© 2021. SAP SE or an SAP affiliate company. All rights reserved. SAP S/4HANA Enterprise Management が産声を上げて早11か月。もう間もなくその新バージョンとなる1610がリリースされる予定ですが、その話は次回以降のブログでお伝えしたいと思います。 さて、SAP S/4HANAの特長のひとつとしてUXの向上があります(詳細をお知りになりたい方はこちらのブログをご一読ください)が、それ以外の数多のSAPソリューションにおいても同様に向上している結果、会計領域における日々の業務オペレーションが大きな変革を迎えられるようになりました。 今回は数多のソリューションの中から3つ選び、どのような変化が期待できるのかをSAP ERPを少し意識した内容でお届けします。 【SAP Fioriが業務オペレーションを
インターネットイニシアティブ(IIJ)は10月11日、タイの情報通信サービス事業者であるT.C.C. Technology(TCCT)と設立した合弁会社 Leap Solutions(LSA)が、タイ国内においてクラウドサービス「Leap GIO Cloud(リープ・ジオ・クラウド)」を本格稼働させたと発表した。 同サービスは、IIJのクラウド構築・運用技術と、TCCTの有する高品質なネットワークインフラを活用し、タイの現地企業および日系企業向けに開発したクラウドサービス。パブリッククラウド「Leap GIO Public」と、プライベートクラウド「Leap GIO Private」を提供する。 Leap GIO Publicは、オンデマンドで必要なときに必要なITリソースを選択し、利用できるパブリック型のクラウドサービス。仮想プライベートサーバやインターネット接続環境を、時間・月単位の課
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます SAPは9月29日、イタリアでIoTのイベントを開催した。同社はこの1カ月でIoT関連の買収などを重ねているが、このイベントでは「IoTに今後5年で20億ユーロを投資する」と同社の最高経営責任者(CEO)のBill McDermott氏が発表。Indutrie 4.0に向けて加速モードに入ったことをうかがわせた。 SAPのCEO、Bill McDermott氏(左)とTrenitaliaのCEO、Babara Morgante氏(右) TrenitaliaのSAP IoT導入はトップ自らのコミットがあった。 イベントは「SAP IoT」の正式ローンチとなった。McDermott氏は、統合基幹業務システム(ERP)からHANAでインメモリ
このソリューションは、基幹系システムの運用支援を目的とした安川情報システムの「グローバルサービスセンター(GSC)」サービスと、CTCが提供する基幹系特化型クラウドサービス「CUVICmc2」を組み合わせて、インフラから「SAP S/4HANA」の運用サポートまでを提供するもの。 サービス対象別、役割分担 安川情報システムは、基幹系システムの構築・運用ノウハウを活かし、4月に基幹系システムのアプリケーション稼働監視やヘルプデスクを提供するGSCを開設した。SAPソフトウェアに関しては、主に製造業向けにSAP ERPの移行や既存システムとの連携サービスも提供しており、SAP認定コンサルタントが「SAP S/4HANA」の運用をサポートするという。 CTCの基幹系特化型クラウドサービス「CUVICmc2」は、SAPソリューションを始めとするミッションクリティカルなシステムに特化したクラウドサー
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます ドイツに拠点を置くSAPは現地時間9月28日、22億ドルを投資し、IoTポートフォリオを拡充すると発表した。また同社はこの取り組みの一環として、イタリアのIoT企業PLAT.ONEと、ノルウェーのアナリティクスソフトウェア開発企業Fedem Technologyを買収したという。 22億ドルというこの投資はSAPにとって、興隆してきているIoT分野に対する大々的な取り組みの一環だ。同社は世界各地でIoT開発施設を立ち上げたり、「SAP IoT」という新たな製品ラインをローンチしたりしている。 またSAPは、ドイツが取り組むインダストリー4.0に沿った「Jumpstart」と「Accelerator」というIoTソフトウェアパッケージの提
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます SAPは米国時間9月27日、ビッグデータ関連の新興企業Altiscaleを買収したと正式に発表した。 SAPは発表のなかで、AltiscaleのBDaaS(Big Data as a Service)プラットフォームをSAPのポートフォリオに統合する計画だと述べている。また、買収手続きは完了しており、Altiscaleは今後、SAPの一員としてBDaaSに特化した製品を手がけることになるという。 Altiscaleは「Apache Hadoop」や「Apache Spark」に基づくクラウドベースのサービスを専門に手がけており、同社のサービスは「Amazon Elastic MapReduce」や「Microsoft Azure HDI
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます SAPが、ビックデータと分析を利用して食に関する情報のデジタル化とパーソナライズ化を進めるVivandaへの投資を明らかにした。投資金額などの詳細は非公開だ。 SAPの動きは、表面上は食品と消費財業界向けの取り組みを強化するための投資と思える。しかし、SAPはVivandaの「FlavorPrint」技術との密な協業が可能になると説明している。FlavorPrintは、パーソナライズされた食品や飲料のレコメンデーションを可能にする技術だ。 SAPにしてみれば、Vivandaへの投資はHANA技術活用のための方法の1つである。Vivandaにとっては、より多くの消費財企業にAPI、コンサルティング、分析サービスを提供するためのリーチ拡大に
