並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

201 - 240 件 / 965件

新着順 人気順

biologyの検索結果201 - 240 件 / 965件

  • 海底下に「腸内並み」の微生物群集、火星にいる可能性も

    2010年の南太平洋の掘削調査で採取した岩石サンプル。生命が存在する可能性が低いと考えられていたが、微生物の密度はヒトの腸内レベルの高さだった。(PHOTOGRAPH BY CAITLIN DEVOR, THE UNVIERSITY OF TOKYO) 太平洋北西部の海底下265メートルを超える火山岩の中に、微生物の群集が見かったのは2013年だった。堆積物の下にあったものの、この火山岩はまだ若く、十分に熱をもっていた。おかげで海水がしっかり化学反応を起こしており、微生物はその反応からエネルギーをもらっていた。 しかし今回、別の研究チームが、南太平洋の真ん中にある非常に古くて冷たい海洋地殻でも、微生物の群集を発見した。微生物がいたのは、火山岩の亀裂を埋める粘土の中だった。これらの微生物がどうやって生きているのかはまだわからない。だが、その密度は2013年のものより100万倍以上も高かった。

      海底下に「腸内並み」の微生物群集、火星にいる可能性も
    • サメは「磁場の地図」を使える、回遊に利用か、研究

      今回の研究の対象となったウチワシュモクザメ。米マサチューセッツ州ボストンのニューイングランド水族館で撮影。(PHOTOGRAPH BY BRIAN SKERRY) 季節や成長にともなって移動する生きものといえば、渡り鳥やサケを思い浮かべる人がほとんどだろう。しかし、サメも世界中の海を回遊する。たとえばホホジロザメには、南アフリカとオーストラリア沖を往復するものがいる。また、レモンザメは自分が生まれたバハマの小さな島の沿岸に戻ることができる。(参考記事:「ニシレモンザメ、出産時の里帰りを確認」) サメのこうしたナビゲーションについては長年の謎だったが、5月6日付けで学術誌「Current Biology」に掲載された論文で、ウチワシュモクザメ(Sphyrna tiburo)が地球の磁場を利用して行くべき方向を判断できることが示された。 「サメが磁場を検知し、それに反応することを示す論文はほか

        サメは「磁場の地図」を使える、回遊に利用か、研究
      • 「勉強不足で申し訳ありませんが」「素人質問ですが」などの前置きをネタにするのは、発表者を怖気づけさせて質問者も使いづらくなって迷惑

        鈴木淳也@コミティア148と13b 新刊『全集解説4』製作中 @JunyaTheSphere ■大友克洋研究 Otomo Katsuhiro Researcher/Archivist【goo.gl/Qfwmy】■RUSH mania【雑誌『beatleg』writer(休刊)/web goo.gl/pTiSk (休業)】■ラーメン愛好家 ■杖■Molecular biology interq.or.jp/blue/junya/ 鈴木淳也 SUZUKI Jun'ya @JunyaTheSphere 「勉強不足で申し訳ありませんが」>自分の知見と齟齬があるのですが 「素人質問ですが」>隣接分野で知見があるのですが 「聞き逃したかもしれませんが」>大事な説明が飛ばされていたと思うんですが 「基本的な質問で恐縮ですが」>根本的なところに問題があると思うんですが 2020-02-09 18:16:3

          「勉強不足で申し訳ありませんが」「素人質問ですが」などの前置きをネタにするのは、発表者を怖気づけさせて質問者も使いづらくなって迷惑
        • カタツムリに「世界最小のコンピュータ」を背負わせ、ナゾだった天敵回避法を解明 - ナゾロジー

          南太平洋に浮かぶソシエテ諸島(Society Islands)にはかつて、60種を超えるカタツムリが生息していました。 ところが1970年代に、ある事情から外来の肉食カタツムリを持ち込んだことで大半が全滅。 そのわずかな生き残りの中に、シロポリネシアマイマイ(Partula hyalina)という種がいます。 「1円玉ほどしかない本種がなぜ生き残れたのか」、専門家にとって長年の謎となっていました。 しかし今回、ミシガン大学(University of Michigan)の最新研究により、ついにその謎が解明されたのです。 その方法は、カタツムリたちに世界最小のコンピュータを背負わせることでした。 この奇抜な調査法は、何を明らかにしてくれたのでしょうか。 研究は、6月15日付けで『Communications Biology』に掲載されています。 Solving a Mass Extincti

            カタツムリに「世界最小のコンピュータ」を背負わせ、ナゾだった天敵回避法を解明 - ナゾロジー
          • カンブリア紀に存在した「新型モンスター」を発見!学名は『デューン砂の惑星』から - ナゾロジー

