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エリート論に関するsarabandaのブックマーク (11)

  • 「投票する側」ではなく「投票される側」の問題 - Chikirinの日記

    東京都知事選で石原慎太郎氏が4選を果たしました。投票率は57.80%と、地震直後で選挙戦が盛り上がらなかったわりには高かったようです。前回より3.45%高いし、全員が新人候補で有権者の関心が非常に高かった12年前(石原氏当選一期目)の57.87%に近いです。期日前投票が前回の1.5倍以上もあったことも、関心の高さを示しています。 今回、いったんは不出馬まで決めた石原氏が再選されたことで、投票することの無力感や、相変わらず低いであろう若年層の投票率にたいする同世代からの批判など、「投票する側」に問題意識をもつ人が多いようだけど、ちきりんは異なる感想をもちました。 問題は、「投票する側」ではなく、「投票される側」にある、と思えたのです。 ★★★ 今回の都知事選の結果を、先日行われた名古屋・愛知の地方選、今回行われた大阪の議会選挙と併せて考えてみましょう。名古屋・愛知では、河村陣営が圧倒的な強さ

    「投票する側」ではなく「投票される側」の問題 - Chikirinの日記
    sarabanda
    sarabanda 2011/04/13
    「日本人が『エリート教育でリーダーを育てる』のが嫌い」/その成れの果てが東京電力の幹部や短命政権の首相たちなど、大衆的な受験競争・就職競争・出世競争の勝者にすぎない日本的エリート。
  • シンガポールの官僚制を褒めそやす前に押さえておきたい事実 - 常夏島日記

    シンガポールのすごい官僚制度について−シンガポールで働く日人青年のブログがはてなブックマークで人気のようなので読んでみました。 …なんでシンガポールを語る日人って、こういう単純な礼賛が多いかなー。馬鹿っぽくて嫌いなんだけど。 しかもこれを書いたのが東大卒で元官僚って言うんだから、ご人の経験からだけでももう少し複層的なものの見方が出来てもいいんじゃないかと思うんだけど。それとも東大卒で元官僚ってこういう単純な人が多いのかしら。 まあ、見解に至る部分は、個人のものの見方の違いってことになろうと思いますので、事実関係で気になるところを書いて見ます。 官僚の数について ただし、シンガポールの官僚は全員あわせても200人程度である。これは、シンガポールの全公務員数のうちわずか0.3%だ。定年は50歳代なので、計算すると年間ごくわずかしか採用されていないことになる。 まあ、官僚の定義の問題と言え

    シンガポールの官僚制を褒めそやす前に押さえておきたい事実 - 常夏島日記
    sarabanda
    sarabanda 2010/10/31
    「高校の時点で、国家を背負うエリートを選別する仕組みに納得のいく日本人、どれくらいいるんでしょ?」
  • 日本のエリート、その作られ方 - Chikirinの日記

    10年前にでただけど、すごくおもしろかった。 不平等社会日―さよなら総中流 (中公新書) 作者: 佐藤俊樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2000/06/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 54回この商品を含むブログ (107件) を見る “ほほお!”な点はたくさんあるのだけど、特に紹介したいのが“日における人の選抜方法とエリート”に関しての洞察でした。 よく“日のエリートは自分の利害しか考えない”と言う人がいるでしょ。ちきりん的には、そんなことないんじゃない?と思ってるけど、そういう意見は確かによく聞く。で、だとしたらそれはなぜ?ということへの答えが書いてあった。 西欧のような明らかな階級社会であれば、たとえ形式的には競争という形をとっていても、選抜方法自体の不平等さが目に見えている。だから競争に勝ち残った人々は、勝ち残ったという事実だけでは自分の地位を正当化

    日本のエリート、その作られ方 - Chikirinの日記
    sarabanda
    sarabanda 2010/09/23
    「そのためノブレス・オブリージュもエリートとしての責務感もない、単なる既得権益層としてのエリート(オレが実力で得たのだから分け与える必要はない的な)を生んでいる」
  • 今も昔も庶民にとって日本のエリートは「言葉で遊んでいる人たち」

    「下向き」の想像力についてというエントリがホッテントリ入りしている。このエントリで言われている内容が知識層の人々にショックとともに受け取られていることが私にとってショックだ。こんなこと何十年も前から言われていたことだ。大学教授はアホでもなれると陰口を叩かれていることを知らないのだろうか。いかに知識層の人々が社会で生きている人々と対話せずに内輪の人間だけで言葉遊びをしてきたかの証明だ。頭のいい大学の学者センセイが難しそうに社会を論じたところで相変わらずこの国の自殺者は3万人を超えているし景気も悪いままだ。専門知識を持たない人に配慮すること無く、偉そうに俺を尊敬しろと言わんばかりに小難しい理屈を垂れ流す。意味を理解せずに頷いている庶民を見ては悦に入ってそれ以上の議論を深めようとしない。現実的な視点で反論されたら「学の無い愚民が」と庶民を見下しつつ対話を切ろうとする。尊敬しろというほうに無理があ

    sarabanda
    sarabanda 2010/08/15
    「創価学会や在日朝鮮人たちなどが日本社会に大きな影響力を持っているのは下層民のほうを向いたマーケティングをしてきたからだ。」
  • エリートになったのに。

