はじめまして、潮見惣右介(しおみ そうすけ)といいます。 普段は「無印都市の子ども」というブログで、小説や音楽、ポップカルチャーについて書いています。代表的な記事はこれといってないのですが、テレビ番組やアニメ映画に映った誰かの本棚に収められている本を勝手に特定していく「本棚解析シリーズ」がとても変態性が高いと好評です。 本業としては、つい最近まで書店員として働いていました。書店の店員はそれぞれ担当するジャンルを持つのですが、僕の場合は文庫や新書、コミックなど、いろんなジャンルをころころと代わっていました。 本屋で働いていると、気になる本や読みたくなる本がたくさん見つかります。これは”書店員あるある”なんじゃないかと思うのですが、単純な話で、普段からいろんなジャンルの本を目にするから「気になる」「読みたくなる」。だからこそ逆に「書店員をしていなければ、この本の情報や存在が自分の目に触れる機会