電子化したクーポンやチケット、搭乗券、ショップカードをiOS端末の中でまとめて管理でき、必要なときにすぐ使える――。こんなことを可能にするのが、Appleの最新OS「iOS 6」に搭載された新機能、Passbookだ。 中でもクーポンサービスは、対応ソリューションが早くから登場したこともあって、iPhone 5の発売と同時に提供を開始する企業も見受けられた。PassbookはiPhone 5のユーザーなら、アプリをインストールすることなく利用でき、クーポンは配布用URLをクリックして追加ボタンを押すだけでPassbookアプリに格納される。今後のユーザー基盤の広がりと、使いやすさ、情報拡散力の高さを考えると、店舗がすぐ使ってみたいと思うのも当然だ。 いち早くサービスを開始した企業は、Passbookのどこに魅力を感じ、自社のマーケティングにどのように活用しようとしているのか。老舗のパン屋と
![Passbook、うちの店ではこう使う――導入店舗に聞く活用法](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ce5c564ad8b438986103d9065f66491751f3404b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fpromobile%2Farticles%2F1209%2F27%2Fl_sa_ps03.jpg)