ポイント3「暇つぶし」―ユーザーの利用状況を想定しよう 前回に引き続き、mixiアプリ設計のポイントを例を示しながら解説していきます。ポイント1「ソーシャルグラフ」、ポイント2「コミュニケーション」に続くポイント3はユーザーの利用状況を想定した重要なポイントです。 単純にゲームを作るとどうしても1回のプレイ時間が長くなってしまいがちです。mixiにアクセスしてきているユーザーには「暇つぶし」が目的の人がたくさんいます。電車での移動中、待ち合わせ、お昼休憩など、何かと何かの隙間の時間にアクセスしてきているのです。そのため、1回のプレイ時間が短いゲームが好まれる傾向があります。また、ユーザーは常にmixiにアクセスし続けているわけではないため、mixiアプリ同士でも時間の奪い合いが発生します。1つのゲームにかける時間を無駄にしたくないので、1ヶ月や3ヶ月などの単位で長期的に遊べるゲームが好まれ