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インフレ デフレ スタグフレーションの検索結果1 - 40 件 / 92件

  • ニュージーランドのインフレが止まらない|NZ増田

    日本ではデフレが行きつくところまで行きついたたためにスタグフレーションに入ったなどといわれているが、ニュージーランドは一向に止まらないインフレーションに苦しめられている。 ニュージーランド政府がインフレーションをよしとしているのかいないのかは知らないが、ジャシンダ・アーダーン首相がこの国のインフレーションについて話したことを今のところ見たことがないので、どうでもいいと思っている可能性はある。 もしくは最低賃金さえ上げてれば問題ないと考えている可能性もある。 この状況を打開する方法はあるのだろうか。 まずレイバーが与党の座を明け渡さなくてはならない。 今のジャシンダ・アーダーンの支持率は35%まで低下した。おそらく調査会社が調査票を配った人のほとんどがレイバー政党支持者かジャシンダ・アーダーンの政策によって何らかの利益を得ている人なのだろう。 インフレーションについて人々がどのように理解して

      ニュージーランドのインフレが止まらない|NZ増田
    • 日本の賃金が上がらなかった「本当の理由」 | ZUU online

      日本の賃金が上がらなかった本当の理由 金融緩和によって経済が活性化するなど、ほぼありえない。そんなことより、経済成長をはばみ、賃金の上昇を妨げている制度を改革すべきだった。たとえば、正規雇用者の労働流動性を高め、年功序列、終身雇用システムを止めていれば、日本人の平均賃金はもっと上がっただろう。 しかし、これまで日本がやってきたのは、非正規雇用を増やして、彼らに正規雇用の仕事をさせるという〝逆行政策”だった。 日本人の平均賃金が上がらなかったのは、経済成長ができなかったからだが、そうなってしまった構造的な原因は、賃金が安く済む非正規雇用者を増やしたことにある。いまでは、非正規雇用者は、約2,101万人で日本の全雇用労働者の約4割を占めるまでになった。 非正規といっても、「同一賃金同一労働」が実現していれば、問題は大きくならなかっただろう。しかし、日本は〝身分社会”のため、両者の格差は歴然とつ

        日本の賃金が上がらなかった「本当の理由」 | ZUU online
      • 金融政策はこれからもマクロ経済の安定化ツールであり続けることができるのか サマーズとクルーグマンのツイートより

        https://twitter.com/LHSummers/status/1164490326549118976 "ここジャクソン・ホールにやってきて、経済学者は重要な問題に取り組んでいます。中央銀行は、これからの10年も、これまで私たちが考えてきたように、産業社会のマクロ経済の安定化ツールであり続けることができるでしょうか?アンナ・スタンズブリーと執筆中の論文で、私たちはそれは疑わしいと論証しています。" "今や利下げの余地はほとんど残されていません。1970年代以来、アメリカ合衆国でリセッションが発生するとFedは常に500ベーシスポイント以上の利下げを実行してきました。そして多くの場合、実質金利は中立金利よりも400ベーシスポイント以上低かったのです。今や最大限可能な利下げ幅は200から300ベーシスポイント、実質金利は中立金利より150から250ベーシス下でしかありません。" "わ

          金融政策はこれからもマクロ経済の安定化ツールであり続けることができるのか サマーズとクルーグマンのツイートより
        • 日本はいよいよ本格的にデフレ脱却→インフレへ。ただ、それは日本経済成長の起爆剤とはなりづらい。メインシナリオはスタグフレーションの到来か(ダイヤモンド・ザイ) - Yahoo!ニュース

            日本はいよいよ本格的にデフレ脱却→インフレへ。ただ、それは日本経済成長の起爆剤とはなりづらい。メインシナリオはスタグフレーションの到来か(ダイヤモンド・ザイ) - Yahoo!ニュース
          • スタグフレーションとは?|景気後退でのインフレ - ウミノマトリクス

            最終更新日時:   2022年6月13日 今回は「スタグフレーション」について解説していきたいと思います。 投資をしているのであれば抑えておきたい用語になります。 【投資は自己責任】投資に対しての注意事項 投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します) この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。 レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いま

              スタグフレーションとは?|景気後退でのインフレ - ウミノマトリクス
            • ゴールドの買い開始、スタグフレーショントレード再開 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート

              ゴールドの買いを再開する。理由の詳細はこの記事で説明したい。 金相場下落の理由 金相場は長らく下落してきた。まずはコロナ後の金価格のチャートを見てもらいたい。 金価格はコロナ後の緩和で大きく上昇した後、2021年は横ばいを続け、今年の春頃から下落トレンドとなっている。 金価格は既にコロナ前の水準まで下げており、これだけインフレになっているのに金価格が横ばいだという事実にまず違和感を覚えてもらいたい。市場にはたまにこのような明らかにおかしい何かが落ちている。 今市場で一番不合理な数字 ここで読者に考えてもらいたいのだが、現在の金融市場で一番おかしい数字とは何だろうか? Fed(連邦準備制度)がインフレ抑制のために行なっている金融引き締めで金利は上昇し、株価は下落、インフレ期待は下落し、ゴールドを含むコモディティ銘柄も落ちている。 その中には合理的な動きもあれば明らかにおかしいものもある。その

                ゴールドの買い開始、スタグフレーショントレード再開 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
              • うまい棒が値上げした2円を受け止めることの意味 - はじまりここから

