東京新聞によると、橋本議員は3月14日に開催された参議院の政倫審において、代表を務める「自民党北海道参議院比例区第83支部」(以下「第83支部」)の収支について次のように説明している。 「(派閥事務局の意向で)領収書を発行できなかったために寄付金収入としては計上できなかった。担当者は困惑の末、私個人からの借入金収入として収支報告に計上した上で、政治活動に適正に使った」 この発言通りだと、キックバックを受けた金の処理は、「第83支部」が橋本議員個人から借入した金として処理されていなければ辻褄が合わない。 橋本議員は18年に202万円、自身の選挙があった19年には1566万円、20年には289万円を安倍派からキックバックしてもらっている。21年、22年は、東京五輪組織委員会会長を失言で退任にした森喜朗氏の後を継いだ際に自民党を離党。安倍派も離脱したため、キックバックは受け取っていない。 ◆何も