannは、2013年にこの10代の少女を、カナダのカルガリーにある病院で調べたことを覚えている。彼は、国立神経疾患・脳卒中研究所(米国メリーランド州ベセスダ)の小児神経科医として、不可解な症例を検討・考察する

                                      「フォース」を感知するタンパク質を求めて | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
                                    • 東大研究グループが新種の鉱物を発見ー資源の外国依存度が高い日本を変えるか

                                      東京大学とアマチュア鉱物研究家の共同チームが9月8日、北海道苫前町で採集した砂白金から、プラチナを主成分とする新種の鉱物(新鉱物)を発見したと発表した。新鉱物は「苫前鉱」と命名された。 https://www.issp.u-tokyo.ac.jp/maincontents/news2.html?pid=16310 日本では明治中期に北海道で砂白金の産出が初めて確認されたのち、しばらくは砂金に混じる不純物として廃棄されていたが、大正期に入ると万年筆のペンポイントへの利用法が開発されたことで積極的に採掘されるようになった。 その後、戦時中には触媒の原料にするため、数十万人を使役した大規模な開発が行われ、北海道の砂白金は消費され尽くしてしまった。その結果、近代では研究試料が手に入りづらくなり、自国から産出する砂白金がどのような鉱物で構成されているのか、理解があまり進まなかった。 研究チームは戦時

                                        東大研究グループが新種の鉱物を発見ー資源の外国依存度が高い日本を変えるか
                                      • 淡々と画像を貼るスレ 世界記録・ギネス記録編 : 哲学ニュースnwk

                                        2023年03月02日12:00 淡々と画像を貼るスレ 世界記録・ギネス記録編 Tweet 1: 名無しさん@おーぷん 2015/07/26(日)21:29:26 ID:7FA 転載元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1437913766/ 淡々と画像を貼るスレ UMA編・後編 http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4897697.html 淡々と画像を貼るスレ UMA編・前編 http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4895965.html 淡々と画像を貼るスレ 秘密結社・犯罪組織編 http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4888006.html 淡々と画像を貼るスレ 兵士・軍人編 h

                                          淡々と画像を貼るスレ 世界記録・ギネス記録編 : 哲学ニュースnwk
                                        • 絶縁体中を動き回る謎の中性粒子を検出 ―「絶縁体」における「金属」的な熱の伝搬―|記者発表|お知らせ|東京大学大学院新領域創成科学研究科

                                          概要 京都大学大学院理学研究科の佐藤雄貴 博士課程学生、笠原成 同助教、笠原裕一 同准教授、松田祐司 同教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科の芝内孝禎 教授、茨城大学理学部の伊賀文俊 教授の研究グループは、米国ミシガン大学、米国ロスアラモス国立研究所と共同で、ある種の絶縁体の内部を動き回る未知の中性粒子を発見しました。物質は電気が流れるか流れないかで金属と絶縁体の二種類に分類され、金属は熱を伝えやすく絶縁体は熱を伝えにくいという性質をもちます。これは金属中で電気を伝える伝導電子が熱の運び手になっているからです。本研究では、イッテルビウム12ホウ化物(YbB12、図1)という絶縁体を絶対零度近傍まで冷却し、この物質の熱的な性質を詳細に調べました。その結果、YbB12は電気的には絶縁体で電気は伝えないにも関わらず、熱の伝導が金属と同じ振る舞いをすることを発見しました。このことは、この物質中

