鉄道を利用する際、長年、慣れ親しんできた磁気付きの切符。 将来的な廃止を視野に、QRコードに順次、置き換わることになりました。 JR東日本など首都圏で運行する鉄道8社が29日、発表しました。 2026年度末から順次 置き換え 首都圏で運行する鉄道8社(JR東日本、京成電鉄、京急電鉄、新京成電鉄、西武鉄道、東京モノレール、東武鉄道、北総鉄道)は、裏面に磁気の付いた、改札機に投入するタイプの現在の切符を、近距離については将来的に、印字されたQRコードを改札機にかざすタイプのものに置き換えていく方針を発表しました。 置き換えは、2年後の2026年度末から順次、実施していくとしています。 磁気付きの切符は、金属を含むことからリサイクルが容易ではなく、置き換えによって環境への負荷を低減する狙いがあるほか、改札機に切符が詰まるなどの不具合の解消にもつながるとしています。 一度、改札を通過したQRコード
Published 2024/06/15 12:42 (JST) Updated 2024/06/15 21:59 (JST) 15日午前、さいたま市大宮区の大宮車両所でJR貨物が開催した車両部品の販売イベントで、複数の客が抽選の列に割り込み、整列用のパイロンが壊れるなど混乱があった。安全性が確保できないとして、イベントを一部中止した。 同社によると、イベントでは車両の銘板や警報機、標識灯などを販売。先着50人に限り、優先的に部品購入の抽選に参加できる仕組みだった。午前9時半の開場時間ごろ、50人に入れなかった一部の客が列に割り込みトラブルが生じたという。 会場にいた人が「客が口論している」と110番した。県警大宮署によると、警察官が出動し、けが人はいない。
岐阜県瑞浪市大湫(おおくて)町でリニア中央新幹線のトンネル工事が原因とみられる共同水源などの水位低下が起きた問題で、工事主体のJR東海の担当者が、問題が公になる前の5月14日にあった県や市の幹部との会議で「多大な費用と時間を要するため、詳しい原因調査は考えていない」「工事を止めたからといって水位低下が収まるわけではない」と説明していたことが分かった。本紙の情報公開請求で開示された岐阜県の公文書に記録されていた。 JR東海が当初、水位低下の原因究明よりトンネル工事を優先していた姿勢が明らかになった。会議の直後に本紙などが水位低下問題を報道。県や市、地元住民らの要請を受けてJRは工事を中断し、地...
JR東海は1月24日、大雪の影響で踏切内で乗用車が走行不能となり、非常ボタンが押されて停止信号が表示されたにも関わらず、列車は停止せずに踏切を通過していたことがわかったと発表しました。 【写真を見る】JR東海道線で“信号違反” 踏切内で乗用車が立ち往生 非常ボタン押されたのに列車止まらず時速95キロメートルで通過 運転士は発覚恐れて報告せず JR東海によりますと1月24日、東海道線の穂積駅と大垣駅間の踏切内で大雪により乗用車が走行不能に。JR東海の係員が非常ボタンを押し、停止信号が表示されましたが、列車は停止せずに時速約95キロメートルで踏切を通過したということです。 JR東海は、列車の運転士が大垣駅に到着後の作業内容のメモを確認していたため、停止信号に気づくのが20秒ほど遅れたことが原因だとしています。 乗用車は東海道線の下り線に進入していなかったため、列車と衝突しておらず、乗用車に乗っ
全国の地方鉄道では多くの路線で赤字が続いていて、10月1日、自治体や鉄道事業者からの要請で交通手段の再構築を議論する協議会を国が設置できることを盛り込んだ改正法が施行されました。 これを受けて、JR西日本は芸備線の一部の区間について協議会の設置を3日午前、国に要請しました。 この法律に基づき、協議会の設置を国に要請するのは全国で初めてです。 対象となる区間は ▼広島県庄原市の備後庄原駅と ▼岡山県新見市の備中神代駅の間の68.5キロです。 要請を受けて国は協議会の設置の必要があるかを判断し、協議会が設置されれば、複数の自治体の意見を集約したうえで、地方鉄道の利用促進や、バス転換に向けた実証実験を行うなど、地域の実情に沿った形で公共交通のあり方が検討されることになります。
