画像説明, タリバンの兵力は推定6万人ともされる。写真は東部ガズニ州の州都ガズニに入ったタリバン戦闘員 アフガニスタンで反政府勢力タリバンが急進撃を続けている。その速度は大勢の意表を突くほどのもので、今や各地の州都がドミノのように次々とタリバンの支配下に入っている。
「日本の増産要請、聞いてない」 サウジ・エネルギー相が暴露 2021年11月05日12時01分 サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相=2021年10月(AFP時事) 【グラスゴー時事】サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は4日、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」の閣僚級会合終了後にオンラインで記者会見し、日本政府による増産要請について「日本から聞いていない」と明らかにした。さらに「日本の新しい大臣が就任した時にお祝いの電話をかけたが、折り返し電話もない」と暴露した。 サウジへの要請「書簡送付済み」 原油増産見送り、影響注視―萩生田経産相 原油高による悪影響に懸念が広がる中、日本政府は「主要産油国に増産を働き掛けている」と説明しているが、OPECプラスの最重要人物に直接働き掛ける機会を自ら逸した格好だ。アブドルアジズ氏は電話した相手
アフガニスタンで政府軍と戦闘を続けてきた反政府武装勢力、タリバンの幹部は、日本時間の16日朝早く、勝利を宣言しました。 ガニ大統領は出国し、政権は事実上、崩壊しました。 アフガニスタンでは、治安を担ってきたアメリカ軍が今月末までに撤退を進める中、反政府武装勢力タリバンが攻勢を強め、15日までに34ある州都のうち9割余りにあたる31を支配下に置き、さらに、首都カブールに進攻しました。 地元メディアなどは、タリバンが中心部にある大統領府や政府庁舎を制圧したと伝えました。 中東の衛星テレビ局アルジャジーラが、大統領府に入ったタリバンの戦闘員たちを撮影したとする映像では自動小銃を手にした男たちが大統領府の執務室や会議室とみられる部屋に集まっている様子が映し出されています。 こうした中、日本時間の16日朝早くになって、タリバンのナンバー・ツーのバラダル師がビデオ声明を出し、政府に対する勝利を宣言しま
厳しさを増すアフガニスタンの現状はバイデン氏が自ら招いたものとの見方が出ている/SAUL LOEB/AFP/Getty Images (CNN) 宗教戦士の一群が、奪い取った米国の軍用車両に乗り、米軍から訓練を受けた軍隊を打ち負かす。敗れた側は、自分たちの戦力を戦わずして差し出す。 どこかで聞いた話ではないか? これは2011年の終わりに、米軍が撤退した後のイラクで起きたことだ。それから3年、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の戦闘員の大軍は首都バグダッドのゲートからわずか数キロの地点に迫り、国内の主要都市の多くを奪取した。 当時のオバマ政権によるイラクからの撤退を取りまとめたのは、副大統領だったジョー・バイデン氏その人だ。 14年、ISISがイラクでの民族浄化を開始し、米国人のジャーナリストや援助活動家を殺害するようになると、当時のオバマ大統領は決定を覆す。軍事支援を再
割れるアラブ諸国の反応 イスラエル、サウジの正常化に暗雲―ハマス攻撃 2023年10月08日20時31分配信 サウジアラビアのムハンマド皇太子=9月9日、ニューデリー(AFP時事) 【カイロ時事】パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが7日、イスラエルに大規模作戦を仕掛けたことについて、アラブ諸国内では、イスラエルとの距離感などを背景に、ハマスを全面的に支持する国から双方に自制を求める国まで、反応に違いが生じている。イスラエルとの関係改善に動くサウジアラビアは、バランスを取りつつ、パレスチナを擁護。専門家は今回の衝突で国交正常化に向け不透明感が増したと指摘する。 【写真特集】ガザ衝突~「最悪の虐殺」戦闘続く~ ハマスの攻撃を受け、イラクは「パレスチナの人々が正当な権利を獲得することを支持する」と表明し、シリアはハマスを称賛。カタールはイスラエルが長年パレスチナを苦しめてきたと
