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重力波の検索結果81 - 120 件 / 1216件

  • アンティキティラ島の機械は太陰暦を追跡していたことを重力波研究者が突き止める : カラパイア

    image credit:Joyofmuseums / WIKI commons CC BY-SA 4.0 宇宙で発生する「重力波」を研究する科学者が、世界最古と言われるアナログ式天文学コンピュータの新事実を発見したようだ。 古代ギリシアで作られた「アンティキティラ島の機械」は、当時の技術レベルとしては驚くほど複雑かつ精巧な作りをしていることから、オーパーツにも数えられる遺物だ。 この機械は天体の運行を知るために使われていたと考えられているが、重力波を分析するために使用される技法で調べてみたところ、アンティキティラ島の機械のパーツの1つは、「太陰暦」を追跡するためのものである可能性がきわめて高いことが明らかとなった。 続きを読む

      アンティキティラ島の機械は太陰暦を追跡していたことを重力波研究者が突き止める : カラパイア
    • ブラックホールの“4本目の毛”?「渦度」を持つ可能性が示される

      【▲ 楕円銀河「M87」の中心にある超大質量ブラックホールの画像。2019年4月公開(Credit: EHT Collaboration)】「ブラックホール」は宇宙で最も極端な天体だと言えますが、実は理論で取り扱うのが比較的優しい天体だと言えます。 太陽や地球のような “普通の星” は、物質の構成、質量、温度、形状、色などの様々な性質が組み合わさってできており、理論的に取り扱うことは困難です。一方でブラックホールは簡単です。ブラックホールの性質は質量、電荷、角運動量 (回転速度あるいは自転速度) のたった3つで、他の性質は全て失われています。これを “ブラックホールには毛が3本しかない” と喩え、ブラックホール無毛定理と呼びます。 このようにブラックホールは理論的には扱いやすい天体であり、M87の中心にあるブラックホールの直接撮影画像で実際に証明されたように、はるか遠くにあるブラックホール

        ブラックホールの“4本目の毛”?「渦度」を持つ可能性が示される
      • 【Nature誌】重力子のような性質を持つ粒子を発見! - ナゾロジー

        重力子の研究が加速しそうです。 米国のコロンビア大学(CU)をはじめとした国際研究により、非常に低温かつ強い磁場下でのみ出現する量子的現象(電子液体)の内部に、重力子のような特性をもった粒子を発見しました。 重力子には時空の曲がり具合、つまり重力波を伝えるために、他の素粒子には存在しない「スピン2」と呼ばれる特性があると考えられています。 驚くべきことに、新たに発見された粒子はこの「スピン2」の特性を持っていました。 研究者たちは「新たな粒子も重力子も量子化された計量値のゆらぎであり、そこでは時空がランダムに引っ張られたり引き延ばされたりされている」と述べています。 研究内容の詳細は2024年3月27日に『Nature』に掲載されました。

          【Nature誌】重力子のような性質を持つ粒子を発見! - ナゾロジー
        • Kaggle Grandmasterになったのでこれまでの参加コンペを振り返る - yu4uの日記

          はじめに 機械学習コンペティションプラットフォームKaggleのコンペ「G2Net Detecting Continuous Gravitational Waves」にて、5枚目の金メダルを取得し、Kaggle Competitions Grandmaster (GM) となることができたので、振り返りです。 最後の1年は時間の限られるパパKagglerとしてある程度打算的にGMを目指していたので、まずその辺りの参加スタイルを紹介します。 最近のKaggle参加スタイル 子供が寝た後21時過ぎからが主戦場。週の半分は自分が寝かしつけるのでそのまま寝てしまう確率が高い。その場合、夜中に起きて深夜まで頑張る 短期チャレンジ・複数コンペ同時参加はしない ちゃんと金を狙う、取れなかったときの言い訳を作らない 本格的な参加タイミングは開催後1ヶ月くらい経ってから EDAやdiscussionが充実し

            Kaggle Grandmasterになったのでこれまでの参加コンペを振り返る - yu4uの日記
          • 専門知を再考する « 名古屋大学出版会

            著訳者紹介 (所属等は初版第1刷発行時のものです。) 【著 者】 ハリー・コリンズ (Harry Collins) 英国ウェールズのカーディフ大学教授。30年以上にわたって重力波物理学の社会学的研究に取り組み続ける「科学的知識の社会学」の泰斗であり、1974年のデビュー論文以降、様々な領域の著者たちとの共同研究を重ねながら、科学的知識の真相を求めて膨大な数の論文と著書を世に問い続けている。日本でも、科学技術論の事例紹介がなされたトレヴァー・ピンチとの共著、いわゆる「ゴーレムシリーズ」をはじめ3冊が邦訳されている(福岡伸一訳『七つの科学事件ファイル —— 科学論争の顛末』化学同人、1997年、村上陽一郎・平川秀幸訳『迷路のなかのテクノロジー』化学同人、2001年、鈴木俊洋訳『我々みんなが科学の専門家なのか?』法政大学出版局、2017年)。 ロバート・エヴァンズ (Robert Evans)

            • 宇宙の起源の痕跡かもしれない「背景重力波」の証拠を検出か、2023年6月30日に「重要な発表を行う」と研究組織が声明

              重力波の検出を行っている天文学者のコンソーシアム・North American Nanohertz Observatory for Gravitational Waves(NANOGrav)が、日本時間の2023年6月30日に重要な発表イベントを開催すると発表しました。15年以上にわたる観測データから、「背景重力波」の痕跡をつかんだとのことです。 [2306.16213] The NANOGrav 15-year Data Set: Evidence for a Gravitational-Wave Background https://doi.org/10.3847/2041-8213/acdac6 Join Us for our Live Briefing! | NANOGrav https://nanograv.org/news/2023Announcement 質量の大きな恒星はそ

                宇宙の起源の痕跡かもしれない「背景重力波」の証拠を検出か、2023年6月30日に「重要な発表を行う」と研究組織が声明
              • ナイチンゲール。 長生きした上に名前も残して、しかも自らが考案した看護..