                「いつも食べている〇〇が値上げしてつらい」「大好きな〇〇が値上げになって淋しい」 昨年から相次ぐ食料品を中心とした値上げのニュース。街角のインタビューでは消費者から溜め息が漏れる。そして、僕はいい加減ウンザリしてしまう。 そりゃあ、そうだ。値上げを喜ぶ人はいない。 原油をはじめ、高騰する資源や原材料。追い討ちをかけるように進む円安。輸入に頼る日本にとって値上げの理由は十分過ぎるほど揃っている。それなのに…。 値上げするメーカーの苦悩 僕には値上げ報道の街角インタビューがメーカーを暗に悪いと言っているような気がしてならない。単なる被害妄想かもしれないけど、わざわざインタビューする意図がわからず、そう感じてしまう。 そもそも値上げは、値上げをするメーカー側もつらい。リスクを伴うから、値上げはできる限り避けたい。それでも背に腹を変えられないので値上げに踏み切る。 それに、たとえ値上げに踏み切って

                  うまい棒が値上げした2円を受け止めることの意味 - はじまりここから
                • 新型肺炎と日本経済――デフレへの逆戻りは避けられるか?/中里透 - SYNODOS

                  新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が日常生活に与える影響が、現実の大きな問題となりつつある。最近の状況は、ちょうど9年前に起きた出来事、すなわち東日本大震災の発災後の様子を思い起こさせるものだ。日用品の買いだめと品不足、各種イベントやスポーツ大会の開催中止、通勤・通学の困難化、サプライチェーン(供給網)の寸断による生産活動への影響の懸念など、震災後と現在の状況には共通点が多い。 福島第一原子力発電所の事故と同様に刻々と状況が変化し、収束の見通しが立たないことや、不安の原因となっているのが目に見えないもの(放射能汚染とウイルス感染)であることも、不安を増幅させる要因となっている。このところ、感染の防止とは直接的な関係のない商品(トイレットペーパー、紙おむつなど)についてまで買いだめの動きが広がっているが、これは新型肺炎の問題が、感染症としての実際のリスクの域を超えて社会不

                    新型肺炎と日本経済――デフレへの逆戻りは避けられるか?/中里透 - SYNODOS
                  • 賃金減少、日本の家計に世界的なインフレが直撃、「悪い円安」も追い討ち?

                    賃金減少、日本の家計に世界的なインフレが直撃、「悪い円安」も追い討ち?:古田拓也「今更聞けないお金とビジネス」(1/2 ページ) 世界的なインフレの影響が、日本の家計に大きな打撃を与える可能性がある。 2020年に先物価格がマイナスとなって大きな話題となった原油価格は、一時86ドル(10月18日)まで値段を回復している。円相場も今年の初めは1ドル103〜105円程度で推移していたが、今や114円台まで円安が進行している状況だ。「世界的な物価の上昇」と「急速な円安相場」というダブルパンチによって、毎年恒例となっている”値上げの秋”も今年は一段と厳しさを増している。 10月の価格改定では、家庭用のマーガリンや小麦などが値上げとなったほか、米国の輸入牛肉の価格高騰が著しい。農畜産業振興機構によれば、米国産牛バラ肉1キロの卸売価格は、前年比で約1.8倍の1113円にまで上昇しており、関係者の間では

                      賃金減少、日本の家計に世界的なインフレが直撃、「悪い円安」も追い討ち?
                    • 日本円の預金や貯金はノーリスク?それともハイリスク? - 現役投資家FPが語る

                      日本円での預金や貯金は、元本保証でノーリスクだと多くの方が考えていると思います。 元本割れリスクのある投資信託や株式を購入する資産運用なんてとんでもない、という方も多いでしょう。 しかし、個人的には保有している資産が日本円のみという資産配分は、今後、超ハイリスクになる可能性があると考えています。 そこで今回は、保有している資産が日本円のみという資産配分がハイリスクだと考える理由を解説します。 預金や貯金にはインフレリスクがある 景気が良くないとインフレは起こらない? 日本の衰退が引き起こす超円安からのインフレリスク 保有する資産が日本円の預金や貯金だけということが超ハイリスク つみたてNISAや個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)から運用を始める まとめ 預金や貯金にはインフレリスクがある 下記記事で解説した通り、預金や貯金にはインフレリスクがあります。 www.fpinv7.com イ

                        日本円の預金や貯金はノーリスク?それともハイリスク? - 現役投資家FPが語る
                      • 資産“日本円だけ”なら価値半減へ。馬鹿な政治家たちのせいで凋落する日本…海外に逃げられないならどう生きるか=鈴木傾城 | マネーボイス

                        現在、アメリカの政策金利は5%超えとなっているのだが、日本の政策金利はゼロ%で推移している。この状態が継続するのであれば、「ドル高円安の傾向はしばらく続く可能性が高い」と多くのアナリストが見解を発表している。 とは言っても、来年か再来年のどこかでアメリカの高金利も低下していくし、日本の金利も「もしかしたら」少しは上がる可能性もある。そうなれば、今度はドル安円高に振れることも考えられる。 しかし、政策金利の上下で為替レートが動くのとは別に、考慮しなければならなことがある。日本の凋落が続くのであれば、円の価値は下がるので長期的には円安になってしまうのは避けられない現象だ。 日本が今後も凋落し続けるのか、それとも奇跡か神がかりが起きてまた「陽が昇る」のかは誰にも分からない。 少なくとも凋落を避けるためには政治がしっかりしなければならないのだが、果たして今の政治家が強い指導力を発揮して日本の経済を

