実は今までCoreシリーズは、そもそもGPUを統合できなかった初代のNehalem/Lynnfieldや、Xeon向けのダイを流用したExtreme系/Core-Xなど、物理的にGPUを統合していないダイを除くと、常にGPUを有効としたモデルしかリリースしてこなかった。 この例外が崩れたのがCannon Lakeである。理由はいまだに明らかにされていないが、Cannon Lakeコアを搭載したCore i3-8121Uは、GPUをダイ上に搭載していながらも、これが無効化された形で出荷されており、これを搭載したインテルのNUCはAMD Radeon 540を搭載している始末だ。 余談だがこのCore i3-8121U、“Products formerly Cannon Lake”と表示されていながらも、その“Cannon Lake”で検索をかけると何も出てこない。 さらに、Core i3-8