            カンブリア紀は生物の多様性が一挙に花開いた時代であり、アノマロカリス、オパビニア、ハルキゲニアなど現代から見ると非常に奇妙で個性的な生物たちが名を連ねています。 そして今回、このリストに新たなモンスターが仲間入りしたようです。 米カンザス大学(University of Kansas)の研究チームは、同国にある有名な地層「スペンス頁岩」から約5億年前のカンブリア紀中期にいた”完全に新型の海棲ワーム”を発見したと報告しました。 背中に花びらか刃のようなものが並ぶ奇抜な姿は、古生物学者の誰も見たことがないという。 また学名は傑作SF小説『デューン砂の惑星』と日本の「手裏剣」から命名されたとのことです。 研究の詳細は、2023年4月8日付で科学雑誌『Historical Biology』に掲載されています。

              カンブリア紀に存在した「新型モンスター」を発見!学名は『デューン砂の惑星』から - ナゾロジー
            • Understanding Large Language Models

              Large language models have taken the public attention by storm – no pun intended. In just half a decade large language models – transformers – have almost completely changed the field of natural language processing. Moreover, they have also begun to revolutionize fields such as computer vision and computational biology. Since transformers have such a big impact on everyone’s research agenda, I wan

                Understanding Large Language Models
              • 資料2-1:豊田先生御講演資料

                鈴鹿医療科学大学 豊田長康 2024/04/22 日本学術会議 「研究力強化と学術会議への期待」 2024/04/22 1 日本の研究競争力低下の因果推論 (事前配布資料) 資料2-1 論文データ Clarivate社の文献データベース(以下DB)であるWeb of Science Core Collection のデータを、分析ツール InCites Benchmarking & Analytics(以下InCites)を 用いて分析 なお、発表者はInCitesとSciValの両方を利用できる環境にある が、所期の目的の分析はSciValでは困難なため、InCitesで分析 した。 文部科学省 科学技術・学術政策研究所(以下NISTEP) の分析データ 他のデータ OECD.Statの公開データ 文部科学省、国立大学法人等のデータ 2 本発表のデータの入手元 2024/0

                • キツネザルの歌で「リズムパターン」を発見、人間と鳥以外で初

                  歌うキツネザルとして知られるインドリの歌で、人間以外の哺乳類で初めて「カテゴリカルリズム」という音楽的なパターンが見つかった。写真は、マダガスカルのアンダジブ・マンタディア国立公園のインドリ。(PHOTOGRAPH BY JASON EDWARDS, NAT GEO IMAGE COLLECTION) マダガスカル島に暮らす歌うキツネザルのインドリ(Indri indri)の研究者らが、数百もの歌を分析した結果、2つの音の長さが一定の間隔になるリズムが使われていることを発見した。これまで、こうしたリズムを駆使して歌うのは人間の他には鳥類だけとされ、人間以外の哺乳類で発見されたのは初めてだ。 「インドリは、歌で意思の疎通をする唯一のキツネザルです」と、イタリア、トリノ大学の霊長類学者キアラ・デ・グレゴリオ氏は言う。氏が筆頭著者を務めた論文は、10月25日付けで学術誌「Current Biol

                    キツネザルの歌で「リズムパターン」を発見、人間と鳥以外で初
                  • トルコで発見された870万年前の類人猿の化石がヒト亜科の起源について疑問を投げかける : カラパイア

                    ヒト亜科はどこで誕生したのか? 今回のテーマは「ヒト亜科」だ。 その定義は必ずしも一定ではないが、ここでは私たちも属する「ヒト族」と、ゴリラ・チンパンジー・ボノボといった「アフリカ類人猿」で構成される大きなグループを指す。 最初のヒト亜科の祖先は一体どこで誕生したのか?これまで、最も有力とされてきた説は「アフリカ起源説」だ。 だが最近では、ヨーロッパと中央アナトリア(トルコ中央の地域)で発見された後期中新世(約1100万年〜500万年前)の化石にもとづき、「ヨーロッパ起源説」も提唱されている。 その根拠の一つとされるのが、「アナドルビウス属(Anadoluvius)」だ。 ヨーロッパとアナトリアでしか見つかっていない最初期の化石類人猿で、地中海東部では少なくとも230万年前からさまざまな仲間がいたことが知られている。 だが、『Communications Biology』(2023年8月2

                      トルコで発見された870万年前の類人猿の化石がヒト亜科の起源について疑問を投げかける : カラパイア
                    • ゾウの6倍の体重でキリンよりも背が高い哺乳類の化石が発見される

                      翼の生えたサメの化石や恐竜のお尻の穴の化石など、興味深い化石が多く発見されています。新たにキリンよりも背が高く、体重はアフリカゾウ6頭分に及ぶ哺乳類の化石が中国科学院の研究チームによって発見されました。 An Oligocene giant rhino provides insights into Paraceratherium evolution | Communications Biology https://www.nature.com/articles/s42003-021-02170-6 New Discovery Shows Tibet as Crossroads for Giant Rhino Dispersal----Chinese Academy of Sciences https://english.cas.cn/newsroom/research_news/life/

