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  • 電機連合出身の首相補佐官 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    岸田改造内閣のニュースの中で、こんなのが飛び込んできました。 首相補佐官に前国民参院議員の矢田稚子氏を任命へ…「自公国」構想実現への布石狙い 岸田首相は、首相補佐官に国民民主党前参院議員で労働組合出身の矢田 稚子わかこ 氏(57)を任命する方針を固めた。近く正式に任命する見通しだ。国民との政策連携の仲介役となることを期待しており、自民、公明両党の連立政権に国民を加える「自公国」構想実現への布石とする狙いがある。 政治評論家や政治部記者的には、そういう政党関係の話が中心になるのでしょうが、矢田さんは立憲と国民に別れる前の民進党時代から、電機連合の組織内議員として活動してきた方なので、この人事は何よりも、岸田政権が労働組合の中に直接手を突っ込んできたということを意味し、その含意は自公国連立といった規模の小さな話を超える射程を持っているようにも思われます。 とりわけ、その所掌が、 補佐官としての

      電機連合出身の首相補佐官 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    • 2024年版 おすすめ「検索エンジン」等28選とリサーチの重要性について - リスキリングネコドットコム

      本記事では、 「おすすめ検索エンジン等28選」 「リサーチの重要性」 にフォーカスしています。 おすすめ検索エンジン等28選 以下に筆者の「おすすめ検索エンジン等28選」のリンクを貼っておきます(2024年版ということで最新のおすすめを掲載しておりますが、定期的に更新していきたいと思います)。 SEO対策、企業のHPやブログのPV数、アクセス数の向上の一助になれば幸いです。 早速確認してみましょう! ※最終更新日 2024年2月10日 おすすめ検索エンジン等 No.1 DuckDuckGo ▶︎https://duckduckgo.com (Bang検索はhttps://duckduckgo.com/bangs) おすすめ検索エンジン等 No.2 Ecosia ▷https://www.ecosia.org おすすめ検索エンジン等 No.3 Yahoo!JAPAN ▶︎https://ww

        2024年版 おすすめ「検索エンジン」等28選とリサーチの重要性について - リスキリングネコドットコム
      • 成果主義が一般的でない米国社会で成果主義を普及させるには・・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

        先日の「牛島信さんの拙著への感想が面白い」というエントリに、野々宮さんという方からこういうコメントが付きまして、 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-007763.html#comment-120755822 下記のような、togetter.を見ましたので参考までに ”米国大で「米国で成果主義を普及させるには」というお題に同級生が皆頭を抱えていた→ 「成果主義の国」という固定観念の日本人として大混乱した経験” その元ツイートはこちらですが、 https://twitter.com/Hiroshi99857672/status/1459306262877769729 以前授業でディスカッションの場があったんだけど、そのテーマが「成果主義が一般的でない米国社会で成果主義を普及させるには」で、米国人同級生は「それは米国では

          成果主義が一般的でない米国社会で成果主義を普及させるには・・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
        • 『後味が悪すぎる49本の映画』を読んだら、なぜファニーゲームが大嫌いなのか理解できた

          精神的ダメージがありすぎて、読んだことを後悔する小説のことを、劇薬小説という。生涯消えないほど深く心を傷つけるマンガのことを、トラウマンガと呼ぶ。 劇薬小説とトラウマンガは、このブログで追いかけているテーマだ。 最近なら、[BRUTUSのホラーガイド444] あたりが参考になるだろうし、最高傑作は、[スゴ本の本] の別冊付録で紹介している。許容範囲オーバーの激辛料理を食べると、自分の胃の形が分かるように、琴線を焼き切る作品を読むと、自分の心の形が分かるはず(痛みを感じたところが、あなたの心の在処だ)。 『後味が悪すぎる49本の映画』は、この映画版だ。観ている人の気分をザワつかせ、逃げ道を一つ一つ塞ぎ、果てしない絶望に突き落とし、胸糞の悪さを煮詰める―――そんな作品が紹介されている(49は主に紹介される作品であり関連する他の胸糞も合わせると100を超える)。 ハッピーエンド糞くらえとばかりに

            『後味が悪すぎる49本の映画』を読んだら、なぜファニーゲームが大嫌いなのか理解できた
          • 静かなカタストロフの予感: 極東ブログ

            先日、塩漬け株を処分した。バブル崩壊以前から抱えていた。死んだ父にまつわる思い出のある株で、損切するも嫌になるようなものだった。気がつくと、自分は父の享年を超えていた。いつか処分するはずが、ずるずると踏ん切りが付かなかった。 損切なので大した額になるわけでもないが、さらにどん底になるものもいやだなとは少し思った。そう、どん底が来るなと思った。我ながら、老いて、バブル崩壊もリーマンショックも経験した。あれクラスのが、もうすぐドカンと来るなあという予感がする。 誤解なきよう。個人的な、なんの裏付けもない予感だ。もうすぐこの世が終わり、最後の審判になると信じている人と似たようなものだ。狂気に近いかもしれないな。 なので、この予感を多くの人に共有してもらいたいということではない。幸い、あまり人が省みることのないブログに成り果てたので、気楽に書いてみたい。 先日の散歩で、普段そう通ることもない路地の

