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円城塔 書籍の検索結果1 - 40 件 / 46件

  • 2021年春アニメほぼ全部観たので、ちょっとした読み物にしたよ - Sweet Lemon

    はじめに 配信情報まとめ 独占タイトル一覧 アマプラ独占配信 アマプラ見放題独占配信 ネトフリ独占配信 FOD独占配信 その他 感想 不滅のあなたへ 美少年探偵団 SSSS.DYNAZENON スーパーカブ Vivy -Fluorite Eyeʼs Song- ゴジラS.P<シンギュラポイント> ゾンビランドサガ リベンジ MARS RED NOMAD メガロボクス2 86―エイティシックス― シャドーハウス バクテン!! ましろのおと やくならマグカップも 転生したらスライムだった件 転スラ日記 ひげを剃る。そして女子高生を拾う 聖女の魔力は万能です さよなら私のクラマー BLUE REFLECTION RAY/澪 Fairy蘭丸~あなたの心お助けします~ 擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD 究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら イジら

      2021年春アニメほぼ全部観たので、ちょっとした読み物にしたよ - Sweet Lemon
    • 小説家・円城塔氏『小説業界にバージョン管理の概念がないのは電子書籍のバージョン管理がなされていないことからも明らか』GitやGitHubによる小説管理が広まらない理由を議論する

      enjoetoh @EnJoeToh 小説業界にバージョン管理という概念がないのは、電子書籍のバージョン管理がなされていないことからも明らかではないでしょうか。 2020-11-14 17:08:38 リンク Qiita 世の中の小説作家と編集者は今すぐ Word や G Suite を窓から投げ捨てて Git と GitHub の使い方を覚えるべきだ - Qiita タイトルは釣りではありません。 最近、小説の執筆にあたって Git を導入して原稿の進捗履歴を管理しました。めちゃくちゃ便利でした。 GitHub を使って友人と一緒に校正校閲の作業をしました。めちゃくちゃ捗りました。 短編 SF... 829 users 1063

        小説家・円城塔氏『小説業界にバージョン管理の概念がないのは電子書籍のバージョン管理がなされていないことからも明らか』GitやGitHubによる小説管理が広まらない理由を議論する
      • SF小説の表紙はなぜキャラ絵ばかりなのか問題について

        論争の概要 ・あるSF編集者が自分の担当したアンソロジー本(『日本SFの臨界点』と『2010年代SF傑作選』)の表紙を掲載し、そのツイートが広くバズった。 ・それを見てある読者が twitter で以下のような発言を行い、反響を呼んだ。 「なんでSF小説とかアンソロの表紙って漫画・アニメ絵の女の子ばっかなの?恥ずかしくて持ち歩けないんだけど。自らターゲット狭めてマーケット小さくしてる気がする。(中略)誰も彼も「売れるから」で思考停止している気がしてならない。」 それに対して当該編集者がfusseterで以下のような反論を行った。 ・「女の子」に関して ・イラストレーターには『性別を指定しない抽象的なキャラクター像』で発注したもので、『女の子』ではない, ・キャラクター的であることそのものに対する違和感にしても、少なくとも現場ではそういうものにしようという意向ではなかった。 ・「恥ずかしい」

          SF小説の表紙はなぜキャラ絵ばかりなのか問題について
        • 2021年春開始の新作アニメ一覧

          2021年春に放送・配信が始まるアニメの数は、昨今の中でも特に多い70本オーバー。 Netflix独占配信アニメの続編「B The Beginning Succession」や、人気キャラクター「ゴジラ」の完全新作TVアニメである「ゴジラS.P<シンギュラポイント>」、週刊少年ジャンプ連載の人気作品を原作としてアニメも長期シリーズ化している「僕のヒーローアカデミア(第5期)」、約6年ぶりに復活を遂げたシリーズ新作「ヘタリア World★Stars」、20年ぶりのアニメ化にも関わらずキャストがほぼ続投という「SHAMAN KING」など、多彩な作品が並びます。 小説や漫画、玩具などの原作がなく、また、続編ものでもない完全なオリジナル新作としては「Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-」「ダイナ荘びより」「オッドタクシー」「iii あいすくりん」「擾乱 THE PRINCESS

            2021年春開始の新作アニメ一覧
          • 「なんでSF小説とかアンソロの表紙って漫画・アニメ絵の女の子ばっかなの?」とツイートした者です|withverne

            【お願い】 起きたことをできるだけその通りに伝えるために、自分の当初のツイートを画像付きで再現しています。主張に誤りがあり且つ辛辣、言葉足らずのため、多くの方を傷付け得るものであることにご留意ください。 【変更履歴】 7/2+7/4: ・女性をターゲットにした表紙例を追加 7/5: ・本記事に言及いただいた方々のnoteやブログ記事へのリンクを追加 ・竹書房の編集の方からコメントを頂戴したので追加 ※取り下げた方が宜しければ、申し訳ございませんがご連絡いただけますと幸いです 【本文】 こちらのRTツイートをしたものです(元ツイートは削除したので画像になります)。 元々こちらのツイートをRTし発言したものでした。 自分のRTが予想以上に拡散したのと、元々のツイートをされた編集の方が丁寧に諸々の疑問に回答してくださっているのに、元凶となった自分が再度反応しないのは不誠実だと思い、稚拙ながら下記

              「なんでSF小説とかアンソロの表紙って漫画・アニメ絵の女の子ばっかなの?」とツイートした者です|withverne
            • 『SFマガジン』編集長・塩澤快浩が語る、SFが多様性を獲得するまで 「生き延びることしか考えてきませんでした」