東北新幹線と北陸新幹線、それに上越新幹線は架線のトラブルの影響で、23日午前から運転の見合わせが続いていましたが、JR東日本は一部の区間では23日は終日、運転を取りやめると発表しました。 24日は一部を除き、始発から通常どおりの運転を計画しているとしています。 JR東日本によりますと、23日午前9時58分ごろ、東北新幹線、北陸新幹線、上越新幹線で停電が発生し、係員が調べたところ、上野駅と大宮駅の間の上りで架線がおよそ150メートルにわたって垂れ下がっているのが確認されました。 確認されたのはさいたま市中央区の線路上で、現場を写した写真では、架線の一部がレールの近くまで垂れ下がっているのがわかります。 ▽現場付近では架線をつり下げる金具が複数、損傷しているほか ▽およそ1キロ先でとまった上りの北陸新幹線「かがやき504号」の車両では、パンタグラフが破損したり、窓ガラスにひびが入ったりしている
利用者の減少を受けて、JR根室線の富良野駅と新得駅の区間が31日夜の運行を最後に廃止されます。富良野駅には廃線を惜しむ多くの住民や鉄道ファンが詰めかけ、鉄路に別れを告げました。 JR根室線の富良野駅と新得駅の区間は沿線人口の減少などによって利用者が減り、31日が最終運行日で、4月1日からバス輸送に転換されます。 沿線には鉄路との別れを惜しむ大勢の鉄道ファンが全国各地から訪れ、富良野駅では朝から切符を買い求める人たちの長い列ができたほか、記念品を販売する特設ブースも設置され、お目当ての商品を購入した人たちは満足そうな表情を浮かべていました。 苫小牧市から訪れた70代の男性は「親が国鉄の職員だったので、中学生のころはここ富良野駅からよく根室線に乗っていました。当時を懐かしみつつ、最後の日を楽しみたいです」と話していました。 また、午後にはホームでセレモニーが行われ、JR北海道の綿貫泰之社長が「
JR東日本(東日本旅客鉄道)は2024年3月16日から、首都圏の「普通列車グリーン券」の料金体系を見直す。従来は利用日と購入タイミングによって分けていた料金を、交通系ICカードの利用を促す観点からグリーン券の種類(媒体)によって分けるように変更する他、距離の区分けを2段階から3段階とする。 見直しの概要 首都圏の普通列車用グリーン券の料金体系は、JRグループにおける通常の普通列車用グリーン券とは異なる料金体系を取っている。具体的には「利用日(平日か休日か)」「事前購入の有無(※1)」「距離」の3つから料金を算出する。現状の料金は以下の通りだ(事前購入していない場合は、下記料金に260円を加算する)。
Published 2024/07/31 16:17 (JST) Updated 2024/07/31 16:44 (JST) 岐阜県瑞浪市のリニア中央新幹線のトンネル工事現場付近で井戸の水位が低下した問題を巡り、公表前の住民説明会で、JR東海の担当者が工事を止めて調査できないかを問われ「止めても好転しないと考える」と発言していたことが31日、県への情報公開請求で開示された文書で判明した。問題公表後、JRは工事を中断した。 5月13日に開かれた説明会に関する瑞浪市の記録票によると、住民は「いったん止めて調査してみてはどうか」と質問。JRの担当者は「しっかり確認しながら掘削させてもらう。掘りながらでないと分からない所もあり、工事を止めても好転しないと考える」と回答した。 冒頭のJR側の発言に関し「本件がマスコミに知られると困るという発言があったが、何か困ることがあるのか」との質問も出た。担当
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現在のJR中央線は、いまから135年前に新宿―立川間で最初に開業しました。現在は15の途中駅がありますが、その当時は、たった3駅だけ。最初にできた途中駅は、ちょっと意外かもしれませんが、その後の鉄道の発展を促しました。 135年前に開業した中央線、最初の駅とは JR中央線が開通してから、今年で135年を迎えます。1889(明治22)年4月11日、私鉄の「甲武鉄道」として、新宿―立川間約27kmが開通したのが始まりです。 JR中央線。今年で開業135年となる(画像:写真AC)。 現在の東中野付近から立川まで長い直線が続くルートは、「当時の担当者が定規で1本線を引いて決めた」という逸話が昔から伝えられます。真偽のほどは定かではないものの、ほぼ“何もない”武蔵野の純農村地帯を線路が貫いていたことは、当時の地図を見ても想像できます。 いまでは東京23区西部と多摩地区の大動脈として、この区間には15