            • これは労働法的にも大変興味深い事案なので、是非判決まで行って欲しい - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

              一歴史好きの読者としても大変面白く読ませていただいた本の著者でもあるんですが、それはそれとして人間文化研究機構(国際日本文化研究センター)vs呉座勇一事件は有期雇用契約についての大変興味深い論点を提起しているように思われるので、こういう裁判沙汰をやっていると肝心の歴史の研究が進まないのかも知れませんが、それはそれとして是非徹底的に判決に至るところまでやり抜いていただきたいと切望しております。 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/667180 会員制交流サイト(SNS)上で不適切な発言を繰り返したことで無期雇用資格を取り消されたのは不当だとして、国際日本文化研究センター(京都市西京区)の助教だった呉座勇一氏が29日までに、同センターを運営する人間文化研究機構(東京)を相手取り、無期雇用の地位にあることを確認する訴えを京都地裁に起こした。・・・ 訴状によ

                これは労働法的にも大変興味深い事案なので、是非判決まで行って欲しい - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
              • 読書のために小旅行を: 極東ブログ

                年を取ったせいか、あるいは現代的なメデイアや情報の影響なのか、なかなか長時間集中して本を読むということがなくなった。読書が減ったということはない。アマウント(量)としては読んでいる。だが、どうも情報として読んでいる気がする。小説なども、ラノベなのは10冊以上通して読んでいけるが、そういう読みやすい作品ではないとなると、難しい。つまり、『失われた時を求めて』をどう読むか?ということで、この2か月間、これを読むためにちょっとした小旅行をした。自宅から3時間くらいのところで、ビジネスホテルのような空調が効いて完全に一人でいられる密室にこもって読んだのである。読めるものだった。読書のために小旅行というのはけっこういいものだなと思った。 自宅の自室やリビングで落ち着いて本が読めないというものでもないはずだが、現実的には難しい。なにが難しいかというと、気をそらすものが多いせいだろう。メデイアとか家族と

                • [書評] 不寛容論: アメリカが生んだ「共存」の哲学(森本あんり): 極東ブログ

                  現代という時代をどう特徴つけるかという問題はむずかしいが、誰もが納得する一つの特徴は、人々が不寛容になったことだろう。「こんなやつは許せない」という情念による悪意はネットに溢れている。他罰的な正義によってしか自分や連帯を維持できない人々に溢れているのは、こうしたネットの世界が顕著だが、現実の世界も同じようになってきた。そして、それらが生み出す全体図は、結果としては不合理で不毛な緊張と争いでしかない。どうすればいいのか。 一つには、18世紀啓蒙主義者ヴォルテールの言葉とされている「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」という格律が有効であるかのように思える(余談だが、この言葉の典拠は本書にも言及があるが不明である)。そして、森本あんりの新著『不寛容論: アメリカが生んだ「共存」の哲学』はこう謳われている。 《こんなユートピア的な寛容社会は本当に実現可能な

                  • 最低賃金全国加重平均1500円を目指す!? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                    と、岸田首相が述べたという記事を見て、官邸HPで確認すると、確かにそう言っていますね。 https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202308/31shihon.html 我が国の実質GDPは4~6月期の速報値で、年率換算6パーセントの成長率となりましたが、エネルギー食料品価格が高騰する中で、内需主導の経済成長を実現していくためには、賃上げが当たり前となる経済、そして投資促進が鍵となります。 今年の賃上げ率は3.58パーセント、中小企業に限っても3.23パーセントであり、30年ぶりの高水準となりました。また、今年度の最低賃金額は全国加重平均1004円となり、目標の1000円超えを達成いたしました。最低賃金については、さらに着実に引き上げを行っていく必要があります。引き続き、公労使三者構成の最低賃金審議会で、毎年の賃上げ額についてしっかり

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                    • 三浦春馬が死んだのは毒親問題でしょ

                      三浦春馬がネットで誹謗中傷されたから死んだという話が出ているが、的はずれであろう。誹謗中傷が人を確実に殺すのならば、はあちゅうやホリエモンなんかは1万回くらい死んでないといけないが、彼女らは1回も死んだことがない。誹謗中傷が引き金になった可能性はあるが、根本の拳銃の部分は、三浦春馬が死に近いところにいたからというパーソナリティの問題であろう。 じゃあなぜ三浦春馬がそうなってしまったのかというと、俺は毒親問題だと睨んでる。 三浦春馬は4歳のころからアクターズスタジオつくば校で子役として活動をはじめ、7歳でドラマデビューしている。順調にキャリアを重ねていたが、20歳のときに多忙をきっかけに追い詰められてしまい、引退を決意、母親に相談したが説得されてやめたという経緯を持つ。 関係者によると「当時はセリフを覚えることもままならず、精神的にも追い詰められていた」という。地元の茨城に戻り、農業の道に進

