はじめに 台風も過ぎ、少しずつ夏へ向けて暑さが増してくる中、皆様いかがお過ごしでしょうか。 そろそろ仕事にも慣れてきたデータ分析エンジニアの木介です。 今回は先日Googleより発表のあった簡単にドキュメントベースのAIアシスタントが使えるNotebookLMの紹介をしていきます。 はじめに NotebookLMとは? 使い方 日本語能力の検証 コードを生成出来るか試してみる まとめ NotebookLMとは? まずNotebookLMとはGoogleが試験的に提供を開始した、個別にカスタマイズが可能なAI調査アシスタントです。 notebooklm.google 具体的なサービス内容としては、ドキュメントをアップロードすると、その情報を元にした回答、要約を行うAIアシスタントが利用できます。 こちらのサービス自体は2023年7月には英語版のみで提供が開始されていましたが、2024年6月6
こんにちは、マンガアプリチームのエンジニアで『Inside GigaViewer for Apps』編集部の id:kouki_dan です! マンガアプリチームでは『Inside GigaViewer for Apps』と題して、チームのメンバーがGigaViewer for Appsについて代わる代わる書いていく連載をHatena Developer Blogで掲載中です。 developer.hatenastaff.com 連載は今年の2月から始めていて、まだまだ続きます。GigaViewer for Appsは、マルチテナントアプリとして提供されていて、設計上の工夫がたくさんあります。これまでのトピックは、iOS/Android/バックエンドそれぞれの工夫や、個別の機能であるイベント計測についてやデータ移行についてです。 さて、先日Googleが提供しているAIベースのドキュメント
はてなのシステムプラットフォームチームで SRE として働いている id:masayoshi です。 この記事は、はてなの SRE が毎月交代で書いているSRE連載の 6 月号です。5 月号の記事は id:KashEightさんの DMARC レポートを Mackerel + OpenTelemetry でいい感じに可視化する - 実装と躓き - Hatena Developer Blog でした。 さて今回の記事ですが、NotebookLMに公開されている自社の技術ブログ(例えば本記事のSRE連載など) や自分の登壇資料や文章を学習させて、新しく入社したSREのオンボーディングへの利用やSREがいない開発チームで活用できるのではないかと思い、ひとまず試してみたというゆるふわ記事になります。 実際に行っているオンボーディングは、2024年のSRE連載記事に詳細があるのですが、AWSやTer
テキストから音声ファイル、YouTubeまでアップロード実際に使ってみることで、NotebookLMの汎用性の高さを感じることができるでしょう。 Googleアカウントがあれば、NotebookLMは無料で使うことができます(2024年9月30日現在)。下記のリンクにアクセスしたら、まずはGoogleアカウントを使ってログインします。 ログイン後、「新しいノートブックを作成する」を選択し情報源となる資料をアップロードします。 すると、Googleドキュメント、スライド、PDF、テキストファイル、Webページなど、様々な形式のファイルをアップロードすることができます。YouTubeも取り込めるのは驚きですね。ただし、有料記事などの一部Webサイトは読み込めません。 回答の精度を検証するための例として、芥川龍之介の『羅生門』の本文をテキストで読み込ませました。 すると、最初にノートブックガイド
米Googleは6月3日までに、AIメモアプリ「NotebookLM」に一般公開機能を追加した。これまで、情報を集約した「ノートブック」を外部に共有する際は、閲覧権限を一人ずつ設定する必要があったが、新機能により「リンクを知っている人全員が閲覧できる」形で公開可能になった。 編集部で確認したところ、3日時点では一部の個人ユーザーで一般公開機能を利用可能になっていた。共有を受けた人は、ノートブック内の情報を確認したり、その内容についてチャットで聞いたりできる。ただしノートブックの編集者を追加する際は、これまで通り一人ずつ権限を設定する必要がある。 NotebookLMは大規模言語モデル「Gemini」を活用し、ユーザーが読み込ませた複数の情報ソースの中から望む情報を探したり、要約したり、音声化したりできるツール。DeNAの南場智子会長が利用していることでも話題になった他、ワークマンなど企業で
NotebookLMで議事録作成を95%削減、秋田、札幌市の「Google Workspace」活用の秘訣 人口減少や人手不足といった社会課題に直面する中、秋田県と札幌市はGoogle Workspaceと生成AIを活用し、行政DXを本格化させている。セキュリティと業務効率の両立を図りつつ、組織文化や働き方を刷新。全国の自治体に先駆けて進められるデジタル改革の最前線を追う。 2023~2024年にかけて「Google Workspace」の自治体への導入は40%増加し、さらに2025年には223%と急速に拡大している。行政機関がGoogle Workspaceへの移行に積極的な理由は単なる利便性だけでなく、総務省が2016年に公表した「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」の改訂が背景にある。このガイドラインはSaaSなど外部クラウドサービスの活用を認め、業務効