JR西日本によりますと、北陸新幹線は1日の地震で運転を見合わせた影響で、富山駅と金沢駅の間で4本の列車が止まっていましたが、およそ11時間後の午前3時前後に順次、動き出しました。 午前4時すぎまでに富山駅と金沢駅に2本ずつ到着し、車両は運転再開までの間、いわゆる「列車ホテル」として休憩用に開放するということです。 4本の列車の車内には乗客があわせておよそ1400人いたということですが、いまのところ体調不良を訴える人などは確認されていないということです。 乗客「帰ることができるのか不安」 このうち新高岡駅と富山駅の間で、およそ11時間にわたって止まっていた列車は午前3時20分ごろ、富山駅に到着しました。 乗客の中には疲れた様子で列車を出る人もいれば、休憩用に開放された車内にとどまる人もいました。 駅の構内では複数の乗客が駅員に運行再開の見通しなどを聞いたり、改札を出て買い出しに行ったりする姿
そっち??? そっち側から降りてこようとしてるの??? — ターミグラウス (@ptarmigrouse) July 27, 2024 北陸新幹線の京都市内のルート案、もうアホですかとしか... (新幹線に急カーブ連続させるのって正気かとしか...) — げんしんご (@bomber45gen) July 27, 2024 ああ、やっぱり久御山(巨椋池跡地)に車両基地作るのねw — LOTUS (@o_v_lotus_v_xlz) July 27, 2024 京都スーパーS字カーブのせいで米原ルートと総距離ほとんど変わらなくなってませんか() pic.twitter.com/K4pP0GCIzg — きつねいろ🍊 (@kinokuni_fox) July 27, 2024 あんま言いたかないけど、これじゃ米原から東海道に乗り入れた方が京都市内への到達も新大阪への到達も早いじゃんかって。遠
新幹線おなじみの風景だった「車内ワゴン販売」が、東海道新幹線で終了となります。惜しむ声が多い中、なぜ終了することになったのでしょうか。JR東海にその背景を聞きました。 なぜ終了となったのか 東海道新幹線ではお馴染みとなった車内ワゴン販売が、10月末を持って終了となります。2023年8月8日に突然の発表となったこのニュースに、ネット上でも惜しむ声が上がっています。 なぜ今回、昔から続けられてきた車内販売をやめることとなったのでしょうか。JR東海にその背景を聞きました。 拡大画像 東海道新幹線のイメージ(画像:写真AC)。 JR東海広報部は「駅周辺店舗の品揃えの充実、飲食の車内への持ち込みの増加、静粛な車内環境を求めるご意見、また将来にわたる労働力不足への対応等、さまざまな背景を考慮しています」と話します。 さらに、現場の状況がうかがえる背景も話してもらいました。「東海道新幹線は16両あり、車
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静岡県が着工を認めていない「リニア中央新幹線」をめぐり、JR東海の丹羽社長は、工事による川の水量への影響を抑えるために上流部のダムの取水量を抑える案の実施に向けて、ダムを管理する電力事業者との間で合意したと明らかにしました。 リニア中央新幹線をめぐっては、静岡県が県内を流れる大井川の水量が減ることなどを理由に県内での着工を認めていません。 このため、JR東海は工事で県外に流出する水量と同じだけ上流部のダムの取水量を抑える案を対策として示し、静岡県は、11月、流域自治体などで作る協議会がこの案を了承したとJR側に通知していました。 これについて、JR東海の丹羽俊介社長は21日の定例の会見で、ダムを管理する東京電力の関連会社との間で、取水量を抑える方法や補償の考え方について基本合意書を締結したことを明らかにしました。 丹羽社長は「合意書の締結は大井川流域の方々の心配の解消に向けて大きな前進だと