すえおか・ようこ/フリーランスライター。アットマーク・アイティの記者を経てフリーに。欧州のICT事情に明るく、モバイルのほかオープンソースやデジタル規制動向などもウォッチしている。 IT&ビジネス 業界ウォッチ IT業界で話題の新サービス・新製品のニュース、これから話題になりそうな新ツール、知っておきたい各種の統計調査……などなど、経営効率化に寄与するIT業界の今のうごきをレポートします。 バックナンバー一覧 業務ソフトウェア大手のSAPにとって、技術革新とは人事戦略なしにはあり得ない。リーダーの4人に1人を女性にする目標を掲げ、自閉症者の積極的起用もその一部だ。そしてもちろん、人事でのデータ利用も進めている。今年4月にSAPのエグゼクティブボードに就任した最高HR責任者(Chief Human Resources Officer)のステファン・リーズ(Stefan Ries)氏に、変化に
日本の制御・計測機器メーカーであるアズビルは、約1万名のユーザーが利用するSAPシステムをパブリッククラウドであるAWS(アマゾン ウェブ サービス)に構築し、本稼働から約1年経過した。 アズビル 業務システム部 運用管理Gr グループマネージャの松原健氏が、6月1日から3日にかけて開催されたカンファレンス「AWS Summit Tokyo 2016」でAWS上でSAPの本番環境、稼働を決定するまで。稼働後、約1年経過して」という講演を行った。今回、松原氏に話を聞く機会を得たので、セッションの内容も含め、同社のプロジェクトについて紹介しよう。 否定的な意見が大きかったクラウドでの基幹システム稼働 アズビルは2013年頃から、SAPシステムの導入を検討していた。その背景には、「グローバル事業展開目標の増強」「事業変化への柔軟な対応力強化」「IFRS(International Financi
関連キーワード SAP | Amazon Web Services | SAP HANA | Microsoft Azure | Microsoft(マイクロソフト) | Amazon | SAP ERP SAP HANA対応のAmazon EC2 X1インスタンスが利用可能になった(画像はAWS公式Webページより)《クリックで拡大》 2大大手パブリッククラウドベンダーであるMicrosoftとAmazon Web Servicesは顧客のデータを集める方法をさらに獲得した。 「Amazon Web Services」(以下、AWS)と「Microsoft Azure」(以下、Azure)は、2016年5月中旬に「SAP HANA」をサポートする機能を追加している。この追加により、I/Oを集中的に処理する何万ものアプリケーションが、AWSとAzureのクラウドインフラで使用することが認定
2021-03-292016-06-13 IoTそれ自体は目的ではない ー SAPジャパン 村田氏 インタビュー(1/2) SAPはERPパッケージ世界最大手だ。ERPに馴染みがない人のために解説すると、ERPとはEnterprise Resource Planningの略で、企業における様々なリソース(ヒト・モノ・カネ)の状態をデジタル上に再現することで、企業のいまこの瞬間の状態をリアルタイムに把握しPDCAサイクルを回すことができるソフトウエアだ。 1990年台後半に一気に世界中の大企業で採用され、SAPはこの分野でトップシェアを取っている。 そんなSAP社だが、最近では、インメモリーデータベース製品「SAP HANA」の導入が堅調だという。HANAはS/4 HANA(ERPパッケージの名前)を乗せてオン・メモリー処理ができるとともに、同等の速度でクラウドサービスを動かすこともできる
5月中旬、SAPが米国オーランドで開催した年次イベント「SAPPHIRE NOW 2016」。例年参加している筆者だが、今年のSAPPHIRE NOWは何かが違った。 この数年間、SAPPHIRE NOWでは「SAP HANA」プラットフォームや「S/4 HANA」など、新製品のビッグな発表が続いてきた。しかし、今年はそうした派手な“花火”を打ち上げるよりも、より「顧客の声を聞くSAP」の姿勢が強調されていたように感じる。 その変化の背景には何があるのか。SAPPHIRE NOWの会場で、SAPジャパンでバイスプレジデント兼チーフイノベーションオフィサーを務める馬場渉氏に聞いた。 既存顧客のS/4 HANA移行を促し「世界中のERPをS/4 HANAに変えていく」 ――まず、今年のSAPPHIRE NOWの印象はいかがですか。 馬場氏:良くも悪くも「質実剛健」、リアルな世界をきちっとみると
「クラウドで基幹システムを動かすなんてあり得ないといわれていたが、実行した。4年間で約1億円のコストダウンが見込め、デメリットもほぼ感じていない」。こう話すのは、アズビル 業務システム部 運用管理グループの松原健グループマネージャー(写真1)。同社は2015年5月から、SAPを用いた基幹システムをAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)上で稼働させている。2016年6月2日、「AWS Summit Tokyo 2016」で、AWS上でSAPを1年間運用した経験を語った。 AWS上に構築したのは、販売管理や生産管理、在庫管理、人事管理、財務会計などのシステム。オンプレミス(自社所有)環境では大きく三つに分かれていた基幹システムを、グローバル展開強化への対応などを目的にSAPに統合した。ユーザーは約1万人で、SAP稼働環境の性能を示す「SAPS」は4万2000に上る。 AWSを稼働環境に選ぶに当た
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます SAPは製品分野の統合にともない、幹部レベルの異動を予定しているという。 SAPの企業ネットワークおよびアプリケーション部門の責任者を務めるSteve Singh氏は従業員宛ての社内電子メールのなかで、中堅・中小企業向けの製品である「SAP Business One」と「SAP Anywhere」「SAP Business ByDesign」をまとめて取り扱う部門の設置を発表した。 この部門は、Barry Padgett氏によって率いられることになる。Padgett氏は同グループのプレジデントとなり、Singh氏の直属として采配をふるう予定だ。Padgett氏は、SAPによるConcur Technologiesの買収にともなってSAP
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