第1章では、2023年にAMDが発表したRyzen 70X0シリーズについて、IntelはこのCPUが2019年に投入されたZen 2をベースにしており、自社のCore i5-1335Uに比べて性能が大きく劣ると指摘しています。 しかし、Intelの指摘には疑問点が多くあります。第1章の比較では、エントリーモデルのRyzen 5 7520UとミドルレンジのCore i5-1335Uを比較しており、Intelが83%優れているとの結果は比較対象の適切さに疑問が残ります。 また、CPU型番に関しても、現行のCore iブランドの第12世代や第13世代CPUでは、IntelがCPU型番の最初に世代を表す数字を採用していますが、これはAMDより分かりやすい可能性があります。しかし、2023年12月14日から展開されるCore UltraとCoreラインアップでは、Intelもまた分かりにくいモデル
PCのライターとしてキャリアをスタートし、今はPC、スマホ、自動車の半導体などを中心に取材して幅広い媒体でニュース記事や解説記事などを執筆している。 Qualcomm 社長 兼 CEO クリスチアーノ・アーモン氏は、マウイ島で開催した年次イベント「Snapdragon Summit 2023」において、ゼロから開発したArm CPU「Oryon CPU」を発表。Apple M2とのベンチマーク比較で上回っていることをアピールし、「われわれのOryonはCPU競争の局面を変えていく」と述べた。 Qualcommは2021年に、元AppleのAシリーズのアーキテクトだったジェラード・ウィリアムズ氏が率いていたArm CPU開発会社「Nuvia」を買収し、同氏をはじめとしたエンジニアを自社の開発チームに組み込み、自社でArm CPUの開発を続けてきた。 従来QualcommのArmアーキテクチャ
2024年05月03日12:01 IntelのCore i9-14900Kと13900K CPU安定率の話題 カテゴリCPUIntel 18: Socket774 警備員[Lv.3(前22)][苗] (ワッチョイ e7b1-Ufki) 2024/05/02(木) 22:04:01.38 ID:l3Jk85B70 テスターは、自動プロファイルで安定しているのは 10 個の Core i9-13900K CPU のうち 5 個と 10 個の Core i9-14900K CPU のうち 2 個だけであることを明らかにしたが、Intel とボードパートナーは安定性の問題の原因をまだ特定していません Chiphellのテスターが、IntelのCore i9-14900K & 13900K CPUの安定性を調査した。 インテルCore i9-14900KとCore i9-13900KのCPUは安定性
デスクトップPC向け新世代CPUは,ゲーマーが選ぶ価値のあるCPUなのか? Intel Core Ultra 9 285K Text by 米田 聡 Intelから,新世代のデスクトップPC向けCPUである「Core Ultra 200S」(開発コードネーム Arrow Lake-S)シリーズが発売となった(関連記事)。 Core Ultra 9 285K 高性能コアP-coreに「Lion Cove」を,省電力コアE-coreに「Skymont」を採用し,Intel製のデスクトップPC向けCPUとしては初めて,3Dパッケージング技術「Foveros」を使用して複数のシリコンダイで構成されたプロセッサである。従来のCoreプロセッサからは一線を画すもので,Intel製CPUの新時代の幕開けとなるものだ。 本稿では,Core Ultra 200Sシリーズの最上位モデル「Core Ultra
今回は、1970年代のアメリカ軍フライトナビゲーションコンピューター(CPU–26A/P)を分析します。 かつてはパイロット必需品でしたね。 多くの機能があるようです。 かなりの使用感がありますが、程度は良好ですよ! 目次 1 アメリカ陸軍航空隊パイロット用フライトナビゲーションコンピューター(CPU-26A/P・5414F)とは? 2 全体及び細部写真です! 3 その特徴とは? 4 製造とサイズのデータです! 5 まとめ スポンサーリンク スポンサーリンク 1 アメリカ陸軍航空隊パイロット用フライトナビゲーションコンピューター(CPU-26A/P・5414F)とは? 1903年にライト兄弟が初めて空を飛んでから、航空機の発達はめざましいものがありますね。 現代では超音速巡航も可能になりつつあります。 しかし航空機の発達にともない、別の問題も出てきました。 自動車と同じくらいの
AMDがゲーム販売プラットフォーム「Steam」を展開するValveと協力し、Linuxにおけるパフォーマンス向上を目指してCPUドライバーの改善に取り組んでいることが報じられています。この取り組みによってValveが2021年7月に発表した携帯ゲーム機「Steam Deck」の性能が向上することが期待されています。 AMD + Valve Working On New Linux CPU Performance Scaling Design - Phoronix https://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=AMD-Valve-New-CPU-Freq AMD and Valve Working on CPU Driver That Could Boost Steam Deck Performance | Tom's Hardwa
MacBook Pro (2024)に搭載されるApple M4 Max (16コアCPU)のCPUベンチマークスコアはMacの中で最も高く、ほぼ全てのワークロードで24コアのM2 Ultraを上回るもようです。詳細は以下から。 Appleは現地時間2024年10月30日、14/16インチのLiquid Retina XDRディスプレイと新しい12MPセンターフレームカメラ、Thunderbolt 5を搭載した「MacBook Pro (14/16インチ)」を発表しましたが、このMacBook Proに搭載されるM4 MaxのCPUベンチマークスコアが、Geekbenchに登録され始めています。