                                            絶縁体中を動き回る謎の中性粒子を検出 ―「絶縁体」における「金属」的な熱の伝搬―|記者発表|お知らせ|東京大学大学院新領域創成科学研究科
                                          • 性能100倍以上向上…東工大が水素化物でアンモニア合成 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                            (a)充填トリジマイト型構造を取るBaAl2O4の結晶構造、(b)BaAl2O4-xHy:e‒zの結晶構造(東京工業大学発表資料より) 東京工業大学のジャン・イーハオ大学院生と北野政明教授らは、大気中でも安定な水素化物アンモニア合成触媒を開発した。マイナスの水素イオンであるヒドリドイオンを安定に保持する水素化物を開発した。コバルトを担持するとアンモニアの合成触媒になる。 充填トリジマイト型構造をもつアルミン酸バリウムを利用する。アルミン酸バリウムの酸素の約10分の1をヒドリドイオンに置換すると、結晶の中に電子をイオンのように安定して保持できる。ここにコバルトを担持するとアルミン酸バリウムから電子が供給されてアンモニア合成が促進された。 ヒドリドイオン置換材は無置換材に比べて活性化エネルギーが半分で済む。触媒性能は100倍以上向上した。生成するアンモニアにはヒドリドイオンの水素が供給される。

                                              性能100倍以上向上…東工大が水素化物でアンモニア合成 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                            • 海王星の「ダイヤモンドの雨」を新たな手法で解析

                                              ボイジャー2号が撮影した海王星 Credit: NASA / JPL / Voyager-ISS / Justin Cowart <海王星や天王星では、超高熱・超高圧によって炭素が圧縮し「ダイヤモンドの雨」のように核に向かって奥深く沈んでいくと考えられてきたが、ドイツの研究チームはさらに研究をすすめた......> 太陽系において、海王星と天王星は、いまだ多くの謎に包まれている。これらの惑星は、水やメタン、アンモニアなど、氷のような物質の高温かつ高密度な流体が核を覆っていることから、「天王星型惑星(巨大氷惑星)」に区分される。 太陽系には、海王星や天王星のような天王星型惑星に対して、木星や土星のようにガス成分が多く、比較的密度が低い「木星型惑星」があるが、銀河系では天王星型惑星のほうが多く、アメリカ航空宇宙局(NASA)によると、その数は木星型惑星の10倍だという。それゆえ、太陽系の天王星

                                                海王星の「ダイヤモンドの雨」を新たな手法で解析
                                              • 話題の研究 謎解き解説<プレスリリース<海洋研究開発機構

                                                上部マントルの底付近で横たわるスラブが下部マントルへ突き抜ける前兆 ―2015年5月30日小笠原諸島西方沖深発地震が示唆すること― 2015年5月30日に小笠原諸島西方沖の海底下で起きた地震が、謎に包まれていた地球内部のある動きの前兆だったことがわかりました。今回はこちらを紹介します。 上部マントルの底付近で横たわるスラブが下部マントルへ突き抜ける前兆 ―2015年5月30日小笠原諸島西方沖深発地震が示唆すること― 論文タイトル Unusually deep Bonin earthquake of 30 May 2015: a precursory signal to slab penetration? 2015年5月30日20:23に小笠原諸島西方沖で発生した地震(Mw7.9)の震源は海底下約680㎞で、異常に深かった。 その震源について地震波トモグラフィーなどで解析した結果、沈み込んだ

                                                • 北大、プリンテッドエレクトロニクスのインク・ペースト用銅微粒子を開発

                                                  北海道大学(北大)は5月23日、低温焼成によって導電薄膜や接合に用いることが可能な銅微粒子として、短鎖脂肪酸の1つであるヘキサン酸にコーティングされた銅微粒子を酸化銅粉末からヒドラジン還元することで作成し、プリンテッドエレクトロニクス用のインク・ペースト化に成功したことを発表した。 また、この銅微粒子は比較的酸化しづらく低温で安定保存可能だが、X線回折、原子分解透過型電子顕微鏡分析により、表面にCu64O構造を有していることが明らかになったことも併せて発表された。 同成果は、北大大学院 工学研究院の米澤徹教授、同・塚本宏樹研究員、同・戸倉凜太郎大学院生らの研究チームによるもの。詳細は、英国王立化学会が刊行する材料科学に関する全般を扱うオープンアクセスジャーナル「Materials Advances」に掲載された。 これまで、プリンテッドエレクトロニクス用インク・ペーストに含まれる金属ナノ粒

