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アベノミクス 金融政策 問題点の検索結果1 - 27 件 / 27件

  • アベノミクスのレガシー|GY

    凶弾に倒れた安倍晋三もと首相ですが、彼の最大の功績は、いうまでもなく"アベノミクス"で停滞する経済を、不十分とはいえ建て直した点です。 詳しくは以下のnoteを参照していただくとして、彼が亡くなったのを機会に、あらためてデータで振り返り、何人かの経済学者の意見を参照してみます。 需給ギャップ。金融緩和、さらに初年度は財政出動で需要喚起に成功し、長らく続いていた供給>需要を、供給<需要に逆転しました。 需給ギャップ(内閣府&日銀)・1991.1Q-2022.1Q 供給>需要を、供給<需要へと転換した結果、1997年以来続いていた物価下落を食い止めました。 CPI(All intems, Core, Core Core)・ 1996.1-2022.5 これは成長率の名実比較-名目<実質ならデフレ、名目>実質ならインフレ-にも表れています。 成長率(名目&実質)・1995-2021 需要喚起に成

      アベノミクスのレガシー|GY
    • れいわ新選組と立憲民主党 どちらが正しいか (自民党とどちらが正しいかも追記しました)

      参議院議員選挙が近づき、れいわ新選組の山本太郎議員がした減税のためなら安倍内閣とも組むとの発言が支持者の間で炎上する一方、立憲民主党が経済政策を発表するなど、経済がニュースになった1週間でした。山本太郎議員は「2%を目指して物価を上げる」を公約にし、立憲民主党は「上げるべきは物価ではない、賃金だ」を公約にしています。どちらが正しいのでしょうか? おまんじゅうが10,000個の経済があったします。1コ100円ならGDPは1,000,000円です。 これが翌年90円に値下がりしたとします。数量が同じであればGDPは900,000円です。物価全体が下がることを「デフレ」といいます。 「名目成長率」はマイナス10%ですが、これは物価が10%下落したからで、それを差し引いて考えた「実質成長率」は0%で、名目成長率<実質成長率となりました。 ところでおまんじゅうの値段が下がれば、同じお金でおまんじゅう

        れいわ新選組と立憲民主党 どちらが正しいか (自民党とどちらが正しいかも追記しました)
      • 「適正な分配と安心を高めることこそ、何よりの経済対策」枝野代表らが、アベノミクス検証委員会 報告書について会見

        ニュースNews 「『お金持ち』をさらに大金持ちに、『強い者』をさらに強くしただけに終わった。期待された『トリクルダウン』は起きず、格差や貧困の問題の改善にはつながらなかった」(立憲民主党 アベノミクス検証委員会)。 「実態としての格差の広がりは否定できない。適正な分配と安心を高めることこそが、何よりの経済対策」(枝野幸男代表)。 江田憲司代表代行、落合貴之衆院議員らを中心に党内で設置された「アベノミクス検証委員会」による報告書「アベノミクスの検証と評価」が、枝野幸男代表に正式に手交されたことを受け、枝野代表らが21日、国会内で記者会見を開きました。同報告書は、直近の経済データに基づき、約9年に及んだアベノミクスについて検証をしています。 記者団とのぶら下がり会見の冒頭、枝野代表は以下のように述べました。「先ほど江田代表代行から正式な形で報告書を受け取った。改めて言うまでもなくアベノミクス

          「適正な分配と安心を高めることこそ、何よりの経済対策」枝野代表らが、アベノミクス検証委員会 報告書について会見
        • 立憲民主党は「消費税5%」を受け入れられない - 与謝野 信|論座アーカイブ

          立憲民主党は「消費税5%」を受け入れられない 立憲民主党の経済政策をつぶさに分析すると、れいわ新選組との根本的違いが見えてくる 与謝野 信 ロスジェネ支援団体「パラダイムシフト」代表 相次ぐ研究会の立ち上げ 野党第一党の立憲民主党が経済政策で揺れています。 きっかけはれいわ新選組の山本太郎代表が野党共闘の条件に消費税率の5%への引き下げを主張していることです。10月30日には「消費税減税研究会」を立ち上げ野党議員への参加を呼びかけました。これに対して「見解が異なる立民は党内をれいわにかき回されることを警戒しており、身内の参加に神経をとがらせている」(産経新聞10月30日)と報じられています。 一方で11月6日には「格差解消と消費税を考える会」が立憲の荒井聡氏などの呼びかけで初会合を開きました。講師にMMT(現代貨幣理論)推進者の一人である藤井聡氏を招く予定ということで、同じくMMTを経済政

