最初の地震から1カ月近く経ちましたが、何となく身の置きどころのない感覚がずっと続いています。それは、震災後に起きたもろもろを主にツイッターを通じて眺めてきたことと無縁でないような気がします。 震災後のツイッターとメディアの個人的な印象を端的に言うと、いちばんバカなことを言っている人と、いちばんまともなことを言っている人はツイッターにいる。という感じです。 3月11日の地震が起きた瞬間は、羽田空港第2ターミナルのサテライトにいました。午後3時発の福岡便に搭乗するのにゲートに並ぼうとした時、床が強くグラインドした。驚いたのは地震の強さではなく、揺れがいっこうに収まらないことでした。東京では経験がないタイプの地震でした。当然ながら飛行機は飛ばず、それから2時間ほどターミナルの待合席でパソコンを開いてツイッターをしていました。他にやることがなかった。 ツイッターを本格的に使い始めたのは地震の数週間