              『SFマガジン』編集長・塩澤快浩が語る、SFが多様性を獲得するまで 「生き延びることしか考えてきませんでした」 2020年2月号が創刊60周年記念号となった「SFマガジン」を発行する早川書房は今年、ハヤカワ文庫創刊50周年を迎え、「ミステリマガジン」9月号、「SFマガジン」10月号でそれぞれ記念特集を組んだ。 長年、SFにかかわり、現在では国内と翻訳の編集部全体を統括する立場の塩澤快浩氏(早川書房事業本部副本部長兼編集統括部長兼SFマガジン編集長)にジャンルの専門誌である「SFマガジン」の歩み、SFの過去と現在について訊いた。(9月15日取材/円堂都司昭) 「SFマガジン」の仕事を始めてからSFを読み始める ――早川書房へ入社する前は、SFに興味がなかったそうですね。 塩澤:高校の頃から翻訳もののハードボイルド、冒険小説を読み始めました。大学時代もそういうものばかり読んで就職活動はほとんど

                『SFマガジン』編集長・塩澤快浩が語る、SFが多様性を獲得するまで 「生き延びることしか考えてきませんでした」
              • 「ゴジラS.P<シンギュラポイント>」シリーズ構成・円城塔インタビュー、ゴジラ初の13話構成をいかに作っていったのか?

                人気怪獣「ゴジラ」の完全新作TVアニメ「ゴジラS.P<シンギュラポイント>」が、2021年3月からNetflixで配信開始、2021年4月から放送開始となりました。「ゴジラ」シリーズはこれまでおおむね2時間の映画として制作されてきており、1話30分×13話というTVアニメの形態で放送されるのは長いシリーズの歴史の中で初めてのこと。この課題にどう挑み、いかに作品を作っていったのか、芥川賞作家であり本作のシリーズ構成・脚本を手がける円城塔さんに、詳しい話を聞いてきました。 なお、第3話あたりまでの内容をやや含む発言が出てきます。 完全新作TVアニメシリーズ「ゴジラ シンギュラポイント Godzilla Singular Point」公式サイト https://godzilla-sp.jp/ GIGAZINE(以下、G): 円城さんのところにはいろいろな仕事の依頼があるのではないかと思います。そ

                  「ゴジラS.P<シンギュラポイント>」シリーズ構成・円城塔インタビュー、ゴジラ初の13話構成をいかに作っていったのか?
                • 素案:『黒丸尚翻訳SF傑作選 ディラック海のさざなみ』 - 視神経

                  アンソロジーの敲き台。 言い出したからには案を出しておく。 1作家1作品。 2023年3月現在、収録書籍が新品または電子書籍で手に入る作品は採らない。該当するのはファーマー「シャーロック・ホームズ、アフリカの大冒険」、ギブスン「ホログラム薔薇のかけら」「記憶屋ジョニイ」「ガーンズバック連続体」。 分量は扉・解説等込みで文庫496ページを超えない程度にする。 『黒丸尚翻訳SF傑作選 ディラック海のさざなみ』 バリー・N・マルツバーグ「最終戦争」 キット・リード「シャン」 キース・ロバーツ「コランダ」 ノーマン・スピンラッド「美しきもの」 ハワード・ウォルドロップ「みっともないニワトリ」 ジョージ・アレック・エフィンジャー「まったく、何でも知ってるエイリアン」 ジョン・スラデック「古カスタードの秘密」 ウォルター・テヴィス「据置き家賃」 イアン・ワトスン「寒冷の女王」 スコット・ラッセル・サン

                    素案:『黒丸尚翻訳SF傑作選 ディラック海のさざなみ』 - 視神経
                  • “異常”なベストセラーが生まれる舞台裏──読者や著者と読書体験をつくりあげる早川書房の仕掛け人 - CX(顧客体験)のメディア「XD:クロスディー」

                    「闇の自己啓発」「異常論文」「最悪の予感」……一見すると“異常”な印象を受けるこれらの文字列は、ある出版社から刊行された書籍や雑誌のタイトルである。 発売直後から売れ行き好調、SNSも大きく沸かせたこれらを手掛けるのは、早川書房。1945年8月という、日本史における転換点となった月に創設された同社は、日本にSFやミステリーを根付かせた立役者だ。もともとは海外文学がメインだったが、2000年代以降は国内フィクション、そしてここ数年は国内ノンフィクションにも本格進出し、コンセプチュアルな作品を世に送り出し続けている。 出版不況が叫ばれて久しい現代において、早川書房はなぜ話題作を連発できるのか? この謎を解き明かすため、編集統括部長の塩澤快浩と、ノンフィクション部門の責任者を務める一ノ瀬翔太をたずねた。両氏は「書籍」という媒体を通して、読者にいかなる体験を届けようとしているのか。かの大作家にちな

                      “異常”なベストセラーが生まれる舞台裏──読者や著者と読書体験をつくりあげる早川書房の仕掛け人 - CX(顧客体験)のメディア「XD:クロスディー」
                    • 『天気の子』とミレニアル世代のオタクの文化史 - 白樺日誌

                      ゼロ年代 『天気の子』を観た。 100点満点中の100点満点だった。 が、脚本は酷い。 ヒロインの陽菜が明日、誕生日だとわかる。主人公の帆高がプレゼントを用意する。「ああ、明日、悲劇的なことが起こるのだな」と予想すると、そのとおりになる。酷い。 その粗漏さは冲方丁が「改善案」という形で穏当に指摘している。「拳銃が物語から浮いている。どうしても登場させるなら、その拳銃で天気の龍を撃つなどして活用すべきでは?」。ホントだよ。「手錠が画面の邪魔だ。どうしてもはめるなら、その手錠で帆高と陽菜を繋ぐべきでは?」。ホントだよ。 以下、物語を確認しよう。 家出少年の帆高は、東京をさまよった末、フリーの雑誌記者の須賀に拾われる。この過程でフリーターの陽菜と知りあい、また、拳銃を拾う(酷い)。須賀や、その姪の夏美とともに日常を過ごす。チンピラに絡まれていた陽菜を助ける。陽菜の金に困っていることと、天候を操作

