たまにウソつく生成AIに「契約書管理」は無理? 「40年の歴史」持つ言語解析AIが再評価されるワケ:万能ではないからこそ(1/5 ページ) 2022年末のChatGPTの登場以来、ビジネスの世界では生成AI技術の可能性に沸き立っている。多くの企業が競うように最新のAI技術を自社サービスに組み込み、イノベーションの波に乗ろうとしている。しかし、生成AIが万能かというとそんなことはない。 Sansanが2022年にリリースした契約書管理サービス「Contract One」は、最新の生成AI技術だけでなく、40年の歴史を持つルールベースの言語解析技術を中核に据えている。なぜSansanはこのような選択をしたのか。 契約書関連の業務をデジタル化する、いわゆるリーガルテック市場は活況だ。コロナ禍に急速に普及した電子契約を皮切りに、人間に代わりAIが契約書のレビューをサポートする契約書レビュー、締結し
udm14.com このサイトのドメイン名にもなっている「&udm=14」とは何かということだが、その前に the disenshittification Konami code というサイト名にも注意する必要がある。 disenshittification とは、ワタシも何度も(その1、その2)取り上げているコリイ・ドクトロウによるオンラインプラットフォームの質低下を指す造語 enshittification(メタクソ化)の対義語である。 そして、Konami code だが、もちろんコナミに由来する言葉で、いわゆる「隠しコマンド」全般を指すフレーズになってるそうな。 つまりは、「メタクソ化に抗う隠しコマンド」、それが「&udm=14」というわけだ。サイトデザインを見れば分かることだが、ここで対象となっているのは Google である。 検索エンジンとしての Google の質低下につい
www.nytimes.com 一部の AI 企業が「オープンソース」の看板をユルユルに使っていることに対する批判を取り上げた記事だが、まさにワタシが WirelessWire News 連載やこのブログで以前に取り上げた問題ですね。 オープンソース AI の支持者たちは、その方が社会にとってより公平で安全だと言うが、一方で反対者たちは悪意をもって悪用される可能性が高いと言う。この議論にはひとつ大きな問題がある。オープンソース AI が正味のところ何なのか合意された定義が存在しないのだ。それに AI 企業を――「オープンソース」という言葉を使って自分たちを不誠実にもよく見せようとする――「オープンウォッシング(openwashing)」と非難する声もある(オープンウォッシングという非難は、オープンソースの看板をあまりにも緩く使ったコーディングプロジェクトに向けられたことがある)。 ようやく
インターネット上である投稿が話題だ。それは特定の中国メーカーのスマートフォンでかつ、特定の場面で「消しゴムマジック」に準ずる機能を利用しようとすると「利用できない」というものだ。 その場面とは、北京にある天安門広場だ。北京の有名な観光地であるとともに、中国の歴史的な行事などで幾度も舞台になった場所だ。過去に天安門事件が起こった場所でもあることから、反政府的なデモを防ぐ目的で多くの警備兵が配置されていることでも知られる。 前述の反政府的なデモ防ぐ目的から、インターネット上でも、検閲が厳しい場所としても知られている。中国のネットユーザが天安門広場に飾られる毛沢東氏の肖像画を消した画像でも投稿してしまえば、そのアカウントはあっという間に凍結されてしまう。 今回フォロワーのなしみるく様よりこの2枚の写真を提供いただきました。 @Hayaponlog お疲れ様です🙏 Huawei機で天安門の写真で
4月5日、 米アルファベット傘下のグーグルにとって人工知能(AI)技術は脅威なのか、それともビジネスチャンスなのか。写真はアップルとグーグルのロゴ。2021年9月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic) [ニューヨーク 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米アルファベット(GOOGL.O), opens new tab傘下のグーグルにとって人工知能(AI)技術は脅威なのか、それともビジネスチャンスなのか。アルファベットの株主にとっては大変な難問だ。 足元で問われているのは、AIのチャットボット(自動応答システム)の方がより良い情報により素早くたどり着けるようになるか、という問題だ。しかし、業績上は深く、そして大きな利益を生むアップル(AAPL.O), opens new tabとの関係の方が大きなリスクをもたらしている。 グーグルは1999年の創業以来、オンライン検
