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  • カール大帝は何語をしゃべっていたか?: 極東ブログ

    以前、『英語の現在完了は、なぜ、「have + 過去分詞」なのか?』という記事を書いたことがある。そのなかで、こう触れた。 カロリング朝ルネサンスというなら、その中心は、「カール大帝」である。で、「シャルルマーニュ」である。え? どっち? さすがに、Charles the Greatはなしだが、Karl der Großeなのか、Charlemagneなのか? 当然、どっちも違って、ラテン語で、Carolus Magnusとしたいところだし、公式にはそれでいいのだろうが、さて、彼自身はどう捉えていたか? というか、カール大帝は、何語を喋っていたのか? ここで、歴史好きなら知っているだろうが、カール大帝の母は誰かわかっていない。母語、mother tongueは? だが、おそらく、ここは、カール大帝の母の言葉ではなく、彼の教育係の言葉だろうし、それはラテン語だろうが、日常会話はどうだったかと

    • 「国家の重⼤局⾯」で複数の声はどのように可能なのだろうか?: 極東ブログ

      昨日、厚⽣労働省のクラスター対策班の北海道⼤学‧⻄浦博教授は、⼈との接触を以前の八割まで減らさないと、COVID-19の流⾏終息までに、⼈⼯呼吸器などが必要となる重篤患者は約85万⼈となり、また、その49%にあたる約42万⼈が死亡する、という推計を発表した。⻄浦教授は「今は国家の重⼤局⾯にさしかかっている。今のままではまずい」とも述べていた(参照)。 驚くべき惨事の予測であり、しかも、感染症の専門家の予測なので、科学的に正しいものだろうと、まず思うが、驚きという印象に詳細が知りたいという思いも伴う。 どのような推計かという点については、新型コロナクラスター対策専門家のTweetにある(参照)。 説明を聞いていて、素朴な疑問が3点浮かんだ。 ①R0=2.5の設定根拠は欧米での感染爆発からの推定値なのだが、なぜ日本の値を推定値に取らないのだろうか? おそらく、日本の推定値がわからないからだろう

      • 東京電力福島第一原発の事故刑事裁判、地裁判決についての雑感: 極東ブログ

        東日本大震災の津波による東京電力福島第一原発の事故について、検察審査会の議決で強制起訴された東京電力旧経営陣の三被告、東京電力の勝俣恒久元会長(79)、武黒一郎元副社長(73)、武藤栄元副社長(69)に対して、東京地裁による判決があり、全員、禁錮五年が求刑されたが、無罪となった。以下、事実関係や裁判の認識については、NHK『詳細 東電刑事裁判』を参考にした。というか、それによる不出来な感想文のようなものである。 今回の地裁で刑法上問われたのは、結果回避義務である。そして争点となったのは、原発事故を引き起こすような巨大津波を経営陣が予測できたかという、予見性である。具体的には、二点に分けられた。①どのような津波を予見すべきであったのか、②津波が襲来する可能性についてどの程度の信頼性、具体性のある根拠を伴っていれば予見可能性を肯認してよいのか。 無罪となった理由は、「津波が来る可能性を指摘する

        • 関心の搾取、あるいは、自由の再定義: 極東ブログ

          アニメ『さらざんまい』では、「欲望の搾取」という形式的なキーワードとその象徴的な映像は出てきたが、それが何を意味するかは、自明とは言えなかった。それでも、このアニメの主眼はまさにそこにかかっていることは理解できた。私が受け取った部分だけになるが、こういうことだろう。人は自身の欲望を持っているが、それが他者や社会、時代などによって、搾取される、強奪される、と言ってよさそうだ。このため、欲望を搾取された人間は、自身に由来する欲望が持てなくなる。 この先、その搾取された欲望と、倒錯した欲望(ゾンビ化した欲望)、愛、あるいは、つながりたい、という各種の記号がどのような、まるでラカンが無意識を評したような構造を持っているのかは、なかなか理解しにくい作品だった。 で、それはそれとして。 このところ、関心の搾取、ということを思う。 どういうことかというと、人が自然にもっている各種の関心やその関心のエネル

          • NHKの政見放送ではサブチャネルで、通常の放送もしてほしかった: 極東ブログ

            選挙期間で言うのもなんなのでブログには書かなかったが、今回の選挙の政見放送ほどじゃまに思えたものはなかった。そんな言い方はないだろうと言われそうだが、政見放送をやめろというのではない。NHKはマルチ放送が可能なんだから、サブチャネルで通常番組の放送もしてほしかったというだけだ。 さらに言うなら、むしろ、政見放送はもっとサブチャネルを使って、10時間くらい放送してもよかったと思う。 デジタル放送に移行したことで、放送局は、マルチ編成として、1つのチャンネルで2番組、メインチャンネルとサブチャンネルが同時に放送できるようになった。もっとも両チャネルを使うと画質は落ちるが、それでも、あるかないかでいえば、あったほうがいい。 これは私の好みというだけでもないと思う。速報を考えてほしい。現状では、政見放送中は、地震のような災害のとき、最小限のテロップしか出ない。こんなとき、サブチャネルで通常放送があ

