第649回ではIoTデバイス用のプラットフォームとして利用されているUbuntu Coreの独自イメージの作り方を紹介しました。独自イメージを作れるようになると、各種アサーションを設定できるようになります。そこで今回はsystem-user assertionを利用して、Ubuntu Coreのインストールを自動化しましょう。 任意の管理者を追加できる「system-user assertion」 第649回でも解説しましたが、あらためてUbuntu Coreにおいてカスタムイメージを作成するメリットを紹介しておきましょう。 任意のsnapパッケージがインストールされたイメージを構築できる 初回セットアップをスキップできる コンソールから直接ログイン可能に変更できる 任意のカーネル・ブートローダーを利用できる 今回活用するのは二番目のメリットです。 通常配布されているUbuntu Core