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防衛族の検索結果1 - 18 件 / 18件

  • 「沖縄が独立すると言ったら?」…中国軍元幹部が日本側に不穏当発言

    自民党の安全保障調査会であいさつする中国国際戦略学会幹部の孫建国氏(右)=23日(矢島康弘撮影)自民党安全保障調査会(会長・小野寺五典元防衛相)が23日に行った中国人民解放軍元副総参謀長の孫建国氏との会合で、孫氏は台湾問題について「米側があおっている」と主張し、米国を「狼」になぞらえて日米同盟にくさびを打とうとした一方、日中間の緊張がエスカレートする事態には日本と同様に懸念する姿勢も示した。会合でのやり取りは冒頭以外は非公開。中国軍元幹部は日本の元防衛相らに何を語ったのか。 「関係正常化に向けて歩み出す努力をしたい。真っ向から衝突する分野も喜んで意見を交わしたい」 会合冒頭、孫氏は複数の防衛相経験者を含む防衛族議員たちに穏やかな口調で呼びかけた。孫氏は原子力潜水艦艦長歴もある元海軍上将。自衛隊の統合幕僚監部に当たる中国軍総参謀部(現統合参謀部)のナンバー2だった人物だ。

      「沖縄が独立すると言ったら?」…中国軍元幹部が日本側に不穏当発言
    • 「平和ぼけの国民に発信」 自民・柴山氏、防衛族議員に | 共同通信

      自民党の柴山昌彦元文部科学相は6日、東京都内で開かれた防衛族議員のパーティーで、この議員を紹介する際「いかに防衛問題が重要かということを、平和ぼけした国民の皆さんに発信し、国民的な関心を呼び起こしてくれる。私たちにとって大切な伝道師だ」と述べた。議員がメディアで積極的に防衛政策を発信していることを踏まえた発言。「平和ぼけ」との表現は批判を受ける可能性がある。 柴山氏は安倍派に所属し、2015~17年には安倍内閣で国家安全保障政策担当の首相補佐官を務めた。 パーティーを開いたのは、自衛隊イラク派遣で「ヒゲの隊長」として知られた佐藤正久参院議員。

        「平和ぼけの国民に発信」 自民・柴山氏、防衛族議員に | 共同通信
      • 「やめるなら地上イージスより辺野古だ」 元防衛大臣・副大臣が新基地見直しに言及 (1/4) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

        相次いで「辺野古」の見直しに言及した中谷元・元防衛大臣(右)と長島昭久・元防衛副大臣。コロナ禍による財政難が追い風になるか[写真/小山幸佑(中谷氏)、朝日新聞社(長島氏)] 海底に「マヨネーズ並み」の軟弱地盤が見つかり、工事費用が計画の3倍近い9300億円に引き上げられた辺野古沖の米軍基地建設現場 (c)朝日新聞社 沖縄県民の明確な反対を受けても政府が突き進んできた辺野古沖の米軍新基地建設。だが、ここに来て自民の防衛族から見直しの声が上がっている。AERA 2020年7月6日号では、防衛相や沖縄県知事、元大臣や国会議員らが主張する辺野古問題の見解をまとめた。 【写真】海底に「マヨネーズ並み」の軟弱地盤が見つかった辺野古沖の米軍基地建設現場 *  *  * 政府が秋田、山口両県への地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画停止を決めたことなどをきっかけに、安倍政権が沖縄で推進してい

          「やめるなら地上イージスより辺野古だ」 元防衛大臣・副大臣が新基地見直しに言及 (1/4) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)
        • 前原誠司が民民を離党し、維新への合流を露骨に狙う新党の結成を発表 - kojitakenの日記

          現在は非常な多忙期にあるのでブログの更新は思うに任せない。 だから巨額ぶりが突出する安倍晋三派をはじめとする自民党5派閥の裏金問題や前原誠司が民民を離党して新党結成を発表した件にも触れられずにいた。 後者は前原自身の他には参院滋賀選挙区選出の嘉田由紀子、それに比例選出の3議員で、うち2人が民民、もう1人が少し前に立民を除籍された人とのこと。もう少し調べると、斎藤アレックスという民民の衆院議員は前原の元秘書で、これには大いに納得なのだが、民民のもう一人の鈴木敦という34歳の若い人は大学中退、予備自衛官、非正規公用職員などを経て小沢一郎一派の樋高剛事務所で働いた縁から自由党を経て2021年衆院選で民民から立候補し、選挙区での得票率は11%そこそこだったにもかかわらず比例復活した人だった。こういう経歴の人があからさまに維新との合流を目指す政党に加わることには「なんだかなあ」と思ってしまう。なぜな

