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  • マイクロソフト、初心者向け生成AI学習教材「生成AIアプリケーションの開発を始めるために必要な全知識を学べる12講座」を無償公開

    マイクロソフト、初心者向け生成AI学習教材「生成AIアプリケーションの開発を始めるために必要な全知識を学べる12講座」を無償公開 コースの内容には、大規模言語モデル(LLM)がどのように動くかを理解する。「生成 AI と大規模言語モデルの紹介」、ユースケースに適したAIモデルを選択できるようにする「様々なLLMの調査と比較」、プロンプトの構造と使用法の理解のための「プロンプト・エンジニアリングの基礎」、埋め込み技術を利用したデータ検索アプリケーションを構築する「Vector Databasesを利用した検索アプリケーションの構築」、外部APIからデータを取得するためFunction Callingを設定する「Function Callingとの統合」など、入門的な内容から高度なアプリケーションの開発まで多岐にわたるレッスンが用意されています。 レッスン内容は日本語による説明と図で構成 各レ

      マイクロソフト、初心者向け生成AI学習教材「生成AIアプリケーションの開発を始めるために必要な全知識を学べる12講座」を無償公開
    • ウクライナ軍に入隊したアジャイルコーチが、さまざまなメソッドを駆使して中隊長としてのリーダーシップを実現した話(前編)

      ウクライナ軍に入隊したアジャイルコーチが、さまざまなメソッドを駆使して中隊長としてのリーダーシップを実現した話(前編) アジャイル開発の代表的な方法論であるスクラムをテーマに、都内で1月に開催されたイベント「Regional Scrum Gathering Tokyo 2024」で、経験豊富なアジャイル開発のエキスパートとしてウクライナを拠点にアジャイルコンサルタントをしていたドミトロ・ヤーマク(Dmytro Yarmak)氏が、ロシア軍の侵攻後にウクライナ軍に入隊し、中隊長としてリーダーシップを発揮するためにさまざまなメソッドを駆使して軍隊の組織を変革していった経験を語ったセッション「A True Story of Agile Coaching in Ukrainian Armed Forces」が行われました。 軍隊という、企業とは異なる構造や目的を備えた組織で、しかも多くの民間人が入

        ウクライナ軍に入隊したアジャイルコーチが、さまざまなメソッドを駆使して中隊長としてのリーダーシップを実現した話(前編)
      • システム構成図、ER図、フローチャートなどを描くときに無料で使える作図ツールやドローイングツールまとめ。2024

        システム構成図、ER図、フローチャートなどを描くときに無料で使える作図ツールやドローイングツールまとめ。2024 システムを開発する際には、インフラを構築するためのシステム構成図やアプリケーションの仕様を検討するためのさまざまなUML関連のダイアグラム、フローチャートやデータベース設計におけるER図など、さまざまな作図をする場面があります。 これらの作図作業を支援してくれるツールは多数存在しますが、ここでは無料で使えるツール、あるいは無料プランが利用できる有料サービスなどをまとめました。 draw.io 無料で利用できるドローイングツールの代表的な存在がdraw.ioでしょう。ユーザー登録すら不要ですぐに使い始めることができて、作図したデータはGoogle DriveやOneDrive、Dropbox、GitHubやGitLab、ローカルデイバイスなどに保存できます。 GitHubにサーバ

          システム構成図、ER図、フローチャートなどを描くときに無料で使える作図ツールやドローイングツールまとめ。2024
        • プログラミングのためのBGMや環境音など。仕事や勉強の邪魔にならない無料で使えそうな音源集。2024年版

          プログラミングのためのBGMや環境音など。仕事や勉強の邪魔にならない無料で使えそうな音源集。2024年版 在宅で仕事や勉強をしている時間が増えてくると、ずっと無音だと寂しい気がして、できればあまり気にならないBGMや環境音があるといいなあ、と思ったことはありませんか? 昨年、そうした音源集を記事として紹介しましたが、1年が過ぎると紹介した音源の多くが配信を終了したりURLが変わったりしています。そこで、現在配信中の音源にアップデートしつつ、昨年の記事のコメントやブックマークで教えていただいた読者のお気に入りの音源なども加えた音源集まとめの2024年版を作りました。 記事の前半は音楽、後半は環境音を中心に紹介します。紹介した音源のほとんどは無料で聴けるものにしましたので、仕事や勉強に気軽に役立てていただければ幸いです。 作業用BGMの定番としてのLoFiチャンネル 今回も、まずはBGMの定番

            プログラミングのためのBGMや環境音など。仕事や勉強の邪魔にならない無料で使えそうな音源集。2024年版
          • IT系コミュニティをタダ飯狙いの不審者からどう守るべきか。あるイベントで発生した深刻な事案と提言

            タダ飯狙いでIT系コミュニティのイベントなどに入り込む人たちがいる、ということが少し前から話題になっている中で、実際に不審者がイベントに入り込もうとした事案がまた明らかになりました。 12月11日と12日の2日間、都内で開催されたコミュニティ主催の技術系カンファレンスで、おそらくは無料の食事を目当てにした不審な人物らが侵入しようとした出来事が発生していたことがイベントの当事者の発言で示されています。 スタッフとして不審者に対応した一人である鍋島理人氏は、「勉強会参加者や運営に危害が及ぶほどの脅威であり、必要なのは不審者対策そのものだと認識を改めた。というか僕はそれぐらい怖かった」とポストし、今回の事態の大きさを吐露しました(鍋島氏は以前、翔泳社でDevelopers Summit(通称デブサミ)のオーガナイザーを勤めたこともある、イベントやコミュニティの運営に関して十分な知見を備えた人物で