                        ゾウの6倍の体重でキリンよりも背が高い哺乳類の化石が発見される
                      • ヘビにもクリトリスがあることが判明し研究者は大興奮、メスに関する研究が少なすぎるという指摘も

                        オスのヘビには半陰茎(ヘミペニス)と呼ばれる一対の生殖器が存在することが知られていますが、メスのヘビの生殖器に関する研究はあまり行われてきませんでした。新たにオーストラリアに位置するアデレード大学の研究チームが、メスのヘビに「ヘミクリトリス」が存在していることを発見しました。 First evidence of hemiclitores in snakes | Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences https://doi.org/10.1098/rspb.2022.1702 Scientists finally discovered the snake clitoris, and they're 'very excited' | Live Science https://www.livescience.com/sna

                          ヘビにもクリトリスがあることが判明し研究者は大興奮、メスに関する研究が少なすぎるという指摘も
                        • 致死率ほぼ100%、皮膚から湧き出す「最凶の寄生虫」の全ゲノムを解読 - ナゾロジー

                          最凶の寄生虫「芽殖孤虫(がしょくこちゅう)」のゲノムが解析されました。 5月31日に、日本の宮崎大学の研究者たちが『Communications Biology』に掲載した論文によれば、極めて致死性の高い寄生虫として知られる「芽殖孤虫」の全ゲノムの解析に成功したとのこと。 芽殖孤虫症は全世界で18例しか知られていない極めてまれな寄生虫感染症ですが、無限に分裂増殖しながら人体を喰いつくしていく残酷さ、搔きむしった皮膚から無数の虫が湧き出てくる異様さにより、古くから奇病として恐れられていました。 1907年、国内2例目の患者では、筋肉片約3cm2以内に20~25もの蟲嚢があり、担当した当時の東大病院の医師は解剖記録では “「無数の大小種々の条虫および嚢虫の湧き出るを認め、一見慄然(りつぜん)たらしむ」 「全身の至るところに居りて、肺では最も著しい」 「こうなってしまったら蟲を殺すより人間を殺す

                            致死率ほぼ100%、皮膚から湧き出す「最凶の寄生虫」の全ゲノムを解読 - ナゾロジー
                          • 2万4千年前の微生物、蘇生に成功 シベリア永久凍土で凍結

                            ロシア極東シベリアの永久凍土から解凍・蘇生されたヒルガタワムシ(2021年6月7日提供)。(c)AFP PHOTO /MICHAEL PLEWKA/HANDOUT 【6月8日 AFP】ロシア極東シベリア(Siberia)の永久凍土で2万4000年間にわたり凍結されていた微小動物「ヒルガタワムシ」を蘇生させ、増殖させることに成功したとするロシア研究チームの論文が7日、米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に発表された。 【写真】別の研究で復活・増殖した1億年前の微生物 論文の共同執筆者で、ロシア・プーシチノ(Pushchino)にある土壌科学物理化学生物学問題研究所(Institute of Physicochemical and Biological Problems in Soil Science)に所属するスタス・マリャービン(Stas Malavin)氏はA

                              2万4千年前の微生物、蘇生に成功 シベリア永久凍土で凍結
                            • トランプ政治再考――進化政治学と自己欺瞞の政治的リーダーシップ/伊藤隆太 - SYNODOS

                              はじめに 共和党の大統領候補の指名を受け、ドナルド・トランプ(Donald John Trump)は、「誰も私よりもそのシステムをよく知らない、私だけがシステムを修正できる」と述べた(1)。トランプはバラク・オバマ前大統領(Barack Hussein Obama II)がアメリカ生まれではないと批判して、人種差別的なプロパガンダを広め、世界の覇権国の最高権力を掌握するに至った。詐欺の疑惑や度重なる破産にもかかわらず、アプレンティス(The Apprentice)での役柄にみられるよう、自己欺瞞(self-deception)――他者を騙すため、自分自身が過信すること――は彼を成功したビジネスマンとして有名にしたのである(2)。 しかし、なぜこうした嘘は現実からの明白な乖離にもかかわらず成功するのだろうか。『なぜリーダーは嘘をつくのか――国際政治で使われる5つの「戦略的なウソ」』において、

                                トランプ政治再考――進化政治学と自己欺瞞の政治的リーダーシップ/伊藤隆太 - SYNODOS
                              • 合成生物学のユニコーン 「ギンコ」が描く未来に 2兆円の価値はあるか?