            前原誠司が民民を離党し、維新への合流を露骨に狙う新党の結成を発表 - kojitakenの日記
          • 北朝鮮ミサイル、自衛隊の迎撃に現実味 技術向上で「困難」の見方も:時事ドットコム

            北朝鮮ミサイル、自衛隊の迎撃に現実味 技術向上で「困難」の見方も 2023年04月15日07時14分配信 首相官邸に入る岸田文雄首相=14日、東京・永田町 北朝鮮が13日に発射した弾道ミサイルは当初、北海道内に着弾すると予測され、自衛隊法に基づく初めての破壊措置の実施(迎撃ミサイル発射)の可能性があった。結果的に日本領域に落下しないと判断、迎撃は見送られた。北朝鮮が挑発行為を続ける中、破壊措置の現実味は増す。北朝鮮の技術向上によって実際に撃ち落とすのは「困難」との見方もある。 北朝鮮、新型ICBM「火星18」試射 固体燃料式、ミサイル開発着々―韓国「完成までに時間」と分析 浜田靖一防衛相は14日の記者会見で「常に(ミサイルを)レーダーで追っている。迎撃態勢を常に取っている」と述べ、日本のミサイル防衛(MD)態勢は万全だと強調した。ただ、具体的な対応については「情報収集、分析能力、自衛隊の運

              北朝鮮ミサイル、自衛隊の迎撃に現実味 技術向上で「困難」の見方も:時事ドットコム
            • 「やめるなら地上イージスより辺野古だ」 元防衛大臣・副大臣が新基地見直しに言及〈AERA〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

              相次いで「辺野古」の見直しに言及した中谷元・元防衛大臣(右)と長島昭久・元防衛副大臣。コロナ禍による財政難が追い風になるか[写真/小山幸佑(中谷氏)、朝日新聞社(長島氏)] 沖縄県民の明確な反対を受けても政府が突き進んできた辺野古沖の米軍新基地建設。だが、ここに来て自民の防衛族から見直しの声が上がっている。AERA 2020年7月6日号では、防衛相や沖縄県知事、元大臣や国会議員らが主張する辺野古問題の見解をまとめた。 【写真】海底に「マヨネーズ並み」の軟弱地盤が見つかった辺野古沖の米軍基地建設現場 *  *  * 政府が秋田、山口両県への地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画停止を決めたことなどをきっかけに、安倍政権が沖縄で推進している辺野古新基地建設にも疑問の目が向けられている。背景には、新型コロナウイルス対策に巨額の国費を投入するため、防衛費を圧縮せざるを得ない政府の事情

                「やめるなら地上イージスより辺野古だ」 元防衛大臣・副大臣が新基地見直しに言及〈AERA〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
              • qtqmu - Spectre

                silent hill 333 @333_hill RT @fmn_fq: 人生、マイナスからのスタートをどうにか0に戻すのに必死になってるだけという感覚がある Jun 30, 2022 ロシアが核を撃てばNATOが何カ国増えようが何も変わらない。ルールを守るのはそのルールを守るメリットがあるから。プーチンにはない。 https://t.co/aOBDmZpZro Jun 29, 2022 <自民党憲法草案第十一条 国民は、全ての基本的人権を享有する。 この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利である。> 何故これは書かないのですか? 読んだ事がないからですか? https://t.co/dtVWI8XF5H Jun 29, 2022 @iminnhantai 自民党憲法草案第十一条 国民は、全ての基本的人権を享有する。 この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すこ

