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  • 「都道府県七並べ」というゲームを考案した

    1)県カードをよく切って、全員に均等に配る。 2)余った県カードを場に置く。 3)じゃんけんで勝った人から、場の県カードに隣接している県カードを置いていく。 4)パスは1回のみ。 5)県が置けなくなったら負け。手持ちの県カードを全部場にひらく。 6)最初に県カードが無くなった人が勝ち。 7)県の繋がりは以下の通り。 トンネル、橋などで繋がっている部分はつなげた。沖縄は鹿児島県のみと繋がっている すなわち、七並べのように、隣接する場所だけにカードが置けるというルールを、都道府県の並びに適用したわけだ。 ゲームマスターがいればオンラインでできる さて、この都道府県七並べ。 本来であれば、一組のカードをプレイヤーに分配し、どんなカードを持っているかわからない状態でやらなければ、ゲームとして成立しない。 しかし、リモートでもゲームマスターをひとり決めれば、実際に全員が集まらなくても、オンラインでも

      「都道府県七並べ」というゲームを考案した
    • 狩衣(かりぎぬ)は意外と簡単に着られる

      神職の装束のひとつに「狩衣(かりぎぬ)」というものがある。 上の画像にも載せてあるが、いかにも高貴なあの衣装のことである。神社にあまり縁のない方でもテレビなどで一度は目にしたことがあるのではないだろうか。 実はこの狩衣、着るのがすごく簡単なのだ。慣れると1分もかからずに着られるほどに。 今日はそんな狩衣の着用法の話をしたい。典雅な記事になりそうだぜ。

        狩衣(かりぎぬ)は意外と簡単に着られる
      • ビー玉転がして描く絵の爽快感

        1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:炭酸水の「シュワー」が響くスピーカーを作る なんかきれいとしか言えないが確実になんかきれい 最近子どもと、ビー玉を転がして絵を描いて遊んでいる。一般的にはビー玉コロコロとか、ビー玉アートとか呼ばれるものらしい。 箱の中に紙を置いて、絵の具を直接垂らしてそこにビー玉を転がす。 こうなって… こうなる。 特に意味のない、ほぼ無作為にできた模様である。なんかきれいだ。 何かに見えなくもない。 なんかいい。 すごい。何かが。なんかすごい。 なんかきれいだ、としか言いようがないのだが、しかし確実になんかきれいだ。言葉にならなくても感想は感想である。 気になって家で一人の時やってみたのがこれ。ビー玉を転がしている時、何

          ビー玉転がして描く絵の爽快感
        • ここなんだったっけ?答え合わせ散歩

          渋谷にはドラッグストアがたくさんある。 ただ、それがマツモトキヨシかサンドラッグかスギ薬局だったかはっきりしない。 ドラッグストアだけではない。カフェもそば屋もあいまいだ。店があったような気はするけど、なんだったっけ? どこに何があったかを予想し、歩きながら答え合わせをしよう。

            ここなんだったっけ?答え合わせ散歩
          • 世界のことわざを教わり、目から鱗が落ちる

            埼玉生まれ、神奈川育ち、東京在住。会社員。好きなキリンはアミメキリンです。右足ばかり靴のかかとがすり減ります。(インタビュー動画) 前の記事:じゃんけんの「グリコ」、グーが弱い気がするのでルールを再考する > 個人サイト のばなし 偶然見つけて購入した岩波書店『世界ことわざ比較辞典』からの出題なのだけど、その国の様々な文化が垣間みえてとても興味深かった。 今回はこの辞典の著者の一人である時田先生に直接お話をお伺いすることができた。それこそ目から鱗の話ばかりだったのだ。 10年で刊行までこぎつけたことわざ辞典 時田昌瑞先生は40年以上にわたりことわざを研究され、『岩波ことわざ辞典』や『絵で楽しむ江戸のことわざ』など著書も多く持つことわざ研究の第一人者である。 ことわざの辞書は様々あるが、小学3・4年生の国語の教科書に導入されたこともあり最近では小学生向けの方が多いそうだ。そういえば子どもの頃