                                Is Ginkgo’s synthetic biology story worth $15 billion? 合成生物学のユニコーン 「ギンコ」が描く未来に 2兆円の価値はあるか? 米国の合成生物学企業であるギンコ・バイオワークスが9月に上場した。生物学界のインテルになると喧伝し、巧みなストーリーで投資家を熱狂させているギンコは、実際にどんな成果を残し、何を目指しているのか。 by Antonio Regalado2021.10.19 42 21 22 ボストンの遺伝子工学企業ギンコ・バイオワークス(Ginkgo Bioworks)のジェイソン・ケリー最高経営責任者(CEO)は、合成生物学が実体のある製品の製造に変革をもたらすというストーリーの売り込みに見事に成功した。コンピューターが情報を変えたように、生物学は物理的な世界を変えるだろうと、ケリーCEOは語る。石油から化学物質を作る代わり

                                  合成生物学のユニコーン 「ギンコ」が描く未来に 2兆円の価値はあるか?
                                • ジェネリックスイス(新潟)の写真をご覧ください「私は騙されない スイスだ!」「列車も欧州の列車の風格を感じる」

                                  biology @Biotrumind @unipudding 7年程前に帰国した時、両親が初夏の新潟に連れて行ってくれて、この景色そっくりな場所をドライブしてもらい胸いっぱいになりました。感動的な美しさでした!素晴らしい一枚ですね✨ 2024-04-30 23:31:32

                                    ジェネリックスイス(新潟)の写真をご覧ください「私は騙されない スイスだ!」「列車も欧州の列車の風格を感じる」
                                  • エコツーリズムでイグアナが高血糖に 研究

                                    バハマのエグズーマ島に生息するバハマツチイグアナ。Company of Biologists提供(2021年5月撮影、22年4月21日公開)。(c)AFP PHOTO /Erin Lewis / The Company of Biologists 【5月3日 AFP】カリブ海(Caribbean Sea)の島国バハマの離島に生息する絶滅危惧種のイグアナが、エコツーリズムで訪れた観光客に与えられたブドウによって甘党かつ高血糖になっているとの研究結果が4月21日、発表された。 エグズーマ諸島(Exuma Islands)に生息するバハマツチイグアナは、観光客にもらうブドウが大好物になり、船が近づく音を聞きつけると浜辺に殺到する。米シェッド水族館(Shedd Aquarium)のチャールズ・ナップ(Charles Knapp)氏によれば、エコツアーを主催する旅行業者にとって、餌やりは野生動物を間

                                      エコツーリズムでイグアナが高血糖に 研究
                                    • なぜ「仲間の死体を見たハエ」は老化が加速して早死にしてしまうのか?

                                      親しい人が亡くなったり著名人の訃報に触れたりして気分が落ち込み、体調を崩してしまったという経験がある人は多いはず。同様の現象は人間以外の動物でも見られるそうで、「仲間の死体を見ると老化が加速して早死にしてしまうハエ」についての研究結果が、生物学の査読付き学術誌・PLOS Biologyに掲載されました。 Ring neurons in the Drosophila central complex act as a rheostat for sensory modulation of aging | PLOS Biology https://doi.org/10.1371/journal.pbio.3002149 How seeing corpses reduces the lifespan of fl | EurekAlert! https://www.eurekalert.org/new

                                        なぜ「仲間の死体を見たハエ」は老化が加速して早死にしてしまうのか?
                                      • Insect Brains Melt and Rewire During Metamorphosis | Quanta Magazine

                                        On warm summer nights, green lacewings flutter around bright lanterns in backyards and at campsites. The insects, with their veil-like wings, are easily distracted from their natural preoccupation with sipping on flower nectar, avoiding predatory bats and reproducing. Small clutches of the eggs they lay hang from long stalks on the underside of leaves and sway like fairy lights in the wind. The da

                                        • 世界初「恐竜の喉化石」を発見!恐竜の鳴き声は鳥に近かった!? - ナゾロジー

                                          恐竜の鳴き声といえば、洞窟の奥から響いてくるような咆哮のイメージがありますが、実際は鳥みたいにピーピー鳴いていたかもしれません。 北海道大学総合博物館、アメリカ自然史博物館(AMNH)の共同研究チームはこのほど、2005年にモンゴル・ゴビ砂漠で見つかった約8000万年前の鎧竜の化石から、世界初となる恐竜の喉頭(こうとう)を発見したと発表しました。 さらに喉頭の仕組みを調べたところ、現代の鳥類と共通する特徴が数多く見つかったのです。 よって鎧竜は太く響く唸り声ではなく、鳥のように甲高く鋭い発声をしていた可能性が浮上しました。 研究の詳細は、2023年2月15日付で科学雑誌『Communications Biology』に掲載されています。