Googleは2025年8月18日(現地時間)、同社の従業員が業務でどのようにAIを活用しているかについて、14の具体的事例を紹介した。「Gemini」や「Imagen」「NotebookLM」などのツールを組み合わせて、業務効率化や新たな発想につなげているという。 開発・営業・採用・廃棄削減まで “Google流”生成AIの使い方 Googleによると、ソフトウェア開発の現場ではAIが重要な役割を果たしている。現在、Googleにおける新規コードの約30%がAIによって生成されており、その後エンジニアがレビューを実施する仕組みが整備されている。コードレビューやテスト、移行作業といった開発ライフサイクル全体でAIが支援することで、開発速度は約10%向上したという。バグ管理にもAIが利用されており、問題の原因特定や優先順位付けを迅速化している。特に重複バグの12%がAIによって自動処理される
米Googleは5月3日(現地時間)、AIメモアプリ「NotebookLM」で採用する大規模言語モデルを「Gemini 2.5 Flash」にアップデートしたと発表した。「Gemini 2.5 Flashは思考するモデルなので、複雑かつ複数ステップの推論を必要とする質問に対して、より包括的な回答が得られるようになる」(同社)という。 Gemini 2.5 Flashを採用しているのはテキストチャットでの応答のみ。ポッドキャスト機能に影響はないという。 NotebookLMでは2024年12月の更新以来「Gemini 2.0 Flash」を採用していた。Gemini 2.5 Flashは2025年4月に発表。Gemini 2.0 Flashをベースにしつつ、推論能力を向上させたとうたう。応答を生成する前に思考することで、返答のクオリティーを上げる“長考”にも対応し、一部のベンチマークでは「D
みなさんは日々のリサーチや学習、ビジネスの場面で「扱う資料が多すぎて整理しきれない」「要点を一発でまとめたい」と感じることはありませんか? NotebookLMは、そんな情報の洪水を効率よく処理し、新たな知見を引き出すためのAIノートブックサービスとしてGoogleが実験的に開発を進めている注目のツールです。単なるメモアプリではなく、「自分がアップロードした資料に合わせてAIが要約・Q&A・アイデア生成などを行う」という、“AIリサーチ助手”のような役割を果たしてくれます。 本記事では、NotebookLMの基本機能・競合製品との比較・ビジネス/学術での活用例・ユーザーの評価やフィードバック・価格やプランの5つの観点から、たっぷりと解説していきます。最新情報や具体的なユースケースを交えながら紹介しますので、「自分のワークフローに合うかも?」と思った方は、ぜひ導入を検討してみてください。 1
NotebookLM、音声解説の出力形式に「概要」「評論」「議論」の形式を新たに追加 Googleが提供するNotebookLMは2025年9月3日、音声解説(Audio Overview)の出力形式に「概要」「評論」「議論」を追加したことを発表し、段階的に提供し始めた(1週間以内にはすべてのユーザーに展開予定)。なお、これまでの音声解説の出力形式は「詳細」と名付けられた。 🚨Rolling out NEW audio overview formats: (Default) Deep Dive: a thorough examination of your sources Brief: 1-2 minute, bite-sized overviews Critique: an expert review, offering constructive feedback on y
【合計約2万文字】中小企業のためのNotebookLM活用戦略 - AIでビジネスを加速!具体的な活用事例と導入効果の完全ガイド 中小企業こそNotebookLMを活用すべき理由現代のビジネス環境は、情報がかつてないほど大量に、そして多様な形で流通しています。このような状況下で、企業が競争力を維持し、成長を続けるためには、社内外に溢れる情報を効率的に処理し、的確に活用する能力が不可欠です。特に、大企業と比較して人材、資金、時間といった経営資源が限られがちな中小企業にとって、この情報活用能力は事業の成否を左右する重要な要素と言えるでしょう。 多くの中小企業では、貴重な情報やノウハウが特定の担当者に偏在したり、ファイルサーバーの奥深くに埋もれてしまったりと、「情報の迷子状態」に陥っているケースが少なくありません。このような状態は、迅速な意思決定を妨げ、ビジネスチャンスの損失にも繋がりかねません
はじめにこんにちは。DX開発事業部の鹿嶋です。ねこ、吸ってますか? NotebookLM Enterprise 版にて、API 経由でノートブックの作成・管理が可能となったようなので、さっそく試してみました! https://cloud.google.com/agentspace/notebooklm-enterprise/docs/api-notebooks?hl=en ノートブックの新規作成以下のようにノートブックが1件も作成されていない状態から、新規作成を行います。 curl -X POST \ -H "Authorization: Bearer $(gcloud auth print-access-token)" \ -H "Content-Type: application/json" \ "https://discoveryengine.googleapis.com/v1alp
