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ブックマーク / nov1975.hatenablog.com (40)

  • エイベックスのJASRAC離脱は業界闘争よりもJASRAC対利用者の問題に発展するか - novtan別館

    久々に大きな動きがありましたね。 音楽最大手の一角、エイベックス・グループ・ホールディングスが同協会に任せていた約10万曲の管理を系列会社に移す手続きを始めた。 エイベックスがJASRAC離脱 音楽著作権、独占に風穴 :日経済新聞 これのポイントはここ。 一方、JASRACは約300万もの楽曲をそろえており、依然として放送局などが音楽を利用しやすくしている。同協会は全国の飲店やカラオケ店から使用料を徴収する強力な営業基盤も持っており、著作権者にとっても委託を続ける利点がある。 このJASRACによる音楽を利用する営業店からの使用料の徴収は現在ほぼ100%「包括契約」で行われている。これは実際色々な問題を起こしていて、例えば「JASRACに委託していないオリジナル曲」しか使わないと明言したとしても「JASRAC管理の曲」を使って営業できる「可能性」があるだけJASRACがやってきて契約を

    エイベックスのJASRAC離脱は業界闘争よりもJASRAC対利用者の問題に発展するか - novtan別館
  • 緩慢な自殺をし始めた音楽業界 - novtan別館

    別に業界がなくなったって音楽は不滅だぜ… 今更、コピーフリーを宣言する、というのは音楽業界の壮大な罠だ。違法ダウンロードと違法コピーの区別はつかない。カジュアルにコピーすることを可能にさせて著作権侵害のハードルを下げておいてダウンロードで捕まえる。主に犠牲になるのは中高生だろう。 ダウンロードの刑事罰化を実現した今となってはもっとも重要なことは、冤罪を起こさない、冤罪でなくてもよくわからなくてやってしまったことについて短絡的に罪を問わない、という事だと思う。そのために必要なのは、きちんとしたコンテンツ管理だ。だから、音楽業界(にかぎらずコンテンツ業界)が今回の刑事罰化への対応として一番やらなければならないのは、「捕まえやすくなったからDRMフリーね」じゃなくて、消費者保護のためのコンテンツ管理システムの強化なんだよ。いいか、お前ら自分たちでその道を選んだはずなんだぞ?DRMフリーにしたらコ

    緩慢な自殺をし始めた音楽業界 - novtan別館
    rajendra
    rajendra 2012/07/07
    "ダウンロードを違法化し、刑事罰化するのであれば、コンテンツを管理するのはコンテンツ提供者側の責務だ。それは、ユーザーが著作物の合法違法を誤認しないように最大限の努力を図るということ。"
  • 善意で始める危険 - novtan別館

    昔ちょっと偉そうなことを書いて炎上しかけたことがあるんだけど、まさかその時怖いなって思っていたことがサービス化されるとは思ってもみなかったなあ。 U2plus | うつ病症状の予防と回復、再発防止をサポート 結構前からやってたのねこれ。これだけでもちょっと微妙なのに、こんどはこれですよ。 弘大配资,股票配资公司赚钱吗,富锦股票配资平台,恒信宝配资 なんと、っぽい人に「お前うつじゃね?」ってメールを送りつけてさらに追い込むというサービス!なんて恐ろしい子… しかもさ、これがStudygiftがらみでお騒がせのlivertyが絡んでいるという… 昔、成功体験では人は救えない - novtan別館でも書いたことだけどさ、個人の知見ってのは実際にはものの役にも立たないようなことがほとんどで、体系化・理論化して実践しないといけないものばかり。果たしてこれは何の知見に基づいて診断されるの?そもそも医

    善意で始める危険 - novtan別館
    rajendra
    rajendra 2012/05/25
    "善意に依拠したやり方は、もっとも素晴らしくて、でも、もっとも悪いことだと思うのですよ。"
  • IT業界と有給休暇 - novtan別館