            立憲民主党は「消費税5%」を受け入れられない - 与謝野 信|論座アーカイブ
          • イェール大名誉教授「"アベノミクスで格差拡大"という批判は、まったく正しくない理由」(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース

            ■日本経済長期低迷の本当の理由は円高 安倍晋三元首相が亡くなられてから、マスコミでは安倍政権の功罪について、盛んに検証や議論がなされている。しかし、旧統一教会との関係性が問題視されたことで、すべてを否定的に断じようとする論調が一部で見られることは残念でならない。国民生活に貢献した点は功績として冷静に評価できないものだろうか。 【図表を見る】第2次安倍政権発足と同時に雇用は急回復 経済分野では、アベノミクスは大きな功績だった。株価の上昇もそうだが、「雇用の創出」こそ、アベノミクスがもたらした最大の成果だった。2012年12月に第2次安倍政権が発足してから新型コロナウイルスの感染が始まる直前までの約7年足らずの間に、就業者数は実に約500万人も増加したのだ。 この数字を聞いてピンとこない人に申し上げたい。福岡県の人口(約510万人)とほぼ同じ人たちが、アベノミクスによって新たに職を得られたのだ

              イェール大名誉教授「"アベノミクスで格差拡大"という批判は、まったく正しくない理由」(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
            • 就職氷河期世代への就職支援は「アリバイ作り」にすぎない

              1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                就職氷河期世代への就職支援は「アリバイ作り」にすぎない
              • 質問に何一つ答えられず 行き詰まりが浮き彫りに/首相答弁 志位委員長が会見

                日本共産党の志位和夫委員長は6日、国会内で記者会見し、衆院本会議で自身の代表質問への岸田文雄首相の答弁について問われ、「全体として質問の中心点にことごとく答えられなかった。岸田政権の行き詰まりが浮き彫りになった」と述べました。 志位氏は、「国葬」について、「『国全体として』とはどういう意味なのか。日本の国は国民主権であって、『国民全体として』ということになり、憲法19条違反になる」とただしたのに対し、岸田首相は一番の中心問題に「一切答えなかった」と指摘。「中央官庁の職員に黙とうを指示したことについても首相は『黙とうする機会を設けた』と言い、強制している自覚が全くない」と批判しました。 志位氏は、統一協会問題について「『反社会的集団として認識しているのか』とただしたのに対し、首相は『社会的に問題が指摘されている団体』とくり返し述べるだけだった。しかし、これは事実を言っているだけで認識を述べた

                  質問に何一つ答えられず 行き詰まりが浮き彫りに/首相答弁 志位委員長が会見
                • 「量的緩和」の長期化という泥沼~英議会の白川方明公聴会があぶり出した日銀の堕落 - 原真人|論座アーカイブ

                  「量的緩和」の長期化という泥沼~英議会の白川方明公聴会があぶり出した日銀の堕落 「前借り需要」の繰り返しは生産性を低め結局は経済の足を引っ張る 原真人 朝日新聞 編集委員 日本銀行随一の理論家といわれた前総裁の白川方明氏がこの春、英国貴族院の公聴会に参考人としてオンラインを通じて招かれた。そこで白川氏が語った言葉は日本の私たちにも深く、重く響く。日銀の金融政策は8年前、アベノミクスによって「政治的な妥協の産物」と化し、国会でも記者会見の場でも純粋な政策論から説明されることもなくなった。英国の議員たちが党派制を離れ、金融政策をあくまで国民経済の視点で考え、さまざまな質問を発し、それに白川氏が率直に論理的に答える今回の公聴会の議論は、そういう機会を失っている私たち日本人に何か大切なものを思い出させてくれる新鮮な光景だった。議員たちの質問と白川証言から、いくつかの重要な問題提起をピックアップし、

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                  • 日米FTAについての情報まとめ|研究猫とも