                        『天気の子』とミレニアル世代のオタクの文化史 - 白樺日誌
                      • “SF思考”のビジネス活用広がる 事例が続々 22年の「SFプロトタイピング」まとめと展望

                        “SF思考”のビジネス活用広がる 事例が続々 22年の「SFプロトタイピング」まとめと展望:「SFプロトタイピング」で“未来のイノベーション”を起こせ!(1/2 ページ) こんにちは。SFプロトタイパーの大橋博之です。 この連載では、僕が取り組んでいる「SFプロトタイピング」について語ります。SFプロトタイピングとは、 “SF思考”で考えた未来を基にSF小説などを創作して、最終的に企業のビジネスに活用したり、未来から逆算して現在すべきことを考えたりするメソッドです。 2022年3月に連載をスタートしてから、多くの記事を掲載してきました。SFタイピングの基礎知識に始まり、SF作家の樋口恭介氏や松崎有理氏へのインタビュー、企業や官庁の活用事例に至るまで広く紹介してきました。 そこで今回は、日本におけるSFプロトタイピングの活用を振り返りながら、2023年以降の展望を考えたいと思います。 こんな

                          “SF思考”のビジネス活用広がる 事例が続々 22年の「SFプロトタイピング」まとめと展望
                        • 第40回日本SF大賞 受賞のことば - SFWJ:日本SF大賞

                          過去の日本SF大賞 第40回日本SF大賞 受賞のことば 第40回日本SF大賞 受賞のことば 2020年4月22日公開 | 2019年4月・SF大賞フェア店にて配布された冊子より SF大賞に選んでくださってありがとうございます。いろんなものをありったけ盛り込んだ話なので、選考委員の方も読むのが大変だっただろうと思います。イラストの富安健一郎さんにもお礼申し上げます。読んだ人はみんな実感すると思いますが、この話の顔は二巻表紙の、あの「競技場」です。以降、細密で絢爛なイラストの数々で、《天冥の標》ワールドを作り上げてくださいました。心から感謝します。(最終巻あとがきでお名前を挙げ忘れていました。すみません、この場を借りてお伝えします!) そして、ここまで応援してくださったファンの方々に一番感謝します。他のどの作品にも増して、この長い話は、おりおりのみなさんの声に支えられた話でした。実際私は話の後

                            第40回日本SF大賞 受賞のことば - SFWJ:日本SF大賞
                          • Cakes連載『新・山形月報!』

                            ずいぶん間が空いた山形月報ですが、今回は文学好きの間では話題ながらも難物と言われるコーマック・マッカーシー遺作2部作を中心に、ホームズの格闘術と、財政金融政策の話。文学にネタのような真面目な格闘術、さらには経済話といつもながらバラバラですが、さて、どんな話になるでしょうか! ずいぶん間が開いた (一年以上かよ!)。いつもながら、採りあげるつもり満々の本が一冊あって、それをどう料理しようか考えるうちに、ずるずる先送りになってしまうというありがちな話ではあります。 で、今回扱うのは、それではない。 コーマック・マッカーシーの遺作となる2部作『通り過ぎゆく者』『ステラ・マリス』だ。 マッカーシー『通り過ぎゆく者』 コーマック・マッカーシーは、現代にあって、本当の意味での文学を書けた数少ない作家の一人だ。そして、それは文学というものの意義が変わってきた現代では、決して容易なことではない。 村上龍は

                              Cakes連載『新・山形月報!』
                            • 市川沙央⇄荒井裕樹 往復書簡「世界にとっての異物になってやりたい」|文學界

                              「ハンチバック」で鮮烈なデビューを飾った市川氏と、同氏が執筆にあたり大きな影響を受けたと語る『凜として灯る』の著者・荒井氏による、社会の「健常者優位主義マチズモ」をめぐる対話。 プロフィール荒井裕樹 あらい・ゆうき●1980年生まれ。二松学舎大学文学部准教授。専門は障害者文化論、日本近現代文学。著書に『差別されてる自覚はあるか――横田弘と青い芝の会「行動綱領」』『障害者差別を問いなおす』『まとまらない言葉を生きる』『凜として灯る』等。 市川沙央 いちかわ・さおう●1979年生まれ。早稲田大学人間科学部eスクール人間環境科学科卒業。筋疾患先天性ミオパチーによる症候性側彎症および人工呼吸器使用・電動車椅子当事者。今年、「ハンチバック」で文學界新人賞受賞。 市川沙央→荒井裕樹荒井裕樹さま この度は、往復書簡の申し込みにお応えくださったこと、心から感謝いたします。市川沙央と申します。『ハンチバック

                                市川沙央⇄荒井裕樹 往復書簡「世界にとっての異物になってやりたい」|文學界
                              • 2023年に見ていたアニメ - Close To The Wall

                                毎年のやつだけど、2022年の記事の文字数が9万5000字を超えてしまい、書く方も大変だけど読む方も厳しいだろうしさすがに反省したので今年は各項目をできるだけ短くするよう心掛けた。去年は一作5000字とか4000字とかあったけど今年は一作1000字台で収めております。そうして減らしたのに今年は異様にアニメ本数が多く、取り上げる作品数も増えたため結局分量を減らせなかったどころか1万字増えてしまった。週に何本見ているかを毎クール数えているけれど、冬で週に50本を超えたのは初めてだし秋にも50を超え、週ごとアニメ視聴本数の4クール総計は187で、去年の154の二割増しでかなり増えている。去年はとりあえず項目を立てたのが計93作で今年は概ね毎期30近くで計111。減ったけど減ってない。なんたる。 2023年アニメ10選 冬クール(1-3月) 人間不信の冒険者たちが世界を救うようです もういっぽん!

