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ブックマーク / www.footra.jp (13)

  • footra:「最古の恋愛」としての「膿家」脳 だから田舎は嫌われる - 非・恋愛の文化誌

    「最古の恋愛」としての「膿家」脳 だから田舎は嫌われる そもそも人間は学習と教育、向上心と努力で成長するもの、と考えないのが膿化脳。「年が過ぎれば」 「自然に」 成長し、また家族が変化するものと思っている。 2ちゃんねる「農家の暗部」テンプレより 「2ちゃんねる」家庭板に「農家の暗部」というスレッドがあります。 農家=膿家で、農家の家庭の問題点を挙げる、というのがスレッドの趣旨ですが、スレッドのテンプレートに面白い事が書いてありました(ちなみに、全ての農家が膿家なわけではありませんし、非農家にも膿家脳の人はいます)。 最も典型的な膿家脳とは、 「年が過ぎれば自然に」 言葉を覚え 「年が過ぎれば自然に」 野良仕事を覚え 「年が過ぎれば自然に」 魅力ある青年となり 「年が過ぎれば自然に」 どこからともなく嫁が現れ 「年が過ぎれば自然に」 子供が生まれ 「年が過ぎれば自然に」 惣

    sarabanda
    sarabanda 2010/10/13
    「なんだったら結婚しなくてもよい」/自由恋愛主義と「恋愛しない自由」「結婚しない自由」は表裏一体。自由恋愛主義を掲げながら恋愛否定論を認めないのは欺瞞。
  • 「恋愛」と「普通」のあいだ 久保ミツロウ『モテキ』2 - footra:非・恋愛の文化誌

    恋愛」と「普通」のあいだ 久保ミツロウ『モテキ』2 好きにしなさいアンタの人生なんだから 幸世が嫌々生きてるのなんてのが一番見たくないわ 『モテキ』久保ミツロウ 前回の続き。今回は「藤はなぜ恋愛にこれほどまでに拘るのか」という事について考えてみます。 ところで、藤は30歳で派遣社員という世間的にはけっこう「ヤバい境遇」です。しかも連載中にぎっくり腰になったおかげでその仕事すら辞めて田舎に引っ越してしまいます。ぎっくり腰になって数か月~半年東京にいる貯金すらない、結構ギリギリな生活をしているわけです。ところが、藤はそういった自分の社会的な境遇について何か積極的なアクションを起こすわけではありません。正社員になろうとしたり、仕事を探したりするわけでもなく、ひたすら流されていって親には特に考えていたとも思えない「俺、田舎仕事探すから」発言をしたりする一方で自らの「非モテ性」に拘り

    sarabanda
    sarabanda 2010/10/10
    裏を返せば、「普通であるべし」という世間的抑圧は恋愛嫌悪の要因になりうる。
  • footra:草食系男子の憂鬱5 「草食系男子」って結局なに? - 非・恋愛の文化誌

    系男子の憂5 「草系男子」って結局なに? 草系男子についてまとめる5回目。最後にこれまでのまとめとして「結局草系男子ってなんなんだ?」という事について。 草系の「最初の」意味は「セックスにガッつかない男性」の事でした。つまり、端的にいえばそれは「若者のセックス離れ」を示す言葉でした。これは、「草系男子」が「近頃の若者は~」と説教したいおっさん側の欲望も汲み取ったうえで作られた言葉だという事を意味します。 一方で、2008年ごろから『non・no』や森岡正博教授らによって再定義された「草系男子」はセックス云々の部分はどちらかというとどちらでもよくなり、「内面重視の男性」という意味がメインになりました。ここでいう「内面」とは、 ・表面的な「モテ」技術に左右されない人 ・女性の「質」(質ってなんだよ)を見てくれる人 ・誠実でパートナーの幸せを考える「まとも」な人 とい

    sarabanda
    sarabanda 2010/10/10
    「ともかく、こうしたスペックやテクの競い合う事すべてが『めんどくさい』のです。」/こうしたスペック競争や空気読み競争は就活という茶番についてもまったく同じことがいえる。反恋愛と反就活の類似性。
  • footra:草食系男子の憂鬱4 『草食系男子に恋すれば』 - 非・恋愛の文化誌