サウジアラビアの事実上の指導者ムハンマド・ビン・サルマン皇太子(2023年9月9日撮影、資料写真)。(c)Ludovic MARIN / POOL / AFP 【10月14日 AFP】サウジアラビアはこのほど、イスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)との軍事衝突が激化する中、イスラエルとの国交正常化交渉を停止した。情報筋が14日、AFPに明らかにした。 両国の交渉に詳しい情報筋によれば、「サウジアラビアは正常化をめぐる協議を中断する決定を下し、米国政府側に伝えた」という。 パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するハマスは7日、イスラエルに大規模な攻撃を仕掛け、多数の民間人を含む1300人以上を殺害した。これを受け、イスラエルは報復攻撃を続けており、ガザでは1900人以上が殺された。地上侵攻も近いとみられている。 一方、サウジアラビア外務省は13日、衝突発生以降、最
7月9日、 バイデン米大統領(写真)がアフガニスタン駐留米軍の早期撤退を進める裏には、10年以上前からくすぶり続けるアフガンへの不信感があった。ホワイトハウスで8日撮影(2021年 ロイター/Evelyn Hockstein) [ワシントン 9日 ロイター] - バイデン米大統領がアフガニスタン駐留米軍の早期撤退を進める裏には、10年以上前からくすぶり続けるアフガンへの不信感があった。 2009年1月、オバマ政権の副大統領に就任する直前のバイデン氏はアフガンの首都・カブールを訪問。夕食の席で当時のカルザイ大統領に対し、アフガン市民全員のための統治に着手しない限り、米政府の支援を失いかねないと警告した。
(CNN) イスラエルのネタニヤフ首相は22日、サウジアラビアとの間で国交正常化合意に達する「可能性が高い」との認識を示した。イスラエルとサウジは米国の仲介で合意に近づいており、成立すれば両国にとって外交政策の大転換となりそうだ。 ネタニヤフ氏はCNNのインタビューで、合意が成立すれば中東地域における「目覚ましい飛躍」になると表明した。 合意は「中東を永遠に変え」、「憎しみの壁」を倒壊させ、「アジアからサウジ、ヨルダン、イスラエル、アラブ首長国連邦(UAE)を通るエネルギーパイプラインや鉄道、光ファイバーケーブルの回廊」を生み出すだろうとも指摘した。 ホワイトハウスは数カ月前からサウジと国交正常化協議を進めている。サウジは多くのアラブ諸国と同様、現時点ではイスラエルを承認していない。イスラム教の聖地の管理者としてのサウジの役割を踏まえると、こうした合意はイスラム世界におけるイスラエルの受け
サウジアラビアの裁判所はオンラインに投稿したコメントを理由に元教師に対して死刑判決を下したことがわかった/Ozan Kose/AFP/Getty Images (CNN) サウジアラビアの裁判所が、ネット上の発言を理由に元教員の男性に死刑を言い渡した。家族や人権団体のヒューマン・ライツ・ウォッチが明らかにした。 死刑を言い渡されたのは元教師のムハンマド・アルガムディさん(54)。きょうだいのサイード・ビンナセル・アルガムディさんによると、「汚職や人権侵害を批判する5本のツイート」を投稿したことで罪に問われたという。 ヒューマン・ライツ・ウォッチによれば、ムハンマドさんは昨年逮捕されて弁護士にもほとんど面会できないまま、「宗教や正義に反する形で国王や皇太子を表現」した罪のほか、「テロ思想の支持」「テロ組織との連絡」「テロ犯罪実行の意図をもった」偽ニュース発信などの罪に問われ、今年7月に有罪を
4年前にサウジアラビア人ジャーナリストがトルコで殺害された事件をめぐり、アメリカで起こされた裁判で、バイデン政権は、事件への関与が疑われるムハンマド皇太子には免責が適用されるとの見解を示しました。 サウジアラビア人ジャーナリストのジャマル・カショギ氏が、4年前、トルコで殺害された事件をめぐっては、アメリカの政府機関が、サウジアラビアのムハンマド皇太子が計画を承認したとする報告書をまとめています。 これについて、アメリカの首都ワシントンの連邦地方裁判所では、ムハンマド皇太子の責任を追及する裁判が起こされていて、バイデン政権は18日までに裁判所に提出した文書の中で、皇太子には免責が適用されるとの見解を示しました。 その理由について、国務省の報道担当者はNHKの取材に対し、「アメリカ政府が現職の国家元首や政府首脳などに適用してきた法律の慣習にもとづく」として、皇太子がことし9月に首相に就任したこ