            • 人を呪縛する内的な為替ともいうべきものについて: 極東ブログ

              話のネタとしてよく知られていることだが、都道府県で世帯あたりの預貯金の現在高(定期性預貯金)がもっとも多いのは、香川県である。香川県民は、貯金しまくっているらしい、とネタは続く。統計局で詳細を見ると、定期性預貯金の割合では秋田県がもっとも高いので、やたら貯金するのは、秋田県民と言えるかもしれない。が、貯蓄年収比で見ると、香川県がトップに出てくる。統計年の差や統計の見方の差はあるだろうが、概ね香川県民には貯金する傾向があるとは言えそうだ。なぜなのか? 香川県にはなにか秘密があるのだろうか? 他に、香川県の奇妙な特徴といえば、糖尿病が多いことだ。糖尿病死亡率が2018年にワースト3位。香川県の糖尿病は安定的に上位をキープしている。なぜなのか? うどん、だろうか? うどんの消費がもっとも多いのが香川県だと言われている。「言われている」というのは、「うどん・そば」の消費は統計値があるが、うどん単独

              • あいちトリエンナーレ『表現の不自由展、その後』展示雑感: 極東ブログ

                あいちトリエンナーレ『表現の不自由展、その後』展示を私は見ていない。私はあまりこの展示に関心がないからだ。理由は単純で、報道を通して知るだけだが、これらは、およそ芸術と呼べるようなレベルに達してない作品だと感じたからである。 もちろん、そういう私の感性が、芸術の価値を決めるものではない。およそ、芸術というのは、個々人が「これが芸術だといえば芸術だ」といった単純なものではない。その芸術作品が複数の人々に与えるインパクトに加え、批評家による批評、キュレーターによる考察などが加わり公の議論を誘うことで、その作品が、公的に芸術であることが問われていく、というものである。そうでなければ、街のギャラリーなどで自由に展示すればいい。 なので、あいちトリエンナーレ『表現の不自由展、その後』展示について、私がまず関心を向けたのは、キュレーターであり、学芸員である。日本の場合、学芸員には、養成の専門講座を設置

                • 三人称単数の they が Webster 辞書に登録される: 極東ブログ

                  今朝、CNNニュースを見ていたら、『Merriam-Webster 辞書にノンバイナリー代名詞の「they」を追加する』という記事があった。この動向については、すでに数年前からあるので、ようやく辞書に定着するのだなというのが、まずまずの感想だった。ただ、いろいろ考えさせられるものはあった。いくつかわけて書いておこう。 「ノンバイナリー」って何? 英語の nonbinary ということは、コンピュータ用語ふうに捉えるなら、バイナリー(二進法)ではない、ということだが、ここでは、男と女の2つだけではないという意味だ。すでにWikipediaには、"Non-binary gender"(二進法的ではない性)という項目があり、日本語のリンク先もあり、見ると、「Xジェンダー」となっていた。 ようするに、男でも女でもない人もいるのだから、そこを区別するような代名詞ではない、新しい代名詞が必要になったと

                  • 新コロナウィルスでわかったこと: 極東ブログ

                    新コロナウィルスでわかったこと、いや、正確に言えば、新型コロナウィルス騒ぎでわかったことだが、どうやら世の中にはニュースと言うものはないんじゃないだろうか。 もう何日前からだろう。あるいは数週間前からだろうか、毎日見るNHKの7時のニュースが、ほとんどニュースと言えるものではなくなってしまった。30分間のニュースだが、新型コロナウィルスの騒ぎとスポーツニュースと天気予報を除くと、残りはあと5分ほどだろうか。そこでは地方の話題やスケジュール通りの出来事の報告といった話で終わる。逆に言うのなら、新型コロナウィルス騒ぎとスポーツニュースと天気予報がなければ、いったいNHKのニュースは30分間に何を伝えるのだろう。 もちろん、新型コロナウィルスの話題が重要であることは間違いない。経済活動などに波及する要素についても重要だろう。横浜寄港のクルーズ船は各国でも重要な話題にもなっている。しかし、あえて言

                    • 米津玄師「Lemon」の”意味”をなんで人は知りたいと思うのだろうか?: 極東ブログ

                      米津玄師「Lemon」でちょっと気になることがあって(それは後で述べるけど)、ネットでちょっと調べようとしたら、どうも少なからぬ人が、米津玄師「Lemon」の”意味”を知りたいと思っているような様子を見かけて、不思議な気持ちになった。 いあ、まあ、気になる作品や、世の中で大ヒットした作品をより深く知りたいと思うことはなんら不思議でもないだろうとも思うのだが、この件について、私は、当初、そんなことも考えていなかったのだった。「Lemon」の”意味”? 考えたこともなかった。 私は何を言いたいのか? ちょっと例を出して補足してみたい。例えば、こういうWebページの記事があった。《課題『この曲が売れた理由分析レポート – 米津玄師「Lemon」》(参照)。 なぜこの曲が売れたのか。生徒の皆さんから提出された分析レポート、そして一郎先生による分析も紹介していきます。 ということで、「生徒」さんの分