    系男子の憂4 『草系男子に恋すれば』 「「いつ死んでもいいし」が「死んでたまるか!」に変化した。弟は大人になる覚悟を決め、たくましい草になった。愛は人を変えるんですね。しみじみ。」 アルテイシア『草系男子に恋すれば』 草系男子についての4回目。前回までの内容をまとめるとこんな感じです。 ・「草系男子」の元々の意味は「セックスにガッつかない男」だが、その後女性誌などによって「『内面』重視の男性」という意味も付け加えられる。 ・森岡正博氏による草系男子の定義は1:質主義(内面重視)、2:平等主義(フラットな関係を志向する)というもの ・こうした草系男子の特徴は、『うっとおしいこと』をやりたくないという男女双方からの要望によるものではないか 今回は、拡散しまくった草系イメージの象徴として、アルテイシア『草系男子に恋すれば』を取り上げます。さて、このアルテイシア氏、

    sarabanda
    sarabanda 2010/10/10
    「草食系にも『良い草食系』と『悪い草食系(見た目草食系だけど中身肉食≒文化系鬼畜?、単に冷たい人、単に虚弱な人、等)』がいる」
  • 草食系男子の憂鬱3 草食系男子の「本質」と「平等」 - footra:非・恋愛の文化誌

    系男子の憂3 草系男子の「質」と「平等」 「車を持っていないことが分かると態度を変える女性というのは、目の前の男性人を見ているのではなくて、その男性と付き合う時のメリットを見ているのです。草系男子はそういう欺瞞に鋭く気づくわけですね」 森岡正博『最後の恋は草系男子が持ってくる』 草系男子についてまとめる3回目。今までの内容をまとめは以下のような内容でした。 ・「草系男子」の元々の意味は「セックスにガッつかない男」の事 ・『non・no』2008年4月5日号の特集などによって付加されたイメージとして「『内面』重視の男性」という意味も付け加えられる。 ・ここでいう「内面」とは、1:従来の女性誌的「恋の駆け引き」的なメソッドとは別の「質」(ってなんだよ)2:「仕事ができる」みたいなイメージ の事 今回は草系男子論の決定打として、森岡正博・大阪府立大学教授の草系男子

    sarabanda
    sarabanda 2010/10/10
    「ここでいう『内面』とは、1:従来の女性誌的『恋の駆け引き』的なメソッドとは別の『本質』(ってなんだよ)2:『仕事ができる』みたいなイメージの事」
  • 草食系男子の憂鬱2 『シマシマ』と『non・no』 - footra:非・恋愛の文化誌

    系男子の憂2 『シマシマ』と『non・no』 「世の中の女がみーんなヤリたがってるなんて思わないこと」 山崎紗也夏『シマシマ』 草系男子についてまとめる2回目。前回の内容をまとめるとこんな感じです。 ・「草系男子」の元々の意味は「セックスにガッつかない男」の事 ・現在の草系男子のイメージは元々の発祥である『U35男子マーケティング図鑑』に登場した「男子」に共通した「これまで女子しかできなかった事をしている男子」のイメージを元にしている では、今回は、そうした草系男子のイメージの拡散していく様子について追っていきます。まずは、雑誌『non・no』2008年4月5日号の特集「出会い『4月革命』に勝利せよ!」から。「草系男子(当初は「草男子」)」の初登場から2年後のこの特集、『草系男子の恋愛学』の森岡正博、大阪府立大学教授をして「草系男子の最大のムーブメント」と言わしめ

    sarabanda
    sarabanda 2010/10/10
    「『内面』重視の男性」「それに込められたメッセージとは従来、女性誌や女性向けエッセイで語られていた『モテ』技術は(草食系男子には)無効、よってしなくてもよいというメッセージです。」
  • 草食系男子の憂鬱 1 深澤真紀『草食男子時代』 - footra:非・恋愛の文化誌

