K-POPガールズグループ・CLC(シエルシ)が、ニューシングル「Devil」をリリースしました。 キュート系の元祖アイドルコンセプトでデビューするも、いまいち伸びなかったCLC。2017年の「Hobgoblin」ではガツンとテコ入れし、オラオラ系ガールクラッシュで怒涛の存在感を示す。続く「Where are you?」で「やっぱり清純派を……」と血迷うも、その後目を覚まし、「BLACK DRESS」「No」「ME(美)」と、着実にグループイメージを固めていく。 そんなCLCの新曲「Devil」ですが、MVを見て、これまでぼんやりと抱いていた仮説が確信に変わりました。それは、K-POPにおけるトラック、MV、コンセプト、あるいはメンバーの見た目や性格までもが、ある種の自己言及的なシステムにおいて、サンプリング、コラージュ、リサイクルを繰り返しており、もはや外部を参照していない、という説です