                          資産“日本円だけ”なら価値半減へ。馬鹿な政治家たちのせいで凋落する日本…海外に逃げられないならどう生きるか=鈴木傾城 | マネーボイス
                        • 【森永康平の経済闘論】私が「デフレ」を主張する理由 政策次第では再び回帰 「生活が苦しくなった…」日本で生じる〝悪いインフレ〟(1/2ページ)

                          昨年の日本経済を振り返ってみれば、1つのテーマにインフレが挙げられるだろう。これまで長くデフレ経済に苦しみ、日銀もデフレ脱却を掲げて異次元の金融緩和を継続していたことを考えれば、いよいよ日本経済も大きな転換点を迎えたかのように感じられる。 しかし、経済にそれほど興味や関心がない方からは、デフレ脱却を目指していたのに、いざインフレになったら生活が苦しくなったため、『これなら物価が下がるデフレの方がよかったではないか』という意見も散見された。 私はここ数年、インフレには大きく分けて2つの種類があると主張し続けてきた。1つは需要が物価を押し上げる「ディマンドプル型」で、もう1つはコストが物価を押し上げる「コストプッシュ型」だ。言うまでもなく、昨年日本で生じたのは後者のインフレで、これを「悪いインフレ」と表現することもある。 厚労省の毎月勤労統計調査によれば、実質賃金は20カ月連続でマイナスとなっ

                            【森永康平の経済闘論】私が「デフレ」を主張する理由 政策次第では再び回帰 「生活が苦しくなった…」日本で生じる〝悪いインフレ〟(1/2ページ)
                          • 値上げ地獄でも「増税」を押し付ける…日本人をますます貧乏にする岸田政権の危うさ(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース

                            日本の経済はこれからどうなるのか。経済アナリストの森永康平さんは「今後岸田政権は金融と財政の両方を引き締める可能性がある。家計が苦しむ中、減税どころか増税に走れば、日本は亡国への道を歩みかねない」という――。 【図表】消費者物価指数(前年同月比)の推移 ■岸田政権は「苦境にあえぐ国民」を助ける気があるのか スマホを眺めていると国内ニュースでは「値上げ」と「円安」の話題ばかりだ。 海外ニュースでは中国の習近平政権が異例の3期目に突入し、いよいよ台湾有事の危機がより鮮明になったという。 ロシアによるウクライナ侵攻は泥沼化し、年末に向けて新型コロナウイルスの第8波に備えよというニュースも流れている。 これらのニュースに目を通すだけでも、日本国民がいま苦境にあえぎ、かつさまざまな外部の脅威にさらされていると容易に想像できる。だが、果たして日本政府は支援策を考えているのだろうか。 不況下で物価だけが

                              値上げ地獄でも「増税」を押し付ける…日本人をますます貧乏にする岸田政権の危うさ(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
                            • 今こそ変革の時

                              金融政策の基盤・枠組みを再考する時が来た エリザベス2世女王が2008年に、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の教授に世界的な金融危機について質問したことはよく知られている。「なぜ誰も予測できなかったのか」。チャールズ3世が今日、母親と同じ道をたどるとすれば、確実に似たような質問をするだろう。ただ今回は高インフレについてである。 これはいつになく差し迫った質問だ。その理由はふたつ。第1に、最近のインフレ率が40年ぶりの水準に急上昇する前は、先進国の多くの中央銀行は圧倒的に、低インフレの方を懸念していた。第2に、中銀当局者は自信を持ってインフレが一時的なものであると主張し、価格が急速に上昇したにもかかわらずインフレを抑制することができなかった。引き金となった出来事(特にパンデミックと、ウクライナでの戦争による貿易と生産の混乱)は、供給サイドに由来する。これらは金融政策の範疇に入

                                今こそ変革の時
                              • 円高政策は解決ではない|松尾 匡

                                ※ データ選定の誤りにより、下記文章中「円価値が半分に落ちても…」の部分および「付録」に、後記があります。また、細かい計算結果の紹介の部分を削除して訂正しています。そのほか、文中で後記を角括弧[ ]で挟み込んでいます。ご注意ください。間違ったことを書いてしまったこと、深くお詫びもうしあげます。——2023年8月12日 まず近況報告手術しました4月10日の日曜日、入浴中に身体のちょっとした異変に気づき、翌日いきつけの病院に行ったら、大きい病院に行けと言われました。それで紹介された大きい病院にその翌日行ったら、おそらく手術が必要になるということで、入院と手術の予約手続きをされました。 MRIがその病院では予定いっぱいなので、別のところで日曜日に撮り、それをもとに翌月曜日の診察で腫瘍摘出の手術が決定。単身赴任中なのですが、できれば家族を呼べとのことなので、九州の自宅から妻がきて立ち会いました。(

                                  円高政策は解決ではない|松尾 匡
                                • コロナ不況下の日本に、最悪のスタグフレーションが迫る構図を読み解く