    生活保護世帯18歳が頑張って東大に行ってみました。 流石に資金集めから始めて二浪したけど、ふつうに東大出ました。 いわゆる「ちょうえりぃと」と言われる職場に就きました。二年目です、年収500弱です、しょっぱいです。 奨学金の借金が500万あります。それから、両親からプレゼントされた借金が500強あります。 そういう生ゴミのような両親とは縁を切ったので、介護とかそういう心配はないです。一杯一杯です。 で、わたしが十代の頃描いた未来像では東大を出ればチンチン乾く暇もないうっはうはで デカい家に住んで夜景みながらシャムを撫ぜつつブランデーを傾けてるはずなんですが、 そのわたしがなぜ、北国の地方都市で廃墟のような社屋でインスタントコーヒーを舐めながら増田をしなければならないんでしょうか。 全く理解出来ませんん、責任者は誰かと問いたいです。 この時期なのに暖房がいるとか、ここはもしかしてロシアとか

    エリートになったのに。
  • シンガポールまとめを勝手にさらにまとめてみる - 常夏島日記

    このブログも「常夏島日記」と銘打って、実際に長居したこともないくせに憧れだけで南の島に住みたいなあ、と言っているからには、以下のような記事に素直に反応してしまうのです。 シンガポールまとめ - 西尾泰和のはてなダイアリー 書かれている事実関係はおおむね正しいと思いました。ただ、なんでそうなるか、というところを踏まえないと、この記事のブックマークのように断片的なコメントが増えたり単純に日に当てはめて憧れたり日政府の悪口になったり逆に北朝鮮呼ばわりしたりするので、この西尾さんという方があえて書いていない、このようなことの背景になる考え方について、想像&勝手解釈交じりに書いてみます。 「あたまいい」 いやマジで、シンガポールの政策とか仕組みを勉強すると「あたまいい」と思います。ただその内容が… 結論から言えば、シンガポールの頭よさは、個々の制度の設計において、きっちり教科書どおりの理屈が適用

    シンガポールまとめを勝手にさらにまとめてみる - 常夏島日記
    sarabanda
    sarabanda 2010/05/10
    「シンガポールの頭よさは、個々の制度の設計において、きっちり教科書どおりの理屈が適用されているということです」/普通選挙制に立脚した大衆社会でないが故に19世紀的なエリート支配が可能といえましょう。
  • 所属組織の圧力でブログを止めさせられた方々にこの記事を捧げます - Baatarismの溜息通信

    ITmediaの岡田有花記者による梅田望夫氏のインタビュー記事が、ネットで話題になり、あちこちで批判されています。梅田氏は「Web進化論」以降の数々の著作で、ネットの発展について常に楽観的な見通しを主張していたのに、最近になって悲観的な見通しに転じたと見られていることが、この批判の背景にあるのでしょう。 梅田氏がネットの世界にこれまで夢見てきたもの(そして今は裏切られていると感じているもの)が何であるかは、以下の梅田氏の言葉と、それを解説した海部美知さんの言葉でうまく表現されていると思います。 ただ、素晴らしい能力の増幅器たるネットが、サブカルチャー領域以外ではほとんど使わない、“上の人”が隠れて表に出てこない、という日の現実に対して残念だという思いはあります。そういうところは英語圏との違いがものすごく大きく、僕の目にはそこがクローズアップされて見えてしまうんです。 日のWebは「残念

    所属組織の圧力でブログを止めさせられた方々にこの記事を捧げます - Baatarismの溜息通信
    sarabanda
    sarabanda 2010/05/04
    コメント欄:「日本人は合理的経済人の仮定を嫌う癖に、合理的経済人の仮定が良く当てはまるというわけですか。日本人は政府と市場の双方への信頼が低いという話も、これと関係があるのかもしれませんね」
  • 日本の「上の人」は「海外」に弱い。 - 雑談の達人