                    最終更新:2019/11/20 ●日米貿易協定と日米FTAの違い・現在国会審議されている「日米貿易協定」は、日米FTAのうちの一部分をなすもの→なので交渉は今後も継続する ・いわゆる「為替条項」「ISD条項」といったものは今回は入っていない ・なお、これらの条項が今後取り入れられたとしても、「財政政策が不可能になる」可能性は限りなくゼロに近く、「公的医療保険が廃止される」可能性も明確な根拠がない(後述) ・日本国とアメリカ合衆国との間の貿易協定(略称:日米貿易協定) https://www.mofa.go.jp/mofaj/ila/et/page23_002886_00001.html ・デジタル貿易に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定(略称:日米デジタル貿易協定) https://www.mofa.go.jp/mofaj/ila/et/page3_002912.html ・日米貿易

                      日米FTAについての情報まとめ|研究猫とも
                    • 2023.02.19日曜討論/リフレ派無双|おおしま 真

                      日本経済、特に雇用環境に大きな影響を与える金融政策について、リフレ派の岩田規久男さん、片岡剛士さん、旧日銀に在籍されていた河村小百合さん、早川英男さんによる討論がありました。 日本経済に資する部分を文字起こしいたしました。 (内容が良かった、気に入ったなど、ありましたら、スキ、共有、サポートをお願いします) 日曜討論 日銀新体制へ 金融緩和の行方は https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2023021903621 初回放送日: 2023年2月19日 日銀新体制で金融政策の行方は?前日銀副総裁や専門家が徹底討論 ▽新体制の課題は? ▽異次元金融緩和の10年をどう評価?今後のあり方は? ▽物価や住宅ローンへの影響は? 【ご出演】(敬称略) 前日銀副総裁 岩田規久男 https://amzn.to/3XHyHeL PwCコンサルティングチーフエコノミスト、前日銀審議委員

                        2023.02.19日曜討論/リフレ派無双|おおしま 真
                      • 首相ディナビッグの誕生 - 首相ディナビッグの誕生(OjohmbonX) - カクヨム

                        2033年、ディナビッグが日本国の内閣総理大臣に就任した。女装家の男性が首相となるのは日本初であり、海外メディアも「ドラァグクイーンがジャパンのPMに」と報じて話題をさらったのだった。 共産党が組み込まれたことも「ジャパンでコミュニストパーティが政権に」と話題になったが、正確には閣外協力だった。 ■来歴 ディナビッグは本名を朽木大膳(くちき だいぜん)と言った。新卒で大手商社に就職し、36歳の時に出版社が主催するエンタメ系小説の公募の賞を受賞して作家となった。必ずしも小説家への強い志があったわけでもなかった。筆名のディナビッグは、本名の「大膳」を英訳したビッグ・ディナーから、適当に決めたものだった。 38歳で商社を退職した後、公の場では女装で登場した。39歳で直木賞を受賞。受賞者記者会見でオネエ言葉でまくし立てる姿が世間に受け、様々なテレビ番組へ出るうちにテレビタレントとなっていった。既に

                          首相ディナビッグの誕生 - 首相ディナビッグの誕生(OjohmbonX) - カクヨム
                        • 異次元の10年:異次元緩和「目立った効果なし」 元副総裁が見る黒田・日銀の問題点 | 毎日新聞

                          2008年から日銀副総裁を務めた西村清彦・政策研究大学院大特別教授は、異次元の金融緩和は日本経済に大きなプラス効果をもたらさなかったと言います。金融政策を深く知る経済のスペシャリストが斬る異次元緩和の問題点とは。【聞き手・杉山雄飛】 異次元緩和「壮大な実験」 ――異次元の金融緩和をどう評価していますか。 ◆ある種の壮大な実験だったと言えるでしょう。ブレずに腹をくくって金融緩和をやれるところまでやったという点では意味があったのかもしれませんが、結果的に日本経済に大きなプラスはもたらしませんでした。金融緩和とはつまるところ「将来の需要の先取り」です。「景気を浮揚させるため」という名目があるからこそ、金利を下げることが正当化されるわけです。しかし、それによる景気浮揚効果は短期間。10年近く続けても目立った効果が出ないのであれば、意味がありません。効果が切れた時点で別の道を探るべきでした。 ――西

                            異次元の10年:異次元緩和「目立った効果なし」 元副総裁が見る黒田・日銀の問題点 | 毎日新聞
                          • 志位委員長の代表質問 衆院本会議