                                  景気が停滞(Stagnation)する一方で物価上昇(Inflation)が進むのがスタグフレーション USENG/ISTOCKS <新型コロナで日本経済がすでに景気後退入りしているとされるなか、物価だけが上がるという最悪の状況が現実になりつつある> 新型コロナウイルスの感染拡大でデフレ激化を懸念する声が上がるが、一方でスタグフレーション(不景気下のインフレ)のリスクも徐々に高まっている。好景気によるインフレは、賃金も上がるのでそれほど大きな混乱は生じないが、スタグフレーションではそうはいかない。ただでさえ苦しかった庶民の懐はさらに厳しくなる可能性もある。 経済学的に見てインフレには2種類ある。ひとつは需要の伸びが大きく、供給が追い付かない場合に発生するディマンドプル・インフレ、もうひとつは、何らかの理由で供給側のコストが上昇するコストプッシュ・インフレである。 一般的にディマンドプル・イ

                                    コロナ不況下の日本に、最悪のスタグフレーションが迫る構図を読み解く
                                  • ドラッケンミラー氏: 米国株は30年上がらない可能性 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート

                                    引き続き、ジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを率いたことで有名なスタンレー・ドラッケンミラー氏のSohn Conferenceにおけるインタビューである。 今回はアメリカ屈指のファンドマネージャーが米国株の長期見通しについて語っている部分を紹介しよう。 金融引き締めと株価暴落 アメリカの物価高騰で中央銀行が強力な金融引き締めを行ない、結果として株価が下落している。 5月FOMC結果、2018年世界同時株安時の2倍の規模の量的引き締め開始 筆者を含め、ファンドマネージャーらはこれを事前に予想し空売りを行なって利益を上げた。ドラッケンミラー氏もその1人である。 ドラッケンミラー氏、株式と債券を大量空売りに成功 株安は続く 十分な利益を上げたため、彼は今空売りを一旦休止しているが、あくまでこれは下落相場の踊り場に過ぎない。筆者は天井から大底まで付き合うつもりだが、ドラッケンミラー氏は美味し

                                      ドラッケンミラー氏: 米国株は30年上がらない可能性 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
                                    • 構造的に上昇したインフレと金融抑圧が15年から20年続くと経済学者が警告

                                      高止まりするインフレの影響を受け、中央銀行は金利引き上げなどを行い対応措置をとり始めています。インフレの悪循環をかねてから警告していたという経済学者のラッセル・ネイピア氏は、「構造的に上昇したインフレと金融抑圧が15年から20年続く」と主張し、投資家が新しい世界にどのように備える必要があるかについて、見解を共有しています。 Russell Napier: The world will experience a capex boom https://themarket.ch/interview/russell-napier-the-world-will-experience-a-capex-boom-ld.7606 ネイピア氏は「過去40年間、私たちは経済が自由市場に導かれているという考えに慣れ親しんできました。しかし、私たちは今、資源配分の大部分を市場に委ねないシステムへと移行しつつあるの

                                        構造的に上昇したインフレと金融抑圧が15年から20年続くと経済学者が警告
                                      • インフレの元凶、デフレの元凶 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                                        アンコリさんが『働き方改革の世界史』にツイートでコメントされているのですが、 https://twitter.com/uncorrelated/status/1361905380461174784 だらだらと『働き方改革の世界史』https://amzn.to/2OCnSwA を読み始める。語り口が軽く読みやすい思想史と言うか労働問題の古典紹介になっている。 根拠脆弱と言う意味で「結果的にデフレ二〇年間を生み出してきた日本型社員組合」(p.36)がちょっと気に入らないのだが、組合の形態は制度だから外生的と見なせるから、論としては成立するかな。 数理モデルと計量分析にウェイトがかかっている経済学徒が読むと視野が広くなりそうではあるが、なぜかより一般均衡で考えないといけない感が出てくる。こういう歴史学的な方向でいったら、経済学のアドバンテージを示せないからかな? いやまあ、わたしはむつかしい経

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                                        • 8月全国CPI、2.8%上昇 - 地球PF運用ブログ

                                          8月の全国消費者物価指数が発表されました。前年同月比で2.8%上昇。1991年9月以来、実に30年11か月ぶりの上昇率です。 米国のCPIは8.3%、ユーロ圏は9.1%です。それらに比べれば、日本の数字はまだマシかのように思えます。それでも絶対値として見ればかなり大きな上昇率です。数年前に、日本のCPIが本当に2%を超えると予想できた識者が何人いるでしょうか。外国の異常に高いインフレ率に目を奪われがちですが、日本も相当なものです。 上昇の筆頭はやはりエネルギーです。電気代は21.5%、ガス代は20.1%の上昇率でした。こういった節約が難しい項目の値上げは困りますね。次いで食品も大きく上がっています。 ところで、景気が停滞している中でインフレが進行する現象を「スタグフレーション」と言います。「Stagnation(景気停滞)」と「Inflation」を組み合わせた言葉です。通常、景気停滞期に

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                                          • 物価高を加速する「悪い円安」に懸念の声、景気刺激効果は減る傾向

                                            ドル・円相場が先週、2015年8月以来の1ドル=125円台を付けた中で、円安が資源などの輸入価格をさらに押し上げ、日本経済に悪影響を及ぼす「悪い円安」を懸念する声が高まりつつある。 ロシアのウクライナ侵攻で供給不安が強まり、原油価格や商品市況が一段と高騰。米連邦準備制度理事会(FRB)は先月、インフレを抑制するため3年3カ月ぶりの利上げに踏み切った。日本銀行は2%物価目標の達成まで現行の金融緩和策を続ける方針で、日米金融政策の方向性の違いを背景に円安が進行している。 東京都在住の塚田園子さん(51)は「食料品がじわじわ高くなっており、物価だけはどんどん上がっている」とし、車で介護施設に通勤する高沢早季子さん(35)も「ガソリン価格は補助金を含めても値上がりしている」と話す。賃金の上昇が鈍い中で物価高が家計を圧迫している。 かつて円安は輸出企業を中心に大企業にとっては業績の上振れ要因として働

