土地それぞれに、“ならでは”の味あり。私の旅の楽しみ方は、「その土地で愛されてきた食べもの」を訪ね、味わう。これに尽きます。 こんにちは、各地のローカルフードや郷土メシを愛するライター、白央篤司(はくおうあつし)と申します。今回はJR東京駅から新幹線で最速2時間44分、青森県の東部にある、八戸市を旅してきましたよ。 太平洋に面する八戸は、港町として栄えてきました。海の幸に恵まれ、個性ある食文化が今も根付いています。 繁華街がギュッとまとまっていて、飲食店を周りやすいのも嬉しいところ。青森・八戸の郷土メシを巡る1泊2日の旅、しばしお付き合いください。 本八戸に到着。地元の人におすすめされた居酒屋で、八戸の魚介に舌鼓 今回は、八戸駅に夕方ごろ着くよう新幹線に乗り込みました。八戸駅からはJR八戸線に乗り換えて、8分ほどで市街地の本八戸駅に到着します。 駅から10分ほど歩くと、飲食店やデパート、ホ