タコは、無脊椎動物であるにもかかわらず、極めて複雑な脳と認知能力を持つ生物として知られているが、その理由の一部がわかったかもしれない。 タコの脳には、人間の脳にある動く遺伝子「トランスポゾン」が存在することがわかったという。人間とタコの脳には共通の遺伝子があったのだ。 『BMC Biology』(2022年5月18日付)に掲載された研究では、タコの神経・認知機能の複雑さは、人間との分子的な類似に由来するらしいことを明らかにしている。
「自分(や家族)はひょっとして認知症ではないか?」…真剣にそう自覚していくのは怖いものですが、認知症は早期発見、早期治療、そして早期の効果的な対応によって、その後の人生が良くも悪くもなる病気です。認知症研究の第一人者・浦上克哉氏が監修した『すぐに忘れてしまう自分が怖くなったら読む本』(徳間書店)より、早期発見のヒントとして、「老化によるもの忘れ」と「認知症によるもの忘れ」の違いを見ていきましょう。 同じ「もの忘れ」でも、老化と認知症ではまったく違う 「え~と、あの人の名前は…何だったっけ?」「あれ、昨日の晩ごはん、何食べたかしら?」…ふとしたことが思い出せなくなり、「ひょっとして認知症??」と不安にかられる人は少なくないでしょう。 誰でも歳をとると体や内臓の働きが衰えますが、同じように脳の働きも若い頃と同じようにはいかなくなります。新しいことを覚えにくくなったり、人や物の名前をすぐに思い出
健康な脳の温度は40.9°Cにまで上がることがある2022.06.19 11:006,111 Ed Cara - Gizmodo US [原文] ( 岩田リョウコ ) 人間の脳は思ったより...熱い! 先週発表された研究で、脳の温度のマップを作ることに成功したそう。脳の温度は1日の時間によって、そして脳の場所によっていろんな理由で温度が大きく変わってくるそうですが、基本的に体温よりも温度が高いことが判明しました。 この研究はイギリスの分子生物学研究所Medical Research Council Laboratoryによっておこなわれたもの。2つのグループの人たちの脳スキャンデータが使用されました。1組目は脳に外傷を負い、集中的な治療を受けていて以前おこなわれた研究のために参加承諾してくれた患者さんたち。そしてもう1組は今回の脳の温度を測るプロジェクトのために参加を希望した健康なボランテ
3D rendering of all ~140k neurons in the fruit fly brain. Credit: Data source: FlyWire.ai; Rendering by Philipp Schlegel (University of Cambridge/MRC LMB). This landmark achievement has been conducted by a large international collaboration of scientists, called the FlyWire Consortium, including researchers from the MRC Laboratory of Molecular Biology (in Cambridge, UK), Princeton University, the U
体育教師やトレーナー、講師として長年、運動指導を行ってきた経験を活かし、「Life Kinetik®(ライフキネティック)メソッド」を開発。2007年からは、そのメソッドにもとづいた基づいたトレーニングプログラムの普及に専念し、個人・教育施設・企業・競技スポーツ選手へのレッスンやコーチング、トレーナーの教育に取り組む。クライアントには、サッカー監督のユルゲン・クロップ、アルペンスキー選手のフェリックス・ノイロイター、ボルシア・ドルトムントを始めとするブンデスリーガのサッカークラブ、ほかにもさまざまなスポーツのプロチームがいる。このようなトップスポーツ界での成功を収めながらも、最大の目標として「すべての幼稚園、すべての学校、すべての企業、すべての高齢者施設にLife Kinetik®を提供し、誰にでも有効なLife Kinetik®によって、みんなが潜在能力を発揮すること」を目指している。
この画像を大きなサイズで見る 作業記憶と社会的距離の実行、マスク着用の関連性 / Pixabay マスクの着用、社会的距離の実行は、ポストコロナ社会における必要不可欠なものとなった。とは言え、これまでの習慣を捨て、新たな習慣を作るのは大変だ。 外出のたびにマスクを着用したり、他人と距離を取ったりするのは面倒で、ついおざなりになってしまうというあなた。もしかしたらそれは、作業記憶(ワーキングメモリ)が関係しているかもしれない。 米カリフォルニア大学リバーサイド校の心理学者が『PNAS』(7月10日付)に掲載した研究によると、作業記憶が優れた人ほど、社会的距離のメリットに意識が向きやすく、それを実行し、習慣化できる傾向にあるのだそうだ。逆に言えば、作業記憶が優れていない人ほど、習慣化が難しいということになる。 社会的距離を守る人と守らない人がいるのはなぜか? 社会的距離を取るかどうかが住民の自
<期待の治療薬「レカネマブ」は承認に近づいたが、不安要素がまだ残る> アルツハイマー病の進行を抑える初めての薬が誕生した。この新薬「レカネマブ」は、アルツハイマー病の原因とされる脳内のアミロイドβタンパク質を除去する働きがある。 今回の臨床第3相試験(臨床試験の最終段階)では、レカネマブを投与するグループと偽薬を投与するグループを半々に分けた。試験開始から18カ月後、レカネマブ投与群では記憶や判断力などの症状の悪化が27%抑制されていた。 アルツハイマー病治療の大きな一歩であることは確かだが、問題もある。新薬の効果は大きいとは言えず、一方で安全性には疑問符が付く。 今回の試験は欧米や中国、日本で、早期アルツハイマー病と診断された1795人を対象に実施。レカネマブもしくは偽薬を無作為に、2週間おきに投与した。 病気の進行は、患者の認知機能と自立して生活する能力を測る臨床認知症評価法を使って追