                      • 英語の現在完了は、なぜ、「have + 過去分詞」なのか?: 極東ブログ

                        先日、英語の現在完了について、VOAの教材を紹介した。VOAでは、英語の現在完了を過去を示す表現として扱っていたが、実は、これは、フランス語やドイツ語、さらにイタリア語やスペイン語など他の言語を学んでみると特段に不思議なことでもない。よく見られる過去の表現である。ただ、厳密には、英語の現在完了には、継続の意味が残っているので、これらの言語とは異なった文法上の特性は見られる。 それはそれとして、英語の現在完了は、なぜ、「have + 過去分詞」なのか? これも意外と学校英語などでは教えてないんじゃないだろうか。 ネットをざっと検索しだけだと、「過去分詞の状態をもっている(have)」といった説明くらいしか見つからない。 なので、これも簡単に説明しておこう。 歴史的な説明 この話題は、『英語の歴史から考える 英文法の「なぜ」』に説明がある。 なにより、まえがきがこうである。 私は中学校で英語を

                        • NHKスペシャルの感染クルーズ船の番組が興味深いものだった: 極東ブログ

                          あまり期待しないで見たのだが、NHKスペシャル『調査報告 クルーズ船~未知のウイルス 闘いのカギ~』が興味深いものだった。最初から、配偶者を亡くしたかたの話があり、同情はするが、そうしたパセティックな番組は期待していないので、これは流し見かなと思ったが、見ていると、いろいろ勉強になった。 まず当たり前のことなのだが、あまりヴィジュアルに想像していなかったのだが、豪華クルーズ船のお客さんはお金持ちで、引退生活者が多そうで、つまりは、高齢者が多いのだった。COVID-19は高齢層が重症化しやすいので、不運にも結果的にそこが狙われたような状況でもあったのだなと再認識した。 いろいろびっくりしたのだが、巨大な豪華クルーズ船の客室で感染者が空間的にどう分布しているのかだった。図解的に示されたのだが、これがまるで均質だった。まるで空気で感染でもしたかのように。もちろん、空気感染ではなく、エアロゾル感染

                          • qtqmu - Spectre

                            silent hill 333 @333_hill RT @fmn_fq: 人生、マイナスからのスタートをどうにか0に戻すのに必死になってるだけという感覚がある Jun 30, 2022 ロシアが核を撃てばNATOが何カ国増えようが何も変わらない。ルールを守るのはそのルールを守るメリットがあるから。プーチンにはない。 https://t.co/aOBDmZpZro Jun 29, 2022 <自民党憲法草案第十一条 国民は、全ての基本的人権を享有する。 この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利である。> 何故これは書かないのですか? 読んだ事がないからですか? https://t.co/dtVWI8XF5H Jun 29, 2022 @iminnhantai 自民党憲法草案第十一条 国民は、全ての基本的人権を享有する。 この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すこ

                            • finalvent on Twitter: "ファクトがばらばらとあって、それを例えば、「安倍政権批判で見よう」「トランプ政権批判で見よう」とすればそう見えないこともない。でも、ファクトは矛盾してて、わからない。で、その「わからない」を、例えば「お前は安倍政権擁護派だ」みたい回収しないで欲しい。"

                              ファクトがばらばらとあって、それを例えば、「安倍政権批判で見よう」「トランプ政権批判で見よう」とすればそう見えないこともない。でも、ファクトは矛盾してて、わからない。で、その「わからない」を、例えば「お前は安倍政権擁護派だ」みたい回収しないで欲しい。

                                finalvent on Twitter: "ファクトがばらばらとあって、それを例えば、「安倍政権批判で見よう」「トランプ政権批判で見よう」とすればそう見えないこともない。でも、ファクトは矛盾してて、わからない。で、その「わからない」を、例えば「お前は安倍政権擁護派だ」みたい回収しないで欲しい。"
                              • ヨハン・ギーゼケ教授がこどもの日にランセット誌に寄稿しているのを読んだ: 極東ブログ

                                スウェーデンのCOVID-19対応の骨格はヨハン・ギーゼケ(Johan Giesecke)教授に拠るものだろうと思うし、すでに彼はYouTubeなどで見られるインタビューでもCOVID-19について語っていたが、簡素にまとまったかたちで一昨日付けでランセット誌に寄稿が掲載されていたので、読んでみた。実に簡素にまとまっていたので、これもブログにメモしておきたい。なお、試訳も添えるが誤訳もあるだろうから、あくまでご参考まで。 タイトルは、"The invisible pandemic(見えないパンデミック)"(参照)。簡素だが文学的な響きがないわけでもない。 冒頭から世界が関心をもっているスウェーデンの対応について触れている、というか、それが寄稿の趣旨でもあるのだろう。 Many countries (and members of their press media) have marvell

