何百年も前から方程式で未知数といえば「x」ですが、 これ最初に使ったのはどこの誰よ!? 出ておいで! というおはなしを今日はしたいと思います。 代数学が生まれたのは、中世イスラム黄金時代(750~1258 AD)の中東。イスラムの支配と文化が遠くイベリア半島にまで拡大し、ムーア人が数学・科学を手厚く保護した権勢の絶頂期。Xの先祖は既に、ムハンマド・アル=フワーリズミーが記した9世紀の書「Kitab al-jabr wal-muqabala」(al-jabr=未知数=ジャズル。英語のalgebra[代数学]の語源)に出ています。 アラビア起源説 これがどう「x」と関わってくるのか...ですが、「x」がこのようなかたちで使われ始めたのは、スペインの学者がアラビア語の音を翻訳できなくて当て字したのが始まりなのだという話を、NYのThe Radius Foundation所長のTerry Moor
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