                • 安倍政権と社会保障政策 | 令和の幸福論 | 野澤和弘 | 毎日新聞「医療プレミア」

                  辞任表明の記者会見を終えた安倍晋三首相を乗せ、首相官邸を出る車両(右から2台目)=東京都千代田区で2020年8月28日、吉田航太撮影 政治の風景はどの観点から眺めるかで違って見える。政治家のイメージも角度によって異なり、別人のように見えたりする。政治に問題があるのだろうが、見る側の思想や立場がバイアスとなってゆがんで見えてしまうことも多い。 歴代で最も長かった第2次安倍晋三政権が終わる。集団的自衛権の行使を一部認める安全保障法制、「共謀罪」の創設などを推し進めてきたのが第2次安倍政権だ。任期中計6回の衆参両院選ですべて大勝し、「1強」といわれる政治体制を築いたからこそであろうが、リベラル勢力からはタカ派的な政策に加え、強引な政治手法への批判は強い。「森友・加計」問題や「桜を見る会」では官僚の忖度(そんたく)、公文書の改ざんや廃棄も相まってさらに悪評が聞こえてくる。 こうして見ると、安倍政権

                    安倍政権と社会保障政策 | 令和の幸福論 | 野澤和弘 | 毎日新聞「医療プレミア」
                  • アメリカの代理戦争と緩衝国家の安全保障――琉球列島のトリップワイヤー化を問う 東京外国語大学教授・伊勢崎賢治 | 長周新聞

                    「台湾有事」を想定したミサイル基地化が進む沖縄県宮古島市で10日、「琉球弧を平和の緩衝地帯に」と題し、東京外国語大学教授(紛争予防・平和構築学)の伊勢崎賢治氏を講師に招いた講演会が開かれた。主催は、ブルーインパルス飛行NO! 下地島・宮古空港軍事利用反対実行委員会。約200人が参加した講演会で、伊勢崎氏は、国連職員として赴いた各地の紛争地域での停戦調停やアフガニスタンで武装解除に携わった経験から、ウクライナ情勢が日本に突きつける問題を指摘。また大国同士の戦争によって真っ先に戦場になる運命にある「緩衝国家」であることを意識し、「ボーダーランド(国境地帯)」をあえて非武装化して戦争回避のための信頼醸成の要にする国防戦略の選択肢について、世界各国の事例をまじえながら提起した。講演内容を紹介する。(文責・編集部) ○            ○ この77年間、日本は幸か不幸か戦争を身近に感じてこなか

                      アメリカの代理戦争と緩衝国家の安全保障――琉球列島のトリップワイヤー化を問う 東京外国語大学教授・伊勢崎賢治 | 長周新聞
                    • [魚拓] 山上徹也容疑者 Twitter 投稿全文 | 安倍晋三銃撃事件 - 山上全文

                      安倍晋三元首相が銃撃されて死亡した事件で逮捕された山上徹也容疑者のものと目される Twitter アカウント(@333_hill)によるツイート全文。 RT @fmn_fq: 人生、マイナスからのスタートをどうにか0に戻すのに必死になってるだけという感覚がある Jun 30, 2022 ロシアが核を撃てばNATOが何カ国増えようが何も変わらない。ルールを守るのはそのルールを守るメリットがあるから。プーチンにはない。 https://t.co/aOBDmZpZro Jun 29, 2022 <自民党憲法草案第十一条 国民は、全ての基本的人権を享有する。 この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利である。> 何故これは書かないのですか? 読んだ事がないからですか? https://t.co/dtVWI8XF5H Jun 29, 2022 @iminnhantai 自民党

                      • 岩屋元防衛相が「正論」連発で真っ向から安倍批判! 岸田首相とは学生時代からの大親友|日刊ゲンダイDIGITAL

                        また安倍晋三元首相は、「岸田のヤロウめ」とイライラを募らせているのではないか。防衛相経験者の岩屋毅衆院議員が、安倍批判としか考えられない発言を繰り返しているからだ。 当選9回の岩屋議員は、防衛政務官、外務副大臣、防衛大臣を歴任した防衛族だ。ここ数日、立て続けに大手メディ…

                          岩屋元防衛相が「正論」連発で真っ向から安倍批判! 岸田首相とは学生時代からの大親友|日刊ゲンダイDIGITAL
                        • なにが理由なのかもコロコロ変わる対韓国「制裁」こそが、安倍政権の参院選・必勝の切り札? by 藤原敏史 | 日仏共同テレビ局フランス10

