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日銀総裁 黒田 退任の検索結果1 - 32 件 / 32件

  • これか アベノミクスの10年、労働者にツケ…「意外。教科書にはなかった」..

    これか アベノミクスの10年、労働者にツケ…「意外。教科書にはなかった」 元首相の指南役・浜田宏一氏インタビュー https://www.tokyo-np.co.jp/article/237766 「私がアベノミクスの性質を十分に理解していない時、トリクルダウンのようなことをやっていると誤解した。反省している。最近の私はアベノミクスはトリクルダウンではなかったと思っている。今、トリクルダウンを信じてはいない」 —10年間たっても賃金があまり上がらなかったことは予想外だったのか。 「予想外だった。僕は漠然と賃金が上がっていくと思っていた。安倍首相もそう思っていたと思う。賃金がほとんど増えないで雇用だけが増えるようなことに対して、もう少し早く疑問を持つべきだった。普通の経済学の教科書には、需要が高まっていけば実質賃金も上がっていくはずだと書いてある。ツケを川下の方に回すようなシステムで調整され

      これか アベノミクスの10年、労働者にツケ…「意外。教科書にはなかった」..
    • 異次元の10年:黒田日銀総裁、任期残り半年 「異次元緩和」は日本を変えたのか | 毎日新聞

      日銀の黒田東彦総裁の任期満了(2023年4月8日)まで残り半年となった。アベノミクスの下、約10年にわたって「異次元」とも称された大規模金融緩和を主導してきた黒田氏。株価の上昇など一定の成果も上げたが、最近では急激な円安をはじめ弊害が目立つ。黒田・日銀の金融政策は日本経済をどう変えたのか。日銀関係者の声をつないだ。 「目標2年で達成」自信の船出 「これまでとは量的にも質的にも次元が違う緩和だ」。日銀総裁に就任後、初めて開いた13年4月の「金融政策決定会合」終了後の記者会見で、黒田氏は自らが打ち出した大規模な金融緩和策を「異次元」と表現してみせた。 物価安定の目標は2%▽達成期間は2年▽マネタリーベース(供給するおカネの量)は2年で2倍――。会見で黒田氏は政策目標に「2」を並べたフリップまで用意。白川方明前総裁時代の金融政策を「これまでのように少しずつ緩和を拡大するやり方では(2%の物価上昇

        異次元の10年:黒田日銀総裁、任期残り半年 「異次元緩和」は日本を変えたのか | 毎日新聞
      • なぜIMFに「消費税を15%に」なんて言われないといけないのか 「一見中立」な組織の実態

        安倍首相を表敬訪問したクリスタリナ・ゲオルギエヴァIMF専務理事(11月25日、首相官邸ホームページより) IMFは11月25日、「対日4条協議終了にあたっての声明」を発表しました。その内容は多岐にわたりますが、その中で特に注目されたのが、医療や介護などで増える社会保障費を賄うため、「2030年までに消費税率を15%に上げる必要がある」という部分です。 10月に消費税を10%に上げたばかりなのに、その翌月に「15%に上げる必要がある」というのは、あまりに性急な提言であり、それと同時に、IMFという外部の機関から何でそんなこと言われなければならないのかと、反発の声も上がっています。 いったいIMFとはどのような機関で、日本に対してこのような声明を公表する意図はどこにあるのか、その背景について考察していきたいと思います。(ライター・メタルスライム) ●IMFの議決権、日本はアメリカに次いで2番

          なぜIMFに「消費税を15%に」なんて言われないといけないのか 「一見中立」な組織の実態
        • アメリカの住宅ローン金利が6%以上!30年前は日本も金利が高かった - 貯め代のシンプルライフと暮らしのヒント

          30年前わが家の住宅ローン金利は7% 日米の金利差が、円安の原因とされます。 そしてアメリカの住宅ローン金利が、6%を突破したという記事を見ました。 私たちが家を建てた1992年当時は、日本も金利が高く、住宅ローンを7%の固定金利で借りています。 住宅ローンについてお伝えします スポンサーリンク 住宅ローン7%なぜ? 高金利のメリット 日本の金利は? まとめ 住宅ローン7%なぜ? 夫婦仲も金次第です 次女が生まれた翌年の1992年に土地を取得し、家を建てました。 53坪の土地に安普請の注文住宅の合計額は、2,800万円。 金利が高い時期です。 400万円を頭金に入れて、2,400万円の住宅ローンを地元の信用金庫から組みます。 なんと金利は25年の全期固定型で、7パーセント。 金利を含めた総支払額は、5,000万円を超えました。 月々の支払いは約17万円。 年間200万円を払って、ほとんどが