                                            世界初「恐竜の喉化石」を発見!恐竜の鳴き声は鳥に近かった!? - ナゾロジー
                                          • 昆虫に寄生して行動を操る「ハリガネムシ」は他のすべての動物に存在する遺伝子を失っていることが判明

                                            ハリガネムシは細い糸のような形状をした寄生虫であり、主にカマキリやバッタなどの昆虫に寄生して、宿主の脳を操って水に飛び込ませる生態で知られています。そんなハリガネムシの中でも遺伝的に遠く離れた2つの種を調査した結果、他のすべての動物に存在する「繊毛」という細胞小器官を発現する遺伝子が、ハリガネムシには欠けていることが判明しました。 Rampant loss of universal metazoan genes revealed by a chromosome-level genome assembly of the parasitic Nematomorpha: Current Biology https://doi.org/10.1016/j.cub.2023.07.003 “Mind controlling” parasitic worms are missing genes fou

                                              昆虫に寄生して行動を操る「ハリガネムシ」は他のすべての動物に存在する遺伝子を失っていることが判明
                                            • ネコだけ特別?!動物の家畜化とは具体的にどういう状態なのか? - ナゾロジー

                                              人間と共に生き、我々の生活を支えてくれている動物はたくさんいます。 そんな家畜化した動物の中でその歴史が一番古いのはイヌで、10000年以上前から人間と生活を共にしてきました。 そしてイヌに次いで家畜化の歴史が長いのは、意外なことにウマでもウシでもなく、ネコなのです。 しかし、ご存じの通り勝手気ままなネコは家畜化の度合いも他の動物と少し異なります。 この記事では「家畜化」というのがそもそもどういう現象なのか、家畜化で変わるものを紐解いていくと共に、ネコの特殊な家畜化事情についてご紹介します。 Cats first finagled their way into human hearts and homes thousands of years ago—here’s how https://phys.org/news/2023-08-cats-finagled-human-hearts-ho

                                                ネコだけ特別?!動物の家畜化とは具体的にどういう状態なのか? - ナゾロジー
                                              • GPT-4よりも高い性能を発揮できる特定言語特化型の言語モデル「InternLM」

                                                高性能チャットAI「ChatGPT」が大きな注目を集める中、ChatGPTに匹敵する性能をアピールする言語モデルが続々と発表されています。上海AI研究所が中心となって開発した言語モデル「InternLM」は英語と中国語に特化してトレーニングされており、複数の性能評価テストでChatGPTを超えるスコアを記録しています。 InternLM https://internlm.org/ InternLMは上海AI研究所や複数の大学および企業が協力して開発した言語モデルで、1兆トークン以上の多言語データでトレーニングされています。InternLMの主な特徴は以下の通り。 ・複数の言語を理解および表現する能力を備えており、特に英語と中国において顕著なパフォーマンスを発揮する。 ・論理的推論、コード生成などの分野で優れた性能を発揮する。 ・多様な中国語の性能評価テストでChatGPTを超え、GPT-4

                                                  GPT-4よりも高い性能を発揮できる特定言語特化型の言語モデル「InternLM」
                                                • 自由猫ダイちゃんからのお便り - やれることだけやってみる

                                                  三色ねこ団子。 やっと開物発事さんのリクエストにお応えすることができました。 写真上の方、写っていないところで きな粉色の物体がカリカリを食べております。 父のチチ、未だ人気衰えず。 関東地方では真冬の寒さだそうですが、 こちらでは、暖かい雨が降っています。 昨日、ダイちゃんはお休みでした。 どこに何をしに行ったのかは知りません。 お留守番のノラ母たち。 いつもなら、郵便受けの前にはダイちゃんが座っていて、 車の窓越しに目が合うと、走り寄ってくるのです。 パトロールが長引いてるのかな(°_° と、門をくぐった途端。 ,゚.:。+゚ぷお~ん,゚.:。+゚。 《小さなお便り》の香りが鼻腔直撃。 ダイちゃんはたまにふらりと休暇をとります。 3日くらい姿を見せないこともあります。 けれど、こんなふうに《お便り》を残していくなんて。 今まで一度もありませんでした。 一体何があったというのか。 スプレ

                                                    自由猫ダイちゃんからのお便り - やれることだけやってみる
                                                  • 【夏の危険サバイバル】蚊よけ、叩き損ねても効果あり、虫よけスプレーなみ(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース

                                                    今年もあの季節がやってきた。か細い声で鳴きながらジグザグと飛び回り、人の気配がするとしつこく追いかけてくる蚊の季節だ。 ギャラリー:驚き!電子顕微鏡で見た昆虫、寄生虫 写真18点 今度、蚊が血を吸おうと腕に止まっているのを見つけたら、絶対によく狙った方がいい。もし叩き損ねたとしても、蚊は死にそうになった体験とその人の匂いを結びつけて覚え、次にあなたを狙わなくなる可能性があるからだ。 蚊は、人間などの獲物から漂う美味しい匂いに引き寄せられる。そこで、ある研究チームが蚊には非常に魅力的な人間の匂いが漂う中で、腕を叩いたときと同じ振動を繰り返し与え、ネッタイシマカを20分間にわたり邪魔し続ける実験を行った。 すると、蚊はその後24時間以上もこの匂いをさけるようになることがわかった。これは強力な虫よけ剤であるディート(DEET)入りの虫よけスプレーと同じくらいの効果だ。研究結果は、2018年に学術

                                                      【夏の危険サバイバル】蚊よけ、叩き損ねても効果あり、虫よけスプレーなみ(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース
                                                    • シャチの母親は人生を犠牲にして「子供部屋おじさん」を育てていた - ナゾロジー

                                                      母親がわが子のために自分を後回しにすることは珍しくありません。 しかし、シャチの母親は極端なレベルで息子を溺愛していたようです。 英エクセター大学(University of Exeter)、米クジラ研究センター(CWR)の最新研究で、シャチの母親は息子が一人前の大人になった後でも、自らの新たな繁殖チャンスを犠牲にしてまで世話をし続けることが明らかになりました。 対照的に、成熟年齢に達した娘には世話をやめています。 なぜ母親は息子にだけ子離れしないのでしょうか? 研究の詳細は、2023年2月8日付で科学雑誌『Current Biology』に掲載されています。 Killer whale moms forgo future offspring for benefit of full-grown sons https://phys.org/news/2023-02-killer-whale-m

                                                        シャチの母親は人生を犠牲にして「子供部屋おじさん」を育てていた - ナゾロジー
                                                      • 人の顔に住みつくニキビダニに肛門あることが判明。しかも、意外と悪いやつじゃないらしい

                                                        人の顔に住みつくニキビダニに肛門あることが判明。しかも、意外と悪いやつじゃないらしい2022.07.01 23:0032,827 Ed Cara - Gizmodo US [原文] ( 岩田リョウコ ) ずっと顔にウンコされてたのか…。 顔の毛根や皮脂腺など皮膚に住み着くニキビダニ。科学者によってその生態がわかってきました。まず、彼らにはこれまでは存在しないとされていたお尻の穴があることが判明! 良い方の発見としては、顔に住み着いていたとしても考えられていたほど危害がなく、逆にいい共存共栄効果もあることがわかったそうです。 ニキビダニは2種類いて、どちらもクモ綱に属しますが近い親類はクモよりもダニ。そして今回研究された(Demodex folliculorum)のニキビダニは一般的に顔に住み、生殖するダニです。2〜3週間の寿命で毛穴や毛根に住み着きます。人間であれば誰しもがこのニキビダニを

                                                          人の顔に住みつくニキビダニに肛門あることが判明。しかも、意外と悪いやつじゃないらしい
                                                        • The End of Silicon Valley as We Know It?

                                                          Join the O'Reilly online learning platform. Get a free trial today and find answers on the fly, or master something new and useful. Learn more Consumer internet entrepreneurs lack many of the skills needed for the life sciences revolution.Internet regulation is upon us.Climate response is capital intensive, and inherently local.The end of the betting economy. Inventing the future “The best way to

                                                            The End of Silicon Valley as We Know It?
                                                          • 早起きな人はネアンデルタール人からその遺伝子を受け継いだ可能性がある

                                                            かつてホモ・サピエンスはネアンデルタール人と交配していたため、その遺伝子(DNA)の一部が現代人にまで受け継がれていることがわかっており、ネアンデルタール人のDNAが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化と関連していたり現代人の痛みの感受性に影響を及ぼしたりしています。オックスフォード大学出版局が発行する学術誌の「Genome Biology and Evolution(ゲノム生物学と進化)」に掲載された論文によると、ネアンデルタール人のDNAは日光への適応能力に影響しており、「早起きな『朝型人間』の人はネアンデルタール人から遺伝的変異を受け継いでいる」ことが判明しました。 Archaic Introgression Shaped Human Circadian Traits | Genome Biology and Evolution | Oxford Academic h

                                                              早起きな人はネアンデルタール人からその遺伝子を受け継いだ可能性がある
                                                            • 史上初、恐竜の化石に「おへそ」の痕跡を発見! いや待って爬虫類のおへそって何? - ナゾロジー