                                • 「香港獨立」という表記の意味合い: 極東ブログ

                                  明日は、六四天安門事件という呼称からわかるように、1989年6月4日、北京市にある天安門広場に民主化を求めて集結していた市民に北京政府が軍を向けて虐殺を行った記念日である。北京政府下に置かれた香港警察は1日の時点で、天安門事件の追悼集会を禁止すると発表した。香港で毎年吉例のこの集会が禁止されるのは、今回が初めてのことだ。香港の民主化を恐れる北京政府の思惑が感じられるかのようだが、表向きは新型コロナウイルスによる対応としている。しかし、COVID-19の対応の必要がなくなっても、もう二度と天安門事件追悼集会は開かれなくなるのではないか。つまり、反体制活動を禁じる「香港国家安全法」が機能しはじめるだろう。香港はそうして、中華人民共和国に飲み込まれていくのだろうか? 私はそうもいかないだろうと思う。 注目するのは、言語である。最近の香港のデモで、「香港獨立」という表記のバナーというのか、旗を映像

                                  • [書評] 60歳からを楽しむ生き方 フランス人は「老い」を愛する (賀来弓月): 極東ブログ

                                    このブログを始めたとき、45歳だった。8月15日だった。それから月日が流れ、僕は62歳になった。我ながら驚いている。40歳を超えたときも、年を取ったものだと思ったが、そこから先はあっという間であった。振り返ると、25歳から45歳というのもあっという間だった。人生というのはけっこうあっという間に過ぎてしまうものだと思う。そして、人生の残りは、もうそれほどないだろう。あれもしたい、これもしたい、という思いもあり、いつかできるとも思っていたが、たぶん、そう思っていても、できはしないだろう。 40歳のときに難病を発症して人生絶望した。子供を4人も作ったはいいが、育て切れもせず、彼らが成人する姿も見ることもないと悲嘆したが、そうでもなく、とりあえず生きているのだから、自分も十分幸せの部類である。それでも、さすがに老いた。難病の寛解が長く続くといいのだが、そればかりは運だ。私の父親は現在の僕の年齢で人

                                    • "フランスの高校生"は日本をどう見たか?: 極東ブログ

                                      今年の4月下旬のこと、パリ北部サン・ドニ地区『ポール・エリュアール高校』の二年生13人が山梨県富士吉田市の富士北稜高校の日本研修プログラムに参加した。同市のホームページでは、こう説明されている。 現在、本市では、フランス共和国との人的・経済的・文化的な相互交流や日本人オリンピアンなどとの交流を図り、地域の活性化と観光振興などを推進するため、ホストタウン交流計画に基づき、地域一体で各種交流事業を積極的に展開しています。 こうした中、フランス共和国パリ北部のサン・ドニ地区にある『ポール・エリュアール高校』の生徒が海外での体験を有益なものとするため、地元の富士北稜高校との交流を図ることで、お互いの文化を経験する機会となりました。 日本側から見ると、そう見えるだろうし、たぶん、ちょっと意地悪な言い方になるが、富士吉田市としては「地域の活性化と観光振興などを推進する」というクリシェくらいしか考えてい

                                      • おもしろい個人ブログ29選。個人ならではの専門性、または日常の生活日記 - simplelog.me

                                        最近、わたしが読んでいるおもしろいブログを紹介します! 数多あるブログの中でも「個人ブログ」をチョイス。 書き手がひとり(と思われる)ブログを選びました。 大きな組織よりも個人のほうが自由に書けることもある。 個人ブログには自由な批評や感性が溢れていると思います。 ぜひ読んでみてください! 専門性の高い個人ブログ クレジットカード、電子マネー「クレジットカードの読みもの」 100円ショップ「SPOON HOME」 パソコン「こまめブログ」 旅行、登山「山と温泉のきろく」 SEO対策「海外SEO情報ブログ」 kindleセール情報「きんどう」 クイズや診断もある「Start Point」 メンズファッション「NV outfit」 メンズファッション「僕らのゆるい暮らし」 メンズファッション「トラッドマンに憧れて」 書評「極東ブログ」 ガジェット「Jetstream BLOG」 調布の地域ブロ

                                          おもしろい個人ブログ29選。個人ならではの専門性、または日常の生活日記 - simplelog.me
                                        • トイレットペーパーとティッシュペーパー: 極東ブログ

                                          「ドラッグストアでもコンビニでもティッシュ、売ってなかった」と子供に言われ、「じゃあ、書道の半紙でも買ってきて、手頃な大きさに切るといい」と言うと、話にならないという顔をされた。そうか? 僕の子供の頃は、ティッシュペーパーもトイレットペーパーもなかったぞ、茶道でも、ティッシュペーパーは使わないぞ、と思ったが、それは言っても詮無いので黙っていた。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が広まるにつれ、世間とニュースがおかしくなってきたので、できるだけ、不合理な情報は耳に入れないようにしているが(医療用マスクと簡易マスクを同次元で報道しているんじゃないかな)、それでも、トイレットペーパーが品薄という話は自然、耳に入り、驚いた。まさか。どこの馬鹿が。と一瞬思って反省した。昭和48年(1973年)のトイレットペーパー騒動をリアルに知っている自分には思い当たることがある。あの時代の渦中の空気を