                            日本共産党の志位和夫委員長が6日の衆院本会議で行った岸田文雄首相の所信表明演説に対する代表質問は次のとおりです。 北朝鮮の弾道ミサイル発射を強く非難、軍事的挑発を抑える外交的対応の強化を 私は、日本共産党を代表して、岸田総理に質問します。 冒頭、北朝鮮による弾道ミサイル発射を強く非難するとともに、軍事的挑発を抑えるために、国際社会が協調して外交的対応を強化することを求めるものです。 「国葬」強行――憲法違反の敬意と弔意の強制を問う まず私は、総理が、国民の約6割の反対を一顧だにせず、安倍元首相の「国葬」を強行したことに強く抗議します。総理、国民の多数が「国葬」に反対したのはなぜだと考えますか。強行したことへの反省はないのですか。 強行されたからといって、「国葬」が憲法違反であることは絶対にあいまいにできません。総理は、8月10日の記者会見で、「国葬」を、「故人に対する敬意と弔意を国全体とし

                              志位委員長の代表質問 衆院本会議
                            • こんな不信任案は賛同しなくて当然だが、今の理由では「叩かれ損」でもったいない|松尾 匡

                              今日の本題に入る前に、前回の補足前回のノート論考「女性差別とセックスワークの問題は、黒人差別とスポーツ・エンタメの問題になぞらえると整理できそう」は、AV新法をきっかけに発生した左派の内紛をおさめたいというのが執筆動機で、主にはAV新法反対派であるセックスワーク禁止派の人たちを、その合法化に向けて説得するための提案です。 なので、議論の前提となるいろいろなことは説明をはぶいていて、議論の輪の外にいる人を読者としては想定せずに書きました。 ですから、はてなブックマークで的外れなコメントがたくさんつきましたけど、まあこの人たちに読ませるための文書ではないし、仕方ないだろうと思っていました。 ところが、「こっち側」サイドの人からも、「直接に性的ではないものに、性的な表象を読み込んで「性的搾取」と騒ぐ傾向」を批判する立場からの批判的コメントをいただき、いやそれがこの文章で言いたかったことなのですけ

                                こんな不信任案は賛同しなくて当然だが、今の理由では「叩かれ損」でもったいない|松尾 匡
                              • 金融政策のリアル――「共通テスト」で読み解く異次元緩和/中里透 - SYNODOS

                                2%の物価安定目標を定めた政府と日本銀行の共同声明から9年が経過する。この春には黒田総裁のもとでスタートした異次元緩和(量的・質的金融緩和)が丸9年を迎えることになる。 当初は教科書通りのシンプルな枠組みであった量的・質的緩和にはさまざまな付属物がついて、異次元緩和は今では建て増しを重ねた温泉旅館のようになってしまったが、これを機にこの9年間の経過を振り返ることには一定の意義があるだろう。 折しも、今年の「共通テスト」(大学入試センター試験の後継の試験)では金融政策の枠組みについての興味深い出題がみられた。以下ではこの出題を参照しつつ、黒田日銀のこれまでの歩みについて考えてみることとしたい。 1.教科書の中の金融政策 今年の共通テストでは金融政策に関して興味深い出題がみられ、ネット上で話題となった。「政治・経済」の出題において、信用創造のメカニズムに関し、従来の出題の傾向とは異なる理解を求

                                  金融政策のリアル――「共通テスト」で読み解く異次元緩和/中里透 - SYNODOS
                                • 渡辺努『物価とは何か』 - 西東京日記 IN はてな

                                  ここ最近、ガソリンだけではなく小麦、食用油などさまざまなものの価格が上がっています。ただし、スーパーなどに行けば米や白菜や大根といった冬野菜は例年よりも安い価格になっていることにも気づくでしょう。 このようなさまざまな商品の価格を平均化したものが本書のテーマである物価です。 著者はまず、物価を蚊柱、個々の商品の価格を個別の蚊に例えています。個別の蚊はさまざまな動きをしますが、離れてみると一定のまとまった動きが観測できるというのです。 本書は「個別の蚊の動きを追っても蚊柱の動きはわからない」という前提を受け入れつつ、同時にスーパーなどの商品のスキャナーデータなどミクロのデータも使いながら、「物価とは何か?」、さらには「日本の物価はなぜ上がらないのか?」という謎に挑んでいます。 ジャンルとしては経済エッセイということになるのでしょうが、理論と実証を行き来する内容は非常に刺激的で面白いですね。