            アメリカの住宅ローン金利が6%以上!30年前は日本も金利が高かった - 貯め代のシンプルライフと暮らしのヒント
          • 異次元の10年:「変化の時」 白川・前日銀総裁は寄稿で何を伝えようとしたのか | 毎日新聞

            日銀の白川方明前総裁が1日、国際通貨基金(IMF)の季刊誌に金融政策の新たな方向性に関する論文(英文)を寄稿した。3ページの簡潔な内容で、タイトルは「変化の時(Time for Change)」。日銀では4月、2期10年にわたり異次元緩和を続けた黒田東彦総裁が退任し、経済学者の植田和男氏が新総裁に就く予定。10年ぶりのトップ交代のタイミングに合わせ、前総裁は何を伝えようとしたのか。 「デフレに対する根拠なき恐怖」 「2008年、(当時英国女王だった)エリザベス2世が、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(英国の大学)の教授に、世界金融危機について尋ねたのは有名な話だ。『なぜ、誰もこの事態を予測できなかったのでしょうか?』。もしチャールズ3世が亡き母の足跡をたどっているなら、インフレ(物価上昇)について同じ質問をするに違いない」 論文は、なぜ主要国の中央銀行が記録的なインフレの発生を防げな

              異次元の10年:「変化の時」 白川・前日銀総裁は寄稿で何を伝えようとしたのか | 毎日新聞
            • 英紙の提言「日銀はイールドカーブ・コントロールをいまこそ撤廃すべきだ」 | 世界中から注目が集まる植田新総裁の方針

              黒田東彦前日銀総裁が任期を終了し、10年ぶりに日銀は新体制を発足させた。学者出身として初めて総裁に就任する植田和男新総裁の政策には、世界中から注目が集まる。英「フィナンシャル・タイムズ」紙の前東京支局長が指摘する日銀の取るべき政策とは。 YCCは撤廃すべき 2023年4月9日、日本銀行総裁に植田和男が就任した。彼が早急に着手すべきは、イールドカーブ・コントロール(YCC)の撤廃である。 YCCは持続不可能であるとか、いまこそ日本の金融政策を「正常化」すべき時なのだといった理由からではない。むしろ逆だ。日本経済が必要とする金融支援策の維持を、より容易にするにあたり、YCCの撤廃は順当な戦略的施策なのだ。 植田に課せられた使命の難しさと、彼が実際に取れる施策の限界は、実のところ誰の目にも明らかである。その使命とは、中央銀行の役割において最も困難な仕事なのだから。 とはいえ、総裁就任に際して植田

                英紙の提言「日銀はイールドカーブ・コントロールをいまこそ撤廃すべきだ」 | 世界中から注目が集まる植田新総裁の方針
              • 日銀黒田総裁の“上級国民”生活!生涯収入11億円超え、億ションは現金で一括購入(2022年6月13日)|BIGLOBEニュース

                「家計が値上げを受け入れている」 6月6日、日本銀行の黒田東彦総裁(77)の都内で開かれた講演会での発言が、庶民の怒りに火を付けている。 「さらに6月3日の参議院予算委員会で、食料品の値上げを感じるかどうか聞かれた際に黒田氏が『スーパーに行ってものを買ったこともありますけれども、基本的には家内がやっておりますので』と語っていたことも火に油となり批判を浴びました」(全国紙記者) 当初は発言を撤回しなかった黒田氏も、8日の財務金融委員会では、「(発言は)まったく適切でなかった」と火消しに追い込まれた。それもそのはず。今年に入ってからの値上げラッシュは、庶民の懐ろに大打撃を与えているのだ。 日本のお金をつかさどる日銀総裁でありながら、値上げに苦しむ庶民に対して、人ごとのような発言をする黒田氏。 彼はいったいどんな人物なのか? 本誌の取材からは、一度もレールを外れたことのない超絶エリートの素顔が見

                  日銀黒田総裁の“上級国民”生活!生涯収入11億円超え、億ションは現金で一括購入(2022年6月13日)|BIGLOBEニュース
                • アダム・トゥーズ「安倍晋三の遺産:イールドカーブ・コントロールと “未亡人製造機 (日本国債空売り)”取引」(2022年7月8日)