                                                    北大、プリンテッドエレクトロニクスのインク・ペースト用銅微粒子を開発
                                                  • ロザリンド・フランクリンの遺産 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

                                                    2020年はロザリンド・フランクリンの生誕100年に当たる。彼女はDNAの構造解明で「不当な扱いを受けたヒロイン」として知られているが、卓越した研究者であったことこそ広く知られ、記憶されるべきだ。 Credit: Universal History Archive/Universal Images Group via Getty Images ウィルズデン・ユダヤ人墓地(英国ロンドン)にあるロザリンド・フランクリン(Rosalind Franklin)の墓石の真ん中に「科学者」の文字が刻まれ、それに続けて、「彼女のウイルスに関する研究と数々の発見は、今でも人類に永続的な恩恵をもたらしている」と記されている。 フランクリンは、20世紀を代表する卓越した科学者の1人であり、その研究業績は全人類に利益をもたらした。2020年7月に生誕100周年を迎えたことを機に、DNAの構造解明におけるフランク

                                                      ロザリンド・フランクリンの遺産 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
                                                    • 伝導率が世界最高のリチウムイオン伝導体が示す全固体電池設計の新しい方向性 次世代電池材料を用いた厚膜型全固体リチウム金属電池を実現

                                                      要点 伝導率が世界最高の固体電解質の超リチウムイオン伝導体を開発。 開発した材料を用いて電極面積あたりの容量が現行の1.8倍の厚膜正極を作製し、優れた電池特性を実証。 開発した厚膜正極と次世代電池材料として注目されているリチウム金属負極を利用して、大容量・大電流特性を示す全固体電池を実現。 概要 東京工業大学 科学技術創成研究院 全固体電池研究センターの堀智特任准教授、菅野了次特命教授、高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所の齊藤高志特別准教授、東京大学 生産技術研究所の溝口照康教授らの研究グループは、伝導率が世界最高の固体電解質の超リチウム(Li)イオン伝導体[用語1]を開発した。従来、全固体電池の固体電解質の伝導率が低いと正極の厚みを増して、容量を増やすことが困難であったが、新しい電解質を応用することにより1 mm膜厚の正極を開発し、全固体電池[用語2]の特性を飛躍的に向上させ

                                                        伝導率が世界最高のリチウムイオン伝導体が示す全固体電池設計の新しい方向性 次世代電池材料を用いた厚膜型全固体リチウム金属電池を実現
                                                      • 木の化石の中に美しい青緑色のオパールが!貴重な宝石「レインボーツリー」(オーストラリア) : カラパイア

                                                        宝石の魅力は、その輝き、透明度、色の結果で決まると言われる。貴重な石は、古代から美しさや希少性、欲望の象徴だったようだ。 その中の1つ、オパールは日本では10月の誕生石として人気で、明確な結晶構造を持たず、色や形が多様でユニークな宝石として知られている。 今回、オーストラリアのクイーンズランド州で、植物の化石「珪化木」の中に含まれた美しい青緑色のオパールが発見された。このオパールは“レインボーツリー”と呼ばれる その形は、まるで古代の象形文字のようでもあり、地球から生み出された結晶の自然片の神秘さと力強さを感じさせるものだ。『Mystical Raven』などが伝えている。

                                                          木の化石の中に美しい青緑色のオパールが!貴重な宝石「レインボーツリー」(オーストラリア) : カラパイア
                                                        • 「天災は忘れた頃にやってくる」で知られる物理学者・寺田寅彦の知られざる業績(ブルーバックス編集部)