                        三浦春馬が死んだのは毒親問題でしょ
                      • 自虐史観と私たちの実践科学 - 山下泰平の趣味の方法

                        今年の2月くらいから『私たちの実践科学』なる本を紹介するために準備してたんだけど、難易度が高すぎるので止めることにして、かわりにとりとめのないことを書くことにした。今回はとりとめもないことを書くことに決めたので、情報の精査はあんまりしていない。結論がズバっと出る話でもないけど難解な部分もあって、あんまり面白い話でもない気がする。そんなわけで気が向いた人だけ読んでくれたら十分である。 面白すぎる本があったんだけどまとめることが出来なかった 科学的に考えて合理的に判断をするためのガイドブック 難しさの理由 社会も難しい 自虐史観は難しい 変な出来事 ややこしい話し 科学にも新憲法を 面白すぎる本があったんだけどまとめることが出来なかった ここ最近の私は、過去の変な文化を調べたものをまとめ記事にしている。公開した記事がものすごく読まれると本になる。その印税でまた別のことを調べて書くといった流れが

                          自虐史観と私たちの実践科学 - 山下泰平の趣味の方法
                        • 麒麟も老いては・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                          文春オンラインに伊藤隆氏のインタビュー(インタビュワー:辻田 真佐憲)が載っていて、あの(!)伊藤隆がこんなそこらのネトウヨじじいみたいなことばかり口走るようになったのか、といささか感慨深いものがありました。 https://bunshun.jp/articles/-/44645 というのも、彼の出世作ともいうべき伊藤隆『大正期「革新」派の成立』(塙書房、1978年)は、私にとっては近代日本史を理解する基本枠組みを与えてくれた本であり、実を言えば私の『日本の労働法政策』第1章で示している歴史観は、少なくともその戦前から戦中、戦争直後にかけての時代認識は、この本によるインスピレーションを元に、ミクロな一つ一つの事実を積み上げて作り上げたものだからです。 おそらく今の若い人にとって伊藤隆という名前は「つくる会」の右翼じいさんというくらいの印象しかないかもしれませんが、それこそ本当の意味で平板な

                            麒麟も老いては・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                          • 詩学、批評の解剖、書くことについて、映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと、ライターズ・ジャーニー等々、「物語の作り方本」のエッセンスを濃縮した『物語のつむぎ方入門』

                            数学の公式集ってあるでしょ。よく使う関係式や定数や演算を、コンパクトにまとめたやつ。あれの物語版だと思ってほしい。 「なぜそうなのか」といった証明や由来は最小限にして、エッセンスしか載ってない。なので非常に薄い(なんと61頁!)。もし必要なら、自分で出典に当たってくれとばかりに参考文献だけは充実している。 この61頁に、「読者の興味をどうやって興味を惹くか」の基本的なセオリーがまとめられている。小説、マンガ、映画、演劇、どのジャンルにも共通して、物語を面白くするプロットの作り方がある。そして、そのプロットをどう転がせば、読み手や観客の魂を震わせ、深い感動をもたらすかが紹介されている。 いわば、物語作家の虎の巻なのだが、公式集であるが故に、注意すべき点がある。要点というか骨子しか書いていないので、不慣れな人には不親切かもしれぬ。 だから、本書の想定読者は2種類になる。 想定読者1:物語の作り

                              詩学、批評の解剖、書くことについて、映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと、ライターズ・ジャーニー等々、「物語の作り方本」のエッセンスを濃縮した『物語のつむぎ方入門』
                            • わりと頑張って書いたけどそれほど読まれなかった記事一覧 - 山下泰平の趣味の方法

                              私にはたまに狂ったように、ひとつのことを調べる時期がやってくる。後に気が向いたら、調べた結果をまとめて記事にすることもある。狂ったように調べるくらいだから、私はものすごく面白いって思ってるわけだけど、それがどのくらい読まれるのかは分からない。思っていた以上に読まれることもあるし、全くダメな時もある。 読まれるものと、読まれないものの差はよく分からない。ただわりと頑張ったけど読まれなかったものは供養してあげないといけないなっていうのがあって、その一部を書き換えて本に入れてみたり、別の記事で紹介したりする。 そんなことをした上で、それでも実に読まれなかったなといった思いが残るものがあるので、本日はリストにしてまとめてみようと思う。 無茶な旅行関連の記事 明治にわりと下の階級に生れちゃった若者が、社会のルールを踏み破ろうとする様子にずっと興味を持っている。方法は色々あるのだが一番好きなのは旅行で

                                わりと頑張って書いたけどそれほど読まれなかった記事一覧 - 山下泰平の趣味の方法
                              • 障害とスキルと『能力』の関係 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                                こういうツイートが話題になっていたようですが、 https://twitter.com/KojimaTakeshi1/status/1507571545727967233 おれ、スゲー勉強して、京大行って、博士号とって、研究員として雇用もされてたんだよ。でも、精神障害者になったとたん、就労支援作業所でやる作業が、大量の布おむつカバーを畳む、なんだよな(埼玉県中央部)。 日本スゲー、よな これに「ホントスゲーおかしい! 」とか「これをシュールと言わずして何をシュールと言おう 」という反応がされていますが、いやいや日本社会のソシオグラマーからすれば何もおかしいことはないのです。そこのところを、『ジョブ型雇用社会とは何か』の「メンバーシップ型になじまない障害者雇用」から一節引用しておきましょう。 障害とスキルと「能力」の関係 改めて、雇用における障害とは何かを考えてみましょう。障害とは日常生活や