                  Chartbook #136: The legacy of Shinzō Abe, yield curve control & the “widow-maker” trade. Posted by Adam Tooze, Jul 8 安倍晋三の暗殺事件は、狂信者による一匹狼的な犯行のようだ。しかし状況が、これを単なる偶発的な事件にしていない。 安倍氏は撃たれたとき、現在日本で争点となっている彼のレガシー(遺産)を巡る選挙活動の渦中にあった。 安倍氏は、紛うことなきナショナリストであり、歴史曲解主義者だった。一方で、彼は今日、東アジアの外交政策における新しい現実主義を推進したことで高く評価されている。彼は、ロシアによるウクライナ侵略と米中間での緊張の高まりを、自身による戦後タブーを破った新しい日本の安全保障政策の正当性の証明とみなしていた。バイデン政権は、カート・キャンベルのような「アジアへ

                    アダム・トゥーズ「安倍晋三の遺産:イールドカーブ・コントロールと “未亡人製造機 (日本国債空売り)”取引」(2022年7月8日)
                  • 黒田東彦・前日銀総裁の「私の履歴書」は1年早過ぎた

                    58年北海道生まれ。81年東京大学経済学部卒。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、2005年に楽天証券経済研究所客員研究員、23年3月から現職。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 金融関係者の間で日本経済新聞の「私の履歴書」が話題になっている。日本銀行の前総裁である黒田東彦氏が、退任早々に書き手として登場したからだ。大いに歓迎すべき点も多いが、「黒田履歴書」を読んでいて常識的に「1年は早かったのでないか」と思う箇所があった。読者はどう思うだろうか?(経済評論家 山崎 元) 日銀前総裁の黒田東彦氏が 「私の履歴書」に話題の登場 日本銀行の前総裁である黒田東彦氏が、日本経済新聞の連載コラ

                      黒田東彦・前日銀総裁の「私の履歴書」は1年早過ぎた
                    • 黒田総裁退任会見にみる日銀金融政策の総括 - 銀行員のための教科書

                      黒田日本銀行(日銀)総裁が退任しました。10年間と歴代最長の就任期間を誇った黒田総裁の退任は一つの時代が終わったとも感じられます。 この黒田日銀総裁の退任記者会見の内容は報道もされていますが、実際のやり取りをみると日銀の大規模金融緩和に対する日銀の総括が分かりやすく示されており、非常に理解しやすいのではないかと思います。 今回は、黒田日銀総裁の退任記者会見の内容を抜粋し、皆さんと日銀の金融政策について確認していきたいと思います。 金融緩和の成果と課題 10年間の金融緩和の教訓 物価目標実現の時期 物価2%目標が達成できなかった理由 2023年度の物価上昇率が低下する予測について 最後に 金融緩和の成果と課題 日銀が2023年4月10日に同年同月7日に行われた黒田総裁退任記者会見内容を文面にして公表しています。以下はその抜粋です。新聞等での報道では新聞社のスタンスや記者・解説者の考え等が反映

                        黒田総裁退任会見にみる日銀金融政策の総括 - 銀行員のための教科書
                      • 日銀人事、140年の歴史で「女性ゼロ」でも問題視されない異様さ。英機関「日本は前進の機会が5年遠のいた」

                        2013年から10年間日銀総裁を務めてきた黒田東彦氏が4月8日で任期を終える。後任には、元日銀審議委員で経済学者の植田和男氏が、副総裁には内田真一・日銀理事と氷見野良三・前金融庁長官が決まった。 2月にこの人事が発表されると、「バランスの取れた陣容」「手堅い布陣」というようにポジティブに評価する識者や金融業界関係者たちの声が多く報じられた。金融界を強い不透明感と不安が覆うなか、まずは一安心という雰囲気だった。 これらの報道を見ながら疑問に思ったことがある。 黒田氏退任が迫り、昨年秋ごろから日本のメディアで次期日銀人事について報じられるようになるなかで、「今回は、正副総裁のうち一人は女性になるのでは」という観測がそれなりに広く語られていたと記憶していたのだが、結果的に今回の人事に女性が一人も選ばれなかったことについては、完全にスルーされていたからだ。 後で詳しく述べるが、人事発表からしばらく

                          日銀人事、140年の歴史で「女性ゼロ」でも問題視されない異様さ。英機関「日本は前進の機会が5年遠のいた」
                        • 首相ディナビッグの誕生 - 首相ディナビッグの誕生(OjohmbonX) - カクヨム