                                                          "サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。 知られざるノーベル賞級の業績 1878年の今日(11月28日)は、物理学者・随筆家として活躍した寺田寅彦の誕生日です。 東京に生まれた寺田寅彦は、幼少期に家族で高知へと転居し、熊本の第五高等学校に入学します。ここで英語教師をしていた夏目漱石と出会い、生涯彼に師事しました。 東京帝国大学理科大学を卒業した寺田はドイツに2年間ほど留学し、帰国後に教授となります。また、理化学研究所や地震学研究所などの研究員も兼務しました。 様々な分野で功績を残した寺田寅彦ですが、中でも目を引くのはX線による結晶構造解析、いわゆるラウエ斑点の研究です。 ラウエ斑点とは単結晶にX線を照射し、回折像を撮影したときに現れる周期的な黒い斑点のことで、この斑点列を基にして結晶構造を解析するこ

                                                            「天災は忘れた頃にやってくる」で知られる物理学者・寺田寅彦の知られざる業績(ブルーバックス編集部)
                                                          • 共同発表:熟練の研究者の「勘と経験」を誰でも簡単に再現~たった数分で単結晶構造解析の結果の事前評価が可能に~

                                                            ポイント 従来の単結晶構造解析は、試料の選別や、高精度の解析結果を効率良く得るための計測条件を、熟練の研究者の「勘と経験」で決定していた。 統計解析技術の1つである「ベイズ推論」を用いることで、選別した試料から得られる単結晶構造解析結果や、設定した計測条件で得られるデータの質の事前評価ができる技術を開発した。 経験が少ない研究者でも試料の選別や計測条件の決定を再現することができ、また、解析に必要な実験をコンピューターが判断し実行する技術開発への応用も期待される。 JST 戦略的創造研究推進事業において、JSTの星野 学 さきがけ専任研究者(理化学研究所 創発物性科学研究センター 物質評価支援チーム 研究員)らは、数時間から数日かけて得る単結晶構造解析結果を、数分で計測した予備的なデータから事前評価ができる技術を開発しました。 単結晶構造解析は、単結晶試料にX線を照射して数千から数万個のデー

                                                              共同発表:熟練の研究者の「勘と経験」を誰でも簡単に再現~たった数分で単結晶構造解析の結果の事前評価が可能に~
                                                            • LK-99とは何だったのか~室温超伝導狂騒曲~

                                                              現代社会は電気エネルギーを用いた技術、エレクトロニクスにより支えられている。この電気エネルギーをロスなく使用するため、超伝導技術に期待が寄せられている。超伝導は、物質中を流れる電気抵抗がゼロとなる現象であり、電気をロスなく流すことができるため、その実用化が長らく望まれている。 超伝導技術の課題は、その現象が一般には液体ヘリウムや液体窒素を必要とする極低温、もしくは地球内部に匹敵する高圧下でしか生じない点にある。より高温、そして常圧で動作する超伝導体、いわゆる常圧高温超伝導体の探索が今なお続けられている。特に1980年代の銅酸化物超伝導体[1]、2000年代の鉄系超伝導体[2]、2010年代の水素化合物系高圧超伝導体[3]の発見は、常圧高温超伝導体の誕生の期待を大きく高めたものの、未だ発見には至っていない。 そんな中、2023年7月、プレプリントサーバーであるarXivに「Cu置換Pb9Cu

                                                                LK-99とは何だったのか~室温超伝導狂騒曲~
                                                              • 無害で安価な新規太陽電池材料の発見 人類最初のセレン太陽電池からヒントを得て

                                                                【本学研究者情報】 〇金属材料研究所 教授 熊谷悠 研究室ウェブサイト 〇金属材料研究所 准教授 森戸春彦 研究室ウェブサイト 〇多元物質科学研究所 講師 鈴木一誓 研究室ウェブサイト 〇多元物質科学研究所 教授 小俣孝久 研究室ウェブサイト 【発表のポイント】 元素を置換する新たなエレメントミューテーション法(注1)と第一原理計算(注2)を用いて、アルカリニクトゲン化合物(注3)が太陽電池材料として有望であることを発見しました。 その中でも無害で安価な元素で構成されるリン化ナトリウムを実験的に合成し、バンドギャップ(注4)が計算による値と一致することを確認しました。 【概要】 太陽電池は環境に優しいエネルギー源として過去数十年にわたり高い注目を集めてきました。太陽電池の中核をなす光を電気に変換する材料には、主に元素周期表14族(Ⅳ族)のシリコンが使われてきました。しかしシリコンは電気への