                                    渡辺努『物価とは何か』 - 西東京日記 IN はてな
                                  • 『山本太郎』

                                    こんちわ!みんなのもりちゃんだよ!(椅子から転げ落ちながら) さて久々のブログ更新です。 今回は色々話題になってる山本太郎参議院議員について徹底的に書きます。 彼の政策などについては後述します。 まずは「山本太郎は何者なのか」という辺りから始めましょう。 【①山本太郎の反原発運動】 元々俳優だった山本太郎は東日本大震災後に「黙ってテロ国家日本の片棒担げぬ」とツイッターで発言し反原発デモに参加した。 ほぼ同時期に孫正義の「原発に賛成?反対?アンケートとってみよう」というツイートを見て涙を流し嗚咽する。 彼の反原発運動はここから始まった。 まず言っておきたい事。 彼の反原発という主張は理解できる部分もある。 あれだけの事故を起こしたのだから率直に「2度と御免だ」と考えるのはむしろ普通の感覚だろう。 だが、もりちゃんが山本太郎を批判してるのはそこではない。 一番指摘したいのは「山本太郎は非科学的

                                      『山本太郎』
                                    • Modern Monetary Theoryの概説(note版)|望月慎(望月夜)

                                      こんにちは、私は望月夜、あらため、望月慎@motidukinoyoruと申します。(blog「批判的頭脳」、togetter、noteマガジン一覧) *出版します:『図解入門ビジネス 最新 MMT[現代貨幣理論]がよくわかる本』 今回は、立命館大学経済学会セミナーにて、望月夜名義で研究報告させていただいた、『Modern Monetary Theoryの概説』について、noteの形で紹介・解説させていただきたいと思います。 この報告は、後に論文(というより研究ノート)という形で、「望月慎」名義で立命館経済学にて掲載いただく予定となっており、その事前紹介ということになります。 また、先日、駒澤大学経済学部准教授 井上智洋先生のご紹介にあずかり、ネットラジオ:AWニュースWeeklyの方に望月夜名義で出演させていただきました。その際に議論になったポイントも包摂して議論したいと考えています。 さ

                                        Modern Monetary Theoryの概説(note版)|望月慎(望月夜)
                                      • 現代貨幣論(MMT)はどこが間違っているのか<ゼロから始める経済学・第7回> « ハーバー・ビジネス・オンライン « ページ 2

                                        以上のように、MMTは貨幣論に未解決な矛盾を抱えていますが、それにもかかわらず、3つの理論的メリットをもっています。 (1)現代の貨幣を説明しやすい。 (2)主流派経済学の金融論の不備を指摘しやすい。 (3)アベノミクスの金融政策の問題点を指摘しやすい。 現代のお金はお札(銀行券)と預金です。ミクロ・マクロ経済学に代表される現代の主流派経済学は、現代のお金を適切に説明することに成功していません。この問題に正面から切り込んでいる点でMMTの研究姿勢は真摯であり、評価できます。しかし、どうして主流派経済学は現代の貨幣をうまく説明できないのでしょうか。そして、それにもかかわらず、なぜ現代の貨幣をうまく説明できない経済学が主流の地位に収まっているのでしょうか。このことを理解するためには、なぜMMTなる貨幣論が考案されたのか、その経緯を理解する必要があります。 長い間、私たちが使用しているお金の価値

                                          現代貨幣論(MMT)はどこが間違っているのか<ゼロから始める経済学・第7回> « ハーバー・ビジネス・オンライン « ページ 2
                                        • 疑似科学者列伝:武田邦彦

                                          最初に 武田邦彦氏は専門外のど素人 武田邦彦氏は学問が何であるかも理解していない 武田邦彦氏は熱伝導の基礎も理解していない 原子力の専門家を自称しているが… 武田邦彦氏の姿勢 武田邦彦氏が確信的に疑似科学を発信している証拠 専門家に反論できずに認めたはずの誤りを専門家のいない所では吹聴し続ける 気温上昇を隠すためのスケール操作 言い逃れしようがない捏造の証拠 説明のつかない意見の変遷 火のない所に煙を立てる 出典偽装(独自の仮定を置いて勝手な想像で計算した値を「出所:PETボトルリサイクル推進協議会」) 古紙リサイクルの環境負荷の誤りを指摘され、「私もほぼ同じ計算をし、同じ考え」と言いながら、誤りを一切認めない謎 出典追求に対するごまかし 証明責任、説明責任を逃れる言い訳(「科学者、教育者として説明を加えている」としながら学問の世界で公認された情報を調べない) 自身の社会的責任を免責するこ

