結果として、日本で初めて共済・訪問型病児保育を始め、それが広がり、現在は日本最大の病児保育団体となりました。さらに、待機児童問題をなんとかしたい、と思い小規模保育を始めたのですが、今では小規模認可保育所という国の制度にもなり、全国1655箇所に広がりました。重い障害のある子を受け入れる保育園が全然ないことから、障害児保育園も始め、法改正へと繋がっていきました。
政府は7日、低所得者世帯の子どもを支援するための新たな基金の詳細を決めた。NPO法人などが手掛ける子どもの貧困対策に対し、1団体あたり最大500万円まで支援する。今月27日から支援を受けられる団体の公募を始め、今秋から支給する。支援の対象になるのはNPO法人や公益法人、ボランティア団体など。今年度中に着手し、6カ月以上続く事業であることが条件になる。
周囲とのコミュニケーションがうまく取れないなどの発達障害や学習障害があるため、集団での高校生活になじめない生徒を対象とした学びの拠点が横浜・関内に誕生した。それぞれの障害に合わせたプログラムに沿って、臨床心理士らスタッフのサポートを受けながら、高校通信課程の教育を受けられる。こうした支援態勢を整えた高校がほとんどない中で、今後の取り組みに注目が集まる。(那須慎一) ◇ ◆隣人気にならぬ配慮 今月から転入生の受け付けを開始したのは、「明蓬館高等学校神奈川中央キャンパス/横浜・関内SNEC」(横浜市中区)と名付けられた支援拠点。横浜のまちづくりや地域経済の活性化を考えようと建築家やウェブデザイナーらが集まったNPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」(同)が、通信制高校の明蓬館高校(福岡県川崎町)とタッグを組んで開設した。集中力を保てないなどの「注意欠如多動性障害」や「学習障害」といった学習
熊本地震の被災地でぜんざいを配る川渕映子さん(左) 川渕映子さん 被災地を支援するボランティア活動をしたいと考える人は、少なくないだろう。しかし、“最初の一歩”がなかなか踏み出せない。「素人が出て行って、迷惑をかけてはいけない」と思うからだ。そこで、災害支援30年の経験がある66歳の“ボランティアおばちゃん”川渕映子さんに「すべきこと」「してはいけないこと」などの心得を聞いてみた。 まず、川渕さんの活動を紹介したい。海外支援を目的とした草の根NGO「アジア子どもの夢」と、東日本大震災の被災地を支援するボランティア団体「東北エイド」の代表を務めている。いずれも拠点は富山市内。国内外で災害が起こると全国各地の企業から「被災地に行くなら支援物資を提供したい」などの申し出があり、地元の自治体からは「義援金を届けてほしい」と声がかかる。被災地支援を職業としているわけではないが、いわば“ボランティアの
日本財団では、熊本地震災害において様々な支援活動を実施しようとしているNPO、ボランティア団体に対して、その活動資金の助成を行います。4月26日(火)より、助成先の募集を開始しますので、広くご周知下さいますようお願い申し上げます。 記 受付期間:2016年4月26日(火)15:00〜2016年6月30日(木)17:00 対象団体:特定非営利活動法人やボランティア団体等 対象事業 「平成28年熊本地震」による被災者・被災地支援に関わる活動。主に以下の視点で審査を行います。詳細については、別紙をご参照ください。 被災者・被災地のニーズに基づき、緊急性を有するもの 被災地の復興に資するもの 活動状況を広く社会に公開できるもの 助成金の上限金額 原則として1事業あたり100万円 補助率100% 対象経費:事業の実施に直接必要な経費 事業の実施期間:助成契約締結日から2017年3月31日まで 受付期
無名の人の闘病記を全国からかき集めてインターネットで販売してきた、さいたま市の星野史雄さんが19日、63歳で亡くなった。19年前に妻を乳がんで失ってから始めた収集は、6年前に自らが大腸がんになっても継続。蔵書は約3400点に上り、NPO法人が引き継ぐことになった。 同い年だった妻、光子さんは発病後、「同じ病気の人の体験を知りたい」と話していた。図書館や書店を巡って探したが、共感できそうな本は見つからなかった。4年間の闘病の末に光子さんが亡くなると、勤め先の大手予備校を退職。後悔から本探しを続け、新古書販売大手の安売りコーナーが「宝庫」だと気づいた。 闘病記の著者は大半が無名の人で、通常の古書店は扱わない。書名だけでは内容がつかめず、自費出版などで発行部数も少ない。星野さんは「必要とする人に届けなければ」と考え、毎日のように首都圏のチェーン店を巡って買い集めた。すべて読み、ホームページに、が