    個人の体験談みたいなものです。 ただ、日数だけの問題ではありません。制度上は存在しても、利用できるかどうかが問題です。 有給を申請したら主任に睨まれたでござる の巻 - 非国民通信 いわゆる1人月というのは大体20人日で計算されているはずなんですが、じゃあ何を何時間やって実績がどのくらいで純粋な作業単体での超過時間がどのくらいで、というようなかっちりとした計算がされているかというとそうでもない現場のほうが多いですよね。さて、どのくらい働けば有給休暇が取得可能になるのか。 純粋に考えたら、来これではいけません。うちの会社の場合、夏休みも含む有給休暇が年に20日ありますから、1人月というのは18日強しかありません。だから、来は18日でできる作業を1人月と定義し、残業して有給をとる余裕を作るような事態は回避しなければ有給という制度は利用できないことになってしまいます。でも、そんな見積もりする

    IT業界と有給休暇 - novtan別館
    rajendra
    rajendra 2008/12/18
    未消化有休の買い上げは、使用者側にはコストアップになるし、労働者側に有休を取らないインセンティブが出来るので、過重労働の抑制とか労働時間の縮減という政策目的に照らすと、いろいろ難しいみたいですね。
  • 雇用形態のキープは別に情けでもなんでもないと思う - novtan別館

    がっつり書く予定はあるものの時間が取れないので、とりあえず風化しないようにエントリ化しておきます。 日で会社がセーフティーネットとなってきたことは事実だが、それを温存する気なら金融自由化なんかやるべきじゃなかった。金融ビッグバンをやっておきながら、労働ビッグバンをやらないから奇妙なことになる。団塊世代のうち出来の悪い正社員が救われ、多くのロスジェネが犠牲となった。運が悪かった連中は気を取り直して頑張るしかないが、実は問題はこれからだ。 情けはロスジェネの為ならず - 雑種路線でいこう 金融ビッグバン⇒規制緩和⇒利益至上主義⇒労働環境悪化 なのかな。労働ビッグバンって労働力の流動化かな。労働コスト低減に繋がりそうだけど。 日を支えている製造業とか正確な金融とか通信とか物流、恐らく農林水産業とかも、頑張れば報われると信じてこれた団塊世代が支えてきた訳だが、彼らが引退した後に何が残っているの

    雇用形態のキープは別に情けでもなんでもないと思う - novtan別館
    rajendra
    rajendra 2008/12/14
    きちんと試してすら貰えなかった、というような思いは確かにあるだろう。>どうも無能な老残と希望に満ちたロスジェネという構図は自分たちの世代の有能性を過信しているようにも思えてこそばゆい。
  • 新卒偏重とかの問題 - novtan別館

    あんまり単純化したくない問題。新卒偏重主義を捨てるというのは同時に色々なセーフティーを切ることにもなりかねない。いわゆる会社員(ホワイトカラー)とそうでない人の格差が開いてみんな会社員を目指すという状態もおかしい。 ここであえて単純化すると、年齢経験不問というのはぶっちゃけ完全実力主義で、低成長を許容しないか、成長が必要とされない(つまり給料も上がらない)単純労働のどちらかだ。だから、過度に人材の流動性を求めることは格差の拡大に寄与するのだ!なんだってーーー 極論だけどね。 内定取消問題は新卒偏重問題か?という点への疑問はこのあたり。新卒偏重主義の影響を受けないような人は内定取消の影響力も限定的だ。要は勇気がない(慣用句)人たちがそれなりに暮らしていける社会がいいなあ。と言えるのは日が負けてないうちだけなんだが。 僕も氷河期の人なんで、そうはいっても同世代の人に対する思いはある。でもそれ