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                                • 東大生が東大を訴えてみた【第0回】(4/17追記)|下駄

                                  下駄です。 4月から農学部に進学しました。これでまた留年できますね。 東大を訴える今回は東大を相手に裁判を起こしてみようと思います。 なんで訴えるんかい! という疑問にはあとで詳しく答えますが、簡単に言うと大学が送ったメールを見せてくださいねという裁判です。 ここでは、法律知識ゼロの理系大学生が裁判を起こしたらどうなるのか? そもそも裁判ってどうやってやるのか? について検証し、読者の皆さんの教養にプラスになればということで、連載していきます。 第1日目霞が関ちほーというわけで、とりあえず裁判所がある霞が関にやってきました。 日帝国家権力の心臓部内幸町駅から10分くらい歩くと「裁判所」と書いてある建物がありました。ここに違いありません。 裁判所!手荷物検査を受けて入館します。 裁判所は撮影禁止。いらすとやより。「申し立て手続き案内」と書かれた部屋に行き、「こういう裁判を起こしたいんだけど」

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                                  • かって学校に住む子供教師がいた - 山下泰平の趣味の方法

                                    学校に住む子供先生がいた 明治時代、小学校教師の数が足りない時期があった。これを解消するため、小学校を卒業した後に資金の問題で進学が出来ない村一番の秀才の子供を、そのまま教師にしてしまう流れができた。 周囲の大人が勉強を続けたいのであれば代用教員になればいいのではないかとアドバイスをし、その気になった子供が学校に住み込みで働く。見方を変えると子供を騙して学校に幽閉し授業をさせながら、次の犠牲者を探すように見えなくもないが、とにかく日本にはこういった人材が求められていた時期があった。 一四歳で学校に住み込み働く少年の中には、大きな夢を抱く者もいた。今は小学校の先生だが、学資をためていずれ東京に出て出世しようという野心を持つ者たちがいたのである。当時は日本全体が成長への熱気に浮かれ、誰もが出世できるのだと思えるような時代であった。出世のための手段として上の学校を卒業するというルートが形成され、

                                      かって学校に住む子供教師がいた - 山下泰平の趣味の方法
                                    • 「みのり伝説」から90年代のライター事情を思い出す - ダリブロ 安田理央Blog

                                      この記事は「書き手と編み手の Advent Calendar 2022」に参加しています。 adventar.org 「みのり伝説」1巻(尾瀬あきら) 1994年から1997年まで「ビックコミックオリジナル」に連載されていた尾瀬あきらの漫画『みのり伝説』。フリーライターの実態をテーマにした漫画は意外に少なく、本作がこのジャンルの代表作と言ってもいいでしょう。 1994年といえば、もう28年前。今、読み返すと時代の空気の違いを実感します。 主人公の杉苗みのりは28歳で、4年間努めた小さな出版社を辞めてフリーライターとして独立するのですが、「だってあたしたちもう22よ! このまま結婚もしないで25とかになっちゃってさぁ、まわりはもうみんな結婚して子供もいるのに自分だけひとり寂しく働いてるとかそうなったらどうする?」なんてセリフも出てきて、28歳のみのりは完全に「行き遅れ」扱いなのです。90年代

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                                      • 1985年以前は公務員に定年はなかった件について - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                                        人はみんな自分の生きてきた時代、より正確に言うと社会人となってそれなりのことが分かるようになってからのことしか本気では覚えていないということのいい実例が、今やや異なるトピックが原因で話題となっている国家公務員の定年引上げに係る法案をめぐってもよく現れているように思われます。どういうことか?みんな、民間企業と全く同様に、公務員にも定年制があるのがあまりにも当たり前だと思っているんですが、実は国家公務員法に定年制が導入されたのは1981年改正によってであり、それが施行されたのは1985年3月末からなんです。それまでは、公務員には定年制はなかったんですよ。 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/houritsu/09419810611077.htm 法律第七十七号(昭五六・六・一一) ◎国家公務員法の一部を改正する法律 国家

                                          1985年以前は公務員に定年はなかった件について - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                                        • 国立国会図書館デジタルコレクションで調べるコツ - 山下泰平の趣味の方法

                                          国立国会図書館デジタルコレクションで過去の文化を効率的に調べる方法はありますかと質問されたので書いてみました。 この記事ではバンカラを題材にして調べる方法を紹介します。 難しいことは書いてなくて、 まとめられている本があればそれを読む 検索する単語を選ぶ ヒット件数を増やしたり減らしたりする 調べながら新たに検索できる単語を見付ける くらいのことしか書いてありません。 既存の本を読む 検索してみる (近代の文化に限っては)時代はあまり関係ない 同じジャンルを百冊読むのは難しくない 全文検索する 周辺知識は必要だけど 既存の本を読む 当たり前の話で申し訳ないんだけど、すでに調べた人の本を読むのが効率が良い。バンカラなら、横田順彌さんのものが有名だと思う。 快絶壮遊〔天狗倶楽部〕: 明治バンカラ交遊録 (ハヤカワ文庫JA) 作者:横田 順彌早川書房Amazon 本の選び方については、「ちゃんと

