中国本土で大規模な呼吸器感染症が発生し、その中でマイコプラズマが人々の間にパニックを引き起こしています。台湾基層医療協会の林応然理事長は、中国本土から台湾に帰国した人々が、主流の治療薬「エリスロマイシン」に耐性を持つマイコプラズマの株を持ち帰り、台湾で再び集団発生が相次ぐのではないかと懸念しています。しかし、台湾の疾病管理局は、台湾ではマイコプラズマ肺炎はまだ「低レベル流行」であると考えています。 フランス国営ラジオ放送局RFIの記事より。 台湾が薬剤耐性菌の侵入を警戒 中国本土では、最近マイコプラズマ感染が急増しており、中国の北部から東部にかけて広がっています。 北京小児病院の内科には1日平均7000人以上、上海小児病院には1日8000人以上の外来・救急患者が訪れ、緊急発熱クリニックでは診察まで4時間待ちとなり、全国各地の多くの学校では、病気で熱を出した子供が多いため学級閉鎖を発表してい