                          2033年、ディナビッグが日本国の内閣総理大臣に就任した。女装家の男性が首相となるのは日本初であり、海外メディアも「ドラァグクイーンがジャパンのPMに」と報じて話題をさらったのだった。 共産党が組み込まれたことも「ジャパンでコミュニストパーティが政権に」と話題になったが、正確には閣外協力だった。 ■来歴 ディナビッグは本名を朽木大膳(くちき だいぜん)と言った。新卒で大手商社に就職し、36歳の時に出版社が主催するエンタメ系小説の公募の賞を受賞して作家となった。必ずしも小説家への強い志があったわけでもなかった。筆名のディナビッグは、本名の「大膳」を英訳したビッグ・ディナーから、適当に決めたものだった。 38歳で商社を退職した後、公の場では女装で登場した。39歳で直木賞を受賞。受賞者記者会見でオネエ言葉でまくし立てる姿が世間に受け、様々なテレビ番組へ出るうちにテレビタレントとなっていった。既に

                            首相ディナビッグの誕生 - 首相ディナビッグの誕生(OjohmbonX) - カクヨム
                          • 異次元の10年:思考停止が生んだ「空白の7年」 日銀キャップ経験者が語る総裁交代/3 | 毎日新聞

                            政府は日銀の黒田東彦総裁の後任に、経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏を充てる人事案を決めました。黒田総裁が主導した異次元緩和は日本経済に何をもたらしたのか。日銀の取材チームの「キャップ」を経験した記者が振り返ります。今回は2016~19年に日銀キャップを務めた坂井隆之記者です。 熱狂は3年で冷め 10年は長すぎた。せめて1期5年で道を譲るべきだったのではないか。まもなく退任する黒田東彦総裁に対する私の率直な感想だ。 就任当初の印象は強烈だった。13年4月に「2年で物価上昇率を2%にする」と掲げて異次元緩和を開始すると、外国為替市場で円安・ドル高が進み、株価も急騰した。私は当時ロンドン支局に勤務していたが、金融街シティーで働く日本人駐在員たちが「日銀総裁の写真がFT(フィナンシャル・タイムズ)一面を飾るのを初めて見た」と沸いたのを覚えている。 それまで日銀取材を3度担当し、リフレ政策に懐疑

                              異次元の10年:思考停止が生んだ「空白の7年」 日銀キャップ経験者が語る総裁交代/3 | 毎日新聞
                            • 植田新総裁は何を目指すのか 日銀ウオッチャー加藤出氏語る | 毎日新聞

                              「年2%のインフレ目標は本当に正しかったのか」。黒田東彦(はるひこ)前日銀総裁が進めた大規模金融緩和政策について懐疑的な声を上げるのは、シンクタンク「東短リサーチ社長」でチーフエコノミストの加藤出(いずる)氏だ。国債の大量買い入れで日銀の資産が膨れ上がる中、4月に就任した植田和男総裁がいったいどのようにして金融政策正常化を進めるのかにも関心が集まる。加藤氏が大阪市内であった講演で大胆に予測した。【まとめ・山本直】 「大胆な金融緩和で復活」狙ったが…… 黒田前総裁時代の10年間に実施された異例の大規模緩和は日本経済に何をもたらしたのでしょうか。日銀は国債をどんどん買い入れてすさまじい勢いで膨張し、現在ではGDP(国内総生産)比130%を超えています。 背後には、日本経済が長く低迷した主因は、日銀の金融緩和が不十分だったせいでデフレが起きたからだという考え方がありました。ですから年2%というイ

                                植田新総裁は何を目指すのか 日銀ウオッチャー加藤出氏語る | 毎日新聞
                              • 金融政策、限界みえた10年緩和 黒田東彦総裁あす退任 - 日本経済新聞

                                【この記事のポイント】・黒田日銀総裁が8日、任期を終え退任する・異次元の金融緩和で過度な円高は修正された・本質的な問題解決には至らず、限界もみえた日銀の黒田東彦総裁は8日、史上最長の10年の任期を終え退任する。デフレ脱却に向けた「3本の矢」の一つである異次元の金融緩和を続け、過度な円高の修正や株高につなげた。半面、緩和下で財政規律は緩み、成長戦略を通じた日本経済の潜在成長率や賃金の底上げという本

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                                • 次期日銀総裁・植田和男氏が挑む「経済界で最悪の仕事」(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース

                                  世に「毒杯」のような仕事は数あれど、日本銀行の次期総裁ほどそう呼ぶにふさわしい職もあるまい。4月に退任する黒田東彦総裁の後任に日本政府が選んだ植田和男氏は、経済の世界で「最悪の仕事」と言っても過言ではない任務を引き受けることになる。 植田氏の起用はサプライズだったが、岸田文雄首相は賢い選択をしたように思える。植田氏は下馬評には名前があがっていなかったが、マサチューセッツ工科大学(MIT)で研さんを積んだ経済学者であり、1998年から2005年まで日銀の審議委員を務めるなど過去に日銀で働いた経験もある。 予想外の人選となった理由の1つは、岸田が第一候補と考えていた日銀の雨宮正佳副総裁に断られたからだ。雨宮副総裁は、約23年におよぶ量的緩和の手じまいをしなくてはいけなくなる仕事は引き受けないほうがよと考えた。また、日本の国内総生産(GDP)を超える700兆円規模に膨らんだ日銀のバランスシートを