                                          • 「現代サプライサイド経済学」と「第三の道」――マクロ経済政策の見取り図(その3)/中里透 - SYNODOS

                                            このところ、「現代サプライサイド経済学」が注目を集めている。イエレン米財務長官がバイデン政権のアジェンダとして掲げるこの「経済学」については、経済成長と格差是正の同時達成を目指す画期的なプランと評する向きが日本にもあるようだ。だが、はたしてこれは「新しい」経済政策と言えるのだろうか。以下ではこのことについて考えてみたい。 サプライサイド経済学の「位相」 今から40年ほど前にも「サプライサイド経済学」が注目を集めたことがある。これは税制と社会保障制度の歪みが貯蓄不足と投資不足をもたらしているという認識に立って税制改革と年金改革を行うとともに(主な提唱者はハーバード大学のマーティン・フェルドスタイン教授(当時))、規制緩和を通じて供給面から経済の活性化を図ろうというアイデアだ。 もっとも、より一般的には、サプライサイド経済学はラッファーカーブとともに記憶されているかもしれない。南カリフォルニア

                                              「現代サプライサイド経済学」と「第三の道」――マクロ経済政策の見取り図(その3)/中里透 - SYNODOS
                                            • 石破元幹事長が訴える内需主導の経済政策「アベノミクスで日本の競争力は低下」

                                              Close Up 激動する世界経済の流れに、日本も無縁ではいられない。政治・経済、企業・産業、社会の注目テーマをクローズアップし、独自の視点、切り口で「詳説」する。 バックナンバー一覧 9月14日投開票の自民党総裁選挙に立候補している石破茂元幹事長が11日、ダイヤモンド編集部のインタビューに応じた。アベノミクスについては「雇用が増えたのは生産性が低い業種」「ドルベースで見れば株価の上昇率は大きくない」と問題点を列挙。総裁の有力候補である菅義偉官房長官の掲げる地域金融機関の再編には賛成しつつ、中小企業の統合・再編については「再編より後継者のマッチングが重要だ」と疑義を呈した。(聞き手/ダイヤモンド編集部 山本興陽、岡田 悟) 中国とのGDPの差は2.9倍に開いた 日本は「働かないと生きていけない社会」になった ――アベノミクスの評価と課題についてどのようにお考えですか。 アベノミクスによる好

                                                石破元幹事長が訴える内需主導の経済政策「アベノミクスで日本の競争力は低下」
                                              • MMTでにわかに高まる財政拡大論:アベノミクスを主導するリフレ派の立場からMMTとケルトン教授に異議を唱えた理由=浜田宏一(内閣官房参与) | 週刊エコノミスト Online

                                                浜田宏一氏 ステファニー・ケルトン米ニューヨーク州立大教授を迎えたMMT(現代貨幣理論)の研究会で疑義を述べた浜田宏一・内閣官房参与に真意を聞いた。 (聞き手=黒崎亜弓) ―― MMTをどう評価するか。 浜田 財政赤字にそれほど目くじらを立てることはなく、国民生活が良くなるのならば財政支出はプラスだという議論に注目を集めた点では、MMTは社会に対して貢献している。 一方で、MMTの問題点は、放っておくとインフレになる危険があることだ。序盤と中盤では、ゼロ金利のもとで中央銀行は“政府のしもべ”として財政支出に対して貨幣を供給していればいいかもしれない。ただ、どこかで物価上昇に対する人々の期待ががらっと変わって、これからインフレになると思い始める。日本銀行の役割を抹殺しようとする点では極端な議論だ。 インフレ抑える日銀売りオペ ―― インフレ期待が急に変わる時にどう対処するのかは、これまで金融

                                                  MMTでにわかに高まる財政拡大論:アベノミクスを主導するリフレ派の立場からMMTとケルトン教授に異議を唱えた理由=浜田宏一(内閣官房参与) | 週刊エコノミスト Online
                                                • みずほリサーチ&テクノロジーズ : 門間一夫の経済深読み