新年の幕開けに、パーソナルコンピュータのハードウェア技術の動向を占う「PCテクノロジートレンド」をお届けする。本稿はCPU編だ。2020年に苦戦が見られたIntelと、対照的に好調だったAMDが、2021年にはどんなCPUロードマップを描いているのかが非常に興味深いところだろう。 *** Intel CPU Processのところでも述べたように、2020年は14nmプロセスをやりくりし、なんとか10コアのComet Lakeを投入して凌ぎはしたものの、凌ぎきれずに次第にシェアを落としていった、というのがDesktop向け。一方でモバイル向けはIce Lakeが今一つ伸び切らず、Comet Lakeとの二本立てという形で何とかこらえた苦労の年でもあった。まぁTiger Lakeの投入で多少は持ち直した感はあるのだが。 Photo01: 茶とらん坊。もとは知人が保護し、一時預かりさんに預けて
「CPUボトルネック」のかんたんな仕組み ゲームの描画処理は以下の順番で進みます。 ゲーム(プログラム)がCPUに命令を出すCPUが命令を受け取り、グラフィックボードに命令を出すグラフィックボードの命令を受け取り、描画処理を開始つまり、グラフィックボードが動き出すために、先にCPUが動く必要があります。どれほど性能の良いグラフィックボードでも、CPUの命令を出すスピードが遅いと性能が出ないです。 CPUが原因で性能が下がるから、CPUボトルネックと呼ばれるわけです。 CPUが原因で性能が下がるなら、CPUボトルネックです。この呼び方だと他にもボトルネックがあるように思えますが、もちろん様々なボトルネックが存在します。 メモリが原因の「メモリボトルネック」キャッシュが原因の「キャッシュボトルネック」グラボが原因の「グラボボトルネック」VRAMが原因の「VRAMボトルネック」お金が問題の「お財
Apple関連情報に詳しいBloombergのマーク・ガーマン氏が2023年6月1日に、Appleが2023年6月5日開催の開発者向けイベント「Worldwide Developers Conference(WWDC)」に向けて、2機種のデスクトップ向けハイエンドMacのテストを行っていることを報告しました。 WWDC 2023: Apple Preps New Macs With M2 Ultra, M2 Max Processors - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-05-31/apple-tests-new-high-end-mac-chips-ahead-of-developer-conference Apple preps first Desktop Mac with M2 Max and Ultra
幅広いプロセッサに存在するハードウェアレベルの脆弱性「Spectre」は、2018年初頭に発見された際に「すべてのプロセッサが安全性と高速性を両立できない問題を抱える」と指摘され、IT業界全体が対応を迫られました。そんなSpectreの対応策としてAMDが2018年にリリースしたパッチの1つに問題があり、Spectreを悪用した攻撃が可能だったことがIntelの研究チームによって発見されました。 [2203.04277] You Cannot Always Win the Race: Analyzing the LFENCE/JMP Mitigation for Branch Target Injection https://arxiv.org/abs/2203.04277 Intel Finds Bug in AMD's Spectre Mitigation, AMD Issues Fi
Mac用システムモニタアプリ「Stats」でサーマルスロットリングによるCPU制限のチェックが可能になっています。詳細は以下から。 StatsはポーランドのSerhiy Mytrovtsiyさんが2019年頃から公開しているMac用システムモニタアプリで、オープンソースで開発されているものの有料のiStat MenusやMenuBar Statsに近い数の情報をメニューバーからチェックできますが、このStatsがv2.6.7アップデートでサーマルスロットリングにるCPU制限が確認できるようになっています。 Stats v2.6.7 feat: added CPU limits (scheduler and speed limits) (#540) fix: fixed order of top processes in the CPU, RAM, and Battery modules (
インターネット上のデータ処理やサービス展開に欠かせないデータセンターですが、その需要の高まりと比例して熱問題が深刻化しています。これまで冷たい風を送って機器の温度を下げる空冷式が主流でしたが、夏の酷暑が続く日本ではもう限界と言われています。そこで今注目されているのが、機器を丸ごと特別な冷却液に浸してしまう液浸式です。 液浸データセンター全景 液浸式は冷却効率が大変に高く、そのため消費エネルギーも少なくて済み、騒音も少ないといういいことづくめの方式です。KDDIが2024年の商用化を目指して開発中の液浸冷却システムは、このほど行われた実証実験において電力消費量を94パーセントまで削減することに成功しました。 データセンターとは、インターネットサーバーなどのIT機器を運用するための専用施設のことを言います。そこでは大量のサーバーマシンが稼働するため大量の熱が放出されます。ネット利用の急増にとも
Intelは、E-Coreを搭載しない第14世代CoreデスクトップCPUをひっそりと発表しました。 発表されたラインナップは以下の9モデル。 Core i9-14901KE 8P-Core 8C16T / ベース3.8GHz ターボ5.8GHz / TDP125WCore i9-14901E 8P-Core 8C16T / ベース2.8GHz ターボ5.6GHz / TDP65WCore i9-14901TE 8P-Core 8C16T / ベース2.3GHz ターボ5.5GHz / TDP45WCore i7-14701E 8P-Core 8C16T / ベース2.6GHz ターボ5.4GHz / TDP65WCore i7-14701TE 8P-Core 8C16T / ベース2.1GHz ターボ5.2GHz / TDP45WCore i5-14501E 6P-Core 6C12T