                                    次期日銀総裁・植田和男氏が挑む「経済界で最悪の仕事」(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース
                                  • 新旧日銀総裁、語録に透ける緩和姿勢 植田氏「魔法は不要」 - 日本経済新聞

                                    大規模な金融緩和を続けてきた日銀の黒田東彦総裁が8日に退任し、経済学者の植田和男氏が9日、後任に就いた。黒田氏は金融緩和を「経済、物価の押し上げ効果を発揮し、デフレではなくなった」と総括したが、10年間の緩和には副作用も残る。新旧総裁の言葉を比べて、新体制での金融政策の行方を占う。引き継がれる緩和の副作用「これまでと次元の異なる金融緩和だ。戦力の逐次投入をせず、現時点で必要な政策をすべて講じ

                                      新旧日銀総裁、語録に透ける緩和姿勢 植田氏「魔法は不要」 - 日本経済新聞
                                    • 「日本は借金が莫大で財政は危機的」というまやかし…岸田政権が増税連発する裏側

                                      日本銀行本店(「Wikipedia」より) 『ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルト』(フォレスト出版)。そんなおどろおどろしいタイトルの本が、バカ売れしている。5月22日に発売後、売上をグングン伸ばし、3週間で4万部を突破。同ジャンルの書籍としては異例の売れ行きで、アマゾンでは、発売直後から経済学ジャンル1位の座をキープし続けている。 著者は、20年前に『年収300万円時代を生き抜く経済学』(光文社)で一世を風靡した経済アナリストの森永卓郎氏。柔和な笑顔で、難解な経済の仕組みをわかりやすく解説してくれる森永氏が「人生の集大成」として取り組んだのが“ザイム真理教”だったという。 いったい、どんな内容なのか。本人に、そのカラクリをじっくりと話してもらった。 「岸田文雄総理が、このまま緊縮財政に取り組めば、日経平均株価は、現在の10分の1の3000円になっても不思議ではありません。

                                        「日本は借金が莫大で財政は危機的」というまやかし…岸田政権が増税連発する裏側
                                      • 後継者のために最善でないことするのはあり得ない=黒田日銀総裁

                                        3月15日、日銀の黒田東彦総裁(写真)は、衆院・財務金融委員会で、債券市場の機能度低下を是正してから退任すべきだったのではと問われ、「(自身の)後継者のためにその時点では最善でないことでもやることはあり得ない」と述べた。写真はワシントンで2019年10月撮影(2023年 ロイター/Carlos Jasso) [東京 15日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は15日、衆院・財務金融委員会で、債券市場の機能度低下を是正してから退任すべきではと問われ、「(自身の)後継者のためにその時点では最善でないことでもやることはあり得ない」と述べた。

                                          後継者のために最善でないことするのはあり得ない=黒田日銀総裁
                                        • アベノミクスの総括的検証① 企業利益拡大で株価大幅上昇|山崎 慧 / 三井住友DSアセットマネジメント|note

                                          新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省や首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。 安倍首相は自身の健康問題による退任を発表しました。日本憲政史上最長となる7年8ヵ月の実績で最も議論の分かれるのは経済政策、いわゆるアベノミクスの評価でしょう。本日から数日間にわたって、第二次安倍政権発足(2012年12月26日)直後の2013年1月から新型コロナウイルス禍前の2019年12月までの7年間を対象に、アベノミクスの総括的検証を行いたいと思います。 アベノミクスは「大胆な金融政策」、「機動的な財政出動」、「民間投資を喚起する成長戦略」の3本の矢からなる経済政策です。 このうち、

                                            アベノミクスの総括的検証① 企業利益拡大で株価大幅上昇|山崎 慧 / 三井住友DSアセットマネジメント|note
                                          • 『検証 安倍政権 -保守とリアリズムの政治-』|松浦晋也の“読書ノート”

