y_arim氏の言うとおりで(web色紙は笑った)、スピリチュアルというか、ニューエイジの基本概念である、「自分にはまだ導き出されていない能力がある」「自分が変われば世界は変わる」「今の自分とは違う本当の自分がどこかにある」というメンタリティが自己啓発の根底にはある。 「本当の自分」とかって「立太子ボタン」の根底にもありますよね。 …あ、冗談はさておき、 安い給料で、時間外にもサービス残業で目一杯働かされている現代の労働の状況において、そこからさらに生産性を高めるとするなら、あとは労働の質を高めるしかない。そのためには、労働者のモチベーションを高めればいいのだけど、現代のやりがいが剥奪された労働にやりがいを感じさせることは難しい。それこそ催眠術でも使わないと無理。 そう、その睡眠術に当たるものこそ自己啓発やポジティブ教というわけだ。 ここで「自己疎外」とか「物象化」とか「支配的イデオロギー