                                              物価高を加速する「悪い円安」に懸念の声、景気刺激効果は減る傾向
                                            • 物価上昇の裾野広く、脱デフレ「賃上げ重要」 経財白書 - 日本経済新聞

                                              山際大志郎経済財政・再生相は29日の閣議に2022年度の経済財政報告(経済財政白書)を提出した。今の物価上昇局面は過去に比べ幅広い品目が値上がりしていると分析した。それでもインフレ圧力は米欧より弱い。「デフレ脱却には物価と賃金がともに安定的に上昇していくことが必要」と指摘し、労働生産性の向上を課題にあげた。白書は日本経済について不況下で物価上昇が進む「スタグフレーション」には陥っていないとの見

                                                物価上昇の裾野広く、脱デフレ「賃上げ重要」 経財白書 - 日本経済新聞
                                              • グローバルなインフレ上昇を理解する (2022年5月27日)

                                                Luca Fornaro、CREIジュニア・リサーチャー、ポンペウ・ファブラ大学非常勤講師、Barcelona School of Economicsリサーチ教授 Federica Romei、ストックホルム商科大学助教、CEPR リサーチアソシエイト 原文リンク [訳者注:訳文中の「流出」についてあるところでコメントをいただきましたので、少し説明を書いておきます。「流出」としているものの原文は”spillover”です。おそらく訳の定番は「波及」だと思うのですが、本当は国外に出て行ってほしくないものが出ていく事について使われている言葉なので、この意味を強調したくて「流出」にしています(と言いつつ「波及」の方も使っている箇所もありますが。)] 概要:パンデミック発生以来、世界全体で貿易財への需要が非貿易財であるサービスと比べて異例なまでに高まっている。このコラムはこの通常ではない需要パター

                                                  グローバルなインフレ上昇を理解する (2022年5月27日)
                                                • レイ・ダリオの理論を信じるべきか!? - ミクサの脱社畜計画

                                                  CONTENTS レイ・ダリオの理論を信じるべきか!? 投資家の救世主 長期債務サイクル 歴史上初めての金融政策 適正PERは40~50倍に!? この理論の落とし穴 最善の選択 まとめ レイ・ダリオの理論を信じるべきか!? 投資家の救世主 パラダイム・シフトが近づいている。みんなその期間に起こったことに慣れてしまう。皮肉なことに、それらの終期には市場がその期間が継続すると織り込んでしまう。その期間の初めにはそうではなかったのにだ。 【レイ・ダリオ(ヘッジファンドの帝王)】 現在、株価は歴史的高値で推移しており、ほとんどの世界的投資家はリスク回避に動いています。 周りを見渡すと、戦々恐々としている人、積極果敢に攻める人、暴落による買い場を狙っている人…様々な思惑が渦巻いているように思います。 そんな混沌の中、説得力のある理論の基、上昇見通しを示している強気派投資家の代表格が『ヘッジファンドの

                                                    レイ・ダリオの理論を信じるべきか!? - ミクサの脱社畜計画
                                                  • 2022年のスタグフレーションに投資する方法 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート

                                                    年始から著名投資家の相場観の紹介に忙しかったため、なかなか書けていなかったが、2022年の投資戦略について包括的に書いてみよう。 インフレと景気後退の合わせ技 2022年のテーマはスタグフレーションである。 スタグフレーションとはインフレと景気後退が同時に来ることである。物価は需要と供給に左右されるが、景気が後退すると通常需要も後退するため、物価押し下げの要因となることが多い。つまりはデフレである。 ここ数十年の間、経済のテーマはデフレと景気後退だった。インフレが起こることはなかった。だがデフレにあぐらをかいて、どんなに紙幣を印刷してもインフレにはならないと高をくくって紙幣をばら撒き続けた結果、アメリカでは前年比7.1%の物価高騰が起こっており、しかも収拾の目処は立っていない。 コロナ蔓延でもインフレ止まらず、12月米物価上昇率は7.1% リフレ派の似非経済学者たちにインフレは良いものだと

                                                      2022年のスタグフレーションに投資する方法 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
                                                    • 海外「日本だけは本当に謎だ…」 国際機関も困惑する日本経済の異常な安定性が話題に

                                                      労働市場のタイト化から生じたコスト圧力や、 サプライチェーンの混乱の影響などで、 現在世界的なインフレとなっています。 国際機関「世界経済フォーラム」の算出によると、 インフレの影響により世界経済の成長率は、 2021年の6.0%から2022年には3.2%へ、 2023年は2.7%へ鈍化する見込みです。 その世界経済フォーラムは今月6日、 「なぜ日本のインフレ率はここまで低く抑えられているのか?」 と題した記事を配信しています。 記事ではまず、 「『インフレ率3%』は多くの人にとって夢のような話だが、 日本ではそれは現実に起きている事だ」と指摘。 その上でG7の8月消費者物価指数(CPI)上昇率を提示しています。 日本:2.8% アメリカ:8.3 カナダ:7% フランス:5.9 ドイツ:7.9 イタリア:8.4 イギリス:9.9 さらに記事では、日本の低インフレの主要な理由として、 「物価