                                                                  無害で安価な新規太陽電池材料の発見 人類最初のセレン太陽電池からヒントを得て
                                                                • フッ素入りハミガキ粉をうがいせず口腔内に留め最終的に飲み込むことを推奨することに関する質問主意書

                                                                  令和元年五月十四日提出 質問第一六九号 フッ素入りハミガキ粉をうがいせず口腔内に留め最終的に飲み込むことを推奨することに関する質問主意書 フッ素入りハミガキ粉をうがいせず口腔内に留め最終的に飲み込むことを推奨することに関する質問主意書 二〇一九年五月八日、NHKの番組「ガッテン」でハミガキ粉のフッ素「新ハミガキ法」という内容でフッ素について放映した。NHKはフッ素入りハミガキ粉で磨いたあと過剰分を吐き出し、うがい洗いをせず口腔内にとどめ、最終的には飲み込むことになる方法を推奨した。報道番組と違いバラエティ番組であるが、その内容は国民の関心が高く、国民をフッ素の飲み込みに誘導する番組であった。この影響でフッ素以外に多くの化学物質を含むハミガキ粉を飲み込む人が多く出る可能性がある。緊急を要する問題であり、内閣としての答弁を求める。 一 番組に使われている映像で、フッ素入りハミガキ粉を使うスウェ

                                                                  • 岡山県・布賀鉱山の「逸見石」は反強磁性体である、東北大などが発見(マイナビニュース) - Yahoo!ニュース

                                                                    東北大学、岡山大学、東京工業大学(東工大)、高エネルギー加速器研究機構(KEK)、福井大学(福大)、神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)の6者は10月18日、世界でも岡山県の布賀鉱山(高梁市)でしか産出しない「逸見石(へんみいし)」が、従来の報告とは異なる結晶構造を持つこと、ならびに量子力学的なゆらぎが強く現れる磁気スピン格子の性質を持つ強い反磁性体であることを明らかにしたと発表した。 【画像】今回の研究で決定された逸見石の結晶構造 同成果は、東北大 東北大学多元物質科学研究所 山本孟助教、坂倉輝俊助教、木村宏之教授、岡山大 異分野基礎科学研究所のHarald O. Jeschke特任教授、東北大の壁谷典幸助教、同・落合明名誉教授、同・野田幸男名誉教授、福井大 遠赤外領域開発センターの石川裕也助教、同・藤井裕准教授、KEK 物質構造科学研究所の佐賀山基准教授、同・岸本俊二特別教授、

                                                                      岡山県・布賀鉱山の「逸見石」は反強磁性体である、東北大などが発見(マイナビニュース) - Yahoo!ニュース
                                                                    • 多彩なスピン構造の間のトポロジカル数スイッチングに成功 ―超高密度な新しい情報担体としての活用に期待―

                                                                      プレスリリース 研究 2024 2024.04.02 多彩なスピン構造の間のトポロジカル数スイッチングに成功 ―超高密度な新しい情報担体としての活用に期待― 発表のポイント ◆ 希土類合金(GdRu2Ge2)において、直径2.7ナノメートルの極小サイズの磁気スキルミオン(粒子性を有する渦状の電子スピン構造)を発見しました。 ◆ 外部磁場の強さによって、「楕円形スキルミオン」や「メロン-アンチメロン分子」、「円形スキルミオン」という多彩なスピン構造が発現することを明らかにしました。 ◆ 極小サイズのスキルミオンに関する新たな物質設計指針を提示するとともに、外部磁場による多値メモリ動作といった新しい応用につながる可能性を秘めています。 本研究で発見した希土類合金GdRu2Ge2で実現する多彩なスピン構造の概念図 概要 東京大学大学院工学系研究科の吉持遥人 大学院生、高木里奈 助教(研究当時)、