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            • 世界中の大学のコンピュータサイエンスやプログラミング講座が日本語で学べる「MOOC」(大規模公開オンライン講座)サイトまとめ。2024年版

              世界中の大学のコンピュータサイエンスやプログラミング講座が日本語で学べる「MOOC」(大規模公開オンライン講座)サイトまとめ。2024年版 インターネット上にはコンピュータ関連の情報があふれていますが、その情報の正確さや網羅性は玉石混淆で、いざそれらから学ぼうとしても取捨選択の段階で立ち止まってしまうこともあるはずです。 そうしたときに頼りになるもののひとつが大学のような専門の教育機関による講座であり、それらの講座を有料もしくは無料で提供する「MOOC」(Massive Open Online Courses:大規模公開オンライン講座)のWebサイトはここ数年で広く知られるようになってきました。 そこで本記事では、世界中の大学の講座などを提供している主要なMOOCサイトから、日本語で学べるコンピュータ関連の講座で、しかも無料で学べるものをピックアップしてみました。 もちろん、MOOCサイト

                世界中の大学のコンピュータサイエンスやプログラミング講座が日本語で学べる「MOOC」(大規模公開オンライン講座)サイトまとめ。2024年版
              • ソフトウェアに関わる人が知っておくといいかもしれない法則10個

                「チームトポロジー」や「エンジニアリングマネージャーのしごと」「スクラム実践者が知るべき97のこと」の著者や翻訳者などで知られる吉羽龍太郎氏が、「ソフトウェアに関わる人が知っておくといいかもしれない法則10個(勝手セレクション)」という興味深いポストをX(旧Twitter)で公開しています。 ソフトウェアに関わる人が知っておくといいかもしれない法則10個(勝手セレクション) コンウェイの法則 パレートの法則 グッドハートの法則 パーキンソンの法則 ブルックスの法則 リトルの法則 ピーターの法則 ハインリッヒの法則 ピーク・エンドの法則 ホフスタッターの法則 — Ryutaro YOSHIBA (@ryuzee) January 23, 2024 これらの法則の多くは経験則だったりもしますが、いずれにせよ知っておくと上司の説得に役立ったり、ソフトウェアの開発現場でチームの運営に役立ったり、物

                  ソフトウェアに関わる人が知っておくといいかもしれない法則10個
                • プログラミング言語をすぐに試せる「プレイグラウンド」まとめ。2024年版

                  新しいプログラミング言語やライブラリ、フレームワークを学ぶには、実際にそれらを試して挙動などを見てみることが大事ですが、実行環境を用意するのは手間がかかります。 そこで役立つのが、いわゆる「プレイグラウンド」と呼ばれる、Webブラウザでプログラミング言語やライブラリ、フレームワークをすぐに試すことができるサービスです。 主要なプログラミング言語の公式サイトには、実際にその言語をすぐに試せるプレイグラウンドが用意されていることも多く、また公式サイト以外にもネット上にはさまざまなプレイグラウンドがあります。 プレイグラウンドを使えば、気軽にいろんなプログラミング言語やライブラリ、フレームワークを試せます。 この記事ではそうしたプレイグラウンドをまとめてみました。ここで紹介したプレイグラウンドの他にも、あなたのお気に入りのプレイグラウンドがあればX/Twitterやブックマークのコメント、メール

                    プログラミング言語をすぐに試せる「プレイグラウンド」まとめ。2024年版
                  • 2023年にブックマークしたページでよかったもの集めた - Really Saying Something

                    2013年から「その年ごとにブックマークしたページでよかったもの集めた」と題して、1年分の「自分がブックマークしたページ」を振り返り、まとめています。正確には毎年ではなくて、2022年だけ抜けています。いろいろなことがあり抜けました。そしてあきらめて、2023年版を作りました。 完全に「私得」なまとめなのでカテゴライズなどは一切しておらず、主に自分のブックマークした順番となっています。基本的には、以下の基準で選出しています。 当年に作られたエントリーであること Wikipediaや当年に作られたことが明確でない役所のページなどは除外 ブックマークが多く集まっていてもリンク切れであるものは除外 Yahoo!ニュース(掲載終了)、サイトクローズなど 内容が「閲覧する際に1記事単位になっている(ページャーはOK)」になっていること 有料記事、課金しないと全部読めない記事などは除外 今年は入院した

                      2023年にブックマークしたページでよかったもの集めた - Really Saying Something
                    • 日本人プログラマ向け、プログラミングに適した「フォント」まとめ。2024年版

                      プログラミングでは、1文字でも打ち間違いがあればエラーの原因になってしまいます。 そこで似たような文字、例えば数字の「1」(いち)とアルファベットの「l」(エル)、数字の「0」(ゼロ)とアルファベットの「O」(オー)などを容易に見分けられるようなフォントを使うことが、ミスを防ぐことにつながります。 コードを表示させたときに整然として見やすく、エディタ上でカーソルを上下に移動させてもカーソル位置が左右にぶれずに表示されるように文字の幅が等幅に揃っていることも必要でしょう。 日本語の場合には、「-」(マイナス記号)と「ー」(音引き)の区別や、コード内に全角空白が紛れ込んだとしてもすぐに見分けられることなどの特徴を備えていることもプログラミングに適したフォントに求められる条件だといえます。 この記事では、そうした特徴を備えたプログラミングに適したフォントをまとめました。 ここで紹介されていない日