              世界のことわざを教わり、目から鱗が落ちる
            • 石垣に注目して江戸城をみる会

              お城といえば、壮麗な天守閣やかっこいい櫓といった建物ばかり注目してしまいがちだが、その建物を支える石垣に注目して見るとどうだろうか? しかし、わたしたち素人がなんの予備知識もなくふらっと石垣を見に行ったとしても、なにがなにやらわからないことは必定。そこで、石垣に詳しい人と一緒に江戸城に行ってみたい。 江戸城とは? 江戸城は、現在、天皇の住まいとなっているため、皇居とも呼ばれるが、江戸時代までは徳川家の居城であり、江戸幕府の本拠地だった。 ふつう、テレビなどのメディアで紹介されるばあい、皇居前広場から伏見櫓をのぞむ下の写真のような風景をさして「江戸城(皇居)二重橋前」とされることが多い。 江戸城(皇居)のイメージ、これですよね しかし、上の写真にうつっている手前の橋は、厳密にいうと『二重橋』ではない。ただしくは『正門石橋』と呼ばれる橋であり、真の『二重橋』はこの位置からだと正門石橋の奥に隠れ

                石垣に注目して江戸城をみる会
              • 自分だけの小さな世界「指輪ケース箱庭」を作る

                1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きな食べ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と本気で感じています。(動画インタビュー) 前の記事:食パンをハニートラップにかける > 個人サイト 日和見びより 小さな世界を際立たせる装置としての指輪ケース 早速つくった指輪ケースを見てほしい。 閉じた状態ではいたって普通の指輪ケース 日常的に指輪ケースを手にすることがないのでそもそも持っただけでちょっとソワソワしてしまうのだが、外見は何の変哲もない指輪ケースだ。 しかしこれをパカッと開くと… なんと中にはアフリカのサバンナが! 中から出てきたのは指輪ではなくサバンナの動物たちである。水を求めて集まってきている。 指輪ケースを開いて指輪ではないものが出てくると、自分で作ったにも関わらずどうしても「!?」という気持ちが沸き上がる。 以前、当サイトで

                  自分だけの小さな世界「指輪ケース箱庭」を作る
                • スターバックスのスリーブみたいに描きたい

                  1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:台湾野球をみてみたい

                    スターバックスのスリーブみたいに描きたい
                  • レジの透明シートはどう設置されているか

                    1984年岐阜県生まれ。変な設定や工作を用意して、その中でみんなでふざけてもらえるような遊びを日々考えています。嫁が世界一周旅行中。 前の記事:食虫植物のユートピアが千葉にある > 個人サイト 平日と休日のあいだ 嫁が世界一周旅行中の旦那 透明シートの設置のしかたは4タイプ+あわせ技 レジの透明シートの設置方法がおもしろい。 そう思って以来、しばらく「レジを見てまわる」休日をすごした結果、ぜんぶで87個の事例をあつめることができた。 それらはいくつかのタイプに分類することができたので、まずはそちらからご紹介したい。 レジの透明シートの設置方法は、「天井から吊る」「もともとの設備をいかす」「下から立てる」「卓上」の基本4タイプと、そのあわせ技に分類された。 基本の4タイプが、どれかがすごく多いということはなく同じぐらい普及しているのが面白い。 それぞれのお店の判断で自由に設置されているものが

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                    • 化けわらじヨーロッパ旅行記 inドイツ

                      念願のヨーロッパ旅行 大学生の頃、卒業旅行でドイツ、チェコ、ポーランドに行こうとしたが、お金が足りなくて断念した過去がある。ならばカジノでお金を増やそうと思いマカオに行き先を変更したが、お金は一切増えなかった。結局ヨーロッパのどこにも行かぬまま社会人となったのだった。 去年の秋頃に、そろそろ行こうかなと思い始め、決意してしまえば意外とトントン拍子に話が決まり、仕事の調整もついたので今年の2月から海外に行くことになったのだった。 化けわらじも連れて行きたい 以前記事にも書いたが、妖怪コンテストというイベントに参加し「化けわらじ」という妖怪で優勝した。それ以降、妖怪になる楽しさに目覚め、化けわらじに変身していろんなところに出没している。 お花を買おうか迷っている様子 せっかくなら、化けわらじも連れていこうかな……!海外で、どんなリアクションされるのか気になるし! という軽い気持ちで化けわらじも

                        化けわらじヨーロッパ旅行記 inドイツ
                      • 明智光秀の晩年はほぼ地下鉄東西線沿い

                        1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:グーグルマップに載っていない道と美しき分水嶺を見る旅~投稿頼りの旅in岐阜県~ > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 麒麟がくる 明智光秀という歴史上の人物がいる。2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主役だ。誰もが知っている人物だけれど、謎多き人物でもある。生まれたとされる場所もいくつもあるし、本能寺の変もなぜそんなことをしたのか謎とされている。 明智光秀です! 生まれた場所は岐阜という説もあるし、滋賀という説もある。彼が歴史の表舞台に顔を出すのは、岐阜城の城主「斎藤道三」に仕えていた30歳頃からだ。その後いろいろあって織田信長に仕え、さらにいろいろあって1582年に本能寺の変を起こす。 いちごパンツで覚え

