米Googleは3月17日(現地時間)、早期の山火事発見と軽減を目的とした衛星システム「FireSat」の最初の衛星が打ち上げられたと発表した。 このプロジェクトは、Google Researchと米衛星製造会社Muon Spacが、米非営利団体Earth Fire Allianceの創設パートナーとして協力して進めている。最初の衛星打ち上げコストの一部は、Google.orgが創設したイニシアチブ「AI Collaboratives: Wildfires」が賄った。打ち上げは、米SpaceXのロケットFalcon 9で行われた。 このイニシアチブは、AIを活用して山火事の壊滅的な影響を防ぐという目標に取り組んでいる。 Google ResearchのClimate AI部門のプロダクトディレクター、ジュリエット・ローテンバーグ氏は、自身がカリフォルニアの山火事で避難した経験から、より良い