180キロの自転車道が全通 奈良など3府県〔地域〕 2021年06月18日10時14分 全通した京奈和自転車道路=9日午後、京都府木津川市 京都府、奈良県、和歌山県にまたがる全長約180キロの京奈和自転車道路がこのほど全通した。3府県が連携した事業で、このうち奈良県内の区間は南北約75キロと最長。同県担当者は「密にならないレジャーとして、健康増進に役立ててほしい」と話している。 自転車道の起点は、京都市内の観光地・嵐山。桂川や木津川に沿って走り、奈良県内では平城宮跡や薬師寺の近くなどを通って南下、和歌山県内では紀ノ川に沿って下り、和歌山港がゴールとなる。 これらの地域にはサイクリングロードがそれぞれあったが、新たに道路を整備するなどして一本につなげた。奈良県は今後、琵琶湖を一周する「ビワイチ」との連携などにも取り組み、広域周遊観光の促進や地域振興につなげたいとしている。 社会 コメントをす