                ナイチンゲール。 長生きした上に名前も残して、しかも自らが考案した看護師育成システムや病院運営、看護システムが現代にも形や技術は変わりつつ残ってるとか羨ましすぎる。 あと数百年は忘れられないだろ。 つまりそれだけ生きた証を残したってこと。 俺が育った町はイギリスと何も関係ない海沿いの片田舎だったけど、その近くにある看護学校にもナイチンゲールの像があった。 つまりそれだけ多くの人間に名前と存在を刻み込んでる。 羨ましい… 羨ましい… ああ、羨ましい… 対比して俺の人生は… 家族や友人以外の誰の記憶にも残らない… 死んで数十年経てば殆どの人間に忘れられている… 悔しい… 悲しい… 虚しい… ああ!!!!! 過呼吸!!!!! はぁっ!あっ!はぁっ!あっ!はぁっ!あっ!はぁっ!あっ!はぁっ!あっ!はぁっ!あっ!はぁっ!あっ!はぁっ!あっ!はぁっ!あっ!はぁっ!あっ!はぁっ!あっ!はぁっ!あっ!はぁ

                  ナイチンゲール。 長生きした上に名前も残して、しかも自らが考案した看護..
                • 2022年1月トンガ噴火に伴う地球規模の津波発生と伝播メカニズムを解明 —火山噴火による新しい津波研究が必要に—|2022年度|報道発表|最新ニュース|防災科研(NIED)

                  2022年1月に南太平洋トンガ諸島で火山が噴火、それによる地球規模の津波が発生 噴火に伴い生じた「ラム波」と呼ばれる大気の波による津波をシミュレーションし、観測データを再現 ラム波の強制振動が地球規模での津波発生と伝播を引き起こすメカニズムを解明 地震による津波発生とは異なる、火山噴火を考慮した新しい津波研究が必要に 2022年1月15日に南太平洋トンガ諸島のフンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山で発生した大規模噴火に伴い、地球規模で伝播する津波が発生しました。この津波は、海底地震で起きる通常の津波よりも速く伝播し、また火山から遠く離れた場所でも津波が観測されるという特徴がありました。 本研究は、噴火に伴い生じた「ラム波」と呼ばれる大気の波による津波をシミュレーションし、世界の海底に展開されている水圧観測ネットワークの観測記録の、通常の津波より速く(約300m/s)伝播した部分の波形を再現し

                    2022年1月トンガ噴火に伴う地球規模の津波発生と伝播メカニズムを解明 —火山噴火による新しい津波研究が必要に—|2022年度|報道発表|最新ニュース|防災科研(NIED)
                  • 【ホーキング、ブラックホールを語る①】イメージ向上気味のブラックホール💦ここでは、荒々しいまでの実態を活写。BBC放送の書籍化。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                    こんにちは、カタツムリ系です🐌 昨年亡くなられた、車椅子のホーキング博士。アインシュタイン同様、やたら有名ではあるものの、誰も、彼らが何をしているか、何をしてきたかについては、あんまり知らないでしょう。そういう私も最近、ちょっとずつ、知り始めたばかり💦 アインシュタインも多少は一般読者向けの本も書いてるようですが↓、概ねは専門家向け。 出典はアマゾンさん。 もちろん、アインシュタインの生前には、ポピュラーサイエンスが社会的に要請されなかった時代背景もあるでしよう。一方、このホーキング 博士は、バシバシ、一般読者向けの本を書かれているんですよね。驚き。今回は、英国のNHKたるBBS(ラジオ)で放映された講義を書籍化したもの↓内容は「ブラックホール」。 出典はアマゾンさん。 なお、念のためですが、専門家向けの本も書かれています↓ 出典はアマゾンさん。 しかし、不遜な言い方で申し訳ないのです

                      【ホーキング、ブラックホールを語る①】イメージ向上気味のブラックホール💦ここでは、荒々しいまでの実態を活写。BBC放送の書籍化。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                    • 星の寿命とは次のステップへの変化? - Rioでじゃねーど

                      Rioでじゃねーど、です。 前回のブログで、太陽の寿命について書きました。 太陽や地球の寿命に胸を痛めた方がいらして、私もいろいろ考えさせられました。 うまく気持ちを伝えることが出来るか?わかりませんが、今日は星の寿命について思っていることを書きたいと思います。 私は天文学や物理学をきちんと学んだわけではありません。 ただ宇宙が好きで興味がある、というだけでブログを書いてきました。 そして、いろんな宇宙の現象を知るたびに「星の寿命」という言い方って、適切なのかな~?と疑問を持つようになりました。 一般的に言われている太陽などの星の「寿命」「終焉」とは、進化するとも言われていますが、言いかえると「変化」が起きるのです。 pxhereの無料画像 イメージ図 変化の類義語を見てみましたが、遷移、変転・・たくさんありますね?どの言葉がこれから説明する星の変化に合っているのかよくわかりません。 太陽

                        星の寿命とは次のステップへの変化? - Rioでじゃねーど
                      • 水素原子1つ分の「時空の歪み」を感知せよ! 重力波望遠鏡KAGRA、いよいよ観測へ(1) | JBpress (ジェイビープレス)