                          最初に「徴用工問題への報復」と言い始めたのは日本側だ。確かに、政府官邸や所轄の経産省が正式にそう明言したことはないが、高純度フッ化水素酸など三品目の韓国への事実上の禁輸制裁については、7月1日に正式に発表される一週間ほど前から、政府自民党内で検討が進んでいることがSNS上などで「韓国に報復」として噂が広まっていた。出どころは自民党右派系の議員で、自民党ネット・サポーターズ・クラブ(J-NSC)辺りでは、すでに「日韓断交の第一歩!」と大変な喜びようだった。 それに安倍晋三首相自身が、参院選公示前日(7月3日)の日本記者クラブでの党首討論会で、この件でについて「国と国との約束を守らない」と、慰安婦問題や徴用工問題で繰り返して来た定型句で言及している。 世耕経産大臣もツイッターで理由のひとつとして、徴用工問題を実例として「信頼関係」がなくなったことを挙げていた。 7月1日に公式に発表され、4日に

                            なにが理由なのかもコロコロ変わる対韓国「制裁」こそが、安倍政権の参院選・必勝の切り札? by 藤原敏史 | 日仏共同テレビ局フランス10
                          • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) オリンピックに反対しない安全保障屋って本性見えるよね

                            安全保障屋は「日本人の生命が第一」とか言っている。北朝鮮拉致被害者の命が大事で夜も眠れないとか言っている。 これは官民を問わない。自民党の防衛族はみんなそういってる。民間の安全保障セクターも青バッチつけているやつはまあそんなスタンスなんだろうよ。実際にそうとも言っている。 でも現状には何も言わない。政府のコロナ対策での不作為で人が死んでいる状況に緘黙している。そしてヨリ危険な状況をもたらすオリンピックにも何も言わない。誰も反対もしなければ諫言もしていない。 ■ 差し迫った危険はどっちかね まあ、それが本性だよね。不断言っていることはホントじゃないうことだ。 想像上の脅威は過剰に扱う。中国の軍事力で日本人はまだ誰も死んていない。北朝鮮の核でも死んでない。李承晩以降の韓国も日本人を殺してもいない。それにもかかわらず日本の危機であると言い立てる。 しかし、今そこにあるオリンピックの脅威は全く触ら

                            • 菅首相、狙うのは「死んだふり解散」/政界地獄耳 - 政界地獄耳 - 社会コラム : 日刊スポーツ

                              ★首相・菅義偉は細かな各論的政策を矢継ぎ早に繰り出し、各閣僚にも幾つかの課題を与え、仕事をすぐにスタートさせた。それぞれの仕事は国民生活に直結するものばかりで、携帯電話の料金値下げが首相のいの一番のやるべきことと国民は驚いたが、料金が下がることに誰も不満はない。つまり消費税を下げることに国民の信を問うと同じ理屈で、だれも反対などしない。 ★一方、党内外の保守派は、安倍政治の継承をうたいながら安全保障に積極的発言がないことに失望している。11日、前首相・安倍晋三が「ミサイル阻止に関する安全保障政策の新たな方針」についての談話を発表し菅政権に委ねるとしたものの、政権は積極的な対応をしていない。「安倍の実弟、岸信夫を防衛相に据えたのだから、そっちでいいようにやってくれというのが官邸のメッセージではないのか」と憤慨するのは自民党防衛族の1人。地球儀を俯瞰(ふかん)する外交を売り物にしていた前政権と

                                菅首相、狙うのは「死んだふり解散」/政界地獄耳 - 政界地獄耳 - 社会コラム : 日刊スポーツ
                              • 迫り来る極超音速ミサイルの脅威  現状では迎撃不可能?