    新卒偏重とかの問題 - novtan別館
    rajendra
    rajendra 2008/12/14
    労働力という商品は、使いこむことで品質が上がるという性質もあるので、新卒と経験者がガチで成果だけの勝負したら、大抵は新卒が負ける。
  • 無断転載されました - novtan別館

    min2-flyさんところ(練馬区光が丘図書館利用者の会webページになんか図書館系(一部それ以外)ブロガーの記事を全文転載しまくったファイルが置いてある件 - かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版))経由で知ったのですが、練馬区図書館の話を書いたエントリがhttp://homepage3.nifty.com/riyosha/というページにPDF化されて、他の方々のエントリと共に転載されていました。で、そのページは無断転載禁止なんですよ。ダブスタ!ダブスタ! 別に僕の書いたエントリなんて使ってくれる人がいれば逆に感謝したい程度の代物ではありますが、無断転載では筋が通らない。その点のみ問題です。もちろん、プリントして配っていたりしたらさらに問題。匿名なんで政治的な有効度は低そうですが。 というわけで、抗議のメールを送っておきました。同じ練馬区図書館の利用者として、節度ある態度を

    無断転載されました - novtan別館
    rajendra
    rajendra 2008/06/10
    当事者なれば当然に問い質す資格があろう。
  • 弁護士の職務ってなんなの? - novtan別館

    元少年(このいいかた変だよね?)が真実として語ったんだから弁護士を責めるのはおかしいてきな意見を目にするたびに少し思うことが。 元少年の出鱈目に騙されるほどバカだった 元少年の出鱈目を利用してやろうと考えた 元少年に「今のままでは死刑確実だから」と出鱈目供述を持ちかけた 元少年がそれまで受けていた弁護が一方的に罪を認めさせとにかく反省しろだった。少年の話は真実に思える 元少年がそれまで(略)だった。少年の話には真実性が認められないけどそう言っているのだからしょうがない 元少年がそれまで(略)だった。少年の話には真実性が認められないけどこれを利用してなんとかしよう 死刑廃止と死刑を逃れたい利害が一致した。死刑にならないなら何でもやるぜ!反省はしていない etc... 4以外は弁護士がバカと言われてもしかたがないような気がします。 弁護士をかばう意見を見ると 「以前にもこういう戦略をとって、結

    弁護士の職務ってなんなの? - novtan別館
    rajendra
    rajendra 2008/04/25
    何か書こうと思ったけど http://b.hatena.ne.jp/entry/4845688 に書いた事と同じだった。社会正義は法曹三者の営みの総体として実現されるもの。その中で弁護士がこういう役回りをするだけ。
  • フィクションと児童ポルノ - novtan別館

    僕はそういう属性はありませんから、別に規制されても困ることは何もないけれども、古来から少年少女とのあるいは少年少女同士の性愛というのは一つの文学的テーマではあります。そこにはプラトニックなものもあるし、時代背景的におかしくもなんともない普通のこととして書かれているものもあるし、それこそ陵辱的なものもあるでしょう。一つ何かで括れるようなものではないことは確かです。 アニメや漫画ゲームなどで児童を性的に描いたものも「準児童ポルノ」として違法化するよう政府・国会に求めていく。 アニメ・漫画ゲームも「準児童ポルノ」として違法化訴えるキャンペーン MSとヤフーが賛同 - ITmedia NEWS 文学であれば許されて、アニメ漫画ゲームは許されない、ってのはちょっとおかしいかもしれない。多分基準は単純で、絵があるかどうかなんだろうね。つまり、この主張をしている人たちは、映像というものが欲情を耐え切

    フィクションと児童ポルノ - novtan別館
    rajendra
    rajendra 2008/03/13
    "なんとなく、文学が戦わずして敗北させられた気になってくる。文学の力を信じている作家は源氏物語も一部発禁にすべきと運動してみてはどうか。"
  • 自己責任と選択の余地 - novtan別館

    目が覚めたら、狭い部屋の中にいた。地下室のような、窓のない。扉は堅く閉ざされ、鍵穴はあれど、家具は机の上に意味ありげに置かれたボタンのほかに見当たらないこの部屋のどこかに鍵が存在するとも思えない。 不吉な予感、いや、破滅の予兆を感じながらも意を決して机に向かう。そこにはボタンとともに、メモが置かれていた。 「あなたには、選択する権利があります。よって、結果についての責任は、あなたにあります。」 このメモを置いた奴は何を考えているんだ。 「それぞれのボタンを押すと以下の動作が発生します。 1.部屋の空気が少しずつ抜け、あなたは緩慢かつ苦痛を伴う死を迎えます 2.部屋に少しずつ浸水が始まり、あなたは緩慢かつ苦痛を伴う死を迎えます 3.部屋の天井が徐々に下がっていき、あなたは緩慢かつ苦痛を伴う死を迎えます なお、一定時間が経過するか、装置が破損した場合は自動的に1が選択されます。では、幸運を祈る