                        内部にサファイア鏡を搭載したKAGRAのクライオスタット。4カ所あるうち、Yアームの付け根にある装置。この上に14mの防振部が伸びている。(提供:東京大学宇宙線研究所) 2015年9月、人類史上初めて重力波の検出にアメリカのグループ「LIGO(ライゴ)」が成功。約13億光年先で2つのブラックホールが合体したことにより発生した重力波を観測し、ノーベル物理学賞を受賞した。現在はLIGO 2台と欧州(イタリア)の「Virgo(バーゴ)」の合計3台が観測中で、週に1回ほどの割合で重力波が観測されているという。 この重力波望遠鏡ネットワークに、いよいよ日本の重力波望遠鏡KAGRAが加わる。今日、10月4日には日米欧の重力波望遠鏡の代表者が集まり、KAGRA完成記念式典と研究協定の調印式が開催されるのだ。 KAGRAが参加することによって、重力波の発生源を初期の数十分の1まで狭めて特定することができる

                          水素原子1つ分の「時空の歪み」を感知せよ! 重力波望遠鏡KAGRA、いよいよ観測へ(1) | JBpress (ジェイビープレス)
                        • OCamlとCoqでブロックチェーンプログラミング

                          2019年7月29日、Opt Technologiesが主催するイベント「Fun Fun Functional (2) 関数型言語Lightning Talks!!」が開催されました。関数型プログラミングについて楽しく学び、知見を共有することを目的に開催されている本勉強会。今回は6名のエンジニアが、関数型プログラミング言語にまつわるユニークな発表を行いました。プレゼンテーション「OCamlとCoqでブロックチェーンプログラミング 」に登壇したのは、yoshihiro503氏。 OCamlとCoqでブロックチェーンプログラミング yoshihiro503氏(以下、yoshihiro503):みなさんこんにちは。こういう鶏のアイコンのyoshihiro503です。今日「OCamlは良いぞ!」という話をします。株式会社ドワンゴのDMC開発部に所属しています。 簡単に自己紹介を

                            OCamlとCoqでブロックチェーンプログラミング
                          • 【繰り返される宇宙】ビッグバンを特異な存在から引きずり下ろす「ループ量子重力理論」。重力と逆向きの「新しい斥力」の衝撃💦 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                            こんにちは、カタツムリ系です🐌 宇宙は分からないことだらけ。地上も分からないことだらけ。そんな中でも、物理業界は真の姿を科学的に解明することを、飽くなき目的としているようです。 そんな、物理業界ですが、新しい有望な理論に名前をつけたようです。「ループ量子重力理論」‼️ ループして 量子論で、かつ 重力理論。 もう、なんでもアリで、めまいがしそうです💦ネーミングした人も、盛り過ぎだという照れとか反省はあったのでしょうか💦 繰り返される宇宙―ループ量子重力理論が明かす新しい宇宙像 作者: マーチン・ボジョワルド,前田秀基 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2016/11/23 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————— 【目次】 とりあえず、量子重力理論の一つとしてのポジショニング なんと、丁寧に

                              【繰り返される宇宙】ビッグバンを特異な存在から引きずり下ろす「ループ量子重力理論」。重力と逆向きの「新しい斥力」の衝撃💦 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                            • 【医療】遺伝子編集システム”CRISPR”の発見は火や電気の発見に匹敵する? - セカメカセ

                              先日のブタの腎臓を人間移植する実験の成功の裏にある最大の革新部分は、そのブタの遺伝子が編集されていた、というところだ。そして、この遺伝子編集を可能にする技術の代表が"CRISPR“というシステムらしいのだが、どうにもそれを理解するのに難解な技術である。 例えば、京都大学のCRISPRの紹介ページを見て頂きたい。こんなもん素人が分かるか!、という話で、wikiにしたって同じである。そこで、分かりやすいCRISPRの紹介と共に、CRISPRを活用した未来への展望を語る素晴らしい記事があったので紹介したい。 ただし、この説明はどうやらかなり大雑把なもののようで、あくまでも"大体こんなもん"という程度でご理解頂きたい。 生まれる前のみならず後天的治療にも「CRISPRは、これまでの人類史を塗り替える可能性を秘めている。 2005年、食品会社で働く微生物学者ロドルフ・バランゴウ氏は、バクテリアが”C

                                【医療】遺伝子編集システム”CRISPR”の発見は火や電気の発見に匹敵する? - セカメカセ
                              • 潮汐力は重力波の一種=南アフリカ研究チームの新論文

                                2016年に物理学者は初めて、2つのブラックホールの衝突によって発生したとみられる重力波を検出した。だが、南アフリカの研究者によると、ありふれた現象である潮汐力も重力波の数学的な特徴を備えているという。 by Emerging Technology from the arXiv2020.01.16 154 70 10 8 2016年2月、物理学者の国際チームが重力波を初めて直接検出したと発表した。この重力波は、それぞれが太陽の約30倍の質量を持つ2つの巨大ブラックホールの衝突によって発生したもので、衝突の規模が非常に大きかったため、時空の「さざ波」が地球まで伝わってきたというわけだ。 重力波の発見は、物理学コミュニティにとって勝利を意味した。アインシュタインの一般相対性理論に従うと時空のさざ波が起こる可能性があることは、物理学者の間では長きにわたって知られていた。重力波は、陽子の直径よりも

                                  潮汐力は重力波の一種=南アフリカ研究チームの新論文
                                • 【重力波で見える宇宙のはじまり③】インフレーションがインフレーションを呼ぶ。時間と空間は終わり、別の概念の形成へ💦 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                                  こんにちは、カタツムリ系です🐌 本書が面白いということは、それなりに突っ込んで記述されている裏返しでしょう。それだけに、ビギナー・レベルには辛いところも散見されますが、なかなか、やめられない。カッパえびせんのよう💦 宇宙誕生までリーチしようとする野心満々の重力波の試み。そのスピリッツだけで、十分楽しめるものではあります。 重力波で見える宇宙のはじまり 「時空のゆがみ」から宇宙進化を探る (ブルーバックス) 作者: ピエール・ビネトリュイ,安東正樹,岡田好惠 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/08/17 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 出典はアマゾンさん。 前回の記事です↓ ——————————————————————— 【目次】 重力波の繊細さ 著者による宇宙未来予測 最近はビッグバンよりインフレーション? インフレーションがインフレーションを呼ぶ?! 時に