                                          • 「中华人民共和国香港特别行政区维护国家安全法」雑感: 極東ブログ

                                            「中华人民共和国香港特别行政区维护国家安全法」(参照)通称、「香港国家安全維持法」または「香港国安法」が6月30日の中国全人代常務委員会で可決され、全文公開期間の間もなく、しかも中国語(普通話)のみで同日午後11時から施行された。このどさくさ感。英文も仏文もないという国際世界無視。これだけでも、すぐに「これはやっべーやつだ」という印象を免れない。西側諸国としても、香港の一国二制度は死んだ、という報道が続いた。 しかし、たぶん、こういう意味だろう程度のラフな感じではあるが、憶見なく冒頭を読んでみよう。 第一章  总    则 第一条  为坚定不移并全面准确贯彻“一国两制”、“港人治港”、高度自治的方针,维护国家安全,防范、制止和惩治与香港特别行政区有关的分裂国家、颠覆国家政权、组织实施恐怖活动和勾结外国或者境外势力危害国家安全等犯罪,保持香港特别行政区的繁荣和稳定,保障香港特别行政区居民的合

                                            • 「COVID-19」をどう読むか?: 極東ブログ

                                              「COVID-19」をどう読むか? 読み方がわからない。 そもそも、「新型コロナウイルス」という名称は、「新しい型のコロナウイルス」という、どちらかというと一般名称であって、固有のコロナウイルスの名称ではない。 2003年に大きな問題になったSARS(サーズ;重症急性呼吸器症候群;Severe Acute Respiratory Syndrome)もコロナウイルスによるものである。病原体はSARSコロナウイルス。当初、SARSは日本では、新型肺炎や非定型肺炎と呼ばれていた。 その10年後に話題のMERS(マーズ;中東呼吸器症候群;Middle East Respiratory Syndrome)も病原体はコロナウイルスである。記憶にあたってみるが、これ、報道上「新型肺炎」と呼ばれていたか定かではない。韓国ではアウトブレイクしたが、日本ではどうだっただろう。いずれ身近なニュースでもなく、報道

                                              • 国際英語としてのグロービッシュ(Globish): 極東ブログ

                                                令和時代となり新天皇の活躍が報じられるなかで、彼の英語スピーチを聞く機会が増えた。天皇が英語を自然に使いこなすのは素晴らしことだと思うので、些細なことではあると思うが、その発音は、見事なまでにジャパニーズ・イングリッシュだった。皮肉ではなく、見事なまでに日本人の英語という発音である。むしろ、彼の発音をもとに日本政府が、ジャパニーズ・イングリッシュとして規定したらどうかと思った。安倍首相や河野外相の英語なども総じて、ジャパニーズ・イングリッシュでもあるし。 繰り返すが、アイロニーとして言っているのではない。日本人の英語としてここまでは許容といういう規定を決めておけば、英語学習者にはむしろ便利だろうと思うのである。 具体的に私が試案でも書いてみようかと思い、いくつかメモをとっているうちに、国際英語としてのグロービッシュ(Globish)のことを思い出した。なお、ここでいうの「グロービッシュ」は

                                                • 優生思想って、その思想を隠れ蓑にした福祉予算削減目的だろ。 というコメ..

                                                  優生思想って、その思想を隠れ蓑にした福祉予算削減目的だろ。 というコメントを見て。 それは確かにあるんだけど、その裏面の意味では、福祉国家ワイマール・ドイツでこそ優生学は発展したんですよね。 「みんなで支え合わなければならない」という前提があればこそ、優生学は受けた。 ナチスの作成したポスターで、屈強なゲルマン人男性が2,3人の障害者を背負って苦しんでいる、という構図のものが、それをよく表していると思います。 【追記】ブクマしてくれた人ありがとう。 ほんと聞きかじりでね。 医療社会学?の人なのかな、(たぶんフーコー研究とかから入ってると思われる)市野川容孝先生がよく書いておられるモチーフなんですよね。 最初に知ったのは「障害学への招待」だったかな。 最近?では「優生学と人間社会」の書評をfinalventさんも書いておられた。 http://finalvent.cocolog-nifty.

                                                    優生思想って、その思想を隠れ蓑にした福祉予算削減目的だろ。 というコメ..
                                                  • 嘘情報をどうやって根絶するか: 極東ブログ

                                                    嘘情報というのをどうやって根絶したらいいものか。と、考えて無理なんじゃないかという気にはなる。で、終わりかというと、そうもいかない。もにょるわけだが、もにょっていてもしかたないので、一つ具体的に考えてみる。 例えば、こんなグラフをツイッターで見かけた。結論から先に言うことになるが、これは嘘くさいので、これがベタにコピペされる危険を避けるために、画像にでっかく手書きでクエスチョン・マークを付けておいた。これがまったくの嘘だと確認したかったのだが、完全に嘘とまではできなかった。 グラフの意味は、年齢変化による、男性と女性の性欲の差というものだ。意味するところは、30歳までは男性ほうが性欲が強いが、以降は50歳までは女性のほうが性欲が強いというのだ。 最初にこれを見かけたときの印象は、「なんだこれ?」というものだった。なにが変かといえば、縦軸に暗示されている性欲の強さに単位指標がない。そもそもグ