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                                          • ドレフュス事件すごろく: 極東ブログ

                                            ドレフュス事件(L'affaire Dreyfus)は、高校で世界史を勉強する人なら必須項目ではあるし、現代的な意味も大きい。自由を標榜する社会での民族差別による陰謀といったあたりの話題にも関係する。印象に過ぎないが、この事件についてなんらか語ることができるかというあたりが、教養人・知識人というものの境界を作っているようにも感じられる。 同時代的に当然といえば当然だが、この事件の社会的な影響を含むプルースト『失われた時を求めて』を読むと、そうした世界史的、あるいは社会的な意味合いに加え、社交界的な、大衆社会的な意味合いに独自の感触があることに気がつく。そうしたなかで、私はドレフュス事件すごろく(Jeu de l'oie de l'affaire Dreyfus)を知った。Wikipediaにも掲載されているので私が無知であった。とはいえ、あらためてこれはいったい何なのだろうかと考えさせられ

                                            • むりやり天国つくるなら、たいてい地獄ができあがる、完全無欠のユートピア『われら』

                                              完全な社会秩序が実現された理想的な国家のことを、ユートピアと呼ぶ。 「ユートピア」は多義性がある。 まず、eutopia、つまり eu-(良い)場所という意味でなら、プラトンの『国家』やガリヴァーの 『フウイヌム国」、今なら『ハーモニー』の「生府」になる。富や格差は存在せず、「みんな」が平等で公平な社会であり、何よりも教育と健康が優先される。 一方、utopia、つまり u- (否定辞)になると、「どこにも無い場所」になる。本来はこちらが正しく、eutopia は誤用らしいが、二つを掛け合わせて、「どこにもない理想社会」と解釈する向きもある。 この解釈にはヒヤリとさせられる。なぜなら、造語したトマス・モアによると、utopia は格差がない代わりに人間の個性を否定した管理社会の色彩が強く、全体主義の文脈で語られるものだからだ。 「ユートピア」の極限=ディストピア では、この「どこにもない理

                                                むりやり天国つくるなら、たいてい地獄ができあがる、完全無欠のユートピア『われら』
                                              • 内閣府(とりわけ幹部)に労働法研修を(追記あり) - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                                                毎週送られてくる『労働新聞』。私の書評の番でないときは、だいたい「ふーん」といいながらめくっていくんですが、今回(7月8日号)には驚愕しました。「今週の視点」の「驚愕のアイデアが優勝飾る」という記事。 https://www.rodo.co.jp/news/179307/ 内閣府が全職員を対象に開いた賃上げに関する政策コンペで、「残業の業務を従業員が個人事業主としてこなし、手取り増を図る」という施策が優勝した。労働者性をめぐるこれまでの議論を完全に無視しており、実現可能性には疑問符がつく。厚生労働省にはぜひ「指揮命令が必要な業務だから労働者を雇う」という基本のキを、内閣府に教授してもらいたい。 あまりのことに、内閣府のサイトに飛んで行ってみたら、確かにありましたぞなもし。 「賃上げを幅広く実現するための政策アイデアコンテスト」を開催しました 今般、内閣府全職員を対象に、「賃上げを幅広く実現

                                                  内閣府(とりわけ幹部)に労働法研修を(追記あり) - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                                                • 戦前に学問をしたい苦学生はいなかった - 山下泰平の趣味の方法

                                                  諸事情があり、戦前の苦学を調べ続けていた。色々なことが解ったのだが、その中で最大の驚きは、学問をしたい苦学生は(ほぼ)いないという点であった。ちなみにここでいう苦学生とは、小学校を卒業したものの家が貧乏で進学できず、働きながら学問をしようと決心した…といったような人物である。 戦前の若者たちが苦学をするのは、基本的には立身出世が目的で、良い大学を出て良い会社に就職し、良い生活をしようという単純明快なものであった。時代によって「良い会社」が「政治家」であったり「官吏」であったりの違いはあるが、学問による出世が可能な社会に属する若者であれば、一度は思うようなことであろう。 そのような目的とは異なり、純粋に好きなことを学びたい、追求したいといった欲望を満たすために苦学をする若者もいるのだろうと、私は勝手に考えていたのである。 戦前の野心のある若者たちは、基本的には世俗的な成功をしたいと考えていた

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                                                  • 国内ニュース|ニフティニュース

                                                    国内ニュースの記事一覧です。政治、社会や災害、事件、事故など、新聞・通信社が配信する最新記事のほか、動画ニュースや雑誌記事まで、話題の国内ニュースをまとめてお届けします。

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                                                    • 明治四二年の雑で粗削りなフェミニズム - 山下泰平の趣味の方法