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                        • 日本の便器史を「TOTOミュージアム」でふりかえる

                          衛生陶器のリーディングカンパニー、TOTOの工場がある福岡県北九州市は、便器のふるさとといってもよい。 そんな便器のふるさとに、貴重な便器から最新のウォシュレットまでそろった水回り文化のミュージアムが存在する。 ※「TOTOミュージアム」は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、2020年4月30日まで臨時休館しています。詳しくは公式サイトで確認してください。 再訪した TOTOが運営する企業博物館「TOTOミュージアム」は、2015年(平成27年)にオープンしたが、実はその前身であった「TOTO歴史資料館」の頃に、いちど訪問し、記事にしている。 が、以前とは展示内容もガラリとかわったということなので、見学させてもらうことにした。 これが……(2013年・TOTO歴史資料館) こうなった!(2019年・TOTOミュージアム) 以前の歴史資料館は、ビルの事務所スペースを改装し、資料館としてい

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                          • イケてる虫除けウェアを作りたい

                            1995年、海の近く生まれ。映画と動物とバーベキューが好きです。オレンジジュースを飲んでいたコップに麦茶を注いでもらう時でも「コップこのままでいいよー!」と言えます。 前の記事:水の入った服で夏を涼しく過ごしたい > 個人サイト たびっこ動物 街で着られる虫除けウェア 虫除けウェアは、一般的に柔らかい網戸のような生地で作られていて、ガーデニングやアウトドアに使われているようだ。 一般的な虫除けウェア。 しかし、私は街で着られる虫除けウェアが欲しい。オシャレな街で虫が飛んできても大きな声とか出さない大人になりたい。 そんなわけで今回の虫除けウェアは、虫に刺されない機能性と街で着られるおしゃれの両立を目指したい。 まさか虫除けしてるなんて思わないコナレ感が欲しい。みんなにサプライズで虫除けしたいのだ。 ということで、デザインを考えた。 半袖のジャンプスーツ(つなぎ)の下に長袖を重ね着するスタイ

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                            • 大惨事に、大賛辞を。3Dプリンタの造形失敗を集めた「もじゃコン」

                              3Dプリンタはどんな形でも出力できる夢のような機材だが、この機材と「もじゃもじゃ」は切っても切り離せない。 3Dプリンタあるところに必ず「もじゃもじゃ」あり、と言っても過言ではないだろう。 しかし3Dプリンタユーザー以外の多くの人は、この「もじゃもじゃ」の存在すら知らないことと思う。 ましてやその「もじゃもじゃ」のコンテストが行われていることなど……。 いま、知ってほしい。「もじゃもじゃ」の世界を。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:自販機の背景は、アイス=氷、ホット=三国時代 > 個人サイト nomoonwalk もじゃもじゃとは? まず

                                大惨事に、大賛辞を。3Dプリンタの造形失敗を集めた「もじゃコン」
                              • 地味に読めない大阪の地名を巡りました

                                自由律俳句と路上観察をしています。大阪在住。私家版の自由律俳句集『麦わら帽子が似合わない』『ブルマ追いかけて八位』『待ち受け画像がちらし寿司』も販売しています。 前の記事:滑り台の多様な進化を集めました > 個人サイト note 1、守口市金田町 まずは金田町から。 金田町は守口市の中でも寝屋川市寄りで、守口ジャガータウンという商業施設が近くにあります。 それでは、読みが書いてあるところを探していきたいと思います。 ただうろうろするのも何なので、見つかるまでは道中で気になったものも紹介していきます。 では、スタート。 守口門真子ども音頭の看板。 逆に作曲者が誰か気になる。 守口の忍者掲示板が真っ白。 やっぱり忍者じゃないと読めないのでしょうか。 田舎の米が売ってました。 「田舎の米」という品種なのか、ガチで店主の田舎の米なのかは不明。 装飾テントを避けるポール。 優しい。 お、公園に地図が

                                  地味に読めない大阪の地名を巡りました
                                • 海外旅行から帰ってきた人になる

                                  ゴールデンウイーク最終日、成田空港でインタビューされている人をニュースで毎年見る。 「明日から仕事ですよ~」と言っている。 ゴールデンウイークに海外に行くなんて混んでるし高いからあり得ない、と思っているがやっぱり羨ましい。 成田に行って、海外から帰ってきた気分だけ味わおう。