    自己責任と選択の余地 - novtan別館
    rajendra
    rajendra 2008/03/06
    「Lv上げもせずに先のステージに進んだのはお前の責任」とか言われても、人生は強制スクロールの面もあるからね。自ら状況を作り上げるのは、フツーの人にはしんどい。
  • Milesを知って衝撃を受けたあの日 - novtan別館

    大学に入っても楽器を続けようと思った。Tromboneという楽器はわりとジャンルを問わなくて、選択肢は多い。とりあえず、吹奏楽サークルにいってみる。「3年もやってたんだ。じゃあ僕より上手いねえ」という2年生の談。なんだ、大学の1年間はそんなに密度が薄いのもなのか?高校の同期が先輩になるのもあって、ちょっと敬遠した。 中庭で、ビッグバンド(というらしい、程度の認識だった)が演奏をしている。こういうのもいいかなあ。 「君、こういうの興味あるの?」おいでなすった。「うちは、こことは違うサークルなんだけど、同じようなことをやってるんだよね。ちょっと説明でも聞いてかない?」 まんまと他サークルの演奏によって釣られる僕。 「どこ出身?あ、その高校ならこの人やこの人がOBだね。」知らない…けれど、きっとそうなんだろう(実際に後で正しいことはわかった)。 「うちに入ってちゃんとやると、上手くなれるよ」なん

    Milesを知って衝撃を受けたあの日 - novtan別館
    rajendra
    rajendra 2008/01/30
    聴き込めば聴き込むほど、自分の中のフックが増えていくような気がしますね。
  • Yahoo!ブログの転載問題とTumblrの違い - novtan別館

    あれれ、いつの間にかYahoo!のときの問題とごっちゃになって語られている。あの時は批判されたのにTumblrは何故みたいな。Yahoo!のときに僕が思って批判していた問題点をおさらいしておく。 無断転載ではなく、転載許可が暗黙の転載許可であること(ここが主に争点) 転載機能がデフォルトで許可であること それにより初心者が自らのブログを転載OKにしていると気付けないこと また、転載というものについて基的には著作権を侵害する可能性の高い行為だということを認識せず、利用してしまうようになること 転載OKの場合でも、(同じブログシステムの中なのに)コピーになること コピー先の記事は制御できないのに、時限性のある記事が転載推奨されてしまうこと それによって終わった問題の連絡先にいつまでたっても電話などが行ってしまう可能性があること(転載じゃなければ元記事を消せばいい) 転載元が間違いを修正しても

    Yahoo!ブログの転載問題とTumblrの違い - novtan別館
  • ウェブは公共空間(断言) - novtan別館

    ホームページを家に例えるのはニュアンス的には誤訳による解釈で、(家キーとか家位置と言わないのと同様)ページ構造のベースを指すに過ぎない。このことは無断リンク話でもよく挙げられる、公開したら「公開」なんだという単純な事実だけれど、一方で、HP=自分のもの感、コントロールできる感を持っている人もかなりいて、その人達が崩壊せしめる「建前」と「実際」の壁は認識の軽さとは裏腹に、重い。 著作権や表現の自由でも語られるけれど、例えばブログの記事が私的なものであるのは、あくまでそのコンテンツ自身であって公開する仕掛けではない。私的なものにするためには理念と仕掛けがセットで必要で、たとえアクセス制限(仕掛け的なもの)がされていようと、許可された人が機密保持契約(理念的なもの)でもしてない限りものの役にも立たない。ウェブという公共空間に建てられた私的空間はそういった、理念と仕掛けをセットにしたものであり、コ