                                  2023年に見ていたアニメ - Close To The Wall
                                • 『君の名は。』への評がいかに快挙か;訳文と感想(ネットで読めるグレッグ・イーガン氏の映画・創作観) - すやすや眠るみたくすらすら書けたら

                                  録り貯めたお正月の特番を消化しているかたのなかには、3が日に地上波初放送された『天気の子』や8日新年一発目の『金曜ロードSHOW!』神木隆之介さんなど豪華吹替キャストによる『パラサイト』をご覧のかたもいらっしゃるんじゃないでしょうか? 今回の記事は、そんな新海誠監督の前作で神木氏主演『君の名は。』にたいするグレッグ・イーガン氏の評価がいかにすごいか、氏のインタビューやエッセイ(『Avatar Review(「アバター」批評)』『No Intelligence Required Her, Ex Machina and Interstellar(知性は不要――「her/世界でひとつの彼女」、「エクス・マキナ」そして「インターステラー」にとって)』)などを勝手に訳して、氏の映画観・創作観と比べることで確かめてみようという感じのやつです。 訳文本文7700字{2230字+5529字(原文730語+

                                    『君の名は。』への評がいかに快挙か;訳文と感想(ネットで読めるグレッグ・イーガン氏の映画・創作観) - すやすや眠るみたくすらすら書けたら
                                  • The Prototyping of Science Fiction Prototyping:SFプロトタイピングのためのプロトタイピング(随時更新中)|樋口恭介|note

                                    The Prototyping of Science Fiction Prototyping:SFプロトタイピングのためのプロトタイピング(随時更新中) ※本稿はこれから書かれる本のための試し書き、つまり、SFプロトタイピングのためのプロトタイピングです。「もっとこういう視点がほしい!」「もっとこういう情報がほしい!」など、ご意見・感想があれば今後の改善に活かしますので、 ぜひとも @rrr_kgknk までご連絡ください。よろしくお願いいたします。 はじめに.夢を見ること、あるいは未来の複数性について 人は未来を予測することができる。 あるいは少なくとも、人は未来を予測しようと試みることができる。 一般に、ビジネスの世界ではそう信じられている。一様に黒や紺色のスーツを着て首にネクタイを巻いた集団は、ロジカル・シンキングとデータ・アナリティクスを用いて、ビッグデータが算出する未来のビジネス

                                      The Prototyping of Science Fiction Prototyping:SFプロトタイピングのためのプロトタイピング(随時更新中)|樋口恭介|note
                                    • 『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』の宣伝をしつこく続けていたら売り上げが伸びたという話 - YAMDAS現更新履歴

                                      『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』だが、このブログを続けていること自体、この本を宣伝が主目的なのである。が、現実は厳しい。それでも頃合いを見計らってツイッターでも宣伝を行っている。 ここで宣伝をさせてください。円城塔が「読んでおいた方がよい」と推し、ブレイディみかこが「ボーナストラックの長編エッセイに泣きました」と書いても売れない不遇の電子書籍『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』が達人出版会で発売中です https://t.co/dRCQogWcYR— yomoyomo (@yomoyomo) October 26, 2019 土曜の夜にふと思い立って唐突に宣伝ツイートをさせてもらったのだが、運よく RT と like をこの手の宣伝ツイートにしてはもらってありがたいことである。 やはり、円城塔さんが再度言及くださったのが大

                                        『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』の宣伝をしつこく続けていたら売り上げが伸びたという話 - YAMDAS現更新履歴
                                      • 文学作品公開サイト「青空文庫」、利用者急増 緊急事態宣言後に 読み聞かせも後押し | 毎日新聞

                                        著作権切れの文学作品を無料公開しているインターネットのサイト「青空文庫」の利用者数が4月7日の緊急事態宣言以降、増加している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛で在宅者が増えたり、書店の休業が相次いで紙の書籍の入手が困難になったりしたことが影響したとみられる。特に子供向けの作品の利用が急増しており、関係者は「おうち時間のお供として、役立ててもらえればうれしい」としている。 青空文庫は、作者の没後に著作権の保護期間が切れた文学作品を多くの人に読んでもらおうと、ノンフィクション作家の富田倫生さん(2013年死去)ら4人が呼びかけて1997年に発足。夏目漱石や森鷗外ら戦前の文豪のほか、片岡義男さんや円城塔さんら活動に賛同した現役作家の作品も収録されている。作品の入力・校正作業はボランティアの人たちが担っており、閲覧できる作品数は小説や児童書など現在約1万6000点に上る。 同文庫は、サイ

                                          文学作品公開サイト「青空文庫」、利用者急増 緊急事態宣言後に 読み聞かせも後押し | 毎日新聞
                                        • 『あたらしいサハリンの静止点』読書会レジュメ(その2)

                                          この記事についてこの記事は、文芸同人・ねじれ双角錐群メンバーで行われた読書会のレジュメを公開するものです。課題本は文芸同人・第三象限によるSFアンソロジー『あたらしいサハリンの静止点』。前半3作品/後半3作品の2回に分けて開催したうち、本記事では後半3作のレジュメを公開します。 前回の記事はこちら レジュメは、事前に共有編集状態にして参加メンバー全員で自由に書き込む形式で作成しています。読書会はKindle電子書籍版に準拠して実施し、ページ数などの位置情報はKindleで開いたときの「位置No.」で示しています。 『あたらしいサハリンの静止点』についてはこちら グラス・ファサード筆者自身による創作メモ: https://saitonaname.hatenablog.com/entry/2020/08/31/225109 「プロットを書かない代わりに大量の脱線文章を書くことでメインとなるプロ

                                            『あたらしいサハリンの静止点』読書会レジュメ(その2)
                                          • 在宅者増え、青空文庫に脚光 著作権切れ作品、無料で公開 | 毎日新聞