                        日本人プログラマ向け、プログラミングに適した「フォント」まとめ。2024年版
                      • ITエンジニアが投票した「ITエンジニア本大賞2024」発表。単体テストの考え方/プログラマー脳/ プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる、など

                        ITエンジニアが投票した「ITエンジニア本大賞2024」発表。単体テストの考え方/プログラマー脳/ プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる、など 「ITエンジニア本大賞」は、仕事の役に立った本、初学者におすすめの本、ずっと手元に置いておきたい本など、おすすめの本をITエンジニアがWeb投票で選ぶイベントです。 主催は翔泳社ですが、対象となる書籍は出版社を問わず技術書、ビジネス書全般となっています。刊行年も関係なく、これまで大賞に選出された書籍を除き、この1年を振り返っておすすめしたい書籍が対象となります。 今回発表されたのは技術書部門とビジネス書部門それぞれのベスト10です。現時点では50音順に並んでいます。 以下は選出された技術書部門とビジネス書部門それぞれのベスト10を、Amazon.co.jpへのリンクと画像、概要で紹介したものです(アフィリエイトリンクは含まれていません)。正式

                          ITエンジニアが投票した「ITエンジニア本大賞2024」発表。単体テストの考え方/プログラマー脳/ プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる、など
                        • Web版VSCodeがDockerコンテナをWASM環境で起動、Webブラウザ内ローカルマシンとして利用可能に。拡張機能「vscode-container-wasm」登場

                          Web版VSCodeがDockerコンテナをWASM環境で起動、Webブラウザ内ローカルマシンとして利用可能に。拡張機能「vscode-container-wasm」登場 WindowsやMacなどのデスクトップPCでVisual Studio Code(以下VSCode)を利用して開発をする場合、同じローカルマシン上でDockerコンテナのLinux環境を起動し、VSCodeのターミナルで接続して操作することは、開発環境としてよくあることだと思います。 これと同じことをWebブラウザ版のVSCodeでも実現する、すなわちWeb版VSCodeが同一Webブラウザ上にWebAssembly化したDockerコンテナを起動し、Web版VSCodeからローカルマシンとして接続し利用できる、実験的実装を実現したVSCodeの拡張機能「vscode-container-wasm」が登場しました。 V

                            Web版VSCodeがDockerコンテナをWASM環境で起動、Webブラウザ内ローカルマシンとして利用可能に。拡張機能「vscode-container-wasm」登場
                          • AWSを学べるゲーム「AWS Cloud Quest日本語版」ソリューションアーキテクト編が登場

                            Amazon Web Service(AWS)は、ゲームを通じてAWSを学べる「AWS Cloud Quest」シリーズのソリューションアーキテクト編となる「AWS Cloud Quest: Solutions Architect」日本語版が登場したと発表しました。 AWS Cloud Questは、オリジナルの英語版では以下の7つのロールに合わせた学習カテゴリのゲームが提供されています。 クラウドプラクティショナー ソリューションアーキテクト サーバーレスデベロッパー 機械学習 セキュリティ データ分析 ネットワーク この7つのうち、日本語版としては一番目のクラウドプラクティショナー(クラウドを実践する人)編となる「AWS Cloud Quest:Cloud Practitioner」のみ提供されていました。 今回新たに二番目の「AWS Cloud Quest: Solutions Ar

                              AWSを学べるゲーム「AWS Cloud Quest日本語版」ソリューションアーキテクト編が登場
                            • 技術的負債を抱えたレガシーコード。変なメソッド名と入り組んだロジック、リファクタリングするならどちらが先?(前編)

                              技術的負債を抱えたレガシーコード。変なメソッド名と入り組んだロジック、リファクタリングするならどちらが先?(前編) ソフトウェアの品質をテーマに研究をしている名古屋大学 森崎研究室は、ソフトウェアの技術的負債をなんらかの形で数値化する手法の研究の一環として、コードの読みにくさの原因となる要因などを分析した研究結果を発表するイベントをオンラインで開催しました。 今回発表された研究では、技術的負債を抱えたレガシーコードのリファクタリングで取り除かれた問題の90%以上が、メソッド名と実際の関数の動作が一致していない、あるいは関数名とコメントが矛盾しているなどの「命名的問題」、もしくは複雑で読みにくい多数の条件分岐や深いネストなどを抱えた「構造的問題」のいずれかであるという先行研究があることを踏まえ、どちらを優先してリファクタリングすると保守性や可読性が高くなるかを調査しています。 具体的には、命

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                              • GitHub、Copilotでより高い精度のコードを生成させる方法を指南。関連ファイルを開く、トップレベルのコメントを書くなど

                                GitHub、Copilotでより高い精度のコードを生成させる方法を指南。関連ファイルを開く、トップレベルのコメントを書くなど 記事の中で、プログラマが意図したコードを高い精度で生成AIに生成させるためのテクニックがいくつも紹介されています。これらのテクニックはCopilotに限らず、生成AIを用いてコードを生成させる際の参考になると思われます。 この記事では、紹介されているテクニックのポイントをまとめてみました。 GitHub Copilotでよりよいコードを生成するためのポイント 生成AI活用の基本として説明されたのは、大規模言語モデルを用いた生成AIでは、コンテキスト(文脈)に基づいて予測を行うように設計されているため、生成AIに対する入力やプロンプトがコンテキストに富んでいるほど良い出力が得られる、という原則です。 それゆえ、GitHub CopilotおよびGitHub Copi