SF都市計画スゴすぎ! 高さ500mで幅200m、全長170kmという鏡の壁の中に未来都市を造る「The Line」計画で世界を驚かせたサウジアラビア。今度は縦横400m四方の巨大な箱をダウンタウンにする計画が発表されました。 規格外の箱モノ「The Mukaab」リャドに建設されるのは、政府が出資する投資ファンドのソブリン・ウエルス・ファンドと、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子が主導する「New Murabba」が計画する施設「The Mukaab」。 エンパイア・ステート・ビル20棟が入るほど超巨大サイズの立方体には、スノードームのようなカプセルがあり、中心には床面積200万平方mで螺旋状に先細った高層タワーがあります。 住居や商業が一体になった施設なのですが、ドーム内はホログラムでSFチックな世界観が生まれるのだそうな…。 Video: Public Investment Fund
3月10日、アラブ首長国連邦(UAE)は今週、「鶴の一声」で原油価格を1日に13%も押し下げて市場に影響力を誇示したばかりでなく、米政府に長期的な同盟相手であるUAEの存在価値の大きさを改めて印象付けることに成功した。写真はバイデン米大統領。ワシントンで9日撮影(2022年 ロイター/Jonathan Ernst) [ドバイ 10日 ロイター] - アラブ首長国連邦(UAE)は今週、「鶴の一声」で原油価格を1日に13%も押し下げて市場に影響力を誇示したばかりでなく、米政府に長期的な同盟相手であるUAEの存在価値の大きさを改めて印象付けることに成功した。 石油輸出国機構(OPEC)最有力加盟国のUAEとサウジアラビアは、ともに米国に幾つかの「わだかまり」を持っている。ロシアのウクライナ侵攻後、世界的な景気後退をもたらしかねない水準に達した原油の高騰を抑えるため、増産してほしいという米政府の要
8月16日、米国が支援してきたアフガニスタンの民主政権崩壊は、中国の指導体制にとって歴史的な重大局面だ。写真はタリバンの戦闘員たち。カブールで16日撮影(2021年 ロイター) [香港 16日 ロイター Breakingviews] - 米国が支援してきたアフガニスタンの民主政権崩壊は、中国の指導体制にとって歴史的な重大局面だ。習近平国家主席はずっと前から、アジアの安全保障はアジア人に任せるべきだと主張してきた。そこで今、中国が迫られているのは、アフガニスタンの経済的な安定を後押ししながら、近隣への投資を守ることができると証明することだ。習氏は数多くの大きな課題を抱えたと言える。 米国は1つの国造りに費やした20年の歳月が無駄になったが、ともかくもその「安全保障の配当」の恩恵に浴したのが中国にほかならない。アフガンの安定を醸成しようと米軍が駐留していた中でさえ、中国は「上海協力機構(SCO
サウジアラビアにあるイスラム教の聖地メッカへの大巡礼「ハッジ」のクライマックス、アラファト山で夜明けに祈りをささげる巡礼者(2024年6月15日撮影)。(c)Fadel Senna / AFP 【6月20日 AFP】サウジアラビアにあるイスラム教の聖地メッカ(Mecca)への大巡礼「ハッジ(Hajj)」中の死者が、20日までに900人を超えた。 サウジの国立気象センターによると、メッカの聖モスク(Grand Mosque)では17日、気温が51.8度まで上昇した。 酷暑に見舞われているサウジで数日間にわたって行われるハッジには、世界中から約180万人が訪れている。巡礼者には体が衰えた高齢者も多い。 アラブ外交筋がAFPに語ったところによると、死者はエジプト人だけでも前日の300人超から「少なくとも600人」に急増した。多くは酷暑で死亡したとされる。またエジプト当局には、死者600人を含めた