                                                        海外「日本だけは本当に謎だ…」 国際機関も困惑する日本経済の異常な安定性が話題に
                                                      • 『アベノミクスによろしく』の明石順平が斬る「老後2000万円不足」問題(2019年7月15日)|BIGLOBEニュース

                                                        今年2月に政府の賃金統計偽装について国会で公述した、『国家の統計破壊』著者の明石順平氏 「平均的な家計では、年金以外で2000万円の蓄えがなければ、老後の生活費が不足する」という試算を盛り込んだ、金融庁金融審議会の報告書が波紋を呼んでいる。今月の参議院選挙での争点化を避けるかのように、麻生太郎副総理兼金融担当相は、この報告書を「政府の政策スタンスと異なる」として受け取りを拒否。森友・加計学園問題や厚労省の毎月勤労統計の不正調査問題など、都合の悪い事実を隠蔽・改竄する政権の体質が、改めて浮き彫りになった。 ベストセラー『アベノミクスによろしく』の著者で、今年2月に賃金統計偽装について国会で公述し、6月に新刊『国家の統計破壊』(インターナショナル新書)を上梓した弁護士の明石順平氏は、今回の問題をどう見ているのか。実感なき景気回復策といわれるアベノミクスの正体とともに聞いた。 ■マクロ経済スライ

                                                          『アベノミクスによろしく』の明石順平が斬る「老後2000万円不足」問題(2019年7月15日)|BIGLOBEニュース
                                                        • 【悲報】お金の価値は減り続ける!?対策は? - 現役投資家FPが語る

                                                          人生お金が全てではありませんが、お金が無ければ生きてはいけません。 しかし、お金に振り回される人生は避けたいもの。 お金に振り回される人生を避けるためには、お金の性質を知ることが重要。 実は、基本的に「お金」の価値は減り続けていく性質があります。 お金の性質を知り、お金に振り回されたくない方は参考にしてください。 お金の3つの機能とは? インフレとデフレはどちらがいい? 日本銀行(日銀)の金融緩和政策の目的はインフレ率2% 年2%の物価上昇で「お金」の価値は36年後に半減する 資産を守る意味でも資産運用が必要 日本の実質賃金は下がり続けている 日本ではスタグフレーションが起こりつつある まとめ お金の3つの機能とは? お金には、下記3つの機能があります。 価値の保存機能 交換機能 価値の尺度機能 ①価値の保存機能 お金の名目価値は変化しません。お金を銀行に預ける、金庫にしまうなどして、持ち

                                                            【悲報】お金の価値は減り続ける!?対策は? - 現役投資家FPが語る
                                                          • 【NYダウ】よくわからない株価の上下・・・やっぱり下がったら買いたくなるのよね・・・ | 柴犬の米国株

                                                            どうも柴犬です。 最近の米国株式市場はなんかおかしいですよね?実態経済は最悪の状況ですが、お金はじゃぶじゃぶばら撒かれています。ばら撒かれたお金が上手く利用されれば経済も株価も順調に回復していくと思います。 ですが、ばら撒かれたお金は消えるわけではないので確実に※インフレ?になるのかな?そうすると資産運用している人としていない人では、確実に変わってくるのは間違いありません。 ※インフレーション(英語: inflation)とは、経済学においてモノやサービスの全体の価格レベル、すなわち物価が、ある期間において持続的に上昇する経済現象である。日本語の略称はインフレ。日本語では「通貨膨張」とも訳す。主にマクロ経済学で研究される現象。 消費者物価指数(CPI:consumer price index)など各種物価指数の上昇率がインフレーションの指標となる。典型的なインフレは、好況で経済やサービスに

                                                              【NYダウ】よくわからない株価の上下・・・やっぱり下がったら買いたくなるのよね・・・ | 柴犬の米国株
                                                            • インフレに強い資産と弱い資産。金融商品や年金などインフレ時代の資産形成を考えてみた

                                                              インフレに強い資産と弱い資産。金融商品や年金などインフレ時代の資産形成を考えてみた 2022年2月14日 2022年2月16日 投資 インフレ, 投資の基礎知識, 金融リテラシー 日本ではここ数年インフレターゲットとしてインフレ率2%の目標を掲げてきました。 それでもなかなか物価は上っていませんでした。 しかし、昨今の世界的な金融緩和の影響もあり、日本でも物価の上昇を感じられるようになってきましたね。 実質値上げ(容量を減らす)なども含めればインフレ率2%をすでに超えているというデータでもでていました。 インフレは今後の生活を考える上でかなり重要な話なんですよ。 自分が持っている資産の価値が大きく変わってしまう部分もあるのです。 今回はインフレに強い資産と弱い資産からインフレ時代の資産形成を考えてみましょう。 インフレとはなにかまずは今回の話の前提となる「インフレ」ってなにかについてみてい

                                                                インフレに強い資産と弱い資産。金融商品や年金などインフレ時代の資産形成を考えてみた
                                                              • 掴めるようにする - Arahabaki’s diary