                                    海外旅行から帰ってきた人になる
                                  • 今こそ知りたい!ルイ15世

                                    法改正をめぐる論戦から話題となったフランスはブルボン王朝のルイ14世とルイ16世。私は知りたいと思った。間に挟まれたルイ15世の事を。 その私を待っていたのは「愛の井戸」だった。ピュイ・ダムール。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:捨てられたタンスのシールを見る > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 新型コロナウィルスが世界をを席巻する中、国会は検察庁法改正案で揺れていた。 問題となったのは内閣の裁量によって検察官の定年延長を可能とするというもので、人事への介入による捜査への影響や司法の独立性の脆弱化を危惧した検察庁OBによって改正に反対する意見書が提出された。

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                                    • 足場に囲まれて発光しているマンションがかっこいいからミニチュアをつくる

                                      去年の暮れ、住んでいるマンションの外装工事が始まった。 なにやら部材が積まれているなと思ったら、あれよあれよという間にマンションの周りにぐるりと足場が組まれ、シートが張られ、気がついたらマンションが発光しているではないか。 その姿がかっこいいので、工事が終わって見られなくなってしまう前に、ミニチュアを作ることにした。 発光しているマンションとは 発光といったって、マンションが特別にライトアップされているわけではない。共用廊下の電灯の光に、張り巡らされたシートが電気傘の役割を果たし、マンション全体が発光して見えているのだ。 日中はただただ白い工事中のマンション 夜になるとガラッと表情が変わる。初めて目にしたときの感動といったら! まずこの真っ暗な空に定規を当ててスッと切り抜いたようなシルエットがいい。 垂直と平行、足場がガッチリと組まれ、シートがピンと張られている、鳶さんの丁寧な仕事の証だ。

                                        足場に囲まれて発光しているマンションがかっこいいからミニチュアをつくる
                                      • 「タンタンの冒険」~絵本みたいなのに大人向け、マンガとしても画集としても楽しめる

                                        デイリーポータルZのライター、関係者が愛読している本を語ります。 今回はライターの佐伯さん。レコメンドは「ふしぎな流れ星 (タンタンの冒険) 」(福音館書店) 聞き手は安藤、唐沢、石川です。 では佐伯さん、お願いします。 意外と大人向け 佐伯:「タンタンの冒険」シリーズ、知ってますか? 唐沢:歯医者さんとかに置いてある! 佐伯:いい歯医者ですね(笑)。 この3冊が特別おすすめってわけじゃないんですけど、シリーズで推してます。 左から、金のはさみのカニ (タンタンの冒険)、ふしぎな流れ星( タンタンの冒険)、謎のユニコーン号 (タンタンの冒険) 。いずれもエルジェ (著), 川口恵子 (翻訳) 福音館書店 佐伯:幼稚園の時に読んだきりだったんですけど、最近読み返したら 「こういう話だったんだ!」って、大人になってわかることがけっこう多かったんです。 石川:そうなんだ。僕は読んだことなくて、子

                                          「タンタンの冒険」~絵本みたいなのに大人向け、マンガとしても画集としても楽しめる
                                        • 仙台には珍しいポストとすごい崖がある ~新幹線の駅にひとり置き去り~

                                          仙台といえば、東北最大の都市であり、想い出は帰らず、楽天は優勝する。そんなイメージだ(つまりあやふやということです)。 下調べもせず、突然日帰りで仙台に行った人は何をすることになるのか。1日の記録です。 ※この記事は年末年始とくべつ企画「新幹線の駅でひとりだけ置き去りにされたい」の記事です。 東京駅から新幹線で出発し、くじ引きのようにしてひとりずつ降りていくという企画に参加した。 いまここで参加しなかったらもう二度とこんなことをやるチャンスはないだろう。人生は短い。トンチキなことは、それができるうちにやっておきたい。 発案者であるライター安藤さんが手にもつ切符を一人ずつひいていく。くりこま高原、いわて沼宮内、といったなじみのない駅名を聞いて不安になるなか、ぼくがひいたのは…。 仙台だ! やった! 口々に「あたりだね!」と言われる。ぼくもそう思う。見るものに困ることはないだろう。というか、む

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                                          • 仏花でおしゃれなブーケは作れるのか?!プロに教わる仏花のイメチェンテクニック