【7月6日 AFP】サウジアラビアで6日、イスラム教の聖地メッカ(Mecca)への大巡礼「ハッジ(Hajj)」が始まった。新型コロナウイルスの流行が始まって以降最多となる100万人が国内外から参加する。 巡礼できるのは65歳以下のワクチン接種を完了した人のみとされ、オンラインで募集した数百万人から抽選で選ばれた。国外から参加する85万人には、出国前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書の提出が義務付けられている。 新型コロナ流行前の2019年は世界各国から約250万人が訪れたが、流行以降は大幅に規模が縮小。20年には数千人、21年はワクチン接種済みの市民・居住者6万人が参加した。 ハッジはイスラム教徒の五つの義務のうちの一つで、心身の健康なイスラム教徒は一生に少なくとも一度は行わなければならないとされている。(c)AFP/Mohamad Ali Harissi
by Wikimedia Foundation サウジアラビア政府が、Wikipediaに政府のスパイを送り込んで、政府に批判的なWikipedia記事を作成した編集者2人を逮捕したことが分かりました。これを受けて、Wikipediaを運営するウィキメディア財団はサウジアラビアを担当するチームの調査を実施し、管理者全員を解雇しました。 Saudi Arabia: Government Agents Infiltrate Wikipedia, Sentence Independent Wikipedia Administrators to Prison - DAWN https://dawnmena.org/saudi-arabia-government-agents-infiltrate-wikipedia-sentence-independent-wikipedia-administra
(CNN) サウジアラビアを訪問したウクライナのゼレンスキー大統領は19日、アラブ諸国の指導者を前に演説した。会議の参加者の中にウクライナの苦しみを「見て見ぬふりをしている」者がいると述べ、事態を率直な目で見るよう促した。 今回のアラブ連盟首脳会議にはシリアのアサド大統領が約10年ぶりに参加し、ゼレンスキー氏の演説の数分前、会議場にいる姿がカメラに捉えられた。ロシアによる昨年のウクライナ4州併合を承認した国は世界でシリアと北朝鮮のみ。 ゼレンスキー氏は英語で演説を行い、首脳らに「見てほしい。長期の戦争がリビアやシリア、イエメンにどれだけの苦しみをもたらしたかを。スーダンやソマリア、イラク、アフガニスタンでの長年の戦闘でどれだけの命が失われたかを」と訴えた。 そのうえで「平和と公正のためにこの場所にいる人が大半であることを望む」と述べた。 たとえウクライナでの戦争について異なる見解を持つ人が
【4月15日 AFP】サウジアラビアの主要テレビ局が、米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領をやゆするコントを放送し、ツイッター(Twitter)だけでも700万回以上の視聴回数を記録している。両国関係の更なる悪化を示唆するきっかけになりそうだ。 話題になっているのは、中東最大規模のテレビ局MBCが放送したコント。コメディアンの男性が演じるバイデン氏が、ウクライナ侵攻に関してロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に「厳しいメッセージ」を伝えるため、緊張した面持ちで壇上に立ちながらも、1分間で2度も居眠りをするという内容だ。 映像はMBCより14日提供。撮影日は不明。(c)AFP
岸防衛相はアフガニスタンからの日本人や協力関係にあった現地人の国外退避作戦について「27日までの活動を考えている」と明かして打ち切りを示唆、空港に辿り着いた日本人1人を27日に輸送しただけで自衛隊の国外退避作戦は終了を迎える可能性が高い。 参考:日本のアフガン退避作戦、27日に終了へ テロも理由か 日本と同タイミングで国外退避作戦を実施した韓国は391人の協力関係にあった現地人の救出に成功、なぜここまで差がついたのか?日本政府はアフガニスタンに残る日本人6人や協力関係にあった現地人約500人を国外退避させるため今月23日に先遣隊を乗せたC-2を派遣、後を追うようにC-130×2機や物資を搭載した政府専用機を逐次送り出し、25日夜にC-2がカーブル空港に到着したが国外退避を希望する人間が空港にたどり着けておらず、C-2は誰も乗せることなく作戦の拠点であるイスラマバードに戻り国外退避を希望する