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6日、東海道新幹線の静岡県内の区間で停電が発生し、およそ3時間にわたって運転を見合わせたことについて、JR東海は、区間内で停止した車両の上部にある送電ケーブルが何らかの理由で損傷したことが停電の原因だと発表しました。 6日の午後、東海道新幹線の静岡県の掛川駅と静岡駅の間の上りの区間で停電が発生し ▽上りは新大阪と東京の間で ▽下りは東京と名古屋の間で およそ3時間にわたって運転を見合わせました。 これについて、JR東海が調べたところ、静岡県内の区間で停止した上りの「のぞみ12号」の12号車と13号車の間の車両の上部にある送電ケーブルが損傷し、電気が地面に流れ出る「地絡」と呼ばれる現象が起き、停電が発生したことがわかりました。 送電ケーブルは直径5センチほどで、パンタグラフから取り入れた電気を各車両に送るもので、7月4日に車両を点検した際には、とくに異常は見られなかったということです。 送電
JR東海は、建設中の「リニア中央新幹線」について、山梨県と長野県の一部の工事で完成が2031年になるという見通しを公表しました。JR東海は先週、目指してきた2027年の開業を断念すると明らかにしていて、2027年を超える工期を設定するのはこれが初めてです。 JR東海の発表によりますと、建設を進めている「リニア中央新幹線」のうち、山梨県駅と、長野県飯田市の「座光寺高架橋」を新設する工事では完成が2031年になる見通しだということです。 JR東海は先月29日、静岡県が着工を認めず工事を始められない状況が続いていることから、目指してきた2027年の開業を断念すると明らかにしています。 これまでに進められているリニアの工事はすべて2027年以内の完了予定となっていましたが、今回初めて2027年を超える工期を設定したことになります。 JR東海は静岡での工事には10年程度かかるとしていて、仮に今すぐ着
名古屋市内を走る貨物専用の通称「名古屋港線」について、JR貨物は来年4月1日付で廃止する。明治期に敷設され、近年はJR東海のレールの輸送を担っていたがトレーラーに切り替わることになり、貨物の取り扱いがなくなるため。 両社などによると、廃止される名古屋港線は、東海道線・山王信号場(中川区)と名古屋港駅(港区)を結ぶ6・2キロ。1911(明治44)年の開業で、かつては主に木材などを運んでいた。 旧国鉄からJR発足直後の1987年度には計6万5千トンを輸送。年々減少し、2001年度に化学薬品の取り扱いを終えると、レールの輸送だけになっていた。22年度実績は3千トン。現在、貨物列車の運行は火、木、土曜日の各1往復。廃線後の跡地の利用計画は検討中という。JR貨物は9月に国土交通省に第1種鉄道事業廃止を届け出ている。 名古屋港線はナゴヤ球場(中川区)の近くを通っている。かつてプロ野球の観戦客らを運ぶた
Published 2024/04/11 12:21 (JST) Updated 2024/04/11 12:37 (JST) リニア中央新幹線で設置予定の長野県駅(仮称)=長野県飯田市=を巡り、県側がJR東海に「上下線で1時間当たり複数本の停車」を求める方針を固めたことが11日、県への取材で分かった。県はこれまで「1時間に1本以上」としていたが、より踏み込んだ形。今月下旬に予定されている阿部守一知事とJR東海の丹羽俊介社長の会談で伝える。 新駅周辺と地域を一体とした振興策を実現するため、県は一定本数以上の停車が不可欠と判断した。 阿部氏とJR東海社長の会談は2017年以降、毎年開かれている。県の資料によると、23年3月、金子慎社長(当時)と会談した際、阿部氏は「1時間に1本以上の早期表明」を求めた。
都市部の列車は長いものなら10両編成が一般的です。しかし東京都心部を環状運転するJR山手線は11両編成。一見ハンパに思える両数ですが、なぜ11両編成なのでしょうか。 1両で始まった山手線 東京の私鉄の列車は、長いもので10両編成が一般的です。JRでは宇都宮線や東海道線といった中・長距離電車で、10両編成に5両の付属編成を組み合わせた15両編成も存在しますが、東京都心部を走る山手線に限っては、全ての列車が「11両」編成です。一見ハンパにも思える両数なのは、なぜでしょうか。 拡大画像 JR山手線(画像:写真AC)。 結論をいえば、10両編成だったところへ1両を追加した経緯があるからで、1991(平成3)年12月1日のことでした。追加された1両は、今はなき6ドア車両です。激しさを増す混雑対策への切り札として、ラッシュ時には座席を収納できる6ドア車両を、10号車へ組み込んだのでした。 とはいえ、現
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