                                            第63回 『安倍三代』と整合する安倍晋三像を求めて 『検証 安倍政権 -保守とリアリズムの政治-』 (アジア・パシフィック・イニシアティブ、文春新書) 最初に。没後1年8か月を経て、歴史的人物として評価する時期が始まったと考えるので、以下「安倍さん」でも「安倍氏」でもなく、安倍晋三と表記する。 前回取り上げた『安倍三代』(青木理 著、朝日新聞出版、2017年)では、安倍寛(あべ・かん、1894~1946)、安倍晋太郎(あべ・しんたろう、1924~1991)、安倍晋三(あべ・しんぞう、1954~2022)という安倍家三代の政治家の肖像を徹底した取材で描き出していた。著者は安倍晋三が、祖父・父と比べて異質であると指摘していた。著者の青木氏が関係者から引き出した安倍晋三像は「要領は良いが、飛び抜けて優秀なわけでも、全くダメなわけでもない。優しいが影は薄い」というものであり、要約すると「信念がない

                                              『検証 安倍政権 -保守とリアリズムの政治-』|松浦晋也の“読書ノート”
                                            • 安部首相辞任!:「黒田総裁の次は誰もやりたくない」ジャーナリスト・大学教授・元日銀幹部による覆面座談会 | 週刊エコノミスト Online

                                              次期首相の模索が進む中、日銀はどこに向かうか。日銀ウオッチャーたちの視点から展望した。 (構成=編集部) ── 安倍晋三首相の自民党総裁としての任期は残り1年余り。「ポスト安倍」を巡る動きが活発化してきた。首相が辞めると、日銀の黒田東彦総裁も辞めるか? ■ジャーナリストA 辞めるのではないか。黒田総裁は2018年4月に再任したが、2期目はそもそもやりたくなかったはず。政治側がサポートしてくれる、という前提でやってきたから、その前提が崩れれば途中退任はあり得る。 ■元日銀幹部A 誰が次の首相になるか次第だが基本的には、黒田総裁は23年4月までの任期を全うするだろう。首相交代で辞めたらさすがに「中央銀行の独立性」の体裁を保てなくなる。 ■ジャーナリストB 続投以外、考えにくい。もし黒田総裁も交代となると、2%物価目標の旗を降ろして大規模緩和の修正が始まるという思惑が市場に働き、円高が急激に進む

                                                安部首相辞任!:「黒田総裁の次は誰もやりたくない」ジャーナリスト・大学教授・元日銀幹部による覆面座談会 | 週刊エコノミスト Online
                                              • 安倍政治の「落とし穴」になった政権スタート時の「成功体験」 - 星浩|論座アーカイブ

                                                安倍政治の「落とし穴」になった政権スタート時の「成功体験」 権力行使や人事権のあり方を軌道修正することなく歴代最長政権に幕 星浩 政治ジャーナリスト 「一強」を誇った歴代最長の政権が幕を閉じる。安倍晋三首相は8月28日、持病の潰瘍性大腸炎の悪化を理由に退陣を表明。第2次安倍政権が発足してから7年8カ月、長期に及んだ政権に終止符が打たれた。 アベノミクスによる景気浮揚にはじまり、集団的自衛権の行使を容認する安全保障法制の整備、森友・加計問題など功罪が交錯するこの政権は、日本政治の中でどんな意義を持つのか? そして今後の展望は――。随時、シリーズで考えてみたい。 異次元の緩和で上々のスタートを切ったが…… 首相官邸で行われた退陣表明の記者会見。終始、沈鬱な面持ちだった安倍首相が、誇らしげな表情を見せた場面があった。政権のレガシー(政治的遺産)は何かと尋ねられたときだ。 「20年続いたデフレに3

                                                  安倍政治の「落とし穴」になった政権スタート時の「成功体験」 - 星浩|論座アーカイブ
                                                • 金融政策の何がどう変わったのか――「大胆な金融緩和」と「共同声明」の10年を振り返る/中里透 - SYNODOS

                                                  昨年末に行われた日本銀行の政策変更(長期金利の変動幅の拡大)は大きなニュースと受けとめられ、公表後には為替が大きく円高方向に振れて株価は下落した。この政策変更を10年近くに及ぶ異次元緩和の大転換ととらえる向きもある。 もっとも、このような受けとめ方については一定の留意が必要かもしれない。日銀が金融引き締めの方向への政策転換を行うにあたっては、消費者物価指数の上昇率(前年同月比)が安定的に2%を上回って推移することがその前提となるが、物価の基調的な動きを規定する実体経済の動きは極めて緩慢なものとなっているからだ(2022年7~9月期の時点では約10兆円、GDP比2.0%の需要不足が残存)。消費や生産の動向にはなお弱さが残り、足元の水準はいまだにコロナ前(2019年10月の消費増税前)の水準にたどり着いていない(「9割経済」の継続)。 「物価高」が社会問題となる中にあって、物価の先行きについて