                                                                ご訪問下さりありがとうございます。☆を付けて下さる方、記事をお読み下さる方、大変感謝しております。 今日も雨が降ってて寒かったです😑明日は晴れて欲しい。 ところで前の記事に書いた、中国のペッパーくんに似たロボットを見て、そういえば日本のペッパーくんは、どうして活躍できなかったのか、気になったのので考えてみました。 下のはペッパーくんが登場した頃のCMです(?)。動画がupされたのは9年前と表示されています。もうそんなに経ったと思うくらい😅ずいぶん昔の事です。 www.youtube.com まず足がないのが問題です。安く作ろうと思ったら仕方ないのか。でも家の中には段差もあるし、階段もありますからね。そこを我慢したとしても、一番の欠点は、腕や手が飾りみたいな機能しかなかったことです。 折角、指が付いているのに力が弱くて、物をしっかり掴んだり、正確に機械を操作したりできませんでした。 そこ

                                                                  掴めるようにする - Arahabaki’s diary
                                                                • ビル・ミッチェル教授来日 〜 第2回 MMT国際シンポジウム「MMTから考える日本経済の処方箋」 - 砂肝論法

                                                                  11月5日に衆議院第一議員会館 多目的ホールにて催された「第2回 MMT国際シンポジウム MMTから考える日本経済の処方箋」に参加し、講演を聴講しました。 MMT(Modern Monetary Theory)の名付け親である、オーストラリア ニューカッスル大学 ビル・ミッチェル教授の講演が最大の目玉でした。 その他の講演者は、 藤井聡教授(京都大学大学院) 青木泰樹特任教授(京都大学レジリエンス実践ユニット) 柴山桂太准教授(京都大学大学院) 合計4名。 また講演の後には、ビル・ミッチェル教授に対する質疑応答の機会も設けられました。 私はメモを取りながら聴講していましたが、私がフォローできた範囲内において、以下に内容をまとめます。 また後日、主催者側から動画の公開等もあるようですので、詳細な内容につきましては、そちらをご参照ください。 (11/18追記:動画がYouTubeにて公開されま

                                                                    ビル・ミッチェル教授来日 〜 第2回 MMT国際シンポジウム「MMTから考える日本経済の処方箋」 - 砂肝論法
                                                                  • 渡辺努『物価とは何か』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                    ここ最近、ガソリンだけではなく小麦、食用油などさまざまなものの価格が上がっています。ただし、スーパーなどに行けば米や白菜や大根といった冬野菜は例年よりも安い価格になっていることにも気づくでしょう。 このようなさまざまな商品の価格を平均化したものが本書のテーマである物価です。 著者はまず、物価を蚊柱、個々の商品の価格を個別の蚊に例えています。個別の蚊はさまざまな動きをしますが、離れてみると一定のまとまった動きが観測できるというのです。 本書は「個別の蚊の動きを追っても蚊柱の動きはわからない」という前提を受け入れつつ、同時にスーパーなどの商品のスキャナーデータなどミクロのデータも使いながら、「物価とは何か?」、さらには「日本の物価はなぜ上がらないのか?」という謎に挑んでいます。 ジャンルとしては経済エッセイということになるのでしょうが、理論と実証を行き来する内容は非常に刺激的で面白いですね。

                                                                      渡辺努『物価とは何か』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                    • デフレのはずが……日本で起きる「長期的」物価上昇ランキング

                                                                      日本経済低迷の病巣として物価上昇の鈍さが問題視されてきたにもかかわらず、食品を中心とした生活に身近な品目では長期的な物価上昇が続いている。総務省が先月発表した昨年11月の消費者物価指数を品目別にみて10年前と比較すると、サンマやイカは2倍超に値上がりした。牛肉、豚肉なども加えた88品目の価格が日本銀行が示す物価上昇率目標である年率2%を上回るペースで上がっており、家計を圧迫している。直近の動きをみても食品や燃料価格は値上がり傾向で、生活者の暮らしには逆風が吹く。頼みの綱である賃上げも大幅アップは期待薄で、消費の冷え込みが不安視される。 日本経済低迷の病巣として物価上昇の鈍さが問題視されてきたにもかかわらず、食品を中心とした生活に身近な品目では長期的な物価上昇が続いている。総務省が先月発表した昨年11月の消費者物価指数を品目別にみて10年前と比較すると、サンマやイカは2倍超に値上がりした。牛

                                                                        デフレのはずが……日本で起きる「長期的」物価上昇ランキング
                                                                      • 【悪い円安】日本銀行は金融緩和政策を変更すべき? - 現役投資家FPが語る

                                                                        日本銀行(日銀)が4月27~28日に開いた金融政策決定会合で、大規模緩和を維持する方針を決めたことにより、為替相場は1ドル130円台に突入して更に円安が進みました。 また、日銀は10年物国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペ(公開市場操作)を毎営業日実施することも発表しました。 悪い円安が進行しているのは頑なに緩和政策を続ける日銀のせいという論調がありますが、それは見当違い。 現状、日銀は安易に金融緩和政策を変更したり、止めたりすることはできません。 今、日銀が金融政策を転換してしまったら日本の景気は更に悪化してしまいます。 今回の記事では、下記ポイントについて解説します。 悪い円安が進行する理由とは? なぜ、日銀は金融緩和を止められないのか? 悪い円安を止めるための対策とは? 悪い円安が進行する理由とは? 日銀は金融緩和を止めるべき? 悪い円安を止める対策は積極財政 アベ