    ウェブは公共空間(断言) - novtan別館
    rajendra
    rajendra 2007/12/07
    ウェブ上のコンテンツの大半は、アクセスへの障壁が現実よりも小さいと思う。そうであれば、公共性の度合いはウェブの方が強いと言えるのではないか。
  • これからの規範として - novtan別館

    いくつかのやりとりを通して、ウェブがどうしても変容していかなければならないのではないかと言う認識を得るに到ったのです。原則だけではやっていけないところがあって、いや、むしろ原則なんだけれども、ウェブとはパブリッシュであって、そのことを、全てのウェブ利用者は意識しなければならない、と言う程度のことではありますが。 そこから先は個別事例であって、個人の価値観や、社会的な同意によって縛られるべきものであるわけですが、ここで、限定されたあるコミュニティーの規範がどこまでその他のものに適用できるかと言う問題が生じ、基準などあってないようなものになってしまっていると言うのが現状なわけです。 結局、単に個人の責任に帰するところになってしまうだけの話になってしまうことは、それでも現実になぞらえると仕方のないことなのかも知れません。システム的なフィルタリングは個々人の設定としてなされるべきであって、原則とし

    これからの規範として - novtan別館
  • 残業したいからしている人は害悪 - novtan別館

    勘違いしている人がいるかもしれないけれども、あのSIerの親玉が言ったことは全くのでたらめではないですよ。厳然たる事実として「残業したいからしている人」は存在します。そして、そういう人がいる限り、管理職は自分の無能を隠すためにそういう人の実態を槍玉に挙げるように報告するので、上の人は実態より更に多くそういう人がいるのではないか、という印象を受けることでしょう。いるという事実には目をそむけてはならないのです。 ところで、ちょっとわかりづらいかもしれないけれど、「残業を」したいからと言うのと「仕事が終わらない」「仕事をしたい」「勉強をしたい」と言うようなものは明らかに違います。「残業を」したいなんてのは当に困る。無駄だから。結果として残業になった、と言うのが正しい残業であり、そのことについて残業代と言う報酬を与えることはやぶさかではない、と言うのがまともな経営者でしょう。残業をすることで付加

    残業したいからしている人は害悪 - novtan別館
    rajendra
    rajendra 2007/11/04
    まさにそこで選択肢を追加するのが、ホワイトカラーエグゼンプションだったわけだ。>「残業を」したいからと言うのと「仕事が終わらない」「仕事をしたい」「勉強をしたい」と言うようなものは明らかに違います。
  • システムによって行動は規定される - novtan別館

    ウェブそもそも論に議論の余地なんてそもそもない。システムってのは何かを実現するために作られるし、制限したかったらシステムを制限方向に作り変えることだってできる。システムとは世界そのものだ。 ビジネスの世界でも、ICTシステムとは効率化ではなく、ビジネスプロセスそのものを意味するようになってきている。人間の動きは極端に言うとシステムに規定されるのだ。だから、したいことをするにもしたくないことをさせるにも、システムがそうあればよい。つまり、システムでできることは、システムを作った人が望んだことなのだ。作り変えることも出来ず使っているだけの人間がマナーだなんだと言って制限をかけること自体がおかしい。極論だけど。セキュリティーホールですら、コードを書いた人がバックドアとして使用する意図がなかったとは言えない。人は言えるだろうけど。 もちろん、その先には社会としてのマナーの問題はある。なぜマナーが

    システムによって行動は規定される - novtan別館
    rajendra
    rajendra 2007/10/16
    システムを作るということは世界をデザインするということ。
  • 顛末書 - novtan別館

    2007年10月11日 株式会社KMD このたび、弊社の不手際により、動作不良(規定外の動作発生)という重大な事象が発生したことにつきまして、深くお詫びするとともに、今後同様の事態がないように、原因の究明、体制の見直しにあたり、再発防止に全力を尽くす所存であります。 1.発生事象 「K2」の長時間使用時に、来想定されない動作である、左右のアームによる「一定以上の力による掴み」「投げ」動作が発生した。また、シャットダウン時に動作するはずの歌唱機能が動作しなかった。 2.原因 弊社製造によるマシン「K2」におきましては、アームによる自由な動作が可能となっておりますが、左右のアームはそれぞれ独立に動作しており、両側のアームによる一定以上の力で掴むこと、また、投げる等の動作は想定しておりませんでした。しかしながら、左右のコンビネーション動作の実装にバグがあり、一定の動作をプログラムした場合、左右