                                                    • 「開け、ゴマ」って、そういう意味だったの?: 極東ブログ

                                                      長いこと疑問にも思っていなかったけど、実はとんでもない勘違いをしていた、ということは誰もあるのだろうと思う。「こんだら」とか。まあ、それに類することなのだが、びっくりしたのだった。「開け、ゴマ」である。60年以上生きていて、ずっと誤解していたのだ。 「開け、ゴマ」 もちろん、それが何かは知っている。『千夜一夜物語』(アラビアンナイト)の『アリババと40人の盗賊』に出てくる、呪文だ。岩戸に盗賊団が隠した宝物をアリババという少年が、潜み聞き及んだこの呪文で岩戸を開いたというあれだ。 英語だと、Open Sesame (オープン・セサミ)である。「セサミストリート」もこれに由来しているはずだが、どのような由来だったか。おとぎ話の世界で、呪文で夢が開けるといったイメージで捉えていたのだ。というところで、Wikipediaを見るとこうある。 「セサミストリート」とは、番組の舞台となっているニューヨー

                                                      • ドイツの戦争責任についての雑感: 極東ブログ

                                                        日本共産党委員長の志位和夫さんが、共同の記事『独首相アウシュビッツで過去謝罪「この責任に終わりはない」』を引用して、8日に次のようにTweetしていた。 加害国として「この責任に終わりはない」とのべる独首相。 加害国として「性奴隷という言葉を使うな」と被害国を恫喝する安倍首相。 この落差を、対米英開戦78周年の日に痛感する。加害国が、戦争責任・植民地責任に向き合う姿勢をとり続けてこそ、本当の和解が訪れる。 午前10:17 · 2019年12月8日·Twitter Web Client 『加害国として「この責任に終わりはない」とのべる独首相』の『加害国として』という部分だが、共同の報道にそのような内容が含まれているのだろうか、と気になった。該当の報道は次のようになっていた。 【ベルリン共同】ドイツのメルケル首相は6日、第2次大戦中にナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の舞台と

                                                        • 筑摩書房創業80周年フェア Kindle本セールのお勧め: 極東ブログ

                                                          今日は、ええと、19日。というと、明日までか。筑摩書房創業80周年フェアで、Kindle本のいくつかが格安価格で売られている。200円以内という感じ。 で、Twitterでどれがお勧めですかと聞かれたので、4冊ほどお勧めした。お勧めしたいと思った理由には、ちょっと僭越だけど、安いからと言って背伸びした読書をするのはどうかなという思いもあった。 例えば、『社会科学の名著30』というのは良書なんだけど、マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』やエミール・デュルケーム『自殺論』を10ページほどで解説するというのは、社会学に関心ある人やインテリ憧れる若い人くらいにしか意味ないんじゃないかと思う。それでいて、カール・マルクスについてはフリードリッヒ・エンゲルス共著の『共産党宣言』しかないとなると、なんだろ、困惑する。ミシェル・フーコー『監獄の誕生』やマーシャル・マルクーハン

                                                          • 孤独死の報道と教会の意義: 極東ブログ

                                                            孤独死のニュースがよく報道されるようになった。しかも話題としてよく取り上げられるのは、50代くらい人の死。40代もある。誰にも気づかれず死後しばらくたって発見されるという。そこには腐乱した死体があり、その臭気で発見されるということもあるという。 そうした世代の孤独死が話題になるのは、単身世帯が増えたこともあるだろう。生涯未婚率が上がっていることから察せられるように、伴侶もなく友人もないという人も増えた。そうした人がある日、ふと死んでも誰も気が付かない。それでも仕事があれば、不審な休日で一週間もすれば気づかれるだろう。Lineとかツイッターとかで日々それなりの交流のある人なら、「最近、Kさん、見かけない」というふうにも思われるだろう。そういえば、ネットの著名人(リアルでも著名というべきか)、やまもといちろうさんの逸話だが、一週間ほどネットに登場してなかったら、死んだのかという連絡が殺到したら

                                                            • 30秒でマスクを作るときの2つのコツ(重要な追記あり): 極東ブログ

                                                              ウイルスが身体に入ることを市販のマスクで防げるかという点について医学的なエヴィデンス(証拠)もない状態が続いているが、①ウイルスのキャリア(すでにウイルスに感染してウイルスを持っている人)がウイルスを口から撒き散らすことは抑制できるだろうという推測と、②CDC(米国疾病予防管理センター)によると、どうやら新型コロナウイルス感染症(COVID−19)には無症状の感染者が、4人に1人はいそうだ(参照)ということ、③シンガポールで無症状者から感染拡大が疑われるということ、というようなことから、「だったら、もう全員にマスクを推奨したらいいんじゃね」ということがCDC関係者から聞かれるようになり、CDCに医学基礎を依存しているWHOとしても、「じゃあ、検討しようか」ということになってきた。(追記 この点について重要な追記事項があります。記事末を参考にしてください。) 私はWHOの勧告は従う人なので、