NotebookLMは、2023年夏にリリースされたGoogleのAIを活用したリサーチおよび執筆アシスタントです。外部ドキュメントを迅速にアップロードでき、ノートスタイルのインターフェース上で効率的な情報検索やドキュメント管理が可能です。 また、24年6月には日本語インターフェースおよび日本語ドキュメント解析に対応。同時に2025年5月のアップデートで生成モデルを「Gemini 2.5 Flash」へ切り替えることで、より高度な推論性能を獲得しています。リサーチや文献執筆のアシスタントとして幅広く活用できるようになりました。 本記事では、NotebookLMの概要から料金、主な機能、他のLLMとの比較などについて解説します。具体的なNotebookLMの活用例も紹介しますので、生成AIツールの導入や運用を検討している方はぜひご覧ください。 NotebookLM(ノートブックLM)は、Go
数秒で「数百ものWebソースを分析」し、入力したトピックとの関連性が高いと判断された最大10件のソースが概要付きで提示される。ユーザーは、ソースの右端の■をクリックして必要なソースを選び、自分のノートブックに追加できる。 追加されたソースは、従来のNotebookLMの機能と連携して活用できる。 また、NotebookLMを初めて利用するユーザー向けに、「I'm Feeling Curious」(日本では「興味がある」)ボタンも搭載された。これをクリックすると、ランダムなトピックに関するソースが表示され、ソース発見エージェントの動作を体験できる。 筆者の場合は、「ブレインマッピングに関するさまざまな側面を捉え、脳科学から思考整理まで、その多様な応用と最新の研究動向を紹介します。」「船舶職員の階級制度と職務、資格要件に関する情報を幅広く集め、海運業界の構造を理解する一助となるでしょう。」など
グーグルNotebookLM、AIコミュニティで大きな注目、ビジネス版も年内リリースへ さまざまなマルチモーダルAIが登場する中、グーグルのAIツール「NotebookLM」がAIコミュニティで大きな話題となっている。NotebookLMは、PDFやグーグルドキュメント、スライド、ウェブサイトなど、多様な形式のコンテンツをアップロードし、Gemini 1.5を基盤とするチャットボットと対話できるクラウドベースのAIワークスペース。ユーザー数は既に数百万人規模に達し、8万以上の組織が導入したとされる。この急速な普及を受け、グーグルは年内にも企業向けの有償版「NotebookLM Business」をリリースする計画だ。 NotebookLMが注目される理由の1つは、最近導入された「Audio Overviews(音声の概要)」機能。この機能を使えば、アップロードした情報ソースをもとに、人工音
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? はじめに こんにちは! サッカー選手から転身してSEをしている@よしきです! 議事録って、結局「誰が」「何を」「いつまでにやるか」が決まらないと意味がない。でも、実際には曖昧な議事録が多すぎる…。 そんなときに見つけたのが、GoogleのNotebookLM。これが、自分の資料を学習させるだけで、「決定事項」や「ネクストアクション」をしっかり記録してくれるのが衝撃でした。 今回は、実際にNotebookLMを使ってみたSEの視点から、このツールの可能性を共有したいと思います。 NotebookLMとは? Googleが提供する「自分専用
こんにちは!AI-Bridge Labのせいやです😊 Googleが提供する「NotebookLM」に、最新AIモデルのGemini 2.0が搭載され、新機能も続々と追加されましたね! このアップデートによって、直感的なユーザーインターフェースを通じて、AIアシスタントとダイレクトにやり取りができるなど、情報整理や管理がこれまで以上にスムーズになりました。 また、新プラン「NotebookLM Plus」の発表も踏まえて、今回は旧バージョンからの進化ポイントや新たに搭載された便利な機能について解説していきたいと思います。 🔽 NotebookLMの詳しい使い方や概要について知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。 NotebookLMの主な機能NotebookLMを初めて知ったという方もいると思うので、どんな機能があるか簡単に説明します。 公式サイト:https://no
Try Google Workspace at No CostGet a business email, all the storage you need, video conferencing, and more. SIGN UP We believe AI is foundational to the future of work and its transformative power should be accessible to every business and every employee, at an affordable price. That's why today we’ve decided to include the best of Google AI in Workspace Business and Enterprise plans, bringing th