SSHの鍵生成には暗号論的に安全な疑似乱数を使おうという話。 暗号論的に安全ではない疑似乱数がどれだけ危険かというのを、簡単なCTFを解くことで検証してみました。 背景 SSH公開鍵に自分の好きな文字列を入れる、という記事を読みました。 かっこいいSSH鍵が欲しい 例えばこのSSH公開鍵、末尾に私の名前(akiym)が入っています。 ssh-ed25519 AAAAC3NzaC1lZDI1NTE5AAAAIFC90x6FIu8iKzJzvGOYOn2WIrCPTbUYOE+eGi/akiym そんなかっこいいssh鍵が欲しいと思いませんか? かっこいい!真似してみたい! そこまではいいんですが、問題は実装です。 秘密鍵を生成する際の乱数生成には高速化のために Goのmath/randを使っていますが、乱数が用いられるのは公開しない秘密鍵自体であり、このアルゴリズム自体はLagged Fib
ティム・バーナーズ=リーのオープンレターを起点に改めて考えるインターネットの統治 2024.03.26 Updated by yomoyomo on March 26, 2024, 15:00 pm JST 1989年3月12日は、ティム・バーナーズ=リーが、当時彼が勤務していた欧州原子核研究機構でハイパーテキストを利用する情報管理システムの提案を行った日であり、「ワールド・ワイド・ウェブの誕生日」とされます。ティム・バーナーズ=リーは、この3月12日に2017年、2018年、2019年と、ウェブの現状を憂い、ユーザーに行動を促す檄文を公開してきました。 そして、今年2024年の3月12日、前回から5年ぶりとなる「ウェブの35回目の誕生日を祝う:オープンレター」が公開されました。これまでと同様、なりゆきで日本語訳を公開した手前、まずこれを取り上げたいと思います。 ティム・バーナーズ=リーは
Over the last 15 years, we’ve built Stack Overflow into an industry-crucial knowledge base for millions of developers and technologists. During this time we’ve experienced years filled with opportunities and challenges. This year is no different, ranging from the monumental efforts to successfully launch OverflowAI to dealing with the ongoing threats to customer budgets shifting due to the macroec
米企業家イーロン・マスクは22日、グーグルの対話型人工知能(AI)「Gemini(ジェミニ)」について、偏向した「人種差別主義者」だと非難した。翌23日にはグーグル検索にも攻撃の矛先を向け、同社が2024年米大統領選挙を不正に操作しようとしているとの陰謀論をあおる投稿を行った。 グーグルに対しては、GeminiのAI画像生成機能をめぐり、多様性を意識しすぎているとして激しい反発が起きている。歴史上の人物として生成された画像が、歴史的に不正確な人種や性別で描かれることが発覚し、誤解を招くと批判が殺到。同社は人物画像の生成機能を一時停止すると発表した。 マスクはこうした動きを受け、「問題はGeminiだけでなく、グーグル検索にもある」とX(旧ツイッター)に投稿。グーグルはAI画像生成に関して「勇み足を踏んだ」との見方を示した。 グーグルは不正確な画像生成について、偏向問題に取り組み、表現を改善
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4年後までにソフトウェアテストの70%を生成AIが作り、コードの品質は向上するようになるとの予測、IDC 調査会社のIDCは、4年後の2028年までに生成AIベースのツールがソフトウェアテストの70%を作成できるようになり、手動テストの必要性が減り、テストのカバレッジが向上することで、ソフトウェアのユーザービリティとコードの品質向上が実現するとの予測を発表しました。 同社によると、生成AIによるテストスクリプトの生成や管理などを含むテスト自動化は日本を除くアジア太平洋地域で特に人気が高まっており、開発者とDevOpsの専門家がこれらの技術を活用することで、ソフトウェア開発全体の自動化をより推進していくことになるとのことです。 また生成AIはレガシーアプリケーションのコードに対するリファクタリングも促進するとしており、2027年までにリファクタリングに関わるコードの変換や開発タスクの50%が
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