                                  GitHub、Copilotでより高い精度のコードを生成させる方法を指南。関連ファイルを開く、トップレベルのコメントを書くなど
                                • GitHub、「Copilot Workspace」テクニカルプレビューを開始。ほとんど全ての開発工程をAIで自動化

                                  GitHub、「Copilot Workspace」テクニカルプレビューを開始。ほとんど全ての開発工程をAIで自動化 テクニカルプレビューは上記のCopilot Workspaceのページからウェイトリストボタンをクリックして申し込みます。 Copilot Workspaceはほとんど全ての工程を自動化 Copilot Workspaceは、自然言語で書かれたIssue(課題)を基に、Copilotが仕様案と実装計画を示し、コーディングや既存のコードの修正を行い、ビルドをしてエラーがあればデバッグも行うという、プログラミングのほとんど全ての工程をCopilotが自動的に実行してくれる、というものです。 人間は各工程でCopilotから示される内容を必要に応じて修正するか、そのまま見守ることになります。 GitHub CEOのThomas Dohmke(トーマス・ドムケ)氏は、Copilot

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                                  • GitHub、1200台以上のMySQL 5.7を8.0へアップグレード。サービス無停止のまま成功させる

                                    GitHub、1200台以上のMySQL 5.7を8.0へアップグレード。サービス無停止のまま成功させる GitHubが提供するGitHub.comは、世界最大のソースコード管理システムを始めとするソフトウェア開発者向け支援サービスを提供しています。 そのGitHub.comはRuby on Railsで構築されており、同社はつねにRubyとRuby on Railsをアップデートし続けていることを今年(2023年)4月に明らかにしています。 参考:GitHubは200万行規模のRailsアプリケーションであり、毎週RailsとRubyを最新版にアップデートし続けている そして同社はこのGitHub.comを支える1200台以上のMySQL 5.7を、GitHub.comのサービスレベルを維持したまま1年以上かけてMySQL 8.0にアップグレードしたことをブログで明らかにしました。 Up

                                      GitHub、1200台以上のMySQL 5.7を8.0へアップグレード。サービス無停止のまま成功させる
                                    • HTTPが全てを飲み込む(前編)~HTTPの2層構造と、HTTP Semanticsとは何か?

                                      Webを構成する重要な要素の1つであるHTTPは、その最新仕様で2層構造となり、バージョンに関係なく使えるSemanticsと、特徴の異なる通信仕様を定めたHTTP/1.1、2、3に分割されました。 さらに現在では、HTTPの上にあらためてUDPやIP、イーサネットなどのプロトコルを実装する提案が行われており、まさにHTTPは通信の全てを飲み込む勢いで進化しつつあります。 こうしたHTTPの最新動向の解説が、大手CDNベンダでエッジクラウドなども展開するFastlyが2023年11月8日開催したイベント「Yamagoya 2023」で同社シニアプリンシパルエンジニアの奥一穂氏が行ったセッション「HTTPが全てを飲み込む」にて行われました。 本記事ではこのセッションをダイジェストで紹介していきます。記事は以下の3つに分かれています。 HTTPが全てを飲み込む(前編)~HTTPの2層構造と、H

                                        HTTPが全てを飲み込む(前編)~HTTPの2層構造と、HTTP Semanticsとは何か?
                                      • 期限の制約なく無料で提供される「Free Tier」クラウドサービスまとめ、主要クラウド/PaaS編(2024年版)

                                        期限の制約なく無料で提供される「Free Tier」クラウドサービスまとめ、主要クラウド/PaaS編(2024年版) いくつかのクラウドサービスでは、新規ユーザーに対する1年程度の無料トライアルや一定額のクーポンなどの提供だけでなく、期限の制約なくずっと無料で提供される、いわゆる「Free Tier」や「Always Free」と呼ばれるサービスが提供されています。 こうしたサービスは評価や一時的なテスト環境、あるいはホビー用途などに適しています。 本記事では期限の制約なく無料で提供されている主なクラウドサービスを、2024年版としてまとめました。(有料サービスの追加機能として無料で提供されているものは除外しています)。 ただしこれらの無料のサービスは、提供側の都合により一時的に申し込みや利用が制限されたり、提供が終了することがあります。提供側の都合に留意しつつ、良心的な範囲でご利用いただ

                                          期限の制約なく無料で提供される「Free Tier」クラウドサービスまとめ、主要クラウド/PaaS編(2024年版)
                                        • 読者が安心して記事を読めるように、Publickeyでは適切な広告だけを掲載しています

                                          インターネット上には、無料でさまざまなコンテンツを提供するために、コンテンツと広告を組み合わせて読者に表示するメディアが数多くあります。 コンテンツと一緒に広告を読者に見てもらうことで、広告主からお金をいただき、それをメディアの運営費としているのです。 しかし最近では、不快な画像の広告や、誤クリックを誘うような邪魔な広告、さらには詐欺サイトへ誘導するような広告なども目立つようになり、読者にとって広告は不快で危険なものと認識されるようになってきています。 広告で運営費をまかなっているPublickeyにとって、こうした状況は喜ばしいものではありません。読者が広告を忌避するようになればなるほど、広告によるメディアの運営が難しいものになっていくからです。 Publickeyはこれまでずっと読者が安心して記事を読み、広告主が安心して広告掲載できるように、適切な広告だけを表示することに最大限の努力を