                                                      明治四二年に雑で粗削りなフェミニズム運動が発生していたので、10000文字程度の記事にまとめた。お時間のある時にでもどうぞ。 かって二つの事件があった 「おきみ」事件の顛末 「二十六女」を助けようとした人々 「おきみ」と「二十六女」 妙な形の文化が形成される頃合い かって二つの事件があった 明治四二年に日本統治時代の朝鮮で発行されていた『京城新報』において、二つの小さな事件が起きた。読者投稿欄「平民文庫」と「相談の相談」コーナーを舞台に巻き起こった騒動で、登場人物は酌婦の「おきみ」と新聞記者の「風聞子」、そして「二十六女」である。現在ならばフーンで済んでしまいそうな事件ではあるが、じっくり眺めてみるとなかなか面白い出来事である。というわけで、事件が発生した舞台の背景を解説してみよう。 まずは「おきみ」事件である。 京城新報は日本統治時代の朝鮮で 1907年1月から1912年2月まで発行され

                                                        明治四二年の雑で粗削りなフェミニズム - 山下泰平の趣味の方法
                                                      • 障害者雇用代行業をどこまで非難できるのか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                                                        こういう(悪)知恵の働く人っているんだな、という感想と、とはいえ、現在の日本の(実定法というよりは判例法理に体現された)雇用システムを前提としたときに、どこまでこういうスキームを非難できうるのか、というかなり深刻な問題意識とを感じさせる事例です。 https://nordot.app/985151549346955264(障害者雇用「代行」急増 法定率目的、800社利用) 法律で義務付けられた障害者雇用を巡り、企業に貸農園などの働く場を提供し、就労を希望する障害者も紹介して雇用を事実上代行するビジネスが急増していることが9日、厚生労働省の調査や共同通信の取材で分かった。十数事業者が各地の計85カ所で事業を展開。利用企業は全国で約800社、働く障害者は約5千人に上る。 大半の企業の本業は農業とは無関係で、障害者を雇うために農作物の栽培を開始。作物は社員に無料で配布するケースが多い。違法ではな

                                                          障害者雇用代行業をどこまで非難できるのか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                                                        • 60年前も職務給が流行し、労働組合は悩んでいた - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                                                          去る1月23日に、岸田首相が国会の施政方針演説で「従来の年功賃金から、職務に応じてスキルが適正に評価され、賃上げに反映される日本型の職務給へ移行する」と述べたのですが、これって実は宏池会の首相の大先輩にあたる池田勇人首相がそのちょうど60年前の1963年1月23日にやはり国会の施政方針演説で「従来の年功序列賃金にとらわれることなく、勤労者の職務、能力に応ずる賃金制度の活用をはかるとともに、技能訓練施設を整備し、労働の流動性を高めることが雇用問題の最大の課題であります」と語っていたことがちょうど干支が一巡りして元の場所に戻ってきた感があります。 当時、つまり1960年代前半期の日本では、同一労働同一賃金に基づく職務給というのが政労使の間で流行語になっていました。 そのちょっと前に設立された日本労働協会(今のJILPTの前身の前身)は、この機に乗じて、「賃金問題に関する労働組合幹部専門講座」な

                                                            60年前も職務給が流行し、労働組合は悩んでいた - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                                                          • 法学こそ価値判断まみれのはずなんだが・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                                                            恐らくこういうのが世間一般の印象なのではないかと思うのですが、 https://twitter.com/labourstandards/status/1359120602225803270 人文学や政治哲学に違和感を抱くのは、例えば「リベラリズム=良い」とか「でもこんな悪いところもある」とか「ナチズムは悪い」「でも我々の中にも潜んでいる」とか何故か価値判断を一々挟んでいるところ。法学にはあまりそれを感じない。 でもね、それこそいろんな学問の入門書の基礎の基礎のところをちらりとでも読めばすぐわかるように、法学、少なくともその主流である法解釈学こそが、徹頭徹尾価値判断を追求している学問であり、それゆえに法解釈学は科学ではなく、傍流の法社会学が「科学としての法律学」を訴えるということになるわけだし、その対極に位置すると考えられている政治学とか経済学とか社会学といったいわゆる社会科学というのは、そ

                                                              法学こそ価値判断まみれのはずなんだが・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                                                            • 【魚拓】新快速は停車駅で下車しなきゃ駄目!ヽ(`Д´)ノ

                                                              http://homepage2.nifty.com/platanus/traindive/hopoff.htm - 2008年9月2日 03:41 - ウェブ魚拓

                                                                【魚拓】新快速は停車駅で下車しなきゃ駄目!ヽ(`Д´)ノ
                                                              • 正社員の初任給に最低賃金が迫るのは異常事態なのか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                                                                いや別に、筆者の溝上さんやメディアのビジネスインサイダーに文句をつけているというよりも、それを「異常事態」だと脊髄反射的に感じてしまう日本人の「常識」に疑問を呈したいのです。 https://www.businessinsider.jp/post-260734(正社員の初任給に「最低賃金が迫りつつある」異常事態。このままでいいのか?) ・・・正社員の給与が上がらない日本だが、今や行政が主導する「最低賃金の引き上げ」が、正社員の賃金の上昇を上回り、最低賃金に応じて給与を引き上げるという事態すら起きている。 ・・・それだけではない。上がらない賃金を象徴する異常な事態も発生している。正社員の賃金を非正規主体の法定最賃が徐々に追い上げているのだ。 ・・・もちろん最賃アップの影響を受ける社員の中には大企業の非正規社員も含まれているが、正社員の中で最も影響を受けているのが高卒初任給だ。 たぶんここまで