    系男子の憂 1 深澤真紀『草男子時代』 もてないわけではないのに、恋愛にもセックスにもがっつかないで淡々と女性に向き合う「草男子」です。おやじ世代には、存在そのものが信じられない、それが草男子なのです。 深澤真紀『草男子時代』 今回から何回かにわけて草系男子についてまとめていきます。2008年ごろから流行りだして、2009年には新語・流行語大賞トップテン受賞。最近はそれなりに定着した感がある「草系男子」。ただ、「草系男子ってなんだろう?」という事を考えて、回答を出すことは、かなり難しいものがあります。なぜって、草系男子とは極めて曖昧な定義で、言っている人によってその意味しているところがまるで違うためです。そんな中で草系男子についてあえて考えてみるのは草系男子という存在が極めて今日的だからです。「今日的」な理由はおいおい説明するとして、今回は「草系男子」源流から

  • 「行動しない理論武装」に関する覚え書き 久保ミツロウ『モテキ』1 - footra:非・恋愛の文化誌

    「行動しない理論武装」に関する覚え書き 久保ミツロウ『モテキ』1 100人いたら100人の頭の中で見える私って全部違うのよ そんなの全部責任もてないわ どうでもいい 『モテキ』久保ミツロウ 世にあまねく非モテのHPを容赦なく削り取るマンガ『モテキ』が、先般ついに完結しました。そして最終巻発売。 私は、とてもじゃないですがイタすぎて、自分の生傷をえぐり取られる気がして『モテキ』を正視する事ができません。それは、藤幸世(主人公)がフジロックでいちゃついているカップルに呪いの言葉をなげつけまくるからでも、一目ぼれした女性に何もいう事ができなくてよりにもよって自分のブログを紹介しちゃうこと(しかもハンドルネーム「豚骨スコール」って...。ちなみに、藤がやってるブログは間違いなく「はてな」だと断言しておきたいところです!)でもありません。それは、藤がまごうことなき「非モテ」だからです。

    sarabanda
    sarabanda 2010/10/10
    「『非モテ』とは一言で言えば『行動しない理論武装』なのです。」「そこで『非モテ』と『普通の人』をわけるのは、ひとえに『行動するか否か』によります。」
  • さよならアラウンドフォーティー 山田昌弘・白河桃子『「婚活」時代』 - footra:非・恋愛の文化誌

    さよならアラウンドフォーティー 山田昌弘・白河桃子『「婚活」時代』 しかし、負け犬世代の高スペックな女性は違います。外資系等の高学歴、高収入女性を見ていると、スペックが上がりすぎて、もはや日人のなかには相手はいないと思わせる人が多いのです。 『「婚活」時代』 白河桃子という人物をご存知でしょうか。 「『婚活』の生みの親」として、恋愛結婚関係で多数の著作を持つライターの方です。私も折に触れて彼女の原稿を拝見していますが、実はそのたびにイラっとしています。今回はそんな話。 私のイラつきの原因をについて話す前に、まずは氏が社会学者の山田昌弘氏と共著で19万部のヒット(Wikipedia調べ)した『「婚活」時代』の内容をおさらいします。 『「婚活」時代』の内容は2つに要約されます。 1:現在の恋愛マーケットは自由化されていて、結果として結婚は嗜好品になった(普通にしてるとできなくなった)

    sarabanda
    sarabanda 2010/10/10
    「白河氏の発想の基本にあるのが『スペック恋愛』」「白河氏にも、『婚活云々言う前にその『ときメモ』みたいな発想をやめろよ』と言いたいところです。」
  • footra:恋愛拡散社会に生まれて 『モテキ』はなぜ嫌われるか - 非・恋愛の文化誌

    恋愛拡散社会に生まれて 『モテキ』はなぜ嫌われるか 「非モテ給付金を風俗に使った非モテは死刑!」 久保ミツロウ(「文化系トークラジオlife」8月放送分より) また『モテキ』の話で恐縮です(ネタ切れではありません!)。 今回は『モテキ』ドラマ化のタイミングでtwitter上で何度目か盛り上がった内容について。twitter上の議論について詳しくはこちらのまとめを参照してください。 今回のtogetterで『モテキ』が批判されているのは以下の点だと思われます。 ・「あるべき男性像」押しつけている ・結局、「恋愛」と「人間としての成長」が一緒にされている 「文化系トークラジオlife」2010年8月28日放送分における久保先生の発言「非モテは徴兵してちょっとアフガン辺りまでつれてけ」、「モテ税を取れ」といいつつ「風俗に使った非モテは死刑」等の発言からしてよくわかるとおり、『モテキ』の恋愛