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                                          • ヨドバシの中の人が語る、開発中のヨドバシAPIが目指す機能、仕組み、そしてセキュリティ(前編)

                                            ヨドバシカメラは現在、お客様との接点をドメインとして設計する新たなAPIを開発中であることを、クリエーションラインが主催し10月27日に開催されたイベント「Actionable Insights Day 2023」で明らかにしました。 REST APIとして実装される予定のこのAPIについて同社は「ヨドバシスタッフの魂を注入する」としており、厳重なセキュリティやユーザーフレンドリーで高い利便性などが追求されています。 ヨドバシAPIがどのように設計され、開発、実装されていくのか。その中味が紹介されたセッションの内容を見ていきましょう。 本記事は前編と後編の2本の記事で構成されています。いまお読みの記事は前編です。 疎結合なのに一体感、ヨドバシAPIがつなぐ社会 株式会社ヨドバシカメラ 代表取締役社長 藤沢和則氏。 ヨドバシカメラの藤沢と申します。本日はまずこの貴重な機会をいただきありがとう

                                              ヨドバシの中の人が語る、開発中のヨドバシAPIが目指す機能、仕組み、そしてセキュリティ(前編)
                                            • [速報]マイクロソフト、「Copilot in Excel with Python」プレビュー公開。Excel上でCopilotがPythonコードを生成、実行し、複雑なデータ分析など可能に

                                              マイクロソフトは本日(日本時間9月17日)0時からオンラインイベント「Microsoft 365 Copilot: Wave 2」を開催し、Microsoft 365 Copilotの複数の新機能などを発表しました。 With Copilot in Excel, you can create advanced visualizations, generate forecasts, and save time sorting through data with Python. Take a look: https://t.co/uqE1VyQ5WU #AI #Microsoft365 pic.twitter.com/e7Eph9q4Oc — Microsoft Excel (@msexcel) September 21, 2023 Pythonコードにより高度なデータ分析などを実現 Copi

                                                [速報]マイクロソフト、「Copilot in Excel with Python」プレビュー公開。Excel上でCopilotがPythonコードを生成、実行し、複雑なデータ分析など可能に
                                              • GitHub、脆弱性のあるコードを実際にデバッグして学べる「Secure Code Game」シーズン2がスタート

                                                GitHub、脆弱性のあるコードを実際にデバッグして学べる「Secure Code Game」シーズン2がスタート 「Secure Code Game」は、ゲームと名付けられていますが、実際のコードを月間60時間無料で提供されるGitHub Codespacesの機能を駆使して修正し、ユニットテストを通して完成させる手順となっており、実践に近い内容となっています。 昨年(2023年)3月に開始されたシーズン1は、PythonとC言語でのセキュアなコーディングを学べる内容でした。今回のシーズン2ではこれらに加えてJavaScript、Go、そしてGitHub ActionsのYamlファイルなどが含まれており、これらのコードのバグを修正することになります。 Secure Code Gameの始め方 「Secure Code Game」の始め方は次の通りです。 まず「Secure Code G

                                                  GitHub、脆弱性のあるコードを実際にデバッグして学べる「Secure Code Game」シーズン2がスタート
                                                • [速報]マイクロソフト、PCに話しかけながら画面を操作するだけで生成AIがRPAフローを自動生成してくれる、Power Automate「AIレコーダー」発表

                                                  [速報]マイクロソフト、PCに話しかけながら画面を操作するだけで生成AIがRPAフローを自動生成してくれる、Power Automate「AIレコーダー」発表 マイクロソフトは、日本時間5月22日未明から開催中のイベント「Microsoft Build 2024」で、PCに話しかけながら画面を操作するだけでRPAフローを自動生成してくれる、Power Automateの新機能「AIレコーダー」を発表しました。 人間に操作を教えるように、AIに話しながら操作 これまでRPAフローを作成する方法として、マウスやキーボードなどの操作を記録することで基本的なRPAフローを作成することが可能でした。 今回発表された新機能「AIレコーダー」は、まるで人間に言葉で説明しながら業務アプリケーションの操作を教えるように、マウスとキーボードを操作しつつ音声で説明することで、どのような意図で操作しているのかを詳

                                                    [速報]マイクロソフト、PCに話しかけながら画面を操作するだけで生成AIがRPAフローを自動生成してくれる、Power Automate「AIレコーダー」発表
                                                  • オープンソースとは違う新しい取り組み「Fair Source」登場。ビジネスの持続性とソースコード公開の両立を目指す

                                                    企業がソフトウェアビジネスを持続的に行えることと、ソフトウェアのソースコードを公開することの両立を実現するための新しいライセンスへの取り組みとして「Fair Source」が登場しました。 意訳すると、ソースコードが公開され、開発者のビジネスを守るための最小限の制約がありつつもコードの利用や変更、再配布が可能で、計画的に一定期間後にオープンソースとなるもの、と言えるでしょうか。 具体的なライセンスとしては「Functional Source License (FSL)」が推奨されているのに加えて、「Fair Core License」「Business Source License (BSL)」が該当するとされています。 Fair Sourceの目的とは 公式Webサイトでは、Fair Sourceの目的が次のように説明されています。 The purpose of Fair Source

                                                      オープンソースとは違う新しい取り組み「Fair Source」登場。ビジネスの持続性とソースコード公開の両立を目指す
                                                    • MozillaがAIでWebサイトを自動制作してくれる「Solo」を公開。基本的な情報を基に、説明文からレイアウト、適切なフリー画像の選択までおまかせ