【6月17日 AFP】イスラム教の大巡礼「ハッジ(Hajj)」の最後の主要儀式「投石の儀式」が行われたサウジアラビアで16日、巡礼者の死者が少なくとも計22人に上っていることが分かった。各国政府が発表した。このうちの多くが熱中症が原因とみられている。 現地の気温は連日40度をはるかに超え、巡礼者が屋外で何時間も祈りをささげたアラファト山(Mount Arafat)の15日の気温は46度に達した。 ヨルダン外務省は16日、同国からの巡礼者14人が熱中症で死亡し、17人が「行方不明になっている」と明らかにした。 イランは5人の死亡を発表。セネガル外務省は3人が死亡したと公表した。 サウジアラビアは死者数に関する情報を発表していない。(c)AFP
アイテム 1 の 2 8月23日、アフガニスタンはアジア内陸部に位置する地政学上の要衝で、19世紀には英国とロシアが勢力争いを繰り広げ、20世紀は米ソ角逐の舞台になった。写真はパキスタンのイムラン・カーン首相。イスラマバードで6月4日撮影(2021年 ロイター/Saiyna Bashir) [1/2] 8月23日、アフガニスタンはアジア内陸部に位置する地政学上の要衝で、19世紀には英国とロシアが勢力争いを繰り広げ、20世紀は米ソ角逐の舞台になった。写真はパキスタンのイムラン・カーン首相。イスラマバードで6月4日撮影(2021年 ロイター/Saiyna Bashir) [23日 ロイター] - アフガニスタンはアジア内陸部に位置する地政学上の要衝で、19世紀には英国とロシアが勢力争いを繰り広げ、20世紀は米ソ角逐の舞台になった。そしてイスラム主義組織タリバンが政権を掌握した今、新たな大国際
外国政府によるトランプ氏のホテルでの支出が、新たな会計記録から明らかになった/Julio Cortez/AP (CNN) サウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)など6カ国の政府が70万ドル(現在のレートで約9800万円)を超える金額をトランプ前米大統領の任期中の2年間、同氏の所有する米首都ワシントンのホテルに支払っていたことが分かった。新たに公開された会計文書から明らかになった。 これらの新たな文書は、複数の外国政府が現職の米大統領の所有する企業に直接金銭を支払うという珍しい慣行の具体的な証拠となる。下院監視委員会の民主党議員らが改めて疑問を呈したのは、こうした取り組みがトランプ氏に影響を与えるためのものだった可能性だ。大統領職にある当時のトランプ氏に対し、本人の企業を通じて働きかけが行われた疑いがあるとしている。 会計文書は、トランプ氏の以前の会計事務所メイザーズから監視委
2019年にブラジルで開催された新興5か国(BRICS)首脳会議の共同会見(2019年11月14日撮影)。(c)Pavel Golovkin / POOL / AFP 【7月21日 AFP】南アフリカの外務省高官は20日、新興5か国(BRICS)加盟について、22か国が正式に申請し、同数の国が関心を示していることを明らかにした。南アは8月22~24日にBRICS首脳会議を開催し、アフリカのすべての国を含む69か国を招待している。 ブラジル、ロシア、インド、中国、南アから成るBRICSは、欧米の経済支配に対抗する緩やかなグループを自認し、以前から新規加盟国の受け入れに前向きな姿勢を示している。 南アのアニル・スークラル(Anil Sooklal)特使(アジア・BRICS担当)はヨハネスブルクで報道陣に対し「BRICSへの加盟を正式に申請している国は22か国あり、非公式に打診している国も同数あ
歌手のジャスティン・ビーバーさん。殺害されたジャーナリスト、ジャマル・カショギさんの婚約者だった女性がコンサートの中止を呼び掛けている/Evan Agostini/Invision/AP ニューヨーク(CNN) サウジアラビア大使館で殺害されたジャーナリスト、ジャマル・カショギさんの婚約者だった女性が、歌手のジャスティン・ビーバーさんに対してサウジアラビアで予定しているコンサートを中止するよう訴えている。 カショギさんの婚約者だったハティス・チェンギスさんは20日の米紙ワシントン・ポストに公開書簡を寄せ、「お願いです。12月5日のサウジアラビア公演を中止してください」「あなたの名と才能が、反対派を殺害する政権の名誉回復のために利用されることはないという力強いメッセージを世界に発信するまたとない好機です」とビーバーさんに訴えた。 ビーバーさんは、12月にサウジアラビアのジッダで開かれるF1グ