                                                                      • オーディン古細菌からチューブリンタンパク質を発見~真核生物の微小管の進化を解き明かす~ - 国立大学法人 岡山大学

                                                                        オーディン古細菌からチューブリンタンパク質を発見~真核生物の微小管の進化を解き明かす~ 2022年05月31日 東京工業大学 岡山大学 名古屋大学 ◆発表のポイント アスガルド上門に属するオーディン古細菌から、真核生物の微小管を形成するチューブリンタンパク質によく似た「オーディンチューブリン」を発見オーディンチューブリンの構造解析により、GTP加水分解の詳細なメカニズムを初めて解明重合したオーディンチューブリンが、真核生物の微小管よりも原核生物のFtsZの構造に類似したリング構造を形成することを確認 東京工業大学 地球生命研究所(ELSI)のカネール・アキール(Caner Akıl)研究員(研究当時。現オックスフォード大学)と藤島皓介准教授、岡山大学 異分野基礎科学研究所のサムソン・アリ(Samson Ali)助教、リン・トラン(Linh T. Tran)研究員、ロバート・ロビンソン(Ro

                                                                          オーディン古細菌からチューブリンタンパク質を発見~真核生物の微小管の進化を解き明かす~ - 国立大学法人 岡山大学
                                                                        • 1種類の分子のみで白色蛍光発光を示す有機材料、龍谷大が発見

                                                                          龍谷大学は8月10日、有機分子(芳香族化合物)「1ar」が容易に結晶化し、紫外光下で白色蛍光を発することを見出したことを発表した。 同成果は、龍谷大 先端理工学部 応用化学課程の中川優磨大学院生(研究当時)、同・内田欣吾教授らの研究チームによるもの。詳細は、英国王立化学会が刊行する材料科学に関する全般を扱うオープンアクセスジャーナル「Materials Advances」に掲載された。 一般的に液晶テレビやLED照明の白色光は、赤、緑、青の3種、または青と黄の2種の光を発する有機材料同士もしくは無機材料同士の組み合わせで作られている。 そうした材料の1つに有機蛍光分子があり、発光ダイオード、化学センサ、蛍光プローブなどに広く応用されている。有機蛍光分子はパイ軌道が分子中に広く共役した構造を取っており、その構造の違いにより、赤、青、黄、緑など、多彩な発光色を示す。近年、1つの材料で白色の発光

                                                                            1種類の分子のみで白色蛍光発光を示す有機材料、龍谷大が発見
                                                                          • 分子標的農薬の共同研究で新規除草剤のリード化合物創出に成功 アグロデザイン・スタジオ×PFN

                                                                            農薬スタートアップの株式会社アグロデザイン・スタジオは、株式会社Preferred Networks(PFN)との共同研究で分子標的農薬の開発を4月に開始。6か月の短期間で新規の農薬リード化合物の創出に成功した。同化合物は、農薬の作用点として知られるアセト乳酸合成酵素(Acetolactate synthase:ALS)を分子標的とした低分子化合物で、酵素に対する阻害効果と初期植物生育阻害試験における薬効を確認した。 アブラナ科の植物「シロイヌナズナ」のアセト乳酸合成酵素(青)に結合して分岐鎖アミノ酸生合成経路を阻害する農薬(黄)のイメージ 安全性の課題を解決する手法として有望視されている分子標的農薬は、雑草・害虫・植物病原菌など防除対象生物が持つ酵素など特定のタンパク質分子を標的として結合することで酵素の働きを阻害し、結果として除草・殺虫・殺菌する農薬。標的分子として、対象生物のみが持つ