                                                    金融政策の何がどう変わったのか――「大胆な金融緩和」と「共同声明」の10年を振り返る/中里透 - SYNODOS
                                                  • 社説:黒田日銀総裁の退任 無理重ね禍根残した10年 | 毎日新聞

                                                    長期にわたって緩和一辺倒の金融政策を取り続け、日本の将来に大きな禍根を残した。 4月で任期が切れる日銀の黒田東彦総裁が、最後の金融政策決定会合を終えた。記者会見で「この10年で経済が発展し、デフレでない状況になった。ただ、残念ながら2%の物価安定目標の達成には至っていない」と語った。 鳴り物入りで2013年に登場し、アベノミクス「三本の矢」の中核を担った。 就任に当たり、それまでの日銀の政策について、デフレの長期化を招いたと強く批判した。「戦力の逐次投入はしない」と見えを切り、国債を大量購入する異次元の緩和策を導入した。 円安や株高を演出し、大企業の収益を一時的に押し上げたのは確かだ。しかし、当初、「2年程度で実現する」と豪語した2%目標は達成できず、賃上げを伴う経済の好循環は実現していない。 失敗が明らかになっても、マイナス金利や長期金利の誘導目標の導入など、「禁じ手」とも言える緩和策を

                                                      社説:黒田日銀総裁の退任 無理重ね禍根残した10年 | 毎日新聞
                                                    • 植田和男・日銀総裁、緩和修正へ4つの関門 待ち構える投機筋 金融PLUS 金融部長 河浪武史 - 日本経済新聞

                                                      日銀の植田和男総裁体制が9日に始動した。黒田前体制による異次元緩和の修正が検討課題となり、そこには4つの関門が待ち構える。長期金利や円相場の過度な変動を防ぎながら、世界的な銀行システム不安にも対処しなければならない。市場のコントロールに手間取るようなら、政治からの圧力も再燃するだろう。「次期体制の課題は長い金融緩和の点検と修正だ」。3月に退任した雨宮正佳前副総裁はそう周囲に語っていた。植田氏は

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                                                      • 資産の備蓄と疎開をしっかり行う年に

                                                        2023年になりました。 日銀は事実上金利を0.25%から0.50%に 引き上げました。 まもなく黒田総裁は退任となりますが これは竹下内閣の消費税導入と同じで 将来金利を上げる布石という面もある と思いますが、一番は東洋経済オンラ インの岩崎博充氏の記事にあることに (以下に引用する3点に)集約される と思われます。 以下に引用いたします。 ------------------------------------------------ ■市場の圧力に負けた? 3. 国債市場の存続不安に日銀が負けた? 昔から金融市場には「中央銀行には逆らうな」 という格言があるが、今回はマーケットが 日銀に勝ったと言っていいだろう。 ここ数カ月、日本の10年物国債の取引は 「取引成立せず」が続いていた。 10年物国債に限っては、日銀が金利の上限を 0.25%と定めていたために、日銀しか国債の 買い手がい

                                                        • 安倍首相の突然の辞任で闇に葬られた「アベノミクスの謎」とは

                                                          欧米豪経済担当エコノミスト、香港におけるアジア株運用などを経て、現在はアセットアロケーションおよびマクロ系のファンド運用を担当。1985年生。2008年慶大卒。CFA協会認定証券アナリスト。 政策・マーケットラボ 日々起きている政治・マクロ経済・マーケットの動きを、専門家の執筆陣が鋭く分析する。投資や事業運営の方針を立てる上で役立つ「深い知見」を身に付けよう。 バックナンバー一覧 金融緩和は大きな効果 企業利益拡大で株価も上昇 安倍首相は自身の健康問題による退任を発表した。日本憲政史上最長となる7年8ヵ月の実績で、最も議論が分かれるのは経済政策、いわゆるアベノミクスの評価だろう。以下では、第二次安倍政権発足(2012年12月26日)直後の2013年1月から、新型コロナウイルス禍前の2019年12月までの7年間を対象に、アベノミクスを総括的に検証する。 アベノミクスは「大胆な金融政策」「機動

                                                            安倍首相の突然の辞任で闇に葬られた「アベノミクスの謎」とは
                                                          • NHK新会長に稲葉延雄氏 “日銀総裁になれなかった男”が公共放送トップに選ばれた経緯と評判|日刊ゲンダイDIGITAL

