5月5 折り紙準結晶3 さて昨年(2011年)のノーベル化学賞を受賞した準結晶の話、筆者はこういうのが好きなもので、折り紙でそれらしき模型を作るというのを二度にわたって掲載いたしました。ただしその1で作ったのは平面のペンローズタイル、その2で作ったのは準結晶への入り口となる多面体でした。ということで、「折り紙で準結晶モデルを作りました」と胸を張っていえるものではちょっとありません。 で、今回は3次元空間を非周期的に埋め尽くす立体というものを作ってみました。2次元のペンローズタイルは2種類の菱形でできるといいましたが、3次元の場合は2種類の六面体を積み上げていくことで、非周期的な埋め尽くしが可能であるそうです。難しいことを考えつく人がいるものですね全く。 で、その2種類の六面体というのは、いずれも黄金菱形が6枚でできた平行六面体だそうです。要は立方体を、斜めからギュッと押してつぶしたような立
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