こんにちは。アプリケーション共同開発部エンジニアの浪花です。 iOS11 が提供されて5ヶ月が経過しようとしていますが、個人のアプリや日々の業務で新機能を使った開発が出来ていますでしょうか。 今回 iOS11 で提供されたものの中で Depth API に興味があり OpenGL ES と組み合わせて被写界深度エフェクトをかける簡単なアプリを作成したので紹介したいと思います。 Depth API iOS11 で追加された Depth API とはカメラから近い物体は白く、遠い物体は黒くといったように空間の深さ(深度情報)を可視化し、画像として出力できる機能になります。 現時点では2つのカメラを搭載した端末でしか試せることが出来ませんが、この機能は今までのカメラでは平面的なデータでしかフィルター処理などできませんでしたが、深度の情報が追加されたことにより、別のアプローチで様々な事ができそうで
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