                                            「花のある生活」って永遠の憧れだ。 仕事帰りに一本か二本、季節の花やら名前の分からないワイルドフラワー(南半球原産の力強く美しい花たちだ)やらを買って窓辺に飾りたいし、「これ似合うと思って」って誕生日でもなんでもない日にしゃれた花束を友達に贈ったりしたい。花屋の横を細い自転車で颯爽と通り抜けて鼻孔をくすぐる青く甘い香りに春の訪れを感じたりしたい!! ところで、私の生活圏で一番身近な花売場といえば、スーパーだ。わくわく広場と名づけられたつくば産の野菜直売所にある、仏花コーナーである。 なんでおらが村には仏花しか売ってねえんだ わくわく広場になじみがない方も、実家の近所にあるスーパーの生花コーナーを各々思い出してほしい。 しびれるような色合いの花束が、無造作にバケツに詰め込んで置かれているだけの簡素な花売場。あなたの瞼の裏に浮かんだのはこんな景色ではないだろうか。 花束には大概「仏花」とか、時

                                              仏花でおしゃれなブーケは作れるのか?!プロに教わる仏花のイメチェンテクニック
                                            • 東京のど真ん中で、一人ぼっちの写真を撮る

                                              行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:頭で運ぶと楽なのか(デジタルリマスター) > 個人サイト むかない安藤 Twitter 10年前のリベンジでもあります 10年前の2012年、僕は「人ごみの中、一人ぼっちの写真を撮る」という記事を書いた。 その時の写真。 当時はNDフィルターという、カメラに入ってくる光を減らしてシャッタースピードを遅くするフィルターを使って歩いている人を消したのだが、写真を見てもらえばわかる通り、なんとなくぼんやりと人影が残ってしまっている。 もっとシャッタースピードを長くしたらちゃんと消えるのかもしれないが、昼間に都会でそれをやるには、人の邪魔にならないところに三脚立てたりとか、僕が動かずに立ってなきゃいけないとか、いろいろと難しいことがあるのだ。 そ

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                                              • 「横浜三塔」を一度に見られる場所は三箇所だけというのは本当なのか?

                                                幕末に開かれて以降、開国の港町として発展した横浜。その港の近くには、塔を持つ近代建築が三つ存在することをご存じだろうか。「キングの塔」こと神奈川県庁舎、「クイーンの塔」こと横浜税関、「ジャックの塔」こと横浜市開港記念会館である。 これらは「横浜三塔」と総称され、横浜港の象徴として親しまれてきた。かつては港のどこからでも望むことができたそうだが、周囲に高いビルが建ち並んだ現在、横浜三塔を一度に見られる場所はわずか三箇所しかないという。本当だろうか。 ※この記事はデイリーポータルZの運営元であるイッツコムのサービスエリア、東急沿線の魅力を紹介する記事です。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には3

                                                  「横浜三塔」を一度に見られる場所は三箇所だけというのは本当なのか?
                                                • 道路を方角ごとに色分けした地図を鑑賞する会

                                                  先日、「道路を方角ごとに塗り分けると、その街のでき方がわかる」という記事を書いた。 公開後、そういう地図をいろんな街で描けるようなサイトを公開したところ、いろんな方がいろんな街で試してくれていて、見ていて楽しかった。 そこで、この「道路色分け地図」をみんなで見てただ楽しむ、という会を開催することにした。

                                                    道路を方角ごとに色分けした地図を鑑賞する会
                                                  • 読んでおもしろい辞典『隠語辞典』をよむ

                                                    世の中には「隠語を集めた辞典」という辞典もある。 昭和時代にまとめられた『隠語辞典』を見てみたら、かなりおもしろかったので紹介したい。 『隠語辞典』を読もう 国語辞典や百科事典など、よく使う、見かけるものだけでなく、ちょっと変わった切り口やテーマの辞典(事典)は盛んに作られている。 特に、そういったたぐいの書籍は東京堂出版がよく出版しており『年齢の話題事典』だとか『日本奇術資料大事典』といった、内容が気になるものもけっこうある。 今回は、そんな東京堂出版が、1956(昭和31)年に出版した『隠語辞典』を見てみよう。 『隠語辞典』(東京堂出版) 隠語と言えばつまり、いろいろな分野で使われる符丁だとかスラングというものだろう。 隠語としてパッと思いつくものは「ヤバい」という言葉が挙げられるかもしれない。ヤバいはもともと泥棒や盗賊の隠語だったものが、一般化して、いまや褒め言葉にまでなっているとい

                                                      読んでおもしろい辞典『隠語辞典』をよむ
                                                    • ファーストテイクのマイクを食べる