                                                                  正社員の初任給に最低賃金が迫るのは異常事態なのか? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                                                                • 猫好きで収集癖のある男が大正二年に書いた一日一善日記について調べるうち空論の時代へと行きついてしまった - 山下泰平の趣味の方法

                                                                  前書き 今回の記事はものすごく長い。一日一善を扱った内容で30000文字以上ある。私が書いたブログの記事としては最長だ。 もともと軽い気持で一日一善について調べ出したのだが、関連事項は広がり続け調査に予想外の時間がかかってしまった。そもそもなんで俺はこんなことを調べているのかと自問する日々を経て書き始めた記事である。労力のわりに興味を持つ人が少なそうな内容で、こんなものを誰が読むんだろうかと思いながらも、謎の情熱が沸き上がり無駄に長くなってしまった。 なんだかよく分からないものを書いてしまったなと思うものの、悪いことばかりでもなかった。一日一善について調べ、その結果をまとめたものを書いている時期に、世の中では色々な動きがあってなんだかなぁと脱力してしまうこともあったのだが、改めて一人で調べて発表するのはなかなか良いことだと改めて感じることができた。これは良い出来事だった。 流石にこの長さだ

                                                                    猫好きで収集癖のある男が大正二年に書いた一日一善日記について調べるうち空論の時代へと行きついてしまった - 山下泰平の趣味の方法
                                                                  • 全自動コーヒーメーカーを買い替えた - 山下泰平の趣味の方法

                                                                    コーヒーメーカーがブッ壊れた 以前に紹介したコーヒーメーカー、イーバランスの『EB-RMCM4』がブッ壊れた。 cocolog-nifty.hatenablog.com 購入当初は面倒くさい機械であったが、細かい部分をカスタマイズしたことで、コーヒー豆と水をセットしてマグカップ置いたら自動的にコーヒーが完成する超便利な機械になった。ほぼ毎日使用しており、生活になくてはならない機械である。ブッ壊れたのは非常に辛い。 正確に書くと動くのは動くのだが、スイッチの反応が異常に悪くなり、30秒くらい押し続けたり100回くらい連射するとガーガー動き出すといった機械になってしまった。スイッチを30秒くらい押し続けたり100回くらい連射すると動作する機械は販売されていないので、壊れたといっても過言ではないものの、ミルやお湯を沸かすといった部分は動作しているので納得しにくい状態ではある。 4年4ヶ月前に12

                                                                      全自動コーヒーメーカーを買い替えた - 山下泰平の趣味の方法
                                                                    • 記者会見のセオリー2 - 壇弁護士の事務室

                                                                      ※この記事は、あくまでも緊急記者会見を実施する側の視点のみで書いたものです。被害者の気持ちとか、ファンの気持ちとか、タレントの立場とかを重視する方は読まないでください。 先日、ジャニーズ事務所が、性被害に関連して再度の記者会見を開いた。 記者会見の様子はYoutubeで配信されていて、これも今でも見れるようである。 前回の記者会見を総括した記事が一部の方に受けたので、今回も記者会見を総括してみたい。 1 会場の設営 相変わらず、関係者とプレスの入口を分けるとか、カメラ席を後ろに記者席を前に設置すなど、記者会見のセオリーをキッチリ守っていた。 今回は、弁護士は2人になってCCO(どっちの会社の?)の山田弁護士と木目田弁護士がタレント(社長)2人を挟む形で座っていた。 通常は、弁護士を並べることが多い(こそこそやりとりしたい)ので、何か意図があるのかなと思ったが、カメラの画角以外に特に意図は無

                                                                        記者会見のセオリー2 - 壇弁護士の事務室
                                                                      • 日本的陪審員制の結果のような印象: 極東ブログ

                                                                        2019年4月19日、当時87歳の飯塚幸三被告が運転するプリウスでの暴走によって、青信号の横断歩道を自転車で横断中の母娘を死亡させ、また他の通行人ら9人に重軽傷を負わせる事故が起きた。飯塚被告は自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の罪に問われたが、東京地裁の裁判では、遺族には謝罪の意を告げたものの、罪状認否では「アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶している。車に何らかの異常が生じ、暴走した」と過失を否認し、弁護士は無罪を主張していた。裁判は9月2日に判決が下り、ブレーキとアクセルのペダルの踏み間違えはなかったとする被告の主張は否定され、「アクセルを最大限踏み込み続けた。ブレーキは踏んでいない」と認定された。この地裁判決を被告が受け入れれば裁判は終わり、禁錮5年の実刑が確定する。彼は控訴するか世間の関心が高まっていたが、今日の報道で、控訴しない意向を固めたと伝えられた。被告と面会