    「上の人」が一向に出てこようとしない日のウェブの現状にガッカリしたという趣旨の梅田望夫氏の発言等に関する拙ブログ記事「日のウェブに「上の人」が出てこない理由」は、なかなかにインパクトがあったようだ。該当ページに、通常よりも多くのアクセスがあった。しかも、他の方のブログ記事上で拙ブログに触れていただくという初体験をした。(「ぱんちらす」さん、ありがとうございます)。筆者の考えと近いご意見の方々もいることがわかり、非常に面白かった。 この味をしめて、という訳でもないが、この件に関連して実はもう一ついっておきたいことがあった。 日の「上の人」「ハイブロウな人」「既得権を持っている人」は、海外からの評価、すなわち外国人に賞賛されることに飢えているようなところがあるのだ。 筆者が「第一のグループの成功者」と以前定義付けした、日の「上の人」たちが、唯一思うようにならないことがあるとすれば、それ

    日本の「上の人」は「海外」に弱い。 - 雑談の達人
    sarabanda
    sarabanda 2010/05/04
    「日本の『上の人』『ハイブロウな人』『既得権を持っている人』は、海外からの評価、すなわち外国人に賞賛されることに飢えているようなところがあるのだ」
  • 日本のウェブに「上の人」が出てこない理由 - 雑談の達人

    少し旬を過ぎてしまった感はするが、「ウェブ進化論」の著者である梅田望夫氏が、かつてウェブに対し知的エリート層の社会的インフラとしての役割を期待していたのに、それとは程遠い日のウェブの現状に失望したという趣旨の発言をして、話題になっていたことを知った。インタビューでの発言を引用すると、 …素晴らしい能力の増幅器たるネットが、サブカルチャー領域以外ではほとんど使わない、“上の人”が隠れて表に出てこない、という日の現実に対して残念だという思いはあります。そういうところは英語圏との違いがものすごく大きく、僕の目にはそこがクローズアップされて見えてしまうんです・・・ コテコテ「下の人」に違いない筆者ごときが、「上の人」について論じるのは些か恐縮だが、「上の人」が出てこない理由について、筆者は思うところがある。筆者は以前、このブログで、成功体験には二種類あるということを書いた。繰り返しになるが、

    日本のウェブに「上の人」が出てこない理由 - 雑談の達人
    sarabanda
    sarabanda 2010/05/04
    「他方で、欧米(梅田望夫氏がいう『英語圏』)では、双方のタイプの成功者が、互いに反目しあうことはまずあり得ないと思う」
  • 二種類の成功体験 - 雑談の達人

    しがない営業の仕事を通じて雑談の技術を追求中の筆者が、思いつくままに駄文を綴る。2009年から中国滞在中。 唐突で恐縮だが、最近、いわゆる成功体験には2種類あるのではないかと思うようになった。 明確な定義が難しいのだが、第一のグループの具体例は、 ・名門進学校、有名大学の入学試験に合格する ・司法試験、公認会計士試験といった超難関の資格試験に合格する ・官庁や大手有名企業に就職する、また、その組織の中で重要ポストに配属される ・甲子園、オリンピックなど、歴史ある競技会に出場、好成績を収める ・権威ある学術賞、芸術賞、文学賞、功労賞などを受賞する などである。他方、第二のグループの具体例は、 ・起業して新たなビジネスを立ち上げ、株式上場を果たす ・株のデイトレードで巨額の儲けを出す ・マンガ、音楽ゲームなどのサブカルチャーでヒット作を生み出す ・海外で武者修行し、超一

    sarabanda
    sarabanda 2010/05/04
    「日本では、優秀とされる人は迷わず第一のグループを目指し、せっせと毎日努力している。反面、第二のグループは本流と見なされないようなところがある」
  • 日本のネットが「残念」なのは、ハイブロウな人たちの頑張りが足りないからかも知れない(追記あり)

    梅田望夫さんのITmediaの取材の件について、感じたことを書くのがネットで流行っているようなので、誰にも期待されていないし普段の小鳥ピヨピヨらしくないと知りつつ、僕も簡単にしたためることにします。 とはいっても基的に梅田さんのことをよく知らないし、既に梅田さんもフルボッコになっているようですので(1、2、3、4、5、6、7、8、9、10)、純粋な感想じゃなくて、僕の経験やその他感じていることを。 梅田さんが言う「日のネットはサブカルチャーは強いけど、『最先端・最高峰な一流の人』がいない」というのは、基的に僕も賛成です。日全体として、ネットはサブカルという捉えられ方をされてるような。一方、米国を中心とする英語圏(以下「米国」というくくりにしときます)はハイブロウでハイカルチャーな側面も強いです。 でも、米国だって、やはりすごくアクセスを集めて、すごく人気があるのは、サブカル的なやつ

    日本のネットが「残念」なのは、ハイブロウな人たちの頑張りが足りないからかも知れない(追記あり)
    sarabanda
    sarabanda 2010/05/04
    「もし日本のネットにハイブロウさが本当に足りないのであれば、それはサブカルチャーに属する人たちの問題じゃなくて、ハイカルチャーに属する『最先端・最高峰な一流の人』たちの問題だと思うのです」
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