イスラエル・サウジ接近に危機感 ハマス、異例の越境攻撃 2023年10月08日07時09分配信 7日、パレスチナ自治区ガザから発射されるイスラム組織ハマスのロケット弾(EPA時事) 【カイロ時事】パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスはイスラエルとの衝突を繰り返してきたが、今回の作戦はイスラエル領内にパレスチナ戦闘員が多数侵入する異例の展開となった。イスラエルとサウジアラビアの接近でパレスチナ問題が顧みられなくなるという危機感が、過去にない規模の実力行使を誘発した可能性がある。 米大統領、イスラエル支持強調 イスラム組織ハマスの攻撃「道徳に反する」 ハマスは攻撃に先立つ6日に声明を出し、イスラエルが米国の仲介で進めるサウジとの正常化交渉を批判。「イスラエルに一層の犯罪を促すことになる」として見直しを求めていた。攻撃に加わった武装組織「イスラム聖戦」も正常化に反発しており、両組
(CNN) サウジアラビアは20日、パレスチナ自治区ガザ地区で人道支援を行っている主要機関の国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に対して4000万ドル(約60億円)を供与すると明らかにした。 サウジの援助機関「KSrelief」の幹部とUNRWAのラザリーニ事務局長が合意文書に署名した。 今回の資金供与によって25万人分余りの食料と2万世帯分のテントが提供される。 ガザでは数十万人のパレスチナ人が飢餓にひんしており、ガザに搬入される支援物資は、ごくわずかにとどまっている。 KSrelief幹部は、ガザの人々の切迫した要望に応えることは重要だと指摘。同機関が引き続き、この困難な時期に人道支援を提供するための取り組みを支援すると述べた。 イスラム組織ハマスによる昨年10月のイスラエルへの襲撃に関してUNRWAの一部職員が関与していたとの疑惑が浮上したことを受けて、多くの国々がUNRWA
ロシアとウクライナの捕虜交換で解放され、ロシアからサウジアラビア・リヤドの空港に到着した人々。サウジ通信(SPA)提供(2022年9月21日撮影)。(c)AFP PHOTO / HO / SPA 【9月23日 AFP】ロシア大統領府は23日、同国とウクライナの捕虜交換がサウジアラビアの仲介で実施されたことについて、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領とサウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子(Crown Prince Mohammed bin Salman)が電話で会談し、両首脳が満足の意を表したと明らかにした。 大統領府によると、両氏は22日夜の電話会談で「皇太子による個人的な仲介で実現した、外国人捕虜のサウジアラビア移送について、満足の意を表した」としている。 今回の捕虜交換では、215人がウクライナに、55人がロシアに引き渡された。ウクライナのために戦っていた
サウジアラビア・ジッダを訪問し、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子(右)とこぶしを突き合わせてあいさつするジョー・バイデン米大統領。サウジ王室公開(2022年7月15日撮影)。(c)AFP PHOTO / MEDIA OFFICE OF MOHAMMED BIN SALMAN /BANDAR ALGALOUD 【7月16日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は15日、サウジアラビアを訪問し、同国の事実上の最高指導者ムハンマド・ビン・サルマン皇太子(Crown Prince Mohammed bin Salman)と会談した。バイデン氏は大統領選に出馬時、人権問題をめぐりサウジを国際社会の「のけ者」にすると表明していたが、今回の訪問は方針転換となった。 バイデン氏は、先に訪れていたイスラエルから大統領専用機エアフォースワン(Air Force One)で出発し、サウジの港湾
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く