                                                      1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:土曜のお便り 〜ネクタイの結び方に麩菓子が割り込んでくる ファーストテイクのマイクがいい ポップガードはこういうやつ。 みんなスレスレまで顔を近づけて歌っている そして今、ポップガードのことを考えて思い浮かぶのが、ファーストテイクというYouTubeのチャンネル、あれで使っているマイクである。 ファーストテイクでは様々な歌手が、名前の通り一発撮りのパフォーマンスをする。緊迫した空気が一瞬で塗り変わるような声や表情があってすごくグッとくるのだ。 そしてその空間の中心にいるマイク、これが印象的だと思った。 ファーストテイクっぽく出てきてポップガードをむしゃむしゃ食べる映像が見たい。 できた! 以上が動機である。

                                                        ファーストテイクのマイクを食べる
                                                      • ラップをしたほうが料理は美味しくみえるか?

                                                        「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 前の記事:新潟B級グルメ、バスセンターのカレーじゃないお店に行ってみる > 個人サイト 日本海ぱんく通信 食べ物にラップをかけると美味しそうな例 以前書いた記事に、このような画像を載せた。 ノーマル状態のラーメン これにラップをかけると… ラーメンの見た目がグレードアップ! ご覧のようにラップで中身が見えにくくなっているにもかかわらず、ラップをする前よりも美味しそうにみえた。 ということで今回、他の食べ物でも同様の現象が起こるかやってみることにしたのである。 中華にラップをかけてみる ラーメンでいけたのだから、他の中華でも同様のはずだ。 ということでトップバッターは、チャーハン。 ノーマルのチャーハン さて、これにラップをかけるとどうなるか?

                                                          ラップをしたほうが料理は美味しくみえるか?
                                                        • 人生で初めてお伊勢参りをする

                                                          1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:50年前のガイドブックに載っている店巡り(デジタルリマスター) > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 お伊勢参りの語られかた 伊勢神宮には内宮と外宮のふたつがある。天照大神を祀る内宮は5世紀末には現在の地に鎮座していたと考えられる。 外宮はその後にでき、豊受大御神(とようけおおみかみ)が祀られる。内宮と外宮を正宮と言い、正宮には別宮、摂社、末社、所管社が所属し、全て合わせると125社にもなる。グループ会社がめっちゃある、みたいなことだ、たぶん。 どうも、この記事を書いている地主です! 伊勢神宮についてのお話は、多くのガイドブックなどに書いてあるので、今回はあまりしない。お伊勢参りについて書こうと思う。日本人は

                                                            人生で初めてお伊勢参りをする
                                                          • 博物館や資料館が独自に出版している本がマニアックで面白い

                                                            1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:ヨーグルトに飲むヨーグルトを入れる > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 博物館は本 基本的にはどの地域にも博物館や郷土資料館があると思う。総合的な博物館に行けば、その地域の自然の展示があり、出土した土器などの展示があり、生業の展示などがある。その地域の成り立ちを知る大切な場所だ。 楽しいよね! もちろん見るだけでも楽しい。それは間違いない。知識が増えていく感じがするのだ。自分とは全く関係ない地域の息づかいのようなものも感じることができる。そして、もう一つの楽しみが本なのだ。 博物館に来て、 展示を楽しんだあとの、 これです! 博物館や資料館が独自に出版している本があるのだ。絶対に全国の本屋には並ばないような

                                                              博物館や資料館が独自に出版している本がマニアックで面白い
                                                            • 戦時中の人気雑誌がレアすぎた

                                                              先日、祖父の家から、大正時代に創刊された戦時中の人気雑誌が発見された。 たぶん人気雑誌だと思うが、ほぼ歴史的史料といえる激レアな内容になっていたので、(なぜかそんな雑誌の表紙を令和っぽく作ってしまいながら)紹介していきたいと思う。 多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容はコチラを!(動画インタビュー) 前の記事:犬 VS 飼い主! 朝食しつけをめぐる1年の激闘 > 個人サイト ヨシダプロホムーページ

                                                                戦時中の人気雑誌がレアすぎた
                                                              • バスが列車にトランスフォーム! 世界初の公共交通DMVに乗ってきた

                                                                1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:マウスポインタの移動距離は一日1.2km! 距離計を作って確かめる > 個人サイト NEKOPLA Tumblr DMVって何だ? DMVは「Dual Mode Vehicle」の略で、日本語にすると「2つのモードを持つ乗り物」。2つのモードとは、「バス」と「列車」のことである。 こちらがDMVの車両。かわいいボンネットが目を引くが、これだけなら誰が見てもバスだ 車内からの光景を見ても、やはりただのバスだけど…… なんとこの車両、線路の上も走れてしまう! 車体や運転席はバスなのに、窓からの風景は鉄道である。脳が混乱する このように、バスであり列車でもある、道路と線路の両方を走行可