                                            著作権切れの文学作品を無料公開しているインターネットのサイト「青空文庫」の利用者数が4月7日の緊急事態宣言以降、増加している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛で在宅者が増えたり、書店の休業が相次いで紙の書籍の入手が困難になったりしたことが影響したとみられる。特に子供向けの作品の利用が急増しており、関係者は「おうち時間のお供として、役立ててもらえればうれしい」としている。 青空文庫は、作者の没後に著作権の保護期間が切れた文学作品を多くの人に読んでもらおうと、ノンフィクション作家の富田倫生さん(2013年死去)ら4人が呼びかけて1997年に発足。夏目漱石や森鷗外ら戦前の文豪のほか、片岡義男さんや円城塔さんら活動に賛同した現役作家の作品も収録されている。作品の入力・校正作業はボランティアの人たちが担っており、閲覧できる作品数は小説や児童書など現在約1万6000点に上る…

                                              在宅者増え、青空文庫に脚光 著作権切れ作品、無料で公開 | 毎日新聞
                                            • 読者に憐れみを

                                              発売日 2022年6月25日 本体価格 3,200+税 判型 四六判・上製 頁数 616頁 ISBN 978-4-8459-2003-7 Cコード C0098 その他のネット書店から購入 『スローターハウス5』『タイタンの妖女』などで知られる戦後アメリカを代表する作家、 カート・ヴォネガットの「書くこと」と「人生について」。 辛辣で、機知に富み、心優しきニヒリスト、ヒューマニストで、教師としては熱血漢。 「書くことは魂を育むこと」を生涯の信条としたヴォネガットの教えを、彼自身の言葉と小説の引用、そして周囲の人々の談話からまとめた、「ヴォネガット流・創作指南+回顧録的文章読本」。 生誕100年を記念し、待望の邦訳! 「本書の各所に引用されるヴォネガットの助言を読むうちに、自分にも小説が書けるという気持ちになってくる。それはとても苦しいものであることをヴォネガットが強調してもだ。何度も書き直し

                                                読者に憐れみを
                                              • 早川書房のkindle1,500点半額セールで俺が買う/買わない本の話

                                                早川書房のkindle1,500点以上半額を受けて、Amazonのリストから俺の興味のあるものをリストアップしたから、みんな見るとよい。 全部購入したいところだけども(全部買っても、たぶん1万円強に収まりそう。お得)、当の俺が何しろ吝嗇なので、気になったものは、まず図書館で検索 → 人気のため多量の順番待ち、もしくはそもそも在架なし、の場合にだけ、購入することにする。 … 『息吹』 おそらく、今回の目玉の一つだろう。『あなたの人生の物語(映画題名『メッセージ』)』を書いたテッド・チャンの作品集。 試しに図書館で検索したところ、予約待ちではあるものの待てないほどではない。ということでいきなりだけど購入×。 ちなみに、同氏の『あなたの人生の物語』はボルヘスの幻想小説にロードムービーを掛け合わせたみたいな素敵な雰囲気の作品が多くて良かった。おすすめ。 … 『ザリガニの鳴くところ』 今回の目玉その

                                                  早川書房のkindle1,500点半額セールで俺が買う/買わない本の話
                                                • 文字についての謎を文字で明かす、円城塔の最高傑作――「文字渦」(円城塔、新潮社) - SF游歩道

                                                  書籍情報 作者:円城塔 出版社:新潮社 形態:単行本 文字渦 作者: 円城塔 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/07/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 収録作品 「文字渦」 「緑字」 「闘字」 「梅枝」 「新字」 「微字」 「種字」 「誤字」 「天書」 「金字」 「幻字」 「かな」 感想・各作品解説 《新潮》連載時に「種字」を読んでからずっと単行本化を待っていた。率直に、間違いなく今年の新刊本の一番はこの作品で決まりだ。そう断言出来る。(しかしながらこの文章を書き上げるのに4ヶ月もかかってしまった) 円城塔特有の「どこまで本当なのか分からない大法螺成分」は各短篇の題材自体に吸い取られているので、文字に関する論理的な考察に集中して読むことが出来る一冊になっている。その点では円城塔を初めて読むという人でもあまり抵抗なく読むことが出来るのではないか。川端康成文学

                                                    文字についての謎を文字で明かす、円城塔の最高傑作――「文字渦」(円城塔、新潮社) - SF游歩道
                                                  • 【序文公開】編者・大森望氏が『2010年代SF傑作選1』の読みどころを語る!|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                    今月発売された国内短篇SFアンソロジー『2010年代SF傑作選』1・2。もうお手にとっていただけましたでしょうか? 気になるけど、SFはあまり読んでいない……という方に耳より情報! 本書の読みどころを編者の大森望氏が解説している序文を公開いたします。 二〇二〇年というと、なんだか近未来もたけなわというか、空気がめっきり未来めいて、となりは何をする人ぞ的な気分になりますが(一九六一年生まれの個人の感想です)、それはそれとして、この十年、日本ではいったいどんなSF短篇が書かれてきたか。二〇二〇年代を迎えたこの機に、文庫本二冊でざっくり振り返り、一〇年代日本SFの精髄をお目にかけようというのが、本書を含む『2010年代SF傑作選』全二巻の趣旨。SFの場合、令和が始まったからといって平成SFを総括しようという気分にはなかなかなりませんが、西暦で二〇一〇年代が終わったとなると、なんだか急にまとめたく

                                                      【序文公開】編者・大森望氏が『2010年代SF傑作選1』の読みどころを語る!|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                    • 伝法作品集からアンソロジーまで日本SF短編夏祭りだ! - 新刊めったくたガイド|WEB本の雑誌

                                                      『オクトローグ 酉島伝法作品集成』 酉島 伝法 早川書房 2,530円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 『日本SFの臨界点[恋愛篇] 死んだ恋人からの手紙 (ハヤカワ文庫JA)』 伴名 練,れおえん 早川書房 1,100円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 『日本SFの臨界点[怪奇篇] ちまみれ家族 (ハヤカワ文庫 JA ハ 11-2)』 伴名 練,れおえん 早川書房 1,100円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 『枝角の冠 第3回ゲンロンSF新人賞受賞作 ゲンロンSF文庫 (株式会社ゲンロン)』 琴柱 遥,大森 望 株式会社ゲンロン 商品を購入する Amazon 『推しの三原則 第3回ゲンロンSF新人賞大森望賞受賞作

