概要 visionOS向けのアプリケーションでは、コントローラーが不要な仕様となっています。 基本的な入力はLook & Tap、つまり視線と手を用いて行われるため、特にハンドトラッキングが重要となっています。 今回はそんなvisionOS向けアプリでのハンドトラッキング、特にハンドジェスチャ認識の実装について調査した内容をまとめます。 ハンドジェスチャ実装の柔軟性についてAppleが言及していること WWDC23の動画であるDesign for spatial inputで、ハンドトラッキングについても触れられていました。 デフォルトで使用できるジェスチャ 動画内では、基本的な動作は使用できるということ、そしてジェスチャのカスタムは可能であるという風に触れられていました。 現状visinOS向けアプリの開発方法としては、Unityを用いる場合とXcodeのみを用いる場合の2通りが提示され