                                                                  バスが列車にトランスフォーム! 世界初の公共交通DMVに乗ってきた
                                                                • 今しか見られない東京を見に行く~地元の人頼りの旅in東京都~

                                                                  行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:今の東京を楽しもう~地元の人頼りの旅in東京都~ > 個人サイト むかない安藤 Twitter 旅は日本橋から 前回にひきつづき「地元の人頼りの旅」は東京編。あらかじめ読者からおすすめを聞いておいた。 ふらっと旅行に行くにも気を使う時期なので、それならば東京の中でまだ行ったことがないところに行っておくのもいいだろう。 最初は日本橋である。 日本橋はいろんなものの起点な感じがする。そういう意味でこの企画も日本橋から始めるべきだったのかもしれない(前編では美味しいカレー屋さんから始まりました)。 堂々と「日本橋」と掲げられたこれは首都高速道路である。本当の日本橋はその下だ。 日本橋って書いてるけどおまえ首都高だからな。 日本橋こっち。 読者か

                                                                    今しか見られない東京を見に行く~地元の人頼りの旅in東京都~
                                                                  • 千葉にある茨城と茨城にある千葉〜千葉の県境のみどころ・関宿から銚子まで

                                                                    前々回と前回にわたって見てきた千葉県の県境をみる記事。 今回は、関宿から銚子まで、利根川沿いを一気に走り抜けたい。 千葉の県境の話は、いいかげん終わらせますのでよろしくお願いいたします。 【前回までのあらすじ】今回だけ読んでも楽しめます 千葉県が島かどうかを確認するため、ピザ屋のバイクで千葉の県境をぐるっと一周した県境ファン西村。今回は、川の上の県境をたどるシリーズの3回目。最終回です。 関宿城博物館で関宿城と利根川東遷事業に思いを馳せる 関宿にある「関宿城博物館」は、城である。 模擬天守です とはいえ、これは模擬天守というやつで、鉄筋コンクリート造である。1995(平成7)年に完成した千葉県立の博物館だ。 かつて関宿城の天守閣があった場所は、実はここではない。真の関宿城跡は、現在の模擬天守がある場所から少し南に行ったヤブのなかにあるのだが、そこはうっかり行きそびれてしまった 代わりに、関

                                                                      千葉にある茨城と茨城にある千葉〜千葉の県境のみどころ・関宿から銚子まで
                                                                    • 山奥にある開拓分校が、アナログの音を浴びる「音浴博物館」になるまでのお話

                                                                      1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:思い入れのある曲で8cm短冊シングルを作ったら愛しかなかった > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 長崎県西海市雪浦、電波の届かない場所にて 佐世保市街地から約1時間とちょっと車を走らせ、わたしは西海市大瀬戸町雪浦にいる。地名は「ゆきのうら」と読むのだが、とても詩的な響きが魅力的に感じている。人口1,200人ほどの小さな町だ。 角力灘を眺める 「音浴博物館」へは何度か訪れたことがあったのでスイスイ到着する予定だったのだが、なんと夏の大雨で道が全面通行止めになってしまっていた。仕方なく別ルートを進むことにしたのだがナビが動いてくれない。 周囲は綺麗な田んぼです 地図を見ながら、「本当にこの道で正しいのだろう

                                                                        山奥にある開拓分校が、アナログの音を浴びる「音浴博物館」になるまでのお話
                                                                      • お冷研究家に「お冷」のことをたっぷり聞く

                                                                        1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:ピコピコハンマーの正式名称は「ノックアウトハンマー」 > 個人サイト 右脳TV 「今の見ました!?」 「お冷研究家」を名乗るのは、ライターのつるたちかこさん。 飲食店や喫茶店のお冷を撮りためており、その数は1000杯近くにもなるという。その一部はInstagramにもアップされている。 スクロールしてもスクロールしてもお冷が出てくる、つるたさんのインスタ。 つるたさんとはイベントでご一緒したことがあって、雑談の中で「お冷を研究している」と聞いたのだけど、そのときは「お冷を……研究……?」と、オウム返しをするに留まったのだった。 だってお冷ってお冷でしょう? 水の入ったグラスでしょう? と不思議だった

                                                                          お冷研究家に「お冷」のことをたっぷり聞く
                                                                        • 『伊勢物語』のように好きな人にヒジキを贈る