                                    【重力波で見える宇宙のはじまり③】インフレーションがインフレーションを呼ぶ。時間と空間は終わり、別の概念の形成へ💦 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                                  • バーチャル背景の配布|国立天文台(NAOJ)

                                    オンライン会議アプリの背景として利用できるバーチャル背景を用意しました。 数ある国立天文台の画像の中から、国立天文台の施設や望遠鏡などの代表的な写真をピックアップしています。また、5月26日には皆既月食が見られることから、2018年1月31日の皆既月食の写真も選んでみました。さらに、ビジネスシーンでも使いやすいように国立天文台ロゴを配したシンプルな背景画像も作成しました。 リモートワークやオンライン授業、リモートイベント、リモート飲み会(オンライン飲み会)など、いろいろな場面でぜひご活用ください。パソコンの壁紙としてもお使いいただけると思います。 念のため利用方法についてお知らせします。テレワークやオンライン授業など、個人で楽しむ範囲でご活用ください。それ以外の目的での利用の場合は、国立天文台ウェブサイトにある利用規定や著作物利用ガイドに目を通していただき、そのルールにしたがってご利用くだ

                                      バーチャル背景の配布|国立天文台(NAOJ)
                                    • 物理学の最大の謎を解く装置たち

                                      物理学の最大の謎を解く装置たち2020.05.14 20:0039,515 Ryan F. Mandelbaum - Gizmodo US [原文] ( 山田ちとら ) 時空が織りなす宇宙のタペストリー。どんな法則にしたがって紡がれているのか、まだ見ぬダークマターとはどのようなものなのか。 物理学は、わたしたちの宇宙の根本的な原理を解き明かし、その姿を見せてくれます。 「物理学」と聞くと、マッドサイエンティストがぽつんと黒板に向かって数式を展開しているイメージがありますが、現代における物理学上の発見はむしろ大がかりな装置を使った大勢の科学者たちによる共同作業の賜物。スケールの大きい、何十億円もの費用がかかる実験装置が、宇宙の謎を解き明かすべく世界中の僻地に点在しています。 過去100年間の物理学の進展はめざましいものでした。びっくりするほど多くの謎を解いてきたと同時に、同じぐらい多くの謎を

                                        物理学の最大の謎を解く装置たち
                                      • 大型低温重力波望遠鏡KAGRAが完成、重力波望遠鏡3者による研究協定を締結|国立天文台(NAOJ)

                                        トピックス 2019年10月 4日 大型低温重力波望遠鏡KAGRAが完成、重力波望遠鏡3者による研究協定を締結 岐阜県飛騨市神岡町に建設が進められてきた大型低温重力波望遠鏡KAGRA(かぐら)がこのたび完成し、米国のLIGO(ライゴ)、欧州のVirgo(バーゴ)との研究協定を締結しました。これら主要な3者の重力波望遠鏡で同時観測することによって、重力波を発生させた天体をより正確に特定できるようになります。 KAGRAは、東京大学宇宙線研究所、高エネルギー加速器研究機構、自然科学研究機構 国立天文台を共同ホスト機関とした協力体制の下、富山大学をはじめとする国内外の研究機関・大学の研究者との共同で、2010年から進められてきたプロジェクトです。2019年4月、全ての機器の搬入、設置が完了し、現在、精密なレーザー干渉計として動作させるための調整や、検出感度を高めるための試験、調整を進めています。

                                          大型低温重力波望遠鏡KAGRAが完成、重力波望遠鏡3者による研究協定を締結|国立天文台(NAOJ)
                                        • 原始ブラックホールはインフレーション時にできた子宇宙か? - Kavli IPMU

                                          東京大学 国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)が、宇宙初期の加速膨張であるインフレーション時にできた「子宇宙」が、そののちに原始ブラックホールになったとする理論を提唱した。さらに、この理論で示されたシナリオが、ハワイのすばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラハイパー・シュプリーム・カム(HSC)を用いた原始ブラックホール探索の観測で検証できることを示したことも発表された。 同成果は、Kavli IPMUのウラジーミル・タキストフ特任研究員、同・杉山素直大学院生、同・高田昌広主任研究者、米・カリフォルニア工科大学ロサンゼルス校のアレクサンダー・クセンコ教授ら、素粒子論、宇宙論、天文学者など多数の関連分野の研究者が結集した国際共同研究チームによるもの。詳細は、米物理学会が刊行する学術誌「Physical Review Letters」にオンライン掲載された。 1

                                            原始ブラックホールはインフレーション時にできた子宇宙か? - Kavli IPMU
                                          • 無念でしかない。プエルトリコの電波望遠鏡、崩壊の危機を経て閉鎖へ

                                            無念でしかない。プエルトリコの電波望遠鏡、崩壊の危機を経て閉鎖へ2020.11.29 08:0032,764 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] ( 山田ちとら ) 地球と宇宙をつないだ輝かしい歴史に、幕が下りる。 四国の半分ほどの面積を持つプエルトリコ島は、そのほとんどがうねるような山々で形成され、緑深き熱帯雨林に覆われています。その北西に位置するアレシボの山あいに、かつて世界一大きかったアレシボ電波望遠鏡が57年間ジャングルの上にそっと身を横たえてきました。 そのアレシボ電波望遠鏡が、いまや崩壊の危機に瀕しています。主鏡の上に吊り下げられたプラットフォーム(受信機などを設置)が落下する危険性を重くみた当局は、11月19日に望遠鏡の運営停止と解体を発表しました。そして今、世界中の天文学者たちがアレシボを失った後の世界に想いを馳せ、憂いを共有しています。 憂い