                                                              • 村木太郎さんの嫁が逮捕 : やまもといちろう 公式ブログ

                                                                ちょっとびっくりなんですが、村木厚子女史が逮捕だそうです。 村木厚子・厚労省局長を逮捕…郵便不正事件 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090614-OYT1T00519.htm 厚労省局長に逮捕状、虚偽公文書作成容疑で…郵便不正 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090614-OYT1T00469.htm 早い逮捕だなあ、と思っていたら、やはり早めに身柄押さえないといけない事情はそれなりにあったんでしょうかね。 郵便不正事件で大阪地裁、「捜査に疑問」と拘置短縮 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090612/crm0906120055000-n1.htm で、村木厚子女史といえば有斐閣からフェミ本を出すほどその方面ではエキスパートである傍ら、再逮捕の

                                                                  村木太郎さんの嫁が逮捕 : やまもといちろう 公式ブログ
                                                                • 参院選挙が、まあ、なんというか、だるい: 極東ブログ

                                                                  参院選挙が昨日公示され、街中がうるさい。しかたないとは思う。そして、まあ、なんというか、だるい。この、だるさ自体が今回の参院選挙の本質なんじゃないかとふと思えた。 何が争点の選挙かわからない。「いや、わかるだろう、安倍政権を信任するか、否かだ」と、言えないこともないし、それもわからないではない。が、そのテンションが重い。 第2次安倍内閣が2012年12月に発足して、8年半は経った。その間の日本はどうか? と、言われても、いや、そんなに悪くないんじゃないか、と個人的には思う。大学卒業生の新規雇用は増えた点でアベノミクスはそれなりに成功したと言っていいだろうし、外交的には長期政権のメリットが出ているようにも思うが、当然、批判もあるだろう。というか、まず、頭ごなしに、安倍政権批判ありきの話がネットで目立つので、これでは話にならないなあ感がある。そんなに安倍政権を支持しているわけでもないだが、と、

                                                                  • オカリナを3つ買った話: 極東ブログ

                                                                    オカリナを3つ買った。結局、という感じ。どれもプラスチックのオカリナなので、オカリナをきちんとやる人には参考にならない話が、以下である。 なぜ、オカリナ? 合唱の音取り用である。この用途にはすでに小さい電子キーボード(SA-46)を買って使っていたのだが、それでも持ち運びというか、気楽に持つには大きい。ので、小さな笛のようなものがあればいいかなと考えていた。それで、オカリナ、ということになったかというと、そうでもない。私はオカリナがあんまり好きではないのだ。小学生のころ学研の学習という雑誌の付録についてきたプラスチックのオカリナを使っていたことがある。面白いなくらいには思ったが、中学生以降吹いた記憶がない。それと、オカリナが好きな人というのに微妙な抵抗感があったりもした。なんだろ、トトロみたいな。 リコーダーはどうか?というと、リコーダーには小学生のときのトラウマ記憶がくっついているのでや

                                                                    • 嫌うことの自信: 極東ブログ

                                                                      昨日、「嫌うことの自由」という話を書いたあと、少し心に引っかかっていたことがあった。「嫌うことの自由」ということと、「誰かを嫌うことで、他者と共感を得ようとすること」の差異のようなものである。 単純に言うなら、「誰かを嫌うこと」と「誰かを嫌いだと言うこと」の違いである。 言うまでもないが、ネットの世界は、「誰かを嫌いだと言うこと」に溢れている。嫌いなら嫌いでいいじゃないか、嫌うのも自由だし、勝手に一人で嫌っていたらいい、はずなのに、ネットでは(ネット以外でもそうだろうが)、「誰かを嫌いだと言うこと」に溢れている。どういうことなのか? 何かが嫌いだという自分の思いに承認を求めているのだろう。 なぜ、個人的な嫌悪に承認が必要なのだろうか? そんなの個々人の自由でいいじゃないかというのが昨日の話であったが…… 実際は、そうした個人の沈黙の思いで閉じていなくて、嫌いであることの承認が求められている

                                                                      • 『失われた時を求めて』翻訳という日本文化: 極東ブログ

                                                                        よく「日本すげー(すごい)」という話題がネットにあがる。いろいろすごいものがあるというのだ。そうしたなかで、おそらくあまり挙げられてないんじゃないかと思うが、私が密かに日本すげーと思っているのは、『失われた時を求めて』翻訳という日本文化である。フランス語圏を除いてこれほどプルーストが研究され翻訳され読まれている国はないのではないか。 そうしたなか、岩波文庫の吉川一義訳が11月15日に14巻で完結した。即重版になったというのも、すごいことだ。最初の巻が2010年11月16日なので訳業に9年を要したことになる。もちろん、これが最初の翻訳ではない。 日本で『失われた時を求めて』の全訳が現れたのは、1953年3月から1955年10月の新潮社の共訳である。これが1958年に新潮文庫13巻に収められ、ほぼそのまま1974年に再刊された。1970年代の国際的なフランスブームで語られたプルーストは日本では