                                                      Mozillaは、基本的な情報を入力するとAIが自動的にWebサイトのデザインを作成し、Webサイトの公開まで可能なサービス「Solo」を公開しました。 Soloは基本的に個人事業主が自分のビジネスのためのWebサイトを構築することを想定してWebサイトを作ってくれます。その理由をMozillaは次のように説明しています。 In 2023, website creation is still hard. While choosing a template is straightforward, sourcing images, writing content, and making a visually appealing site are really time-consuming. Add the requirements for showcasing reviews, schedul

                                                        MozillaがAIでWebサイトを自動制作してくれる「Solo」を公開。基本的な情報を基に、説明文からレイアウト、適切なフリー画像の選択までおまかせ
                                                      • [速報]マイクロソフト、「Copilot Studio」発表。Copilotのカスタマイズ、プラグイン開発、ワークフローの設定など、Copilot用ローコード開発ツール。Ignite 2023

                                                        マイクロソフトは開催中の年次イベント「Microsoft Ignite 2023」で、同社のAIサービスであるCopilotのカスタマイズやプラグイン開発、ワークフローの設定、データソースとの接続などを含むさまざまな開発を可能にするローコード開発ツール「Copilot Studio」を発表しました。 例えば、何もカスタマイズされていないCopilotは、ある企業の出張経費の上限などについて正しく答えることはできません。 そこで、Copilot Studioを利用して出張経費の……

                                                          [速報]マイクロソフト、「Copilot Studio」発表。Copilotのカスタマイズ、プラグイン開発、ワークフローの設定など、Copilot用ローコード開発ツール。Ignite 2023
                                                        • モブプログラミングは、なぜ5人が1台のPCで仕事をしているのに生産的になれるのか(前編)。モブプログラミングの生みの親が解説するその理由と効果とは?

                                                          モブプログラミングは、なぜ5人が1台のPCで仕事をしているのに生産的になれるのか(前編)。モブプログラミングの生みの親が解説するその理由と効果とは? 2人のプログラマが協力して同じコードに対してプログラミングを行う「ペアプログラミング」に対して、モブプログラミングは3人以上のチームメンバーが協力してプログラミングを行う方法です。 このモブプログラミングの生みの親であるWoody Zuill氏が、今年(2024年)1月に東京都内で行われたイベント「Regional Scrum Gathering Tokyo 2024」の招待講演「Software Teaming (Mob Programming) and the Power of Flow.」(ソフトウェアチーミングと「フロー」のチカラ)を行いました。 講演のなかでZuill氏は、なぜ一見すると手分けをして作業するよりも効率の悪そうなモブプ

                                                            モブプログラミングは、なぜ5人が1台のPCで仕事をしているのに生産的になれるのか(前編)。モブプログラミングの生みの親が解説するその理由と効果とは?
                                                          • マイクロソフト、Copilotに作業を依頼するとユーザーに代わって手順を考え、Windowsデスクトップ上でRPAにより自動操作してくれる新機能「Power Automate via Copilot in Windows」、Windows 11に搭載へ

                                                            マイクロソフト、Copilotに作業を依頼するとユーザーに代わって手順を考え、Windowsデスクトップ上でRPAにより自動操作してくれる新機能「Power Automate via Copilot in Windows」、Windows 11に搭載へ マイクロソフトは、Windowsに搭載している「Copilot in Windows」の新機能として、Copilotにプロンプトで作業を依頼することで、Windows上でさまざまな操作をユーザーに代わって自動的に実行してくれる「Power Automate via Copilot in Windows」を、開発中のWindows 11 Insider Preview Build 26058に搭載したことを明らかにしました。 2月14日付けの記事「Announcing Windows 11 Insider Preview Build 2605

                                                              マイクロソフト、Copilotに作業を依頼するとユーザーに代わって手順を考え、Windowsデスクトップ上でRPAにより自動操作してくれる新機能「Power Automate via Copilot in Windows」、Windows 11に搭載へ
                                                            • [速報]GitHub、自然言語による指示だけでアプリケーションを生成する「GitHub Spark」テクニカルプレビュー公開

                                                              [速報]GitHub、自然言語による指示だけでアプリケーションを生成する「GitHub Spark」テクニカルプレビュー公開 GitHubは、日本時間10月30日未明に開幕したイベント「GitHub Universe'24」で、自然言語による指示だけで、パーソナライズされた小規模なアプリケーション(Micro-App)をすぐに生成できる「GitHub Spark」の テクニカルプレビューを発表しました 。 下記はGitHub Sparkのデモとして公開された動画の一部をキャプチャしたものです。 例えばユーザーは、ダッシュボードから「An app for me to log all the cities I've travelled with a review and star rating」(これまで旅行したことのあるすべての都市のレビューと星の数での評価を記録するアプリ)のように、作りた

                                                                [速報]GitHub、自然言語による指示だけでアプリケーションを生成する「GitHub Spark」テクニカルプレビュー公開
                                                              • アジャイルを実践する組織であってもウォーターフォールを学ぶことには価値がある - mtx2s’s blog