                                                              ヒトやイヌなど、母親のお腹の中で育つ動物(胎生)には「おへそ」があります。 母体と繋がったへその緒を通じて栄養をもらうためです。 対して、卵の中で育つ動物(卵生)には、おへそがありません。 卵内に用意された栄養で育つため、母体と管で繋がる必要がないからです。 これは絶滅した恐竜たちも同じで、卵生であるゆえに、おへそはないと考えられてきました。 しかしこのほど、英ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)、豪ニューイングランド大学(UNE)らの研究で、史上初となる「恐竜のおへそ」が化石中に発見されました。 一体どんな形をしていたのでしょうか? 研究の詳細は、2022年6月7日付で科学雑誌『BMC Biology』に掲載されています。 Did Dinosaurs Have Belly Buttons? Yes, But We Don’t Know For How Long https://

                                                                史上初、恐竜の化石に「おへそ」の痕跡を発見! いや待って爬虫類のおへそって何? - ナゾロジー
                                                              • 恐竜の本当の鳴き声が解明か“ギャオー”“ガオー”は想像の産物に

                                                                福島県立博物館、北海道大学、アメリカ自然史博物館の研究グループは2月16日、世界で初めて恐竜の喉頭の化石を発見したと発表した。この発見により、これまで想像でしかなかった“恐竜の鳴き声”の本当の声が解明される可能性が出てきた。 https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/230216_pr.pdf 発表によると、鳥類は、その他の四足動物と異なり、肺から出た空気が気管支付近の声帯(鳴管)を振動させ、気管そして喉頭を通って、発声される。しかしながら、この鳥類に特徴的な音声器官とその進化について、鳥類および爬虫類の化石研究は極めて少なく、これ まで鳥類の祖先である恐竜の喉頭の化石は全く知られていなかった。このため、恐竜の音声について手がかりとなる研究もなかった。 研究チームは、05年にアメリカ自然史博物館がモンゴル・ゴビ砂漠で発見した中生代・白亜紀(約8400~7200万

                                                                  恐竜の本当の鳴き声が解明か“ギャオー”“ガオー”は想像の産物に
                                                                • 木の枝に擬態する虫が皮膚でも色を感知できることが研究で判明

                                                                  擬態を行う蛾の一種「オオシモフリエダシャク」が擬態する際に自分の目ではなく「皮膚」を使って周囲の環境を感知していると新たに判明しました。 Adaptive colour change and background choice behaviour in peppered moth caterpillars is mediated by extraocular photoreception | Communications Biology https://www.nature.com/articles/s42003-019-0502-7 Caterpillars of the peppered moth perceive color through their skin to match their body color to the background | MPI CE: PR Eaco

                                                                    木の枝に擬態する虫が皮膚でも色を感知できることが研究で判明
                                                                  • 2030年に研究者のいる世界はどうなっているか? - わがまま科学者

                                                                    年始ということですが、今年は2020年、つまりDecadeの始まりです。そこで、今回は、2030年に私たち研究者のいる世界がどうなっているのか、私なりに予想してみたいと思います。 1)生物学は数理科学になる 理系の中でも、これまで生物学を学ぼうとしてきた人は、昆虫採集好きの生き物オタクみたいな人が多く、どちらかというと数学や物理学には関心がないという傾向があったことは、一般論として言えると思います。もちろん、生物学者の中にも、数学好きな人はいますので、あくまで一般論です。2030年、生物学は数理科学みたくなっていると予想します。既にその兆候はでていますが、人工知能やデータサイエンスを駆使したコンピュータ生物学がすごく目立つようになりそうです。 私が2016年に書いたacademistの記事です。 Biology 5.0 | academist Journal 2)論文はすべてオープンアクセ

                                                                      2030年に研究者のいる世界はどうなっているか? - わがまま科学者
                                                                    • ディープマインド、生物学における50年越しの難問をAIで解決

                                                                      ディープマインドが開発した新たなアルゴリズムは、タンパク質の構造を原子サイズで正確に予測できる。この画期的な進歩は生物学における50年越しの難問を解決し、新薬の開発や疾病の解明に取り組む科学者らにとっても大きな進展をもたらすだろう。 by Will Douglas Heaven2021.01.19 213 170 21 22 ディープマインド(DeepMind)はこれまでにも連勝街道を突き進み、人工知能(AI)が囲碁から「スタークラフト(StarCraft)」、アタリ(Atari)の各種ゲームに至るまで、さまざまな複雑なゲームを超人的なスキルでプレイする方法を身に付けられることを示してきた。しかし、ディープマインドの顔であり、共同創業者であるデミス・ハサビス最高経営責任者(CEO)は、こうした成功はより大きな目標を達成する足がかりに過ぎないと強調してきた。その大きな目標とは、私たちが住む世

                                                                        ディープマインド、生物学における50年越しの難問をAIで解決
                                                                      • 【研究成果】120年の謎・がんの「鬼の目」を閉じるには? -がんのエネルギー産生と配分の仕組みを発見-