                                                                        • 「〜するとき」と訳さない when について: 極東ブログ

                                                                          英語の接続詞 when は、中学一年生で学ぶごく基本的な事項で、訳すときは、通常、「〜するとき」とするものだが、そう訳すとちょっとどうかなという例がある。例えば。 I was about to leave when they started to argue again. どう訳すだろうか? 「〜するとき」で訳すとこうなる。 彼らが再び議論を始めたとき、私は立ち去ろうとしていた。 この訳文は、微妙に変な感じがしないだろうか? こう訳すと自然になる。 私が立ち去ろうとしていたとき、彼らは再び議論を始めた。 これはどういうことなんだろうか。実は、この例文は、「〜したらそのとき〜」と訳していい。 私が立ち去ろうとしていたらそのとき、彼らは再び議論を始めた。 次の例文はどうだろう? I had not gone far when the moon disappeared behind the cl

                                                                          • 京急「踏切の600m手前から信号見えず」って大ニュースだろ?: 極東ブログ

                                                                            年を取ったせいか、大抵のニュースに驚かない。あるいは、驚くべきニュースなら、ニュースのほうで、事実より驚きを伝えてくれるので、まあ、そのお作法に則って驚いていればいいのだが、さらっとびっくりするようなニュースがあった。京急「踏切の600m手前から信号見えず」というのだ。おい、それは、驚くべき大ニュースだろ? 京急「踏切の600m手前から信号見えず」当初の説明と異なる 2019年11月12日 5時37分 ことし9月、横浜市で起きた京急線の脱線事故で、踏切内の異常を知らせる信号機について、当初、会社が説明していた踏切の600m手前からは運転士が目視で確認できないことが分かりました。京急は再発防止策として信号機の設置場所などを見直す方針です。 (中略) 京急は当初、踏切の600m手前から運転士が目視する事ができると説明していましたが、その後の会社の調査で、この地点からはカーブなどがあって目視で確

                                                                            • 微妙に人類はもう終わった感を覚えた: 極東ブログ

                                                                              ええと、この人は誰でしょう? 答え、誰でもありません。この人は、いません。 AIで作り出された顔だからだ。 先日、『俺の嫁を描かせてみた』という記事を書いた。あれは、日本のアニメに出てくる女性の顔からAIがアニメの顔を描いたものだった。原理的には、人間の顔からでもできる。顔が自動生成できるのである。できた一例がこれだ。 generated.photosというサイトからたどれるGoogle Drive上では、AIが合成した10万点画像が閲覧できる。現状は商用は禁止しているが、他は著作権フリーである。 まあ、やればできちゃうんだろうな、とはわかっていても、これを眺めると、微妙に人類は終わった感を覚える。もう人類はいない。人類が見たければ、ここに写真がある、みたいな。 これらは、実際は、AIだけで作ったのではなく、レタッチも入っているらしい。今後は動画もできるらしい。 入力の素材は、29,000

                                                                              • 退屈に生きよう: 極東ブログ

                                                                                最近、なんとなく思っていることがある。はっきりと決断したわけではない。うまく言葉にもならない。が、とりあえず、言葉にしてみると、「退屈に生きよう」ということだ。我ながらばかげたことを言っているなとは思う。 退屈に生きるということは、退屈を味わうことだ。あー、退屈だ。ひまー、やることない、つまんない、ということだ。 そう、僕が若い頃、そうだった気がするのだ。 若い頃、なんだか生き急いでいて、「君、早死するよ」とも言われたものだが、その反面、あるいはそうだったからなのか、退屈に悩んでいた。退屈にいらついていた。それでどうしただろう。なんかしていた。散歩したり、本屋行って立ち読みしたり、ゲーセン行ってピンボールしたり、わけもなく電車とかバスに乗ったり。まあ、そして得られたものは、また別の退屈だったりもした。 いつからか、退屈を失った。仕事と子育てのせいもある。子供が小さいときなんか、自分の時間す

                                                                                • 小泉進次郎・衆院議員と滝川クリステル・キャスターの結婚、雑感、じゃない雑談: 極東ブログ

                                                                                  小泉進次郎・衆院議員と滝川クリステル・キャスターの結婚を発表した。へえと思った。こりゃまった、アラフィフの美男美女が結婚。しかも、昭和言葉(でいいのか)の「できちゃった婚」である。まあ、世間の話題にはなるよな。 小泉進次郎は若くイケメンで人気が高く、父親がカリスマ的な元首相であったことから、彼が日本の将来の首相になると期待するむきが、いや驚くんだが、そう少なくもなさそうなんだ。イケメンというだけで首相を選んでいいのか的な。しかし、そうなると、ファースト・レディーも美女だぞ。実現したら、国際メディアでちょっとした話題になるんじゃないか。とか、私もついつられて想像してしまった。まあ、ほんと、どうでもいいことなんだが。 しかし、連想は進む。国際舞台にこのご夫妻が並ぶ図。どうなんだろとふと思った瞬間に、身長が気になった。小泉進次郎の身長は公開されていないが、172cmくらいではないか。まあ、現代的