                                                                「すべてのライフサイクルモデルの祖は、ウォーターフォールモデルである」とは、スティーブ・マコネルの言葉だ1。また、ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)に関するGitHubの文書では、広く採用された最初のSDLCがウォーターフォールモデルであるとされている2。 そこに、ウォーターフォールを学ぶことに対する価値がある。それは、スクラムを導入し、アジャイルソフトウェア開発を実践する組織にも言えることだろう。いや、そうであるからこそだ。どんなソフトウェア開発プロセスモデルであろうと、ウォーターフォールから派生したり、何らかの影響を受けていると考えられる。したがって、ウォーターフォールへの理解から、自分達がやっていることの本質を見いだせるのではないだろうか。 ウォーターフォールなんて誰でも知っていると思うかもしれないが、そうとも限らない。確かにウォーターフォール未経験のソフトウェア開発者は少な

                                                                  アジャイルを実践する組織であってもウォーターフォールを学ぶことには価値がある - mtx2s’s blog
                                                                • 生成AIに疑似コードで指示すると自然言語よりも効率的にプログラムが生成できるというアイデアから生まれた、生成AI用の疑似言語「SudoLang」

                                                                  生成AIに疑似コードで指示すると自然言語よりも効率的にプログラムが生成できるというアイデアから生まれた、生成AI用の疑似言語「SudoLang」 ChatGPTやCopilotなどの生成AIを用いてコードを生成しようとすると、多くの場合プロンプトを自然言語で書くことになるでしょう。 しかし自然言語で的確にプログラムの内容を表現するのは、ときに面倒だったり、あいまいさを排除することが難しかったりします。 一方で、プログラマが自分でコードを書こうとするとき、あるいは他のプログラマとコードの内容を議論するときに、自然言語をプログラミング言語のような構文で書く、いわゆる「擬似コード」を使うことがよくあります。 例えばこんな風に自然言語をコードっぽくホワイトボードに書いたことのあるプログラマの方は多いのではないでしょうか? 入力値を処理するための関数(A、B){ Aは数字かどうか確認する Bは日付か

                                                                    生成AIに疑似コードで指示すると自然言語よりも効率的にプログラムが生成できるというアイデアから生まれた、生成AI用の疑似言語「SudoLang」
                                                                  • AWS、開発スキルがなくても生成AIへのプロンプトで業務アプリが作れる「AWS App Studio」プレビュー公開

                                                                    Amazon Web Services(AWS)は、生成AIに自然言語で作りたい業務アプリを説明すると、自動的に業務アプリの開発が行われる新サービス「AWS App Studio」をプレビュー公開しました。 7月11日に開催されたAWS Summit New York City 2024でAWS App Studioが発表された AWS App Studioはソフトウェア開発のスキルがなくとも、業務アプリケーションを数分で開発できるとしています。 生成AIにアプリを説明、要件……

                                                                      AWS、開発スキルがなくても生成AIへのプロンプトで業務アプリが作れる「AWS App Studio」プレビュー公開
                                                                    • すぐに役に立つものはすぐに陳腐化してしまうから方法ではなく設計の本を読む - API Design Patterns の読書感想文 - じゃあ、おうちで学べる

                                                                      あなたがさっきまで読んでいた技術的に役立つ記事は、10年後も使えるでしょうか?ほとんどの場合でいいえ はじめに 短期的に効果的な手法や知識は、ソフトウェア開発の分野において、急速に価値を失う傾向があります。この現象は、私たちが何を重点的に学ぶべきかを示唆しています。最も重要なのは、第一に基本的な原理・原則、そして第二に方法論です。特定の状況にのみ適用可能な知識や即座に結果を出すテクニックは、長期的には有用性を失う可能性が高いです。これは、技術や手法が時間とともに進化し、変化していくためです。 learning.oreilly.com 「API Design Patterns」は、このような考え方を体現した書籍です。しかも480 ページもあります。本書は単なる手法の列挙ではなく、Web APIデザインの根幹をなす原則と哲学を探求しています。著者のJJ Geewax氏は、APIを「コンピュータ

                                                                        すぐに役に立つものはすぐに陳腐化してしまうから方法ではなく設計の本を読む - API Design Patterns の読書感想文 - じゃあ、おうちで学べる
                                                                      • これからはじめる Azure の基礎知識 | 外道父の匠

                                                                        まいど AWS の犬が、少々 Azure に触れてみましたので、絵は描かずに基礎知識の整理と共有だけしていきたいと思います。 全然ド素人な状態なので、なにかしら間違ってたり不足していると思われますが、同じようにイチから調べる人の足がかりにでもなれば、くらいの質感で進めていきます。 はじめに 今のところ少々用事があっただけなので、これから Azure を掘り下げるぞとか、Azure の犬になるぞ、とかは考えていなく一発ネタで終わる可能性が高いです。雑なメモをブログに起こして、いったんの区切りとする個人的な清書のため、詳しくはちゃんとリンク先のドキュメントなどを読んでくださいませ。 さて、AWS に似たパブリッククラウドはいくつもあり、Azure もその1つです。公式ドキュメントに何箇所も AWS との比較が出てくるくらいには、Azure も AWS を意識しています。 例)AWS サービスと

                                                                          これからはじめる Azure の基礎知識 | 外道父の匠
                                                                        • [速報]マイクロソフトが「Team Copilot」発表。生成AIが会議のファシリテーターやプロジェクト管理を実行