熊本地方を中心とした地震災害を受けて、各種福祉事業を支援する日本財団が運営するコミュニティーサイト「CANPAN」には、避難生活を送る災害弱者向けの特設サイトが2016年4月19日までに開設された。 災害弱者とは、災害時に自力で身を守るのが困難で他者による支援が必要な人で、自閉症者や身体障害者、アレルギーや糖尿病の患者、子どもや妊産婦が含まれる。特設サイトでは、それぞれに対する災害時の支援方法を各自治体や専門機関が紹介したサイトを列挙している。 たとえば自閉症の人をサポートする場合に、日本自閉症協会が公開している防災ハンドブックを閲覧できるサイトを、発達障害者が支援対象のケースでは国立障害者リハビリテーションセンターが災害時の対応方法を掲載したサイトを、URLとともに紹介している。 4月20日現在で、56のサイトを掲載中。CANPANは新たな情報が入り次第、随時更新を続けている。
寄稿 もう「自治体の福祉イベントってダサい」とは言わせない 徳島のA.W.Aって何? 音楽フェスだったり脱出ゲームだったり、ちまたは楽しいイベントにあふれているけど、自治体主催の福祉イベントとなると聞くだけでなんだか…というイメージも、A.W.Aが変えるかも。 自治体×福祉=ダサい? 自治体が福祉の催し物をやると聞くと、よく言えばホンワカのほほん、悪く言えばダサくてつまらないもの…とイメージする方が多いのではないでしょうか?そもそも、福祉が自分に関係していることにも、もはや福祉が何なのかということにも、ふだん関心のない方がほとんど。だからこそイベントもいまいち盛り上がりにかける…。地域の福祉の課題は人々の関心の薄さにあるとわかっていても、どうすればいいかわからないというのが主催する自治体の福祉担当者の本音かもしれません。 3月27日(日)に徳島県徳島市で開催されるA.W.Aは、そうした自治
災害発生時に外国人被災者を支援するためのITの活用方法を考えるシンポジウムが5日、大津市京町の県危機管理センターで開かれた。 滋賀県の「災害時外国人サポーター養成講座」の一環で、今回は大津市や県国際協会との共催。 シンポジウムでは、NPO法人「茨城NPOセンター・コモンズ」代表理事の横田能洋さんが、外国人被災者支援の現状について講演し、多言語で避難情報を発信するシステムの整備が進んでいないことを指摘。その後、携帯大手「NTTドコモ」の社員が多言語対応の災害情報配信アプリについて紹介した。 別のブースでは、エンジニア向けのプログラムも開催。約10人のエンジニアが参加し、大津市で大地震が発生したという想定で、外国人被災者に素早く的確に情報を伝えるために必要なプログラムを作成した。 県国際協会の担当者は「ITや語学など、それぞれの専門家が専門分野で力を発揮し、連携すれば迅速に対応できると感じた」
元日の夜、奥田知志さん(右奥)の自宅居間で恒例の食事会が開かれた。食卓を囲んだ元ホームレスの男性らが近況や今年の抱負を語ると、奥田さんは笑顔とうれし涙を見せた=北九州市八幡東区で、西田真季子撮影 <1面からつづく> ◆北九州 生涯かけた「神様探し」 「出会った責任」胸に 1月12日早朝、NPO法人「抱樸(ほうぼく)」理事長で、牧師の奥田知志(ともし)さん(52)はホームレスを支援する仲間と会うため、日本最大の日雇い労働者の街・あいりん地区(通称釜ケ崎、大阪市西成区)にいた。18歳の時に、釜ケ崎で寝起きする人々の過酷な現実を目の当たりにして人生が変わった。土木作業着売り場の電灯、荷物預け所、拾った物を路上で売る人、あいりん総合センターに布団を敷いて寝る人たち。当時に比べて人は減り、街はきれいに清掃されているが、「やっぱりここが原点」と言う。 滋賀県のサラリーマン家庭に生まれた。両親と5歳年上
<Message to Osaka> 「病児保育」とは、発熱など病気で保育園に預けられない子どもを親の代わりにケアするサービスだ。自宅を訪ねる病児保育を展開するNPO法人ノーベル代表、高亜希さんは「子どもを産んでも当たり前に働ける“助け合い”の社会に」と願っている。 −−病児保育のサービス開始から6年たちましたね。 大阪で「病児保育」と言えば、ノーベルと言っていただけるようになりました。病児・病後児専門のシッターサービスです。「お母さんの代わり」の役割を果たし、かかりつけ医の受診にも対応します。 この記事は有料記事です。 残り1173文字(全文1424文字)
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