すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 政府・与党による社会保障改革本部が1月6日、消費税率を2014年4月に8%、2015年10月に10%へ引き上げることを柱とする「社会保障と税の一体改革」の素案を正式決定しました。 ジャーナリストの斎藤貴男さんは、「消費税増税なら『失業率10%、年間自殺者5万人超』」(「東京新聞」2010年7月30日付)と警鐘を鳴らしています。このすくらむブログでも「自殺の急増を招いた消費税増税」 の中で同様の指摘をしています。 ▼消費税そのものの逆進性はもとより 消費税率10%で税負担全体の「累進制」も失われる 上の表は、「所得10分位階級別にみた消費税負担率」で、元専修大学教授で社会保障問題研究者の唐鎌直義さんが作成したものです。(2011年11月5日開催の日本科学者会議主催シンポジウ