国際宇宙ステーション(ISS)で通常よりもわずかに高いレートの空気漏れが確認されていることから、今週末に全ハッチを閉じて各モジュールの気圧変化を調べるテストを実施する(NASAのブログ記事)。 ISSはクルーが快適に過ごせるよう与圧されており、常時ごくわずかな空気漏れが発生している。そのため定期的に再与圧が行われているが、昨年9月に標準よりも若干高いレートでの空気漏れが確認されたという。しかし、ISSの運用には船外活動や宇宙船のドッキング・アンドッキングといった作業が伴うため、空気漏れレート増加の判断に十分なデータを収集するための時間がかかったとのこと。 現在ISSに滞在している第63次長期滞在クルー3名(NASAのクリストファー・キャシディ宇宙飛行士、ロスコスモスのアナトーリ・イヴァニシン宇宙飛行士とイヴァン・ヴァグナー宇宙飛行士)は金曜日の夜から月曜日の朝までロシア側の居住棟 ズヴェズ