                                                                        • フェイク歴史を言ったもの勝ちになるいま、『なぜ歴史を学ぶのか』

                                                                          フェイクニュースがまかり通り、「真実」が希釈化されるいま、歴史学は何ができるのか? この疑問に答える手がかりは、アメリカの歴史学者リン・ハントが著した本書にある。 著者はまず、歴史の政治化という問題について、具体的に説き起こす。 ホロコーストを否認するメリット たとえば、ホロコーストの否認だ。ナチス・ドイツが組織的に行った大量虐殺を「なかった」ことにする。それも、SNSや思想団体というレベルではなく、政府高官レベルでホロコーストを否認するところもあるという。 2005年12月、イランのアフマディネジャド大統領は、ホロコーストを「創り出された神話」だと発言した(※1)。ただし、核計画に対する国連の制裁を懸念し、イラン公式の報道機関は、この発言が最初からなかったかのように録画から取り除いている。 一つの歴史的事実について、なぜこのように発言するか。 それは、反イスラエル政策の一環として有効だと

                                                                            フェイク歴史を言ったもの勝ちになるいま、『なぜ歴史を学ぶのか』
                                                                          • なにかを始める場合に無駄になる時間を用意しておくと効率が良い - 山下泰平の趣味の方法

                                                                            今回の概要。 なにかを始める場合には、無駄になる時間を用意しておくと続けやすい 類似の経験があると、効率良く無駄になる時間を用意することができる 私は明治の文化を調べて遊んでいる人で、かって明治の新聞を読もうとしたことがある。この時は気合がわりと入っていて、きっちり記録しながら読もうとしていた。 cocolog-nifty.hatenablog.com 国立国会図書館デジタルコレクションのデジタルデータを読み、情報を記録するノウハウはわりとあった。メモのフォーマットも確立していて、こういう感じでやっている。 冒険旅行術 村上濁浪 (俊蔵) 著 大学館 P125 明治三五(一九〇一)年 1902 2011-07-07 15:49:35:冒険の心得的なことが書いてある。 日本ではなく主に海外、本格的。 書誌情報と、出版された日時、メモを書いた時間を記載している。これを新聞に応用すると、全てのペ

                                                                              なにかを始める場合に無駄になる時間を用意しておくと効率が良い - 山下泰平の趣味の方法
                                                                            • コーネリアスでマラソンを走ってみようと思う。(「太陽は僕の敵-The Sun is My Enemy」('93年)のみ) - kenzee観光第二レジャービル

                                                                              コーネリアスでマラソンを走ってみようと思う。(「太陽は僕の敵-The Sun is My Enemy」('93年)のみ) kenzee「フリッパーズ・ギター及び小山田圭吾さんのソロワーク、コーネリアス の音楽はボクの人格形成に強く影響を与えている。小山田さんが歌うのを聴いたのは高校入学の1990年、予備校ブギ主題歌であった。すでに中学時代から音楽好きではあった。時代はバンドブームであったがそういうのとは全然違う音楽。コレ、ジャズとかいうヤツかなよく知らないけど、という印象だった。当時15歳の田舎の子供の感想。それでも6歳上の姉がいたために普通の子より音楽には詳しかったのである。ジャズ風ということが珍しかったわけではない。佐野元春や大江千里の楽曲にもジャズ風に展開するものはある。それらとは何かが違う、と感じたのだ。こういう勘というのは子供のほうが鋭いもので「その手の上の世代とは違うポップス」

                                                                                コーネリアスでマラソンを走ってみようと思う。(「太陽は僕の敵-The Sun is My Enemy」('93年)のみ) - kenzee観光第二レジャービル
                                                                              • 岸田首相の「ジョブ型」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                                                                                岸田首相がニューヨークの証券取引所で「ジョブ型」と口走ったという新聞報道を見て、官邸ホームページに見に行ったところ、なるほどこのように喋っておりました。 https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2022/0922speech.html 日本の五つの優先課題を紹介する。 第1に、「人への投資」だ。 デジタル化・グリーン化は経済を大きく変えた。これから、大きな付加価値を生み出す源泉となるのは、有形資産ではなく無形資産。中でも、人的資本だ。 だから、人的資本を重視する社会を作り上げていく。 まずは労働市場の改革。日本の経済界とも協力し、メンバーシップに基づく年功的な職能給の仕組みを、個々の企業の実情に応じて、ジョブ型の職務給中心の日本に合ったシステムに見直す。 これにより労働移動を円滑化し、高い賃金を払えば、高いスキルの人材が集まり、そ

                                                                                  岸田首相の「ジョブ型」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                                                                                • 芸能・エンタメニュース|ニフティニュース

                                                                                  芸能・エンタメニュースの記事一覧です。芸能人のゴシップ、噂、裏話や、有名人の熱愛、結婚、整形やメイクの話題など。新聞・通信社が配信する最新記事のほか、画像、動画ニュースや雑誌記事まで、話題の芸能・エンタメニュースをまとめてお届けします。

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