                                突然の辞任発表となった会見で安倍首相は「わが国のまさに近くに核開発を進め、日本を射程に収めるミサイルの開発を進めている国がある。そうした国からしっかりと日本を守り抜いていかなければならない」とミサイル防衛について力説した。この背景には日本を取り巻く東アジアの急速な新型ミサイル開発の進展がある。ことに現状では迎撃不可能とも言われる極超音速ミサイルの出現は異次元の脅威となっている。 自民党防衛族が露わにした危機感 日本の弾道ミサイル防衛を24時間365日態勢にするために秋田県と山口県へ配備する予定だった地上配備型弾道ミサイル迎撃システム、イージス・アショアの「配備のプロセスを停止する」と河野防衛相が意向を表明したのは2020年6月15日のこと。そのニュースが日本の防衛関係者に衝撃を与えたのは記憶に新しいところ。 この河野防衛相の「配備停止」の意向を受けて安倍首相は18日、会見で「安全保障戦略の

                                  迫り来る極超音速ミサイルの脅威  現状では迎撃不可能?
                                • 「超左翼おじさん」が護憲派に突きつける「自衛隊の現実」

                                  元共産党の「超左翼おじさん」が自衛隊と護憲の両立を主張し始めた訳 「抽象的・観念的な議論はおいて、具体的な問題への対処を前に」 自衛隊が合憲か、違憲かという問題と関係なく、必要な法整備とは? ネット上の左右の対立は深まり、議論すらできない断絶の様相を呈している。コロナ対応という科学や医療の話までが対立の火種になりうる昨今、「九条」と「自衛隊」という水と油の存在を融合させようと活動する人物がいる。「超左翼おじさんの挑戦」というブログを主宰し、かもがわ出版の編集主幹を務める松竹伸幸さんは、元共産党安保外交部長。元右派(保守?)雑誌編集者で、かつては「右翼少女」と呼ばれた筆者(梶原)が話を聞いた。 「九条」と「自衛隊」は共存できる !? ――「超左翼おじさん」を自称する、元共産党安保外交部長の松竹さんが「自衛隊を活かす会」を立ち上げたのが2014年。憲法9条と自衛隊を両立させることを目的としなが

                                    「超左翼おじさん」が護憲派に突きつける「自衛隊の現実」
                                  • 清武英利 記者は天国に行けない(10)「赤旗事件記者」|文藝春秋digital

                                    マスクを取ると、利権を追う。事件記者の顔が現れた。/文・清武英利(ノンフィクション作家) ★前回を読む。1三重刑務所は、津市の公園区域の内にある珍しい刑務所である。津球場公園内野球場にも近く、市の中心部を流れる岩田川の河面に無機質な鉄筋コンクリート塀を映している。 2010年3月24日朝、その塀の中から「平成の政商」と呼ばれた男が仮釈放されて出てきた。 三重県桑名市に本社を置く中堅ゼネコン「水谷建設」の元会長・水谷功である。65歳になっている。約11億4000万円を脱税したとして法人税法違反の罪に問われ、懲役2年の刑が確定して、服役していた。 刑務所の前には新聞社の記者たちが待ち構え、刑務所職員に囲まれた水谷に駆け寄った。まだ午前8時半すぎだ。その取材目的を当日の東京新聞夕刊はこう伝えている。 〈水谷建設をめぐっては、小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」 の収支報告書虚偽記入事件に

                                      清武英利 記者は天国に行けない(10)「赤旗事件記者」|文藝春秋digital
                                    • 自衛隊「空母いずも」の誕生で、日米vs.中国の対立は危険水域へ(半田 滋) @gendai_biz

                                      「防衛計画の大綱」で空母への改修が決まった護衛艦「いずも」。当面は米海兵隊の垂直離着陸ができるF35B戦闘機と組み合わせて、日米共同運用されることになる。 海上自衛隊は3年連続して、「いずも」「かが」(いずも型二番艦)を含む護衛艦部隊を米中対立が深まるインド洋や南シナ海に派遣している。空母化される「いずも」と米軍のF35Bを組み合わせた日米合同部隊が同様の活動をするのは確実だ。 「いずも」の空母化により、日米vs.中国の構図が鮮明になる。 政治主導の「いずも空母化」 防衛省は来年度防衛費に「いずも」の空母改修費を計上するとともに、搭載するF35B戦闘機の調達費を盛り込む方針だ。ただ、空母化される「いずも」が21-22年度には運用可能となるのに対し、F35Bが米国から届くのは24年度以降となり、「いずも」とF35Bの就役時期にズレが生じることになる。 防衛省は2016年12月、「DDH(ヘリ

                                        自衛隊「空母いずも」の誕生で、日米vs.中国の対立は危険水域へ(半田 滋) @gendai_biz
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