                                                        伝法作品集からアンソロジーまで日本SF短編夏祭りだ! - 新刊めったくたガイド|WEB本の雑誌
                                                      • 【発売中】劉慈欣『三体Ⅱ 黒暗森林』訳者・大森望氏あとがき|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                        いよいよ昨日発売となりました! 劉慈欣『三体Ⅱ 黒暗森林』、もう手に取っていただけましたでしょうか? 今回は、第二部でも翻訳者をつとめた大森望さんのあとがきを抜粋して公開いたします! (ちなみに、第一部のあとがきはこちらです!↓) 訳者あとがき 大森 望 あの『三体』は、ほんのプロローグでしかなかった! 地球文明と異星文明が織りなす壮大なドラマはいよいよここからが本番。分量が前作の五割増しになっただけでなく、時間的にも空間的にも桁違いのスケールで想像力の限りを尽くす。三部作の中ではこれが最高傑作との呼び声も高く、実際、エンターテインメントとして図抜けていることはまちがいない。前作を読んで高まりきった読者の期待を裏切らないどころか、予想をはるかに超えるスリルと興奮、恐怖と絶望、歓喜とカタルシス、ロマンスとアクションを満喫させてくれる。 ……と、思わず口上に力が入ったが、お待たせしました。劉慈

                                                          【発売中】劉慈欣『三体Ⅱ 黒暗森林』訳者・大森望氏あとがき|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                        • 【第53回星雲賞参考候補作】真顔でわけのわからないことを言え! 『SFプロトタイピング: SFからイノベーションを生み出す新戦略』より、小谷知也氏・樋口恭介氏を迎えた座談を全文公開|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                          【第53回星雲賞参考候補作】真顔でわけのわからないことを言え! 『SFプロトタイピング: SFからイノベーションを生み出す新戦略』より、小谷知也氏・樋口恭介氏を迎えた座談を全文公開 小社より昨年6月に刊行した『SFプロトタイピング: SFからイノベーションを生み出す新戦略』(宮本道人監修・編著/難波優輝・大澤博隆編著)がこの度、第53回星雲賞ノンフィクション部門の参考候補作に選出されました(http://www.sf-fan.gr.jp/awards/2022result.html)。選出を記念し、ゲストに「WIRED Sci-Fi プロトタイピング研究所」所長の小谷知也氏と、SFプロトタイピングの実践と普及に取り組むSF作家の樋口恭介氏を迎えた座談パート「現実とはフィクションである」を全文公開します。 合言葉は「真顔でわけのわからないことを言え」! リアルとフィクションを大胆に攪拌し、未

                                                            【第53回星雲賞参考候補作】真顔でわけのわからないことを言え! 『SFプロトタイピング: SFからイノベーションを生み出す新戦略』より、小谷知也氏・樋口恭介氏を迎えた座談を全文公開|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                          • 初の短篇集とか創元日本SF叢書とか、最近読んでた日本SF - Close To The Wall

                                                            大森望編『ベストSF2020』 宮内悠介『超動く家にて』 宮内悠介『カブールの園』 円城塔『シャッフル航法』 柴田勝家『アメリカン・ブッダ』 柞刈湯葉『人間たちの話』 宮澤伊織『裏世界ピクニック5』 宮澤伊織『裏世界ピクニック6』 藤井太洋『公正的戦闘規範』 高島雄哉『ランドスケープと夏の定理』 門田充宏『記憶翻訳者 いつか光になる』 門田充宏『記憶翻訳者 みなもとに還る』 松崎有里『イヴの末裔たちの明日』 久永実木彦『七十四秒の旋律と孤独』 石黒達昌『冬至草』 最近読んでた日本SF。溜めてたなかでも最近の作家多め。創元日本SF叢書はある程度フォローしておこうと思って読んだので、ここでデビューした作家の一作目はひとまず全部読んだかな。この記事を上げてすぐ新しいのが出るけれども。創元SF短編賞受賞作は年刊傑作選に載るのでそれを手始めに単行本を読んでいると、ハヤカワからデビューした作家は全然読

                                                              初の短篇集とか創元日本SF叢書とか、最近読んでた日本SF - Close To The Wall
                                                            • 酉島伝法、3冊目にして初の作品集成!『オクトローグ』解説:大森望|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                              いよいよ発売となった『オクトローグ 酉島伝法作品集成』。本書の巻末に収録されている大森望さんの解説を公開いたします。発表した全著作で日本SF大賞を受賞する究極の独創的作家、酉島伝法の魅力とは? 『オクトローグ 酉島伝法作品集成』 装幀:水戸部功 解説 本書『オクトローグ 酉島伝法作品集成』は、『皆勤の徒』(二〇一三年)、『宿借りの星』(二〇一九年)に続く酉島伝法の三冊目の著書にして(連作を除く)初の短篇集。二〇一四年から二〇一七年にかけて発表された短篇七篇に書き下ろしの新作一篇を加え、発表順に収録している。タイトルのオクトローグ(octo-logue)は、“八話”くらいの意味。“作品集成”のサブタイトルがついているのは、さまざまな媒体にばらばらに発表された単発の短篇をひとつにまとめたことからか(推定)。 思い起こせば、第2回創元SF短編賞を受賞した「皆勤の徒」で酉島伝法が作家デビューを飾っ

                                                                酉島伝法、3冊目にして初の作品集成!『オクトローグ』解説:大森望|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                              • 第40回日本SF大賞 受賞のことば - SFWJ:日本SF大賞