                                                  2024年3月25日 グリードフレーションのゆくえ ─ 今年の賃上げの意味を考える ─ (PDF/456KB) 2024年2月26日 物価2%で政府の借金軽減? ─ 「中長期試算」のマジックとは ─ (PDF/381KB) 2024年1月24日 インフレは生産性にプラス? ─ 日銀「新理論」の問題提起 ─ (PDF/361KB) 2023年12月25日 デフレから人手不足へ ─ 事態はより深刻との危機感を ─ (PDF/431KB) 2023年11月28日 個人消費の弱さと二つの感想(PDF/389KB) 2023年10月24日 日本の金利はどこまで上がる? ─ 2%物価目標が内包するカオス ─ (PDF/344KB) 2023年9月27日 インフレが押し上げる中立金利(PDF/390KB) 2023年8月25日 エネルギー補助金の是非 ─ 本当は目指したいベストの解 ─ (PDF/355

                                                  • 野口旭氏『MMT(現代貨幣理論)の批判的検討』に関するMMT(er)の“弁明”|望月慎(望月夜)

                                                    こんにちは、私は望月慎(望月夜)@motidukinoyoruと申します。(blog「批判的頭脳」、togetter、noteマガジン一覧) つい先日(2019/9/20)、AWニュースWeekly(ニコニコ動画・YouTube)の方で野口旭氏と対談させていただきました。 時間の関係で話せずに終わったことが多くあり、今回は、広く皆様の議論の叩き台となることを望んで、野口旭氏に放送前にお送りした書簡の内容を共有させていただこうと思います。(放送用に用意していたスライドも併せて添付いたします) [過去noteマガジン一覧] 経済学・経済論 第1巻、経済学・経済論 第2巻 貨幣論まとめ、財政論まとめ、不況論まとめ、雇用・労働論まとめ ① 内生的貨幣供給論の整理と、中央銀行のアコモデーションに関する議論 上記に関しまして、野口旭氏の議論を確認しつつ、それに対してコメントさせていただきます。 MMT

                                                      野口旭氏『MMT(現代貨幣理論)の批判的検討』に関するMMT(er)の“弁明”|望月慎(望月夜)
                                                    • Tymoigne & Wray 『MMT批判に答える』の抜粋訳と、これを作成した理由|望月慎(望月夜)

                                                      こんにちは、望月慎(望月夜)@motidukinoyoruと申します。 (blog「批判的頭脳」、togetter、noteマガジン一覧) (拙著『図解入門ビジネス 最新 MMT[現代貨幣理論]がよくわかる本』(秀和システム)(2020/3/24 発売)) ティモワーニュとレイによるMMT批判への再反論論文が書かれたのは2013年のこと、今から8年も昔の話になる。 Tymoigne, E., & Wray, L. R. (2013). Modern money theory 101: a reply to critics. Levy Economics Institute, Working Papers Series, (778). 基本的にこの論文は、アメリカにおける非主流派/異端派、特にポスト・ケインジアンによるMMT批判に応える内容となっていて、一般のMMT論争とはややテイストが異な

                                                        Tymoigne & Wray 『MMT批判に答える』の抜粋訳と、これを作成した理由|望月慎(望月夜)
                                                      • 連載MMT① MMTを基盤とする経済政策の問題点について

                                                        参院選を前に各党の公約などが発表されています。中でもきわめてユニークな経済政策を掲げているのが山本太郎氏率いるれいわ新選組です。大胆に政府支出を増やすというその経済政策は今アメリカの政界・経済界でも話題のMMT(現代貨幣理論)というマクロ経済学の考え方に基づいていると思われます。 この理論は一見すると有権者受けしやすい「増税せずに財政支出を増やすことができる」というものですので、選挙対策として政党が興味を持つのも当然です。しかし本場のアメリカでも多くの批判を浴びており、日本においても成功裏にその経済政策を実践するのはおそらく難しいと思われます。 アベノミクスが成功し、好景気もバブル期を超えるほどの長期にわたってもなお、経済成長を国民の多くが実感できないなど、長期にわたる潜在成長率の鈍化を受けて、なんとか正しい経済政策で日本経済の成長率を上昇させることはできないかというのは、政治家のみならず

                                                          連載MMT① MMTを基盤とする経済政策の問題点について
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