                                                            NHKの新会長に5日、元日本銀行理事の稲葉延雄氏(72)が選出された。外部出身の会長は6人連続。現会長の前田晃伸氏は1期で退く。稲葉氏は来年1月25日に就任予定で任期は3年となる。 稲葉氏は静岡県出身。1974年に東大経済学部卒業後、日銀に入行し、考査局長や理事を歴任した「日銀プロパー」だ。2008年からリコー特別顧問に転じ、取締役会議長などを務めた。 「日銀時代は企画畑のエースであり、入行時から自他ともに認める『将来の総裁候補』でした。実際、13年3月まで総裁だった白川方明氏の『次は稲葉で決まり』といわれたが、12年12月の第2次安倍政権の発足で潮目が一変。官邸主導の“横やり”人事により、いわゆる『リフレ派』の黒田東彦氏が総裁に就任し、現在に至るわけです」(日銀関係者) 稲葉氏は今年6月にリコーの取締役会議長を退任。今もリコー経済社会研究所参与の肩書こそ残るが、一線を退いた直後にNHK会

                                                              NHK新会長に稲葉延雄氏 “日銀総裁になれなかった男”が公共放送トップに選ばれた経緯と評判|日刊ゲンダイDIGITAL
                                                            • 日本国債の空売りを開始、植田新総裁で長期金利上昇を予想 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート

                                                              日銀の新総裁に経済学者の植田和男氏が就任すると見られることを受け、日本国債の空売り(価格が下落すれば利益が出るトレード)を開始する。筆者の意見では、このトレードはリスク・リワード比が非常に良い。以下に理由を説明したい。 遂に始まった日銀の実質利上げ ことの発端は4月に現日銀総裁の黒田氏が退任する予定になっていること、そしてその黒田氏が去年12月、恐らくは岸田政権に迫られて長期金利の実質利上げを行なったことである。 日銀がYCC変更で長期金利の上昇を許容、日本も金利上昇による景気後退へ (2023/3/2) イールドカーブコントロールと呼ばれる金融政策により、日本の長期金利はそれまで0.25%という低い水準に保たれていた。それが2022年の円安と、それにともなう輸入物価高騰をもたらしたことは、前回の記事で説明している。 踏み絵のように緩和支持を言わされる日銀の植田新総裁と新副総裁たち 黒田氏

                                                                日本国債の空売りを開始、植田新総裁で長期金利上昇を予想 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
                                                              • folio、WealthNavi、ON COMPASSの運用実績2022.10.11 - ロボアドバイザー比較実証ブログ

                                                                日銀の黒田総裁が任期途中で退任するらしい。 残り半年の任期満了を待たずに退任すると言うことは、少しでも早く金融緩和政策を転換して円安を是正したいということか? 次の日銀総裁は、もう少し臨機応変に対処できる人がいいな。 #ウクライナに栄光あれ! 〈今日の評価額〉 folio おまかせ投資                      102,901円(+2.90%) WealthNavi(ウェルスナビ)        100,727円(+0.72%) ON COMPASS(オンコンパス)    106,051円(+6.05%) (2021年6月11日開始来の利率) 〈参考〉 日経平均株価  26,401円(-714) NYダウ  29,202㌦(-93) NASDAQ100 10,926㌦(-112) S&P500 3,612㌦(-27) (前日比)

                                                                  folio、WealthNavi、ON COMPASSの運用実績2022.10.11 - ロボアドバイザー比較実証ブログ
                                                                • 安倍首相、台風15号被害を激甚災害と見なさず千葉県民を見捨てる! - 白坂和哉 デイ ウォッチ

                                                                  国内政治 2019.09.13 2023.05.28 安倍首相、台風15号被害を激甚災害と見なさず千葉県民を見捨てる! Photo by : NHK NEWS WEB 「安倍首相 停電復旧に全力挙げる考え強調」 9月11日、安倍首相は記者会見で、台風15号による影響で発生した停電の復旧に全力を上げる考えを強調しましたが、内容は前日の菅官房長官による政府見解を ”オウム返し” したものに過ぎませんでした。 Introduction:台風15号による千葉県の被害は日を追うごとに甚大さを増しています。 9月13日の金曜日。朝5:00現在、千葉県全体の停電の状況は未だに30万件を超えています。 先進国家・日本において、あまりに情けない状況ではないでしょうか? 一体、なぜこのような悲惨なことになったのか? なぜ復旧が遅々として進まないのか? 答えは明確。 「台風15号被害」は安倍首相による ”人災”

                                                                    安倍首相、台風15号被害を激甚災害と見なさず千葉県民を見捨てる! - 白坂和哉 デイ ウォッチ
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