Intelは落ちるところまで落ちたのだろうか?Intelの最新CPU「Arrow Lake」で深刻な安定性の問題が報告される中、業界関係者からAppleとSamsungによるIntel買収の可能性が浮上した。 Arrow Lake CPUで再び安定性問題が浮上 テック系YouTuber「Moore’s Law is Dead」の報告によると、Intelの新製品Arrow Lake CPUにおいて、前世代のRaptor Lakeで見られたような深刻な安定性の問題が確認されている。この問題は、複数の著名なテクノロジーレビュアーによって独立して報告されており、製品の信頼性に対する重大な懸念を引き起こしている。 特に深刻なのは、この安定性の問題がオペレーティングシステムを問わず発生している点である。Level 1Techsのレビュアーは、Windows環境のみならずLinux環境においても同様の不
本当に速いミニ四駆ができちゃった。インテルCPUをミニ四駆化した結果2023.10.13 17:00Sponsored by インテル株式会社 ワタナベダイスケ 「かっとべ、ジーオン(Xeon® )!」 サーバーやワークステーション、スーパーコンピューターで用いられる「インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー」。 これまでギズモードでは、このプロセッサーをモンスターカーに例えてイラスト化。さらにイラストをモデルにしたオリジナル・ミニ四駆「Intel Xeon FL Custom」を制作して、Xeonのすごさを伝え続けてきました。 さて。ミニ四駆にまでなったところで、みなさんが気になっているのは「あのゴテゴテしたミニ四駆は本当にちゃんと走れるのか?」ということではないでしょうか。 そんな疑念の声を吹き飛ばすように爆走する「Intel Xeon FL Custom」のサーキット走行を
猫に傅くために原稿を書いて日銭を稼いでいる毎日。元は組み込み系のエンジニアだったのに、もうずいぶん遠い所まで来てしまった。 コンピュータの歴史を暗部も含めてていねいに掘り起こすことで定評のある大原雄介さんによる連載6回目。8bit版は残ったのに32bit版は消えてしまった、不運なAtmel AVR32の生い立ちとその結末について。 Atmelという会社とAVR(AVR8)というRISCプロセッサの話は以前こちらで書いた(*1)。今回の話はこれに続くものである。 *1:ついこの前書いたような気がしていたが、既に3年前の記事だった Atmelという会社は1984年に創業された。社名は"Advanced Technology for MEmory and Logic"に由来する。創業者は元々はIntelでEEPROMの開発に携わり、次いでEEPROM専業メーカーであるSEEQ Technolog
ゲーム性能が高くなり,電力あたり性能はCore i9を圧倒 AMD Ryzen 9 9950X,Ryzen 9 9900X Text by 米田 聡 刷新されたCPUアーキテクチャ「Zen 5」を採用するRyzen 9000シリーズの16コア32スレッド対応「Ryzen 9 9950X」と,12コア24スレッド対応「Ryzen 9 9900X」の2製品が,8月23日に国内発売となる。税込のメーカー想定売価は順に,11万9800円,8万8800円だ。 本稿では,これら上位2モデルのゲーム性能を,速報的にまとめていく。 Ryzen 9 9950X Ryzen 9 9900X ゲーム性能に限れば,CPU性能が占める割合はあまり大きくないとはいえ,究極の高フレームレートを狙うゲーマーや,1台のPCでゲームのプレイと実況配信をこなしたい人なら,ハイエンドCPUの導入は必須だ。Ryzen 9000シリ
Google Chrome is arguably the fastest performing browser available today, but that speed comes at a cost. To be that fast, it has to use more CPU than other browsers are willing to use, and more CPU usage means more battery drainage. That's just one of the many reasons not to use Chrome on a laptop. Its heavy dependence on CPU means that it can impact the performance of other applications and caus
最大96コア192スレッドの超ハイエンドCPU「Ryzen Threadripper PRO 7000WX」シリーズと「Ryzen Threadripper 7000」シリーズが2023年11月22日に発売しました。そんなモンスタースペックCPUのベンチマーク結果を複数の海外メディアが公開していたのでまとめてみました。 AMD Ryzen Threadripper 7980X & 7970X Review: Many-Core Desktop Supremacy | HotHardware https://hothardware.com/reviews/amd-ryzen-threadripper-7980x-and-7970x-review AMD Ryzen Threadripper 7980X & 7970X Review: Revived HEDT Brings More Core
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