    顛末書 - novtan別館
  • インターネットがあってよかったと思うこと - novtan別館

    素人がモノをいえるって素晴らしいね。 専門家が「素人はすっこんでろ」といえることも素晴らしい。何が専門家の領分かはっきりするわけだから。そして、それを専門家に任せておいてよいのか、という議論も生まれるのだから。 政治政治家の話。行政は官僚の話。司法は検事と弁護士の話。じゃあ一般の国民は?国民主権ってなんだっけ。 衆は愚であるかも知れないよね。突き詰めて言うと、衆が愚であれば国が愚であるのが民主主義だ。それを避けるためにいろんな策を弄して…と言うとアンフェアかな…国を操作してきた人々がいる。そのこと自体は決して間違いではないと思う。しかし、その一方で、愚なからしめる為の努力を最大限してきたか、と言うと、そうでもないと思う。むしろ、そのまま愚であった方が都合がいいと思ってきたんじゃないか。しかし。思いがけず、渡ってはならない情報が、容易に出回る仕組みができてしまった。そのことに対する正常な認

    インターネットがあってよかったと思うこと - novtan別館
    rajendra
    rajendra 2007/09/22
    素人が素人のままで世間に影響をおよぼす。それが可能な世界に「なってしまった」んだよね。たぶんその流れは不可逆だから、対応していくしかしょうがない。/先日自分とこで書いた関連http://tinyurl.com/2enafu
  • 意思をシステム化するのは無理 - novtan別館

    これは、例えば政治とか司法も含めた話として。 システム化と言うのは物事のルール化と、その自動的な適用を行うことである、と思う。ゆえに、自動的に適用できない部分が残り、そこは人間の領域になる。システムトレードなんかは大分上手くいきかけたけど、ルールを全部記述できない以上、理論どおりに行かなかったときにシステムに任せることで問題が生じたりしていた。 はてスタ悪意問題とか、善意のリンク以外禁止問題とか、そういったものをシステムや、一元的なルールで解決することはほとんど不可能で、最終的には人対人になる。そのときに持ち出されるものがモラルだとしたら、その適用事例はあくまでその場のものであり、そうあるべきという論拠にはあまりならない。社会の意思と言うのは容易に変わりうるから。 ルールを追加する、ということは、人は、あるいは、社会は、〜から自由であるべきではない、という記述の追加である。大げさに言うと、

    意思をシステム化するのは無理 - novtan別館
    rajendra
    rajendra 2007/09/19
    "僕にはその悪意や善意が本当に悪意であり善意であるのか、ついさっきまで善意だったことが次の瞬間に悪意に変わりえないのか、そういうところに疑義がある"
  • novtan別館 - WEと労働の価値について

    会社に所属するということは、いくつかのメリットがあって、例えば一人では出来ない仕事が出来ること、仕事がなくても給料が保証されること、などなど。その分デメリットがあって、「成果が収入に直結しない」ことだ。これは会社という組織に所属することを選んだ時点では当然なんだけど、その代わりに、労働時間という別の価値を会社に提供し、残業代またはボーナスでそれに報いることがある。一般的に、時間で評価しやすい下っ端は残業代であり、成果で評価しやすい管理職は後者である。 仕事というのは労働の価値に見合った対価が支払われるべきであって、それにかけた時間や大変さはまさにそんなの関係ねーなんである。 同じような仕事をしていても自分より有名な人は沢山稼ぐし、自分より稼げていない同業者も沢山いる。 自分の価値生産性は自分が引き上げていく以外に方法は無い。 http://d.hatena.ne.jp/ululun/200

    novtan別館 - WEと労働の価値について
    rajendra
    rajendra 2007/09/15
    コメントした。