                                                                              分子標的農薬の共同研究で新規除草剤のリード化合物創出に成功 アグロデザイン・スタジオ×PFN
                                                                            • トレードオフの関係にある解を一度に求める Optunaで多目的最適化するための「NSGA-II」と「MOTPE」

                                                                              Optuna™は、オープンソースのハイパーパラメーター自動最適化フレームワークです。 「Optuna Meetup #1」では、Optunaのユーザー、導入を検討している方、また開発者を中心に、Optunaの様々な活用方法が共有されました。尾崎氏は、Optunaにおける多目的最適化について発表をしました。 普段はAutoMLとブラックボックス最適化を研究 尾崎嘉彦氏:尾崎です。今日はOptunaによる多目的最適化について紹介したいと思います。 簡単に自己紹介します。尾崎です。グリー株式会社と、産総研(産業技術総合研究所)の人工知能研究センターで研究開発職をしています。 最近の研究は、Multiobjective Tree-structured Parzen Estimator、Optunaにも入っているMOTPEという最適化手法の提案や、Optunaを使った自動結晶構造解析です。それから「

                                                                                トレードオフの関係にある解を一度に求める Optunaで多目的最適化するための「NSGA-II」と「MOTPE」
                                                                              • 新型コロナウイルスの第二の受容体が発見される(速報) | 新型コロナ関連情報 | 公益財団法人 東京都医学総合研究所 | 東京都

                                                                                通常の風邪の原因となるコロナウイルスと比較して、新型コロナウイルスSARS-CoV-2は感染性が高い。SARS-CoV-2が、なぜ、脳や心臓など、呼吸器系以外の臓器に感染するのかについては、不明でした。今回、Science誌に発表された2報の論文で、SARS-CoV-2の新しい受容体の発見に関する報告がありました。 ウイルスが宿主に感染するためには、まず細胞の呼吸器系あるいは腸管の表面にウイルスが結合して、細胞内に取り込まれ、細胞内で増幅することが必要です。これまでの記事でも説明したように、SARS-CoV-2は自身がコードするSpikeタンパク質を用いて細胞の受容体ACE2(Angiotenisn-converting enzyme2)に結合し、感染します。 2003年に発生したコロナウイルスであるSARS-CoVもACE2を介して細胞に取り込まれますが、SARS-CoV-2では、一続き

                                                                                  新型コロナウイルスの第二の受容体が発見される(速報) | 新型コロナ関連情報 | 公益財団法人 東京都医学総合研究所 | 東京都
                                                                                • 「新しい青が200年ぶり」はちょっと誤解をまねく、ブルー・ファミリー・アフェア - ネットロアをめぐる冒険

                                                                                  定期的に話題に挙がっているのですが、200年ぶりに「新しい青」が生まれたという話が、またツイッター上でバズっていました。 青顔料史上200年ぶりの新色。 さかのぼること2009年。オレゴン州立大学で電子工学に関連した実験を行なっていたとき、黒色酸化マンガンをその他の化合物と混ぜ、およそ1,200度で熱したところ、偶然にも美しい青色の顔料が生まれました。 偶然生まれた美しい青の顔料、赤外線反射で建物を涼しく保つ塗料に | ギズモード・ジャパン 記事内にある通り、発見されたのは2009年、ライセンスの取得が2015年とちょっと古い話題ですが、日本では2017年ごろから定期的に話題に挙がっています。 ただ、2017年に専門的な方からの指摘*1があった通り、この「新しい青が200年ぶり」は少々不正確な表現です。今回は、開発者のサブラマニアン教授のコメントもとれたので、裏をとるような感じで記事を書き

                                                                                    「新しい青が200年ぶり」はちょっと誤解をまねく、ブルー・ファミリー・アフェア - ネットロアをめぐる冒険