牛乳のパッケージには青色が多く使用されています。 過去に雪印乳業が不祥事を起こし、イメージ刷新のために赤いパッケージの商品を投入したときは違和感がありました。今は見慣れたのか、それともブランドが認知されたのか、赤いパッケージでも不自然さはなくなっています。 この赤い牛乳パックはデザイン業界でちょっとした話題になりました。 なぜなら牛乳パックの青色は、色のある効果を利用するために使用されているからです。 牛乳パックはなぜ青いのか。補色残像の解説 牛乳のパックが青い理由は補色残像の効果を得るためです。 補色についてはご存知の方も多いと思いますが、まずは簡単に説明します。 (出典 Wikipedia) 色相環といわれる色のスペクトルを輪っか状にしたものです。スペクトルとは、光を虹色に分けたもの、と考えていただければ問題ありません(少し大雑把ですが(^^;)。 色相環で向かい合う色が補色になります