                                              無念でしかない。プエルトリコの電波望遠鏡、崩壊の危機を経て閉鎖へ
                                            • 焦点:トランプ政権下の科学者受難、一流諮問委「解体」の内幕

                                              [ニューヨーク 30日 ロイター] - 彼らは一流の学術諮問委員会メンバーとして最高機密へのアクセス権限を与えられ、冷戦期以来、米国が抱える安全保障上の難問について国防総省に助言を与えてきた。60年の間に、ノーベル賞受賞者を11人輩出、連邦政府に委嘱された調査研究は数百件にのぼる。 7月30日、彼らは一流の学術諮問委員会メンバーとして最高機密へのアクセス権限を与えられ、冷戦期以来、米国が抱える安全保障上の難問について国防総省に助言を与えてきた。写真は4月、ジョージア州キングスベイの潜水艦基地に戻ったオハイオ級原子力潜水艦アラスカ。米海軍提供(2019年 ロイター) 「ジェイソン」と呼ばれるこの諮問グループは、米国トップクラスの物理学者など科学者約60人で構成され、毎年夏をカリフォルニア州ラ・ホーヤで過し、国防総省その他の連邦政府機関から委嘱された研究を行ってきた。 3月28日、トランプ大統

                                                焦点:トランプ政権下の科学者受難、一流諮問委「解体」の内幕
                                              • 陰ヨガのススメ【初心者でも今日からできる!リラックス・ヨガ】 - ぷれぜん仙人のブログ

                                                ぷれぜん仙人です、 今日はゆるっとヨガの話 をしてみたいと思います! こちらの記事で書いたように私は ヨガを10年ほどやっています。 www.presen-sen-nin.com 今まで色々なことにお金を使ってきましたが、 ヨガというのは、 やってて良かったTOP3 に間違いなく入りますね。 ヨガというものに出会って、 生活や仕事の質、もっと言うと、 人生の質が上がった と誇張なく思っております。 なので、 私は友人などにもヨガの啓蒙活動を 自主的にずっとやってきているのですが。笑 ただ、ちょっとハードル高い場合も 無くはないんですよね。 特に男性の場合。 心理的抵抗とか、体が硬いとか、、、 でも、 そんな人にも今日ご紹介する陰ヨガは 自宅で簡単にできてオススメです! アーサナには大きく2つの方向性がある ヨガをやらない方には耳慣れない 言葉かもしれませんが、 ヨガでいわゆるポーズをとるこ

                                                  陰ヨガのススメ【初心者でも今日からできる!リラックス・ヨガ】 - ぷれぜん仙人のブログ
                                                • 【ゼロからわかるブラックホール】「宇宙の墓場」から「宇宙のレジェンド天体」へ。重力波経由で宇宙誕生の瞬間を。多元的宇宙も視野に。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                                                  こんにちは、カタツムリ系です🐌 もともとは、月刊ムーの三上編集長がメイン・スピーカーとなって、月刊ムーの楽しみ方を解説するユーチューブ投稿「ムーチューブ 」が面白い!と思って始めた物理関係の読書。 特に、マルチ・バース、日本語に直すと「多元的宇宙」が刺激的でした。要は、宇宙とか世界は一つじゃない!というセオリー。そんな観点からすれば、ブラックホールは、マルチ・バースへの入り口のようなイメージあり、マルチ・バース熱を、さらに加熱してくれそうです。そんなこんなで本書↓ ゼロからわかるブラックホール―空を歪める暗黒天体が吸い込み、輝き、噴出するメカニズム (ブルーバックス) 作者: 大須賀健 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2011/06/21 メディア: 新書 クリック: 27回 この商品を含むブログ (3件) を見る 出典はアマゾンさん。 ——————————————————————

                                                    【ゼロからわかるブラックホール】「宇宙の墓場」から「宇宙のレジェンド天体」へ。重力波経由で宇宙誕生の瞬間を。多元的宇宙も視野に。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                                                  • ドラゴンクエスト~ダイの大冒険~2020アニメ第84話「起て、宿命の騎士」感想 - げんこつやま/頑固なグルメやオタク記事など、雑多な内容をオリキャラ茶番で好き勝手語るブログ

                                                    よく来たな。CJとホオズキ、モアイでお届けするずぇ! ※この記事はアニメ「ドラゴンクエスト・ダイの大冒険(2020年版)」のネタバレを含みます。また管理人は原作読者なので、極力そちらのバレは控えますがその視点になっていることを予めご了承ください。 ダイの大冒険アニメ第84話!ラーハルトの参戦によりミストバーンとポップらを残し、先へ進むダイとレオナ。しかし、そこに謎の触手がレオナを捉え魔宮の中へ・・・レオナを救えダイ!!! ・冒頭のわんこ「かぶりもの」 ・飲み込まれたレオナ ・双竜紋! ・竜の騎士の秘呪文 ・キャスト全般感想 ・今回の呪文、必殺技、アイテム ・好きなセリフ ・結び ダイの大冒険アニメ第84話!ラーハルトの参戦によりミストバーンとポップらを残し、先へ進むダイとレオナ。しかし、そこに謎の触手がレオナを捉え魔宮の中へ・・・レオナを救えダイ!!! ・冒頭のわんこ「かぶりもの」 さて冒