イーロン・マスク氏が手掛ける脳直結型装置、ニューラリンクなど、人間の脳とコンピューターの脳を直接つないでしまおうという試みは着々と進んでいる。 電脳化が当たり前になるであろう未来の世界では、思考だけでコンピューターを操作し、広大なネットの世界を自由に飛び回れることとなるだろう。 生憎、今のところ電脳化された脳は不自由な存在だ。配線によってコンピューターにつなぎ止められているからだ。 だが電脳はようやく移動の自由を手に入れることができたようだ。米ブラウン大学のグループが、世界で初めて脳とコンピューターを接続するデバイス「ブレイン・マシン・インタフェース(BCI)」のワイヤレス化に成功したからだ。
フェイスブックは、脳の活動状態をウェアラブルな光学機器で測定して被験者の思考を読み取る研究を、短期的な成果が望めないため終了すると発表した。脳の解読用に開発したソフトウェアをオープンソース化するとともに、プロトタイプ装置を他の研究者に利用できるようにする予定だ。 by Antonio Regalado2021.07.19 52 3 7 2017年の春は、巨大テック企業が人の思考を読み取ることを目指すプロジェクトを公表した時期として人々の記憶に残るかもしれない。イーロン・マスクが、脳インターフェイスの新会社、ニューラリンク(Neuralink)を設立していたことが明らかになり、その数日後には、フェイスブックが秘密の特別研究チーム「ビルディング8(Building 8)」を公表した。ニューラリンクは何千もの電極を人の脳に埋め込む手法を開発しており、一方、フェイスブックは考えるだけで1分間に10
Every year, more than 69 million people around the world suffer traumatic brain injury, which leaves many of them unable to communicate through speech, typing, or gestures. These people’s lives could dramatically improve if researchers developed a technology to decode language directly from noninvasive brain recordings. Today, we’re sharing research that takes a step toward this goal. We’ve develo
Brainといえば、SHARPの電子辞書・・・ですが、実はWindows CEを搭載した端末みたいです。(第1~第4世代まで) 詳しくはBrain Wiki で。 2023年現在、中古品が安く出回っています。 このページはBrain上で動くMZ-700エミュレータEmuZ700Brainの導入法です。 ● Brain 第1世代~第4世代 (第4世代は非推奨との情報あり。機種についてはWikiのこのページ参照) ● EmuZ700Brain ● ROMモニタ(互換ROMでも動作)、FONT それぞれ、IPL.ROMとFONT.ROM。EmuZ-700(パソコン版)と同じ ● MZTファイル BASICにも対応していますが、MZ-700WINと同様にヘッダにパッチが必要です。 ファイルネームは半角英数にしておきます。 (全角にすると文字化けします。処理速度も落ちるという情報あり) ※ 当方所有
新潟県生まれ。加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。脳番地トレーニングの提唱者。小児から超高齢者まで1万人以上を診断・治療。著書に『アタマがみるみるシャープになる! 脳の強化書』(あさ出版)、『発達障害の子どもを伸ばす 脳番地トレーニング』(秀和システム)、『50歳を超えても脳が若返る生き方』(講談社)など多数。 すごい左利き 「左利き」は天才? それとも…変人? 何が得意で、何が苦手? そして結局、何者なのか? 1万人の脳をみた名医が、最新脳科学ではじめて明かす10人に1人の「選ばれた才能」のすべて! バックナンバー一覧 いま話題の『1万人の脳を見た名医が教えるすごい左利き』(ダイヤモンド社)。 著者の脳内科医・加藤俊徳氏によると、左利きと右利きでは「脳の仕組み」が違うといいます。それはいったい、どんな違いなのか……
サンジェイ・グプタ医師は、アメリカCNNのコロナ系特番にも出演する有名人。暗いニュースが続くなか、脳科学という明るいテーマが出たことにグプタ医師も胸をなでおろす。 【写真】「脳の健康」を維持するために知っておくべき5つのこと 「生活習慣の改善で脳の健康状態が著しく改善し、脳疾患が回復に向かう可能性もあることを示すエビデンスが出てきています」とグプタ医師。 「といわれたところで、それほど大事な話には思えないかもしれませんね。脳の健康が注目されるようになったのは最近ですから。心臓などの臓器はともかく、脳は複雑で分かりにくいブラックボックスのような存在でした」 今回は、サンジェイ・グプタ医師が教えてくれた、脳機能を維持するために必要なアクションをみていこう。 現在52歳のグプタ医師は、アメリカのCNNの医療担当特派員としてもっともよく知られている。でも、普段はアメリカのエモリー大学医学部で教鞭を
From DIAMOND SIGNAL スタートアップやDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める大企業など、テクノロジーを武器に新たな産業を生み出さんとする「挑戦者」。彼ら・彼女にフォーカスして情報を届ける媒体「DIAMOND SIGNAL」から、オススメの記事を転載します。※DIAMOND SIGNALは2024年1月をもって、ダイヤモンド・オンラインと統合いたしました。すべての記事は本連載からお読みいただけます。 バックナンバー一覧 PayPalの共同創業者として名声を博し、今では電気自動車大手のTeslaや宇宙開発ベンチャーのSpaceXのCEO、そして脳に埋め込むデバイスを開発するNeuralinkなどの共同創業者としても知られるイーロン・マスク氏。そんなマスク氏にとって起業の原動力とは何か。 米名門アクセラレーター・Y Combinatorの元プレジデント、サム・アルトマ
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