    sarabanda
    sarabanda 2010/10/10
    「リベラルなようで実は保守」/増田や小町でしばしば見かける「高学歴エリート女子だが、自分より収入の多い男を求めていたり内心は専業主婦志望」というのはその典型。
  • ライタートーク「非・恋愛の文化史」republic1963さま - footra:オタノシミ

    ライタートーク「非・恋愛文化史」republic1963さま バラエティに富んだブログのfootraですが、いったいどんな人が書いているのか?って、不思議に思われることも多いと思います。 footra中の人がライターさんにインタビューというか、トークでいろいろ聞いてみました。 まず最初のターゲットは「非・恋愛文化史」で、切れ味鋭い論説を展開してくださっていrepublic1963さんです。 ■日常の小さな違和感を表現したブログ footra: 「非:恋愛文化史」を書いていただいている訳ですが、よくも悪くも「footra」で一番反響の大きいブログなんですよね。「よく言ってくれた」ってのから、「ひねり過ぎじゃないの?」ってのまで聞きます。 republic1963: 反響大きいっていうのは嬉しいですね。普通の人からの意見は特に聞きたいですね。 footra: 普通というと、一般男性?

    sarabanda
    sarabanda 2010/05/22
    「つまり、卒業しなくたって楽しいわけです。童貞を『卒業』するということはそれこそ色んな責任が持たされる。仕事とか家族とか、そういうのがめんどくさいなーっていうのはあると思います」
  • 女は男の何を見てる? 『カノッサの屈辱』と『電波男』 - footra:非・恋愛の文化誌

    女は男の何を見てる? 『カノッサの屈辱』と『電波男』 「天は何も語らず、歴史をして語らしむ」 とはシュリーマンの言葉ですが、この言葉を冒頭に引用した番組が「カノッサの屈辱」。1990年から91年にかけて放送されたこの番組、主にバブル期の消費文化歴史上の出来事に(無理矢理)なぞらえた番組でした。 「今や政治家になってしまった田中康夫=フリーセックスをとなえた思想家・田中ヤスラテス」 「神聖N帝帝国(NTT)と大英U帝国(AU)とナポレ孫=正ナパルト(孫正義)が三つ巴で争う携帯電話の歴史」 とか。 大学時代にTSUTAYAで借りたぼろぼろになった「カノッサの屈辱」のビデオテープを見て、大爆笑した覚えがあります。 バブル期の空気を伝える貴重な証言でもあるこの番組。今、改めて読み直してみるとこの番組のバブリーさにびっくりします。 特にバブリーなのが恋愛関係の記述。 例えば、 「車持ってるオト

    sarabanda
    sarabanda 2010/04/09
    「『女性は男性のスペックを重視する』という女性観」「スペック=年収やルックス、学歴など」「『電波男』において、こうしたスペック重視の恋愛観に対置されているのが『純愛』」
  • 非・恋愛の文化誌、はじめます。 - footra:非・恋愛の文化誌

    非・恋愛文化誌、はじめます。 初めての方ははじめまして。republic1963(りぱぶりっくいちきゅーろくさん)と申します。「はてな」というブログサービスで「非モテ」についてのブログを書いています。非モテです、非モテ。非・モテです。 「非モテ」というのは、一言で言うと、「モテない」という事です。「モテない」人たちは昔からいました。 「非モテSNS」というSNSがあります。えがちゃんこと永上裕之氏が運営するこのSNSはユーザー数4万人(のべ人数)以上。このSNSには「恋人ができたら即、退会」、「日記は『非モテ』に関する悲惨な話題に限る」といった規約があり、「規約を満たさない」として強制退会させられた人間は1,000人にのぼります。 何に驚いたかって、「モテない」って普通人をばかにする言葉なはずなんですよね。 「だからモテないんだよ!」とか。 「デブ」とか「バカ」とかそういう言葉

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