印刷 関連トピックス野田佳彦報道各社のカメラに囲まれる中、首相官邸から一向に入閣の連絡が来ず、ぼうぜんとする平岡秀夫氏=2日午前、衆議院第1議員会館、今野忍撮影 自分は本当に入閣しているのか――。首相官邸から閣僚予定者への連絡が行われていた2日午前、平岡秀夫法相にはまったく連絡が来ず、閣僚名簿の読み上げがテレビで放送されて初めて法相就任を確認した。 平岡氏によると、1日の夜、野田佳彦首相から電話があり、「法相をお願いしたい。まだ一切口外はしないで下さい」と言われた。平岡氏は「変更の可能性もある」と思い、正式な就任要請を待った。2日午前、一部報道で「平岡法相」が伝えられ、報道各社が平岡氏の事務所に押しかける中、正式な要請を待ったが、連絡は一向になし。途中、藤村修官房長官にも確認の電話を入れたが、「打ち合わせ中です」と切られてしまった。 他の閣僚が次々と官邸に入る姿がテレビに映し出され、