この記事は Google Cloud Japan Advent Calendar 2024 (Gemini編) の12/22の記事です。 こんにちは!Google Cloud の Customer Engineering Manager の Madoka です。 12/14に新しく2つのソリューション Agentspace と NotebookLM Plus が発表されました。 特に NotebookLM はコンシューマー版で使い始めている方も多いのではないでしょうか。 本ブログでは、この2つのソリューションの概要やユースケースを紹介します。 特に NotebookLMは3つのバージョンがあり、名前や使い分けが分かりにくいと思いましたのでまとめてみました。 NotebookLM Plus ってそもそも何? NotebookLM はアップロードしたウェブサイトや文章、PDF、音声などを生成A
はじめに GitHubのリポジトリに含まれるコードやドキュメントを、"まるごとAIに読んでもらって理解を深めたい"というニーズは多いですよね。ただ、リポジトリが複数ファイルから成り立っていると、1つひとつを手動でコピー&ペーストするのは非常に面倒です。 そんなときに活躍するのが、uithub というサイトです。 GitHubのURLの一部を“ちょっと変えるだけ”で、Markdown形式のツリーテキストをサクッと生成してくれます。 そして、生成したテキストをNotebookLMに読み込ませると、ソースコードの全体像をつかみながらQ&Aを行うことができ、しかもハルシネーション(誤情報)も最小限に抑えられるのがポイント。 この記事では、uithub + NotebookLMの組み合わせの流れやメリットをまとめていきます。 uithubとは? GitHubのURLを1文字変えるだけ GitHubリ
NotebookLM、共有機能を活用した公式厳選の「おすすめのノートブック」を提供開始 Googleは2025年7月14日、調査アシスタントサービス「NotebookLM」において、公式が厳選した「おすすめのノートブック(Featured Notebooks)」の提供をおこなうことを発表した。 Try featured notebooks on selected topics in NotebookLM - Google Blog Introducing ✨ Featured Notebooks ✨ Starting today, you will see a new section on your homepage of featured notebooks. These will include everything from scientific exploration to
デジタルプロダクション「factory4」でアプリやさまざまなIoTプロジェクトのUIUXデザインを手がける新谷友樹さんが、UIやUXにまつわるトピックを解説する本連載。今回は「NotebookLMの実践的活用法」についてです。 こんにちは!Cosmowayが組織するデジタルプロダクション「factory4」のUI/UXデザイナー新谷です。今回はGoogleの「NotebookLM」について、UI/UXデザインの観点から実践的に読み解いていきたいと思います。 整理し、導き支える AIは「思考の相棒」 資料を読んでいるはずなのに、頭に入ってこない。PDFと議事録とYouTubeリンクとメモが、それぞれ別のフォルダに散らばっている――。情報が多すぎる現代では、「集める」よりも「咀嚼する」ことのほうが難しくなっています。 Googleが提供する「NotebookLM(ノートブック・エルエム)」は
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■Googleから新たなAIツール「NotebookLM」が試験的に無料公開された.NotebookLM自体は2023年の開発者向けカンファレンスGoogle I/O 2024の基調講演で発表されたサービスで,2023年12月8日から米国アカウントのみで使用可能となり,開発者や企業がGoogle AI StudioやGoogle Cloud Vertex AIのAPIを通してGemini-1.0Proを搭載したNotebookLMが利用できた.今回はそれが大幅アップデートされ,かつ世界200か国で公開され,SNSでもかなり話題となっている. 1.NotebookLMとは何か? ■NotebookLMは作家のSteven Johnson氏とのパートナーシップで設計されたもので,ユーザーがパソコン,Google Drive,Googleスライド,ウェブサイト,あるいはテキストの直接入力から複数
こんにちは。皆さん、普段はどんなふうに情報整理をしていますか? 私自身、過去には「論文やレポートのPDFをダウンロードしっぱなしで放置」「会議の議事録が行方不明になって困る」「読書メモが断片的で、どこに書いたか分からない」という状態に、何度も悩まされてきました。 そんなストレスフルな状況を一変してくれたのが、Googleが提供するAI搭載ノートブックサービス「NotebookLM」です。このNotebookLM、実はただのメモアプリじゃありません。自分がアップロードした資料を、AIがまるで“賢い秘書”のように理解し、要点要約や横断的な分析までやってくれる――そんな夢のようなツールなんです。 この記事では、そんなNotebookLMを研究(学術)・ビジネス・日常メモの3シーンでどう使うか、それぞれの場面で役立つ具体的な技を盛りだくさんでお届けします。文字数はちょっと多めですが、その分「導入か
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