                                                                過去の日本SF大賞 第40回日本SF大賞 受賞のことば 第40回日本SF大賞 受賞のことば 2020年4月22日公開 | 2019年4月・SF大賞フェア店にて配布された冊子より SF大賞に選んでくださってありがとうございます。いろんなものをありったけ盛り込んだ話なので、選考委員の方も読むのが大変だっただろうと思います。イラストの富安健一郎さんにもお礼申し上げます。読んだ人はみんな実感すると思いますが、この話の顔は二巻表紙の、あの「競技場」です。以降、細密で絢爛なイラストの数々で、《天冥の標》ワールドを作り上げてくださいました。心から感謝します。(最終巻あとがきでお名前を挙げ忘れていました。すみません、この場を借りてお伝えします!) そして、ここまで応援してくださったファンの方々に一番感謝します。他のどの作品にも増して、この長い話は、おりおりのみなさんの声に支えられた話でした。実際私は話の後

                                                                  第40回日本SF大賞 受賞のことば - SFWJ:日本SF大賞
                                                                • 小説の表紙イラストってどう作ってるの? 作家・櫻田智也と一緒に東京創元社の編集者に聞いてみた - GENSEKIマガジン

                                                                  こんにちは。ライターでイラストレーターの斎藤充博です。 「小説の表紙イラスト」って、イラストレーターにとっては「やってみたい仕事」の一つではないでしょうか? 文字だけで作られた世界にイラストでイメージを付け加えるなんて、仕事としてなんだか楽しそう。それに小説の表紙は、全国の書店で最大限に目立つように陳列されるわけで、やりがいもありますよね。 さて、ここで僕が個人的に気になっている小説のシリーズがあります。虫好きの青年「魞沢泉(えりさわせん)」が事件を推理するミステリ小説の『サーチライトと誘蛾灯』と『蟬かえる』です。 このようにいくつかのバージョンがあり、表紙イラストも別に作られています。一連のシリーズなのに、いろいろなイメージがありますね。なぜこのようになっているのでしょうか。 そこで今回は『サーチライトと誘蛾灯』と『蟬かえる』を担当されている、東京創元社の泉元彩希さんにこんな質問をしてみ

                                                                    小説の表紙イラストってどう作ってるの? 作家・櫻田智也と一緒に東京創元社の編集者に聞いてみた - GENSEKIマガジン
                                                                  • “電信”による社会変化を描く名著『ヴィクトリア朝時代のインターネット』復刊

                                                                    絶版状態が続いていた書籍『ヴィクトリア朝時代のインターネット』が、ハヤカワ文庫NFから5月9日(木)に刊行される。 とてつもない距離を即時に越えるコミュニケーションを可能にした電信(テレグラム)の発明史と、19世紀の欧米社会に与えた大いなる影響を、現代のインターネットになぞらえながら描いた名著だ。 視点を変えて世界史を見通すジャーナリストの書籍『ヴィクトリア朝時代のインターネット』は、作家/ジャーナリストのトム・スタンデージさんによる書籍。 トム・スタンデージさんは、イギリスの『エコノミスト』誌のテクノロジー担当ライター。 他の著作に、世界史を飲料の視点から見通す『歴史を変えた6つの飲物 ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、茶、コーラが語る もうひとつの世界史』がある。 ほかにも、ベンジャミン・フランクリンやナポレオン・ボナパルトとも対戦したチェス指しロボットの歴史を追い、その正体を暴く『謎

                                                                      “電信”による社会変化を描く名著『ヴィクトリア朝時代のインターネット』復刊
                                                                    • 「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2019年版)」で紹介した本のうち三冊の邦訳が出る - YAMDAS現更新履歴

                                                                      今年のゴールデンウイークに公開した「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2019年版)」だが、週末調べものをしていて、ここで紹介した本三冊の邦訳情報を知ったので、まとめて取り上げておく。 まずは、未翻訳ブックレビューで知った李開復(カイフー・リー)の本。 AI世界秩序 米中が支配する「雇用なき未来」 作者:李開復発売日: 2020/04/18メディア: 単行本(ソフトカバー) ちょうど出たばかりですな。正直これは絶対邦訳が出るだろうと予想していたので意外性はない。中国×AI という読者の興味を惹くトピックを二つも備えているので売れるでしょうな。 続いて同じく AI がテーマのメレディス・ブルサード『AIには何ができないか データジャーナリストが現場で考える』が先月出ていた。 AIには何ができないか: データジャーナリストが現場で考える 作者:ブルサード,メレディス発売日:

                                                                        「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2019年版)」で紹介した本のうち三冊の邦訳が出る - YAMDAS現更新履歴
                                                                      • 第九回日本翻訳大賞 推薦作品リスト1

                                                                        ここでは皆さまから推薦をうけた作品と推薦文を紹介していきます。 ※推薦文のすべてが掲載されるわけではありません。予めご了承ください。 (1月15日〜23日の到着分を掲載)(1月24日11時最新更新) 【推薦者】ろろ 【推薦作品】わたしのペンは鳥の翼 【作者】アフガニスタンの女性作家たち 【訳者】古屋 美登里 【推薦文】 アフガニスタンの女性作家数十名による短編を、現地の言葉(ダリー語やパシュトー語など)から英語に訳したものを原本とした、いわゆる重訳となる作品です。戦火やテロ、貧困、タリバンの脅威の中で書かれた作品の中には、読むのが辛いものもあります。命や尊厳が守られない状況でも、子どもを育て、家族に料理を作り、学友と無邪気に遊ぶ日常があります。過酷な現実の中でつむがれたフィクションから伝わる、書かねば、伝えねばという思いをくみ取った、素晴らしい翻訳です。タイトル通りペンをとった女性たち、そ

                                                                          第九回日本翻訳大賞 推薦作品リスト1
                                                                        • 『あたらしいサハリンの静止点』読書会レジュメ(その1)

