福岡市は、新型コロナウイルスに感染して入院していた70代の女性が、検査で3回続けて陰性が確認され退院したものの、発熱を繰り返したため改めて検査した結果、再び陽性と判定されたと発表しました。 女性は、先月17日に新型コロナウイルスに感染していることが確認され入院して治療を受けました。 その後の検査では2回連続で陰性と判定されましたが、発熱の症状が見られたために入院を続け、今月2日の3回目の検査で陰性と判定されたことを受けて4日に退院したということです。 ただ女性は、その後も発熱を繰り返し、12日酸素投与が必要な状態になり、肺炎の症状も見られたため、改めて検査した結果、再び陽性と判定されました。 福岡市は、女性が退院する以前から発熱と解熱を繰り返していたことから、検査では3回連続で陰性となったものの、体内にわずかなウイルスが残っていた可能性があるとみています。