                                                                          大阪生まれの大学院生。工作や漢字が好きです。ほら貝も吹けます。先日、教授から「あなたは何を目指しているのか分からん」と言われました。 前の記事:中国のうま辛駄菓子「魔芋爽」は大人向け > 個人サイト 唐沢ジャンボリー 17歳のときの衝撃 高校生の時、国語便覧で『伊勢物語』を読んでいたら、 (現代語試訳)「昔、おとこがいた」 「思いを寄せた女に、ひじき藻というものを贈り、」 男が好きな女にヒジキを贈るエピソードがのっていました。 「ひ、ひじき・・・!?」と面食らった17の夏です。 物語のなかではツッコミなどないですし、男は「ひじき藻」をかけ言葉にした恋の和歌をいっしょに贈っちゃったりしています。 「ひじき藻(ひじきも)」と、横になる時にしく「引敷物(ひしきもの)」とかけてる。ド直球な恋の歌。(堀内秀晃 秋山虔『竹取物語 伊勢物語 新日本古典文学大系17』岩波書店、1997年、81頁引用) 女

                                                                            『伊勢物語』のように好きな人にヒジキを贈る
                                                                          • 信号の「ロング押ボタン」を集めました

                                                                            記事のコンテスト、デイリーポータルZ新人賞2020の優秀作品を掲載しています。 受賞作品一覧はこちらから↓↓↓ 前の記事:「肉」フレーバーのウイスキーをつくる > 個人サイト デイリーポータルZ新人賞2020 結果発表 歩行者用信号機に設置されている押ボタン。 しかし長い! 電柱と横断歩道が離れているため、伸ばさざるを得なかったのでしょうが、改めて見るとその辻褄合わせ感が面白くもあり、改造機感が格好良くもあり、妙に心をくすぐられました。 長い押ボタンがあると知ったその日から、僕はそれを「ロング押ボタン」と呼び、たびたび写真に収めてきました。 地域は大阪のみで、しかもまだまだ収集し足りてるとは言えない状態ですが、こういう物があると広めたいので一度ここにまとめたいと思います。

                                                                              信号の「ロング押ボタン」を集めました
                                                                            • 130年前の遠足を(ほぼ)完全コピーする

                                                                              1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:高架下に書かれた壁画「高架下絵巻」の秘密を探ってみると、いつの間にか都市について想いを馳せていた > 個人サイト Note 出発 この遠足は通称、「飛鳥山遠足」と呼ばれている。 文字通り、桜の名所である王子・飛鳥山までの校外学習で、上野不忍池から片道6キロの道のりを歩く遠足だったからである。 目的地の飛鳥山公園。あとでたどり着きます 飛鳥山遠足は1896年の11月に、東京高等師範学校附属第2小学校(現・筑波大学附属小学校)の教員・樋口勘次郎(ひぐち・かんじろう)先生の元で行われた。生徒は小学校2年生。大変そう。 樋口勘次郎先生 記録には樋口先生お手製のルートマップも書かれてお

                                                                                130年前の遠足を(ほぼ)完全コピーする
                                                                              • 近江塩津駅では地下通路を見ているだけで乗り換え時間が苦にならない :: デイリーポータルZ

                                                                                昨年末に福井県の南越前町にある今庄(いまじょう)というところに行ってきた。その帰り際、滋賀県北端の「近江塩津(おうみしおつ)駅」において乗り換えの待ち時間が発生した。 やることがなく手持無沙汰な時間……と思いきや、駅構内の地下通路に這わされたパイプが素晴らしい味わいを醸しており、それらを眺めているだけであっという間に乗り換え時間が来たのであった。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:東海道線から見える"気になる岩”を見にいった > 個人サイト 閑古鳥旅行社 Twitter 北陸道の宿場町「今庄宿」を見にいった 今

                                                                                  近江塩津駅では地下通路を見ているだけで乗り換え時間が苦にならない :: デイリーポータルZ
                                                                                • メイカーフェアで来場者を賢くした

                                                                                  1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:浜松町の純粋な歩行者デッキ > 個人サイト webやぎの目 まずは賢くなった人たちをどうぞ。 メガネを輝かせて「わかったぞ!」「ひらめいた!」になっている。IQ爆上がりだ。 メガネに紙を貼って、「うわあ~頭よさそう~」と言ってる愛らしさよ。 人を賢くしているものの実体はこれ。

                                                                                    メイカーフェアで来場者を賢くした

                                                                                  新着記事