                                                                          【悪い円安】日本銀行は金融緩和政策を変更すべき? - 現役投資家FPが語る
                                                                        • 1970年代とのあまりもの共通点の無さについて : 炭鉱のカナリア、炭鉱の龍

                                                                          パンデミック後の一時的な(Transitory)インフレが何とか鎮火に向かいつつある中、それでもFedは引締めスタンスを変えないと主張する際にちょいちょい持ち出されるのはGreat Inflationとも呼ばれる1970年代のインフレの前例である。これはジャクソン・ホールでのパウエル総裁のスピーチでも登場しているし、1970年代のインフレ退治失敗の背後霊は今サイクルの引締めに纏わりつき続けている。この記事では1970〜1980年代の米国のインフレ退治を振り返ると共に今との共通点を点検していく。 1970年代とは 1970年代のインフレの根源はベトナム戦争と米ドルの信認の揺らぎ、そして二度の石油ショックである。ベトナム戦争は数百万人の動員、巨額の戦費と南ベトナムへの経済支援を通して米国の財政と生産能力を圧迫した。ジョンソン政権は戦費を増税によって賄おうともせず米国の「双子の赤字」体制が定着し

                                                                            1970年代とのあまりもの共通点の無さについて : 炭鉱のカナリア、炭鉱の龍
                                                                          • 【激ヤバのスタグフレーションも】好況・不況とインフレ・デフレの関係

                                                                            【本記事で得られる学び】好況・不況とインフレ・デフレの関係 【結論】回答:好況・不況とインフレ・デフレの組合せは全て有り得る 好況・不況とインフレ・デフレの4種類の組合せ(下図)は、 経済にとって全て有り得る現象です。 では、それらについて学んでいきましょう٩( ”ω” )و 好況&インフレもっとも好まれる状況で、ここ数十年の米国が良い例です。 好況:お金が循環するインフレ:物価が上昇

                                                                            • 今後起こり得る3つのシナリオと、最良のポートフォリオ編成。ミクサの投資戦略 - ミクサの脱社畜計画

                                                                              CONTENTS 今後起こり得る3つのシナリオと、最良のポートフォリオ編成。 今『わかること』と『わからないこと』 私が『知っていること』まとめ シナリオ①:インフレ率は2%付近で安定し、金利は現水準をキープする シナリオ②:物価はデフレになり、金利は高止まりする シナリオ③:不愉快なインフレと金利急上昇 最良のポートフォリオ編成 私のポートフォリオ 今後の展望 まとめ 待ち合わせにネコ連れてくる人 今後起こり得る3つのシナリオと、最良のポートフォリオ編成。 今『わかること』と『わからないこと』 私は、知っていることに比べたら知らないことばかりの「馬鹿なヤツ」だということをはっきり言っておこう。人生で成功と言えることがあったとしたら、私が何かを知っていたからというよりも、知らないことにどう対処するかを知っていたからだ。 【レイ・ダリオ-『PRINCIPLES』より引用】 私たち投資家が今後

                                                                                今後起こり得る3つのシナリオと、最良のポートフォリオ編成。ミクサの投資戦略 - ミクサの脱社畜計画
                                                                              • 【貧乏マインド】貧乏を引き寄せる悪い節約とは? - 現役投資家FPが語る

                                                                                長らくデフレに苦しんできた日本のインフレが止まりません。 食料品や電気料金の値上げなどが毎日のように新聞やテレビで報道されています。 物価上昇が続く中、これまで以上に出費を減らすつもりの方も少なくないでしょう。 節約も重要ですが、やり方によっては「貧乏マインド」を育て、より貧しくなってしまう可能性もあります。 そこで今回の記事では、以下の本を参考にやってはいけない節約について解説したいと思います。 インフレ時には、とにかく節約だと考えている方は参考にしてください。 『大学教授が科学的に考えた人生後半のマネー戦略 老後資金、55歳までに準備を始めれば間に合います(榊原正幸)』 リンク 節約とは? 貧乏を引き寄せる節約とは? 生活の質を下げずに節約する|固定費の削減 もっと稼ぐ|お金持ちマインドを育てる デフレからインフレの時代に転換する可能性 まとめ 節約とは? 「節約とは?」と聞かれると何

                                                                                  【貧乏マインド】貧乏を引き寄せる悪い節約とは? - 現役投資家FPが語る
                                                                                • 円安はいつまで続く?為替介入や利上げで円安は止まるのか? - 現役投資家FPが語る

                                                                                  資源高と円安による物価高によりデフレが続いてきた日本でも前年同月比2%超のインフレが続いています。 更に円安の流れが止まりません。 ついに1ドル=145円を突破する円安・ドル高となり1998年以来、およそ24年ぶりの円安水準を更新しました。 このまま円安が続けば、更にインフレが進むのでなんとかして欲しいと思っている方も多いでしょう。 そこで今回は、下記ポイントについて解説したいと思います。 円安はいつまで続くのか? 為替介入や利上げで円安を阻止できるのか? 円安はいつまで続くのか? 円買いの為替介入には限界がある 日本経済は金利を上げられる状況ではない 日本経済を回復させて緩和政策を転換する アベノミクスの失敗要因が金融緩和を止められない原因 現金(日本円)に資産を集中させない まとめ 円安はいつまで続くのか? 現在のような円安はいつまで続くのでしょうか? 為替がどう動くかを正確に予想する

                                                                                    円安はいつまで続く?為替介入や利上げで円安は止まるのか? - 現役投資家FPが語る