全国統一教会被害対策弁護団は司法記者クラブで会見を行い、旧統一教会に対して損害賠償請求を求める第8次の集団交渉の申し入れを行ったことを話します。今回の集団交渉には、宗教2世が2名参加しています。 村越進団長は「2世の方の損害賠償請求は、法律的に大変困難を抱えていることは事実でありますけれども、2世の被害が深刻であるということを考えると、弁護団としてはこれを放置することはできません。今後も積極的に2世の方の被害を取り上げて、救済を全力で取り組んでいきたい」と話します。 2世問題を、本人の努力不足や自己責任という言葉で片付けてはならない阿部克臣弁護士によると「今回の集団交渉の通知人は20名で、被害総額は6億9484万円、昨年2月の第1次から第8次までの被害総額は53億3778万円」で、今回、集団交渉に参加した2世はTさん(四国在住20代男性)と鈴木みらいさん(仮名・関東在住30代女性)のお二人