                                                                        ​​​がんの長年の謎である核小体の肥大化が、がんで増大するGTPエネルギー産生により起こることを発見 がんで増大するGTPエネルギー産生の仕組みを解明 GTPエネルギー産生遮断によるがんの新たな治療への応用に期待 細胞にはDNAを包む核があり、その中に核小体と呼ばれる小さな目があります。悪性度の高いがんでは、核小体は「鬼の目」のように恐ろしいほど大きくなることが分かっています。肥大化した核小体は、約120年前に、がんに起こる変化として発見され、がんの診断や悪性度の指標として利用されています。 今回、シンシナティ大学・広島大学・慶應義塾大学を核とした国際研究チームは、いくつもの先端技術を結集し、がんで著しく増大するGTP(グアノシン3リン酸)エネルギーが核小体肥大を引き起こすことを明らかにしました。また、がん細胞が依存するGTPエネルギーが遮断すると、がんを抑制することもマウスを用いた実験で

                                                                          【研究成果】120年の謎・がんの「鬼の目」を閉じるには? -がんのエネルギー産生と配分の仕組みを発見-
                                                                        • 「キツツキはどうやって衝撃から脳を守っているのか?」の謎が解決、そもそも保護する必要などなかった

                                                                          木の幹に穴を開けてエサとなる虫探しや巣穴作りを行うキツツキは、1秒に最大25回という超高速で木をつついており、キツツキの脳が受ける重力加速度は最大1200Gと、人間が脳しんとうを起こす100G未満をはるかに上回ってます。そんなキツツキの脳が一体なぜ無事なのかについての研究結果が発表されました。 Woodpeckers minimize cranial absorption of shocks: Current Biology https://doi.org/10.1016/j.cub.2022.05.052 Study sheds light on woodpecker brain theory - RMOToday.com https://www.rmotoday.com/beyond-local/study-sheds-light-on-woodpecker-brain-theory-

                                                                            「キツツキはどうやって衝撃から脳を守っているのか?」の謎が解決、そもそも保護する必要などなかった
                                                                          • h1-h4 [更新済み].ai

                                                                            International Planning Division, International Affairs Department, NagoyaUniversity 2 3 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 32 34 36 38 40 42 44 46 48 50 52 54 56 58 60 62 64 66 68 70 72 74 76 78 80 82 84 86 88 90 92 94 96 98 100 102 104 106 108 110 112 114 116 118 120 122 124 126 128 130 132 134 136 138 140 142 144 146 148 150 152 154 156 157 158 159 164 166 167 170 171 176 177 178 179 180 1 1

                                                                            • カモメに食べ物を盗まれないようにする方法を科学者が発見

                                                                              by Benny Mazur 海に行くとよく見るカモメは、人間が持っている食べ物を驚くほどの大胆さと器用さで奪い去っていくことで知られています。そんなカモメから食べ物を盗まれないようにする方法を、科学者らが実験によって明らかにしました。 Herring gulls respond to human gaze direction | Biology Letters https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rsbl.2019.0405 How to stop a gull from stealing your food | Science | AAAS https://www.sciencemag.org/news/2019/08/how-stop-gull-stealing-your-food Study Finds a Scientif

                                                                                カモメに食べ物を盗まれないようにする方法を科学者が発見
                                                                              • 地球外生命体探査史上「最大」の進展、金星の大気に生命の痕跡

                                                                                嫌気性の微生物が生成するガスが、「生物に向かない環境」として知られる金星から検出されました。研究者は今回の発見を予想外のものとしており、NASAの長官は「地球外での生命を示す上で、過去最大の進展です」と述べています。 Announcement About Research on Venus's Chemistry | NASA https://www.nasa.gov/feature/announcement-about-research-on-venuss-chemistry Phosphine gas in the cloud decks of Venus | Nature Astronomy https://www.nature.com/articles/s41550-020-1174-4 Hints of life on Venus | The Royal Astronomical

                                                                                  地球外生命体探査史上「最大」の進展、金星の大気に生命の痕跡
                                                                                • 仲間の死体を見たハエは寿命が縮んでしまう。その理由とは? : カラパイア

                                                                                  小さなミバエには、闇属性とか死属性のような能力があるようだ。仲間の死体を目にすると、老化が速まり、寿命が縮まるという。 といっても、我々人間には無害だ。だがミバエにとって、仲間の死体はそのような呪いの効果を発動する。 なぜミバエの死体を目撃したミバエは寿命が縮まるのか? これまで謎に包まれていたが、新たな研究ではその秘密が明らかになっている。 『PLOS Biology』(2023年6月13日付)に掲載された研究によれば、この呪いの効果はとある神経細胞群が関係しているのだという。 この呪いの謎を解くことで、新たな人間の老化予防(アンチエイジング)を考案できる可能性もあるそうだ。

                                                                                    仲間の死体を見たハエは寿命が縮んでしまう。その理由とは? : カラパイア