                                                                          マイクロソフトは、日本時間5月22日未明から開催中のイベント「Microsoft Build 2024」で、生成AIがさまざまな業務を支援してくれる「Microsoft Copilot」の新機能として「Team Copilot」を発表しました。 チームの生産性向上を実現するTeam Copilot Microsoft Copilotは、同社のオフィス製品などに組み込まれた生成AIによって文書やプレゼンテーションの作成などの支援を通じて個人の生産性向上を実現する機能として登場しました。 今回発表された「Team Copilot」はMicrosoft Copilotの新機能として、会議やプロジェクトなどのチームで行われる作業の生産性向上を実現するために生成AIが支援するものです。具体的には以下の3つの機能が提供されます。 ミーティングファシリテータ 会議においてCopilotがアジェンダを管理

                                                                            [速報]マイクロソフトが「Team Copilot」発表。生成AIが会議のファシリテーターやプロジェクト管理を実行
                                                                          • マイクロソフト、GPT-4に任意のドキュメントなどを読み込ませて回答してもらえる「Azure OpenAI Service On Your Data」が正式サービスに

                                                                            マイクロソフトは、GPT-35-TurboもしくはGPT-4に任意のデータソースを指定することでそのデータの内容を読み込み、質問に対して内容を基に回答できるようになる新機能「Azure OpenAI On Your Data」が正式サービスとなったことを発表しました。 例えば、社内規約や社内マニュアルなどを読み込ませると、「PCの修理を申し込むための社内手続きは?」といった、汎用の知識だけしか持たない従来のGPTでは答えられない質問にも回答できるようになります。 任意のドキュメントを読み込ませるための支援ツール「Azure AI Studio」には、Azure OpenAI On Your DataでカスタマイズしたAIを、チャットボットとして公開する機能も備わっています。 カスタマイズしたチャットAIのサービスを、社内や社外に簡単に公開できるようになります。 Azure OpenAI S

                                                                              マイクロソフト、GPT-4に任意のドキュメントなどを読み込ませて回答してもらえる「Azure OpenAI Service On Your Data」が正式サービスに
                                                                            • プログラミング支援AIサービスが主要各社から出揃う、各サービスのまとめ。GitHub/AWS/Google/GitLab/JetBrains

                                                                              プログラミング支援AIサービスが主要各社から出揃う、各サービスのまとめ。GitHub/AWS/Google/GitLab/JetBrains AIがプログラミングを支援してくれるサービスが主要各社から出揃いました。 Publickeyではこれまで各社の発表時点でそれぞれのサービスを紹介してきましたが、ここであらためて主要各社のプログラミング支援AIサービスをまとめます。 本記事では、各AIサービスごとの主な機能などをリストアップしています。ただし、実際にはAIに指示などをすれば品質の差異はあれどおそらく何らかの結果は返ってくるであろうこと、この分野は急速に進化していて各社とも積極的な能力向上と機能追加を行っていくであろうことから、現時点で機能差はあったとしてもそれほど顕著な違いとは言えないでしょう。 そして、おそらくは今後各社のコード生成関連のAIの能力はある程度十分な高さまで急速に到達し

                                                                                プログラミング支援AIサービスが主要各社から出揃う、各サービスのまとめ。GitHub/AWS/Google/GitLab/JetBrains
                                                                              • 最新のRHEL9.3系に対応した「Linuxサーバー構築標準教科書(Ver.4.0.0)」LPI-Japanが無料公開。独習で仮想マシンやLinuxの導入、WebサーバやDNSサーバなど構築

                                                                                Linux技術者認定「LinuC(リナック)」などを実施する特定非営利活動法人エルピーアイジャパンは、実習を通してLinuxサーバー構築の知識を学べる学習用教材「Linuxサーバー構築標準教科書」バージョン4.0.0の公開を発表しました。 「Linuxサーバー構築標準教科書」はクリエイティブ・コモンズ・パブリック・ライセンス「表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 (CC BY-NC-ND 4.0)」の下で公開されており、PDF版とEPUB版は無料でダウンロード可能です(Kindle版と製本版は有料で提供されています)。 独学で読み進められサーバの動作原理やプロトコルを理解 Linuxサーバー構築標準教科書の内容は現時点(2024年2月)で最新のLinuxディストリビューションであるAlmaLinux 9.3、すなわちRed Hat Enterprise Linux 9.3系を前提と

                                                                                  最新のRHEL9.3系に対応した「Linuxサーバー構築標準教科書(Ver.4.0.0)」LPI-Japanが無料公開。独習で仮想マシンやLinuxの導入、WebサーバやDNSサーバなど構築
                                                                                • AIにフルスタックアプリの生成を指示、Webブラウザ上のNode.js環境でそのまま実行できる「bolt.new」、StackBlitzが公開

                                                                                  AIにフルスタックアプリの生成を指示、Webブラウザ上のNode.js環境でそのまま実行できる「bolt.new」、StackBlitzが公開 WebAssemblyを用いてWebブラウザ上でNode.js環境を実現する「WebContainer」などを提供するStackBlitzは、Webブラウザ上でAIにフルスタックアプリの生成を指示し、そのままWebブラウザ上のNode.js環境で実行やデバッグなどを行える新サービス「bolt.new」を公開しました。 bolt.newはGitHubでサインオンすることにより誰でも無料で試すことができます。 bolt.newの大きな特徴は3つあります。 1つ目は、AIがフルスタックアプリケーションの生成を、必要なパッケージやライブラリの導入からコードの生成、ビルドまで含めて最初から最後まで実行してくれる点。 2つ目は、AIが生成したフルスタックアプリ

                                                                                    AIにフルスタックアプリの生成を指示、Webブラウザ上のNode.js環境でそのまま実行できる「bolt.new」、StackBlitzが公開