                                                                          この記事についてこの記事は、文芸同人・ねじれ双角錐群メンバーで行われた読書会のレジュメを公開するものです。今回の読書会の課題本は、文芸同人・第三象限によるSFアンソロジー『あたらしいサハリンの静止点』。読書会は前半3作品/後半3作品の2回に分けて開催予定であり、本記事では前半3作のレジュメを公開します。 レジュメは、事前に共有編集状態にして参加メンバー全員で自由に書き込む形式で作成しています。読書会はKindle電子書籍版に準拠して実施し、ページ数などの位置情報はKindleで開いたときの「位置No.」で示しています。 世の文芸同人活動のますますの発展を願います。 『あたらしいサハリンの静止点』についてはこちら 『サハリン社会主義共和国近代宗教史料』(二〇九九)抜粋、およびその他雑記全体的な感想共産主義運動と宮沢賢治の思想が樺太の地で出会い、宇宙開発競争、クローン技術を巻き込んでいびつな歴

                                                                            『あたらしいサハリンの静止点』読書会レジュメ(その1)
                                                                          • 巨人の肩で跳ねる;月ノ美兎の企画の面白さ

                                                                            去年のお正月は寅年にちなんで虎の字で1ページの大半が埋まったりするマンガの感想記事を書きました。 卯年のことしは月ノ美兎委員長の動画・企画の面白さについて話をします。 (埋め込みリンクを動画25・ツイート3・他サイト5くらい張ったから、重いかも……) 記事要約 記事本文 月ノ美兎がパワフルな土産を抱えて帰ってきた そもそも委員長って誰? ▼にじさんじvtuberやこれまでの委員長の一般的な配信スタイルって? 現在の委員長は動画投稿勢。ライブ配信は雑談中心 名監督、月ノ美兎 演者ならではの編集と演出で面白い ▼「大問題でしょ」を「当たり前でしょ」に;正反対な音声と字幕 ▽奇想視聴覚作品『お邪魔しまぁす!』 名登人家、月ノ美兎 既存企画を参考にしたモノも結構ある。でもだからこそ凄さがわかる チョイスがよい チョイ足しがよい ▼付与されたゲーム性 ▽食の臭いを嗅ぎ分け、狩り場をさまよう『配信中に

                                                                              巨人の肩で跳ねる;月ノ美兎の企画の面白さ
                                                                            • 国内&海外SFの年間1位に輝いた作品は? 『SFが読みたい!』ベストSFランキング2022発表!|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                                              毎年恒例の年間SFガイドブック『SFが読みたい!2023年版』が本日発売! 作家や書評家など、SFのプロたち約100人の投票による年間ベストSFランキングや、ベスト1作家のインタビュー&メッセージ、総勢50名の作家・評論家によるスペシャルエッセイ、2023年の各社SF刊行予定など、今年も盛りだくさんの内容となっています。本記事では特別にランキングの一部を公開します。全ランキング&詳細につきましてはぜひ本書をご覧ください! さらに! 本書の刊行を記念したオンライントークイベント「激動の2020年代、日本SFはどこへ向かうのか」が、2月11日(土・祝)に開催されます。今回のイベントでは、10年ぶりとなる本格SF長篇『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』を上梓した長谷敏司さんと、『地図と拳』で第168回直木賞を受賞したハヤカワSFコンテスト出身作家の小川哲さん、同じくハヤカワSFコンテスト出身で、

                                                                                国内&海外SFの年間1位に輝いた作品は? 『SFが読みたい!』ベストSFランキング2022発表!|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                                              • 円城塔が本の雑誌の連載「書籍化までn光年」で取り上げた本のリスト

                                                                                https://anond.hatelabo.jp/20140426234812 の続き 書籍化までx光年 (2019年)持田季未子『セザンヌの地質学』    「セザンヌの山」堀内 明美『愛蔵版 茶箱と茶籠の図鑑99』    「茶箱と趣味」 キャス・サンスティーン『命の価値: 規制国家に人間味を』    「行動経済学で見る"命の価値"」チャールズ・スペンス『「おいしさ」の錯覚』    「味覚の錯覚」スティーブン・スローマン、フィリップ・ファーンバック『知ってるつもり 無知の科学』    「「知ってるつもり」の幻想」三谷純『曲線折り紙デザイン』、ポール・ジャクソン『〈折り〉の設計』    「折り紙の美しさ」藤井一至『土 地球最後のナゾ 』    「「土」の力」ダニエル・ヘラー=ローゼン『エコラリアス 言葉の忘却について 』    「言葉の生死」堀田百合子『ただの文士 父、堀田善衞のこと』  

                                                                                  円城塔が本の雑誌の連載「書籍化までn光年」で取り上げた本のリスト
                                                                                • 大森望、伴名練が厳選した2010年代のSF傑作選 表紙はシライシユウコ

                                                                                  POPなポイントを3行で 大森望、伴名練が厳選した2010年代のSF傑作 神林長平、宮内悠介、野﨑まどらを紹介 2010年代のSFを網羅した本も同時に刊行 早川書房が2010年代の国内SF作家の傑作短篇を集めたアンソロジーを2月6日(木)に刊行する。 編者は劉慈欣(りゅうじきん)さんによる長編SF小説『三体』翻訳者の大森望さんと、異例のヒットを記録したSF短編小説集『なめらかな世界と、その敵』著者の伴名練さん。 本書は日本のSFを牽引するベテラン作家の作品をまとめた『2010年代SF傑作選1』と、10年代デビューの新鋭作家による『2010年代SF傑作選2』の2つに分かれており、大森さんか伴名さんによる詳細なガイドと各巻に2人による熱量の高い序文と解説が収録される。 カバーイラストは故・伊藤計劃さんの『ハーモニー』や、芥川賞受賞作家・円城塔さんによる『エピローグ』の単行本表紙を手がけたことで

                                                                                    大森望、伴名練が厳選した2010年代のSF傑作選 表紙はシライシユウコ