                                                      ドラゴンクエスト~ダイの大冒険~2020アニメ第84話「起て、宿命の騎士」感想 - げんこつやま/頑固なグルメやオタク記事など、雑多な内容をオリキャラ茶番で好き勝手語るブログ
                                                    • 日本の重力波望遠鏡「KAGRA」が報道公開 - 年内に本格観測を開始へ

                                                      東京大学宇宙線研究所、高エネルギー加速器研究機構、国立天文台の3機関が中心となって開発してきた大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」がこのほど完成。本格観測の開始を前に9月30日、内部の実験機器が報道陣に向けて公開された。ブラックホールの合体などによって生じた重力波を捉え、宇宙の謎の解明に挑む。 KAGRAの中央実験室。機器が埃を嫌うため、クリーンブースになっている KAGRAは2010年に予算化され、プロジェクトがスタート。旧神岡鉱山(岐阜県飛騨市神岡町)の地下200m~800mで建設が進められてきた。すぐそばには、あのニュートリノ観測装置「スーパーカミオカンデ」も設置されている。 KAGRAの入り口。ここから500mほど奥に入ったところに装置がある トンネルの内部を奥に進む。外より涼しいが、湿度がかなり高い トンネルの奥には広い空間がある。この向こうが中央実験室だ 多数の自転車も。アームの

                                                        日本の重力波望遠鏡「KAGRA」が報道公開 - 年内に本格観測を開始へ
                                                      • GPSの仕組み(原理・誤差原因、「みちびき」情報)

                                                        GPSの仕組み (原理・誤差原因、入門編、「みちびき」精度) 身近になったGPSですが、意外と原理を知らず利用しており誤解が多々あります。特に「みちびき」については、受信出来ればcm単位やm単位での精度が得られると勘違される方が多数おられます。このページでは、「みちびき」の仕組みも含め出来るだけ分かりやすく解説いたします。(2022年情報) まずGPS(Global Positioning System)は、米国が上げたGPS衛星を利用しています。 米国以外にも世界のGPS(正確にはGNSS)は現在増えています。(毎年増減しているので数は参考です。) GPS -アメリカ(2022年31機) GLONASS     -ロシア (2022年25機) Galileo -欧州  (2022年28機) QZSS -日本  (2022年4機) BeiDou -中国  (2022年49機) IRNSS

                                                        • 120億℃以上の環境では存在可能な原子核の総数が増える 超高温環境での新たな原子核の性質が判明

                                                          金やウランなどの重元素は、超新星爆発や中性子星同士の衝突 (※1) といった超高エネルギーな天文現象によって生成されると考えられています。重元素の詳細な生成プロセスを理解することは、原子核全般の性質や、中性子星内部のような極端な環境を知ることに繋がる重要な研究です。 ※1…中性子星とは、太陽の8倍以上の質量を持つ恒星の中心部で核融合反応が停止して超新星爆発が起こった後に残される、かつて恒星の中心核だった天体です。大雑把に言えば、中性子星は非常に多くの中性子で構成された巨大な “原子核” だと言えるため、中性子星の性質は極端な環境における原子核の性質によって決まると見積もられています。 【▲図1: 中性子星同士の衝突時の想像図。衝突点は最高で1兆℃、その周辺も数百億℃以上の超高温環境となり、非常に重い元素を大量に生み出すと考えられています(Credit: University of Warw

                                                            120億℃以上の環境では存在可能な原子核の総数が増える 超高温環境での新たな原子核の性質が判明
                                                          • 超大質量ブラックホールが生み出す背景重力波の証拠をつかんだ「パルサー・タイミング・アレイ」とは何なのか?

                                                            2023年6月30日、重力波の検出を行っている天文学者のコンソーシアム・North American Nanohertz Observatory for Gravitational Waves(NANOGrav)が「背景重力波の存在を示唆するデータを特定した」ことを発表しました。この背景重力波の痕跡をつかんだのが、世界中の電波望遠鏡で行われている研究プロジェクト・施設が「パルサー・タイミング・アレイ(PTA)」です。 International Pulsar Timing Array https://ipta4gw.org/ 今回NANOGravが発表した内容については、以下の記事で解説しています。 宇宙の起源の痕跡かもしれない「背景重力波」の証拠を検出か、2023年6月30日に「重要な発表を行う」と研究組織が声明 - GIGAZINE 日本時間で2023年6月30日午前2時に行われた発表

                                                              超大質量ブラックホールが生み出す背景重力波の証拠をつかんだ「パルサー・タイミング・アレイ」とは何なのか?
                                                            • 【重力波とはなにか】当時の検索トップキーワード。時空の歪みがもたらす重力波という極小な存在。未踏の宇宙誕生まで食い込む破壊力。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                                                              こんにちは、カタツムリ系です🐌 2016年に発見された、重力の「波」である「重力波」。当時は新聞紙上も賑わせ、ネット検索のワードでもトップになったようです。そして、その翌年の2017年のノーベル賞は、重力波を初観測した研究者の方に送られたようです。 重力波検出に貢献した研究者3名、ノーベル物理学賞を受賞 - アストロアーツ 「重力波」とは言っても、重力は「重力子」という「ツブ(粒)」という風にも認識されています。量子論で散々耳にしましたが、「ツブ(粒)」」であり、同時に「ナミ(波)」とも認識されるようです。 天文学辞典 » 重力子 ほとんど、呪文のような言葉の連続ですが、とりあえずは、読み進めます💦 重力波とはなにか 「時空のさざなみ」が拓く新たな宇宙論 (ブルーバックス) 作者: 安東正樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/09/16 メディア: 新書 この商品を含むブ

                                                                【重力波とはなにか】当時の検索トップキーワード。時空の歪みがもたらす重力波という極小な存在。未踏の宇宙誕生まで食い込む破壊力。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                                                              • 【Python】数値計算プログラミング

                                                                【Python】数値計算プログラミング 当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。 Pythonの誕生と進歩 時代は 1980 年代。まだ仕事場や家庭にコンピュータが十分に普及しておらず、ほとんどの人がインターネットという言葉さえ知りませんでした。その当時、やたらと長くて複雑なコードと格闘していたプログラマーたちの姿を見ていた1人のオランダ人は、もっと読みやすく使い勝手の良いプログラミング言語を作れないものかと思案しました。 こうして生まれた新しい言語が Python です。この奇妙な名前は、イギリスのコメディ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』に由来します。Python は日本語で「ニシキヘビ」を意味します。現在ではニシキヘビが Python のシンボルマークとなって、参考書の表紙を飾っていますね(個人的にはヘビはあまり好きではないです ... )。 Python

                                                                  【Python】数値計算プログラミング
                                                                • 数学的に美しいと、科学的に正しいのか?『数学に魅せられて、科学を見失う』

                                                                  科学実験から得られたデータというのは、ノイズだらけで、混沌としており、それらをきれいに説明する数式やモデルを作るのは簡単ではない。 そのため、データを説明する数式の候補をいくつか検討することになる。このとき、よりシンプルに実験を説明する、美しい数式の方が、正しいような気がする(オッカムの剃刀、という言葉があるくらい)。 しかし、数学的に美しいことは、科学的に正しいことを保証しない。ひょっとすると、数学的に美しくない数式やモデルの方が、科学的には正しいのかもしれないのだ。 にもかかわらず、数学的に美しい方が科学的に正しいとする誘惑に駆られ、それに合わせて実験データの取捨選択まで手を染める科学者がいる―――現役の物理学者である著者は、そう告発する。 『数学に魅せられて、科学を見失う』は、ザビーネ・ホッセンフェルダーの初の著書となる。フランクフルト高等研究所の理論物理学者だ。ちょっと変わったタイ

                                                                    数学的に美しいと、科学的に正しいのか?『数学に魅せられて、科学を見失う』
                                                                  • 重力波望遠鏡「KAGRA」施設内の計測器がトンガ火山噴火の影響を捉えていた

                                                                    【▲ トンガの火山噴火がKAGRAにもたらした振動(中央の波形)。国立天文台プレスリリースより(Credit: JMA, NOAA/NESDIS, CSU/CIRA, KAGRA collaboration) 】日本時間2022年1月15日13時頃、トンガの火山「フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ」で大規模な噴火が発生しました。この噴火は潮位変動を引き起こし、気象庁によると岩手県久慈港をはじめ、国内各地で津波が観測されています。 東京大学宇宙線研究所(ICRR)は2月4日、岐阜県の神岡鉱山跡に建設された重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」の施設内にある計測器が、遠くトンガで起きた噴火の影響を捉えていたことを明らかにしました。 【▲ 重力波望遠鏡「KAGRA」中央実験室内の様子(Credit: ICRR GW group)】KAGRAは長い距離を進むレーザー光を利用した「レーザー干渉計」と呼ば

                                                                      重力波望遠鏡「KAGRA」施設内の計測器がトンガ火山噴火の影響を捉えていた
                                                                    • 【消えた反物質①】裁判沙汰?!ブラックホールを作りかねない実験装置への周辺住民の恐怖💦物質と反物質の作られ方。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)

                                                                      こんにちは、カタツムリ系です🐌 筆者は、2008年ノーベル賞受賞者。「CP対称性の破れ」に関する研究成果が受賞理由だとか。 「CP対称性」という、馴染みのない、もしくはパチンコの新台のようなワードについては、意外にも、先に別途記事にしていました↓ この味気ないタイトルですが、意外と面白い。もちろん、ほかにスター扱いの分野は沢山あります。例えば アインシュタインの相対性理論→光や重力を説明しようとする「映え」るもの 宇宙物理学→宇宙背景放射を追って、宇宙誕生直後に迫るもの 重力波天文学→宇宙背景放射が宇宙誕生から38万年前までしか遡れないのに比べて、宇宙誕生まで遡れる可能性 のような感じ。 しかし、この対称性は、なんと 「物質」vs「反物質」を扱い 宇宙の構造そのもの に迫るもの。迫力満点😊 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————— 【目次】 よく相対性理論

                                                                        【消えた反物質①】裁判沙汰?!ブラックホールを作りかねない実験装置への周辺住民の恐怖💦物質と反物質の作られ方。 - カタツムリ系@エンタメ・レビュー (ポップ・サイエンスはデフォルト)
                                                                      • 【早くも3刷】『ChatGPTの頭の中』著者インタビュー スティーヴン・ウルフラム×安野貴博「AI、SF、そしてルリアド」|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                                        【早くも3刷】『ChatGPTの頭の中』著者インタビュー スティーヴン・ウルフラム×安野貴博「AI、SF、そしてルリアド」 ChatGPTの開発元であるOpenAIのCEO、サム・アルトマンが「最高の解説書」と絶賛した『ChatGPTの頭の中』(スティーヴン・ウルフラム、高橋聡訳、稲葉通将監訳、早川書房)。本書は近年急速に関心が高まっているChatGPTや生成AIについて、その基礎的な技術や今後の可能性を理解するにあたって最適な一冊。発売直後よりご好評をいただきまして、現在3刷を準備中です。 本記事では『S-Fマガジン』2023年12月号(10/25発売)に掲載予定、SF作家・安野貴博さんによる、著者スティーヴン・ウルフラムさんへのインタビュー(翻訳:高橋聡、構成:書籍編集部)を先行公開いたします。 ChatGPTの機能の詳細だけにとどまらず、人間が操る自然言語の法則、〈エイリアン・インテ

                                                                          【早くも3刷】『ChatGPTの頭の中』著者インタビュー スティーヴン・ウルフラム×安野貴博「AI、SF、そしてルリアド」|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                                        • ミステリー風SFドラマ「 Interstellar」インターステラーが面白い。 - hartのメモ

                                                                          そろそろ、年末の長期休暇になりますね。みなさんは「暇」な時間をどうお使いになる予定ですか?わたしは映画かな。アマゾンプライムの会員特典映画やドラマを見る予定ですよ。映画大好きだけど、ちょっと最近忙しすぎてなかなかみれないから長期休暇でみよう!って方。よければ参考にしてください! スポンサーリンク お勧め映画:インターステラはどんな人向け? インターステラーの動画 特別映像! ストーリー(ネタばれあり) キャスト スタッフ アマゾンビデオ メディアセル 最後に お勧め映画:インターステラはどんな人向け? インターステラはミステリー系が好きな人にはお勧めかな。それから宇宙船や宇宙が好きな方にもお勧め。SF好きって方には、ハードではなくて背景にSFを使ってるって感じなので好き嫌いがわかれちゃうかもって感じです。 SF好きな方には、例えば、サイレントランニングとかよりな感じで伝わるかな。 SF部分

                                                                            ミステリー風SFドラマ「 Interstellar」インターステラーが面白い。 - hartのメモ
                                                                          • 人類がブラックホールの存在を知る8つの方法

                                                                            ブラックホールは、光さえ抜け出せないほど強力な重力を持つ天体なので、可視光だけでなくX線や赤外線などあらゆる波長の電磁波を使っても、その存在を直接観測することはできません。そんなブラックホールの存在を知るために科学者たちが編み出してきた8つの方法を、科学系ニュースサイトのLive Scienceがまとめました。 8 ways we know that black holes really do exist | Live Science https://www.livescience.com/how-we-know-black-holes-exist.html ◆1:アルバート・アインシュタインの「確固たる予言」 「ブラックホール」という言葉が使われ始めたのは1960年代のことですが、1916年にはドイツの天体物理学者であるカール・シュヴァルツシルトによって、ブラックホールに相当する天体が宇

                                                                              人類がブラックホールの存在を知る8つの方法
                                                                            • 国際宇宙ステーション(ISS)後どうなる?ロシア・中国の宇宙開発まとめ - QUATRE(キャトル)の庭

                                                                              先日、国際宇宙ステーションからのロシアの撤退のニュースが流れました。ウクライナ侵攻の宇宙開発への影響と報道が目立ちますが、いま、世界の覇権図の大きな転換期に差し掛かっています。 アメリカとロシアの関係が注目される影で、順調に計画を実行している中国が、今後、宇宙開発の主導権を握ることになりそうです。 国際宇宙ステーションの概要と、ロシアと中国の宇宙開発を簡単にまとめてみました。 国際宇宙ステーションとは 国際宇宙ステーション(International Space Station)は、 世界で9番目の宇宙ステーション(人が住める人工衛星)です。 歴代の宇宙ステーション 歴代の国際宇宙ステーションは、次の通りです。 サリュート アルマース コスモス557号 スカイラブ1 ミール 天宮1号 天宮2号 ジェネシス ISS 国際宇宙ステーション参加国 国際宇宙ステーションは、5つの宇宙機関が参加する

                                                                                国際宇宙ステーション(ISS)後どうなる?ロシア・中国の宇宙開発まとめ - QUATRE(キャトル)の庭
                                                                              • 物理ぎらいを大量発生させたフランクリンの定義|物理の4大定数|小谷太郎

                                                                                小谷太郎『物理の4大定数 宇宙を支配するc、G、e、h』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 光速c、重力定数G、電子の電荷の大きさe、プランク定数h。これらの基礎物理定数は日常から宇宙までを支配する法則が数値となったものだ。我々はふだん物理定数など意識せずに暮らしているが、この値が違えば太陽はブラック・ホールと化し、人類は地球にいられず火星に住むハメになり、宇宙の姿は激変する。本書では人類がいかにして4大物理定数を発見したか、そのことでどんな宇宙の謎が解け、またどんな謎が新たに出現したかを解説。相対性理論、宇宙の構造、素粒子や量子力学までわかる画期的な書! 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 小谷太郎『宇宙はどこまでわかっているのか』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天

                                                                                  物理ぎらいを大量発生させたフランクリンの定義|物理の4大定数|小谷太郎
                                                                                • 人類4台目の重力波望遠鏡、日本が誇る「KAGRA」がついに完成(1) 重力波とはどんなもの? その特徴や観測の歴史をおさらい

                                                                                  岐阜県飛騨市にある神岡鉱山の跡地。かつては東洋一の鉱山として栄えるも衰退。そしてイタイイタイ病という負の歴史ももつ。 この地が、天文学の観測施設として活用され始めたのは1980年代に入ってからだった。2つのノーベル物理学賞の受賞の立役者となったニュートリノ観測装置「カミオカンデ」や「スーパーカミオカンデ」をはじめ、世界最先端の施設が、その山中に立ち並ぶ。まさにこの場所は、天文学の最前線だ。 そして2019年10月4日。この場所に、新たにもうひとつの観測施設が産声をあげた。その名は大型低温重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」。「重力波」と呼ばれる時空のさざ波を捉えるための望遠鏡で、世界で4台目、アジア地域では初の重力波望遠鏡となる。これから世界の他の重力波望遠鏡との共同観測により、近年始まったばかりの重力波天文学、そしてそこに他の観測方法を加えた「マルチメッセンジャー天文学」を切り拓き、数々

                                                                                    人類4台目の重力波望遠鏡、日本が誇る「KAGRA」がついに完成